転醒編

舞台

舞台は「分断された六世界(フラグメント・ヘキサ)」。

創界神ディオニュソスを打倒した創界神アレックスは、創界神としての力の使い方を含めた記憶を失い、フラグメント・ヘキサでヴィーナと出会った。

勢力

アレックスとヴィーナ

赤の世界

竜人やドラゴンが多く住む世界。「ドラゴンの里」が存在する。

紫の世界

3人の吸血鬼「三源爵」に支配されている世界。

緑の世界

神樹と呼ばれる大きな木を中心に8つの森に分けられており、その中心には大神樹の森が存在する世界。

白の世界

黄の世界

五英雄 星霊の乙女メルティアナは五英雄としてロンバルディアとの決戦に参戦した。

青の世界

競技大会が盛んな世界。クロノス軍の襲撃によって「バトルオリンピア」中止の危機に瀕する。

創界神イザナギ&イザナミ

フラグメント・ヘキサと呼ばれることになる世界を生み出した二人一組の創界神。後にアマハラの創界神三姉弟を生み出すこととなる。
実はストーリー上で存在が明らかになる前に、ヴィーナが「ビビる」という言葉を使っており、フラグメント・ヘキサとアマハラの関わりの伏線は張られていた。

クロノス

クロノスの敵対勢力

その他

戦いの軌跡

『創世書記』新5章新6章

エジットによるウルへの侵攻の時点から戦いを裏で操っていた創界神ディオニュソスとの決戦後、平和が戻ったものの、次代の盟主と見込まれていたアレックスは行方知れずとなっていた。
オリンでは創界神ゼウスの後継者に創界神アポローンが擁立されようとしていたが、創界神サラスヴァティーをはじめとするインディーダの面々や創界神アマテラスは5勢力の盟主探しに頭を悩ませていた。

『創世書記』追記

アレックスを探すロロは時空を超えて全次元を彷徨ったが、見つけ出すことは叶わなかった。
実はアレックスはある創界神の思惑によりとある世界に飛ばされていたのだ。
ロロも同じ世界を訪れていたのだが、そこが自分の世界であることに気づかずに立ち去ってしまった。
ロロが去ったあと、世界をつなぐゲートの前で目覚めたアレックスは道化竜を連れた少女と出会う。

『界事紀』第1章

アレックスと出会った少女・ヴィーナは彼女に興味を抱きつつ、アレックスを連れて本来の目的である世界の調査に向かう。
フラグメント・ヘキサでは大地が6つに分断される異変が起こっており、特殊なゲートを用いなければ行き来ができなくなってしまっていたのだ。

最初に向かったのは赤の世界。そこでは本来共存しているはずのないドラグノとリューマンが共存しており、謎に包まれた転醒スピリットが跋扈していた。
燃え盛る竜人からかろうじて逃げ出し、拠点に戻ったヴィーナは拠点である緑の世界に戻り、蛇族の知恵を借りるため次なる目的地を紫の世界に定める。

紫の世界を訪れると貴族たちがアレックスの血を求めて襲い掛かる。アレックスの名前を知ることができたが転醒スピリットを前に成す術のない一行は白の世界に飛び込む。

白の世界では機械の獣たちとヴィーナのデータにない機械の兵士たちの争いに巻き込まれてしまうが、機械の兵士はアレックスを見た瞬間棒立ちになる。
一行は白の世界の住人たちに勝利の女神として迎え入れられるが、アレックスが輝きだし、分断されたエリアをつなぎ合わせる。

アレックスの記憶を取り戻すことで事態を解決できると見込んだヴィーナはアレックスの記憶を刺激するため青の世界へ向かう。
青の世界で一行は機械の兵士を連れた巨人が世界を分断しているところに遭遇する。その集団は取り逃がしたものの、一行は事態の核心に迫りつつあった。

『界事紀』第2章

ヴィーナとアレックスは再び赤の世界を訪れた。アレックスはX異種のスピリットに反応を示す。
それを見たヴィーナはX異種が多いドラゴンの里に向かうが、ドラゴンの里では世界を破壊する一味に再び遭遇する。

紫の世界に逃げ込んだ一味を追う一行に世界破壊兵器三災獣・海災ディザイアタンが襲い掛かる。
アレックスが発する光によってディザイアタンを打倒することに成功する。
倒れてしまったアレックスの療養のため緑の世界に戻った一行を待ち受けていたのは次なる災獣三災獣・地災ビヒモドス

アレックスが戦えないため白の世界のアレックスが作り出したエリアに逃げ込むヴィーナたち。そこでヴィーナはアレックスが作り出した白の世界のエリアは消滅した世界が元に戻ったものだと知る。
目覚めたアレックスは「誰かを探す使命を受けていたこと」「ストーンサークルの風景」を思い出していた、一行はストーンサークルのある黄の世界に向かう。

導魔の里のストーンサークルでアレックスがタリスマンを手にした瞬間、三災獣・空災デスト・ジーズが襲い掛かる。
アレックスはタリスマンをヴィーナに託し、デスト・ジーズ軍団に連れ去られてしまう。
アレックスを探すヴィーナたちは世界の各地を飛び回り、タリスマンが反応を示す青の世界にやってきた。

『界事紀』第3章

青の世界ではエリアの消滅が起こっていた。消滅したエリアでは巨大な宝石とそれを巡り争うスピリットたちがいた。
宝石を破壊しようとしていたのは世界を破壊していた一味だった。

他のエリアの宝石の調査のため赤の世界にやってきたヴィーナたちは、巨大な宝石が砕け散った周りで異魔神に守られたドラグノたちと巨大なドラゴンの戦いに遭遇する。
ドラグノたちがドラゴンを打倒すると消失していた世界が復活する。

さらなる情報収集のため訪れた紫の世界では竜騎士たちも宝石=「創界石」を監視・保護していた。

いったん緑の世界に戻り資料を漁るヴィーナは「創界神」というキーワードに触れる。

新たな情報を求めて白の世界にやってきたヴィーナを三天神の使者が出迎える。
三天神は創界神デメテールが世界に仕込んだ大創界石を守護する任に就いていた。
創界石は戦うスピリットたちのエネルギーを蓄積し、異魔神を生み出す力を持っていた。
アレックスが創界神であること、彼女もまたデメテールによってフラグメント・ヘキサに送り込まれたこと、デスト・ジーズにさらわれた後敵の手から逃げ出し最低2つのエリアを生み出していることが明かされる。
さらに敵の名が創界神クロノスであること、その目的が「フラグメント・ヘキサを自分の意のままに操れる新たな世界に再構築すること」も明かされ、ヴィーナの次なる目的はクロノス軍より早くアレックスにたどり着き、3つの大創界石を解封することに定まった。

『界事紀』第4章

クロノスはフラグメント・ヘキサを生み出した創界神・イザナギとイザナミを捕らえ、フラグメント・ヘキサを彼らの影響下から切り離そうとしていた。
助力を得るためにイザナギとイザナミを探すヴィーナは、イザナミを見つけるが、すでに力を奪われ封印されており成す術なかった。
そんなヴィーナの前にアレックスが現れるが、彼女はイザナミから何かを奪い立ち去ってしまう。
アレックスは時の監視者ロンバルディアにより操られていた。

封印されかかっているイザナギを巡り戦うヴィーナ・イザナギの眷属・アレックスにより復活したエリアのスピリットたちとロンバルディア・アレックス。
転醒するロンバルディアを前にヴィーナに対しイザナギがタリスマンを通して力を託す。
解封されたタリスマンと同化した大地の御子ヴィーナはロンバルディアの相手を大創界石スピリットに任せ駆け付けた五英雄と共にアレックスに突撃する。
正気に戻ったアレックスはイザナギの封印を破り、イザナギ・アレックス・五英雄の総攻撃がロンバルディアに叩きつけられる。
かくしてロンバルディアは倒され、いったんは世界の平和が戻った。タリスマンは五英雄とヴィーナが封印することになった。

しかし、クロノスとの本当の戦いはここから始まる。

龍神伝

伝承の形式で語られており、時系列は不明。

絶対なる幻龍神アマテラス・ドラゴン。その光は祝福の光かと思われていたが、実際は破壊の光だった。
顕現したアマテラス・ドラゴンに対し英雄龍ロード・ドラゴンX爆氷の覇王ロード・ドラゴン・グレイザーX率いる覇王軍団が立ち向かう。
劣勢になるも爆炎の覇王ロード・ドラゴン・バゼルXへの転醒と超覇王ロード・ドラゴン・セイバーXへの融合が決め手となりついにアマテラス・ドラゴンは倒れ伏す。
アマテラス・ドラゴンは光となって大地に還り、その加護ゆえか作物が育ちやすく平和な土地となった。
歴代の覇王はその聖域を守る任を代々受け継ぎ、超覇王は王の座に就いた。
その後長い時を経ても、その土地では1年に1回感謝を込めてアマテラス・ドラゴンを祀る行事が行われている。

六天軍VS陰陽領

時系列は不明。
陰陽皇リクドウが黄泉の国におり、天魔王ゴッド・ゼクスが黄泉の国にいないことから烈火伝と違う歴史を辿った世界の物語の可能性もある。

天魔王ゴッド・ゼクスの遣いとして「黄泉の国」にやってきた妹・クィーン・お市
領地の長である六絶神 欲望のデス・ガル・ヴァドスがいるはずの場所にやってくるがなぜかそこには陰陽皇リクドウがいた。
デス・ガル・ヴァドスを吸収し強大な力を得たリクドウは陰陽師たちと共に地上に戻ろうとしていた。
そこに帰りの遅いお市を心配したゴッド・ゼクスら六天軍が駆け付けた。
六天連鎖をものともしないリクドウに対しゴッド・ゼクスは六天転醒を発揮してこれを打倒。
リクドウと分離したものの疲弊していたデス・ガル・ヴァドスは六天軍に黄泉の国を預ける。
黄泉の国を気に入ったゴッド・ゼクスはこれを承諾し、六天軍はまず黄泉の世界の天下統一を目指すのだった。

関連項目

背景世界
『界事紀』

外部リンク

公式サイト 転醒編の世界観



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Last-modified: 2021-12-28 (火) 17:40:42