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テキストのルールと発揮、使用、発動の概念について†
●目次
可能な限り実行する†
効果が発揮されるとき、その場の状況がどうであれ、効果に書かれたできる限りのことを実行する。
フィールドに効果を受ける対象がひとつも存在しなくても、カード効果は使用/発揮できる。(空打ち)
- デッドリィバランス(BS01-125)は相手のフィールド、もしくは自分のフィールドにしかスピリットが居ない、またはお互いにスピリットをコントロールしていない場合でも使用できる。
- フィールドに【装甲:赤】を持つスピリットしかいない状況であってもフレイムサイクロンを使用することができる。
- 氷の覇王ミブロック・バラガンLv2効果のように「好きなだけ」とある記述で数を指定する必要があるとき、下限である0を指定してもよい。
- マジックの使用が何も影響を及ぼさなかった場合でも、マジックの効果の使用自体は行われているので作戦参謀フォクシンの能力ではカウントされる。
- マジックの使用が何も影響を及ぼさなかった場合でも、マジックの効果の使用自体は行われているので魔導双神ジェミナイズで他のマジックカードをコストを支払わずに使用できる。
- 自分が『このスピリット/ブレイヴの召喚時』効果を発揮した場合、その対象が存在しなくても、相手は【バースト:相手の『このスピリット/ブレイヴの召喚時』発揮後】を発動できる。
- 『このスピリット/ブレイヴの召喚時』であっても「~できる」という記述の場合は後述のように挙動が異なる。
- 「空打ち」について
- BS01発売開始時点では不可だったが、効果の矛盾発生の要因となったため、指定アタックの裁定と共にBS02発売時点では裁定変更により可能となっていた。
- 指定アタック時にブロック前フラッシュでディフェンシブオーラが使用可能だった(ブロック宣言前にブロッカーが排除されたら「空打ち禁止」に矛盾する)
- 効果対象が0体・0枚・0個でも効果は対象数:0の状態で発揮したものとして扱われる。
効果の対象†
効果により複数の対象を選ぶ場合、その対象の数に満たないときにも可能な限り対象を選んで効果を適用する。
- 相手のフィールドにスピリットが1体しかいない場合でもソーンプリズンの効果を適用し、そのスピリット1体を疲労させることができる。
- コアが1個しか乗っていないスピリットでも騎士王蛇ペンドラゴンの召喚時効果でコアを取り除いてドローすることができる。
対象の選択†
カードの効果で対象を選ぶのは基本的に効果の発揮前である。
ただし、効果の発揮中に対象を取る効果もある。
「~する」記述を持つ効果†
効果を発揮するとき、必ず発揮させなければならない。(強制効果)
効果の発揮時に対象を選ぶ必要がある場合、可能な限り対象を選ぶ。
- 「~のとき、~する」記述は「~のとき」の条件が満たされている場合には必ず発揮させなければならない。
条件を満たしていないとき、その効果は発揮されない。
- 「~の間、~する」記述は「~の間」の条件が満たされている場合には必ず発揮させなければならない。
条件を満たしていないとき、その効果は発揮されず、発揮されていた場合でも効力を失う。
- フィールド等で発揮する「手札にあるカードを~する」記述は、手札の内容が非公開情報のため、解決が任意になる。
(参考:救世神撃覇Q&A5)
- 手札にあるカードの「手札にあるこのカードを~する」などの効果は、条件を満たしていても、公開情報になるまで効果を発揮しない。
例:グリードリジェクトの「手札にあるこのマジックカードのコストを4として扱う」効果は提示したとき他のコスト変更効果と同時に発揮する。
- 「Aし、Bできる」効果は、Bするかどうかは選べるが、Aは必ずする。
(参考:魔竜シュバルツィオーネ/蒸気魔竜シュバルツィオーネQ&A7)
- 「Aする。または、Bできる」効果は、Bを選び、発揮させないことができる。
例:砲凰竜フェニック・キャノン(BS38-RV022)の召喚時効果は発揮自体させないことができる。
「~できる」記述を持つ効果†
効果を発揮するとき、発揮させるかさせないかを選ぶことができる。(任意効果)
選ぶのは解決直前(誘発した効果の順番を決めてからその効果の解決の順番が回ってきたとき)である。
このとき、発揮させないことを選んだら、効果が発揮されなかったものとして扱われる。
- 自分が「~できる」記述の『このスピリット/ブレイヴの召喚時』効果を発揮させなかった場合、相手は【バースト:相手の『このスピリット/ブレイヴの召喚時』発揮後】を発動できない。
ただし、混沌の魔術師アマルディのように必ず発揮する効果を含む場合、「できる」部分の発揮は影響しない。
- 「相手のスピリット/アルティメットを指定してアタックできる」効果に続けて効果が書かれている場合、指定アタックできなければその効果は発揮しない。
ただし、「さらに」や【連鎖】で追加される効果は可能な限り発揮する。
(参考:忍頭領ソウルドラゴン・焔影Q&A4、折神バードQ&A1)
- 「その後」と書かれた効果が続く場合、「~する」「~できる」部分を解決しなくても「その後」の効果は解決できる。
(参考:辛機走兵キングチーターQ&A2、カードの効果 汎用:その他Q&A43)
ただし、テキストの古いカードや、開発ミスのあったカードに関しては「その後」であったとしても「~する」「~できる」部分の解決を前提にしている場合がある。
例:サンダ、ハンドリバース(リバイバル)、創界神ヘルメス、エラッタ前の龍面鬼ビランバなど
「~することで、~する」記述を持つ効果†
「~する」「~できる」記述の効果と違い、「~することで」と「~する」それぞれの対象選択・条件チェックを同時に行い、どちらか一方でも対象の数に満たないなど、完全に効果の適用ができない場合は発揮することができない。
また、「~できる」記述を持つ効果と同様、任意で効果の発揮の有無を選択できる。
- 効果によるカード/コアの移動先を変更する効果が発揮されているとき、カード/コア移動の条件は左記のものに置き換わる。
例:冥府三巨頭クイン・メドゥークLv2・Lv3効果が発揮されているとき、【呪滅撃】は”相手のライフのコア1個をボイドに置くことで、このスピリットは回復状態でフィールドに残る。”となる。
- ただし、変更前の効果に耐性を持つカードは対象に取れない。
(参考:大機巧武者コンゴウQ&A2)
- 【神技】【界放】など、ライフ破壊効果が無効にされた場合は、支払ったコアを元に戻す。
(参考:超神光龍サジットヴルム・ノヴァ、永遠のキズナ 馬神 弾)
- 例外として、「~することで、~する」の「~する」効果が相手へのデッキ破棄の場合、相手のデッキが実際に破棄する枚数より少なくても、1枚以上破棄できるなら効果を発揮できる。
(参考:蒼海明王Q&A1、カードの効果 汎用:その他Q&A69)
- 「~することで、~し、~する」記述のように「~することで」の後に適用する効果が2つ以上ある場合、「~することで」と「~し」と「~する」のいずれかひとつでも適用できなければ効果の発揮自体ができない。
(参考:シユウ、南海の守護神リンクウ、ドローンテントウ)
- 「~することで、~する」効果が上に書かれている【連鎖】【ダブルドライブ】は、その効果が発揮できなかったときでも、【連鎖】【ダブルドライブ】の効果は発揮する。
(参考:ダーク・ウラノス、デッドリィヘクス)
- 「~することで」に規定の効果を操作する記述が含まれる場合、その条件を一度満たしておけば同一の記述を持つ効果を解決するときにはその動作を行う必要がなくなる。
(参考:戦場に息づく命Lv1効果)
- 「~することで、~できる」記述を持つ効果と同じもの。
(参考:【強襲】)
「~する/できる。そうしたとき、~する」記述を持つ効果†
「~する/できる」部分が解決されたとき、発揮される効果。
「~することで、~する」と異なり、「そうしたとき」の効果が解決できることはその前の部分を解決する条件にならない。
また、Lvが下がることで「そうしたとき」の効果が発揮されない場合がある。
- 乙騎士エウロス・ファルコンのアタック時効果は疲労させる相手のスピリットがいなくてもコアを増やすことができる。
ただし、コアを増やせないと相手のスピリットを疲労させられない。
- 地神刀オオテンタのアタック時効果は手札に戻す相手のスピリット/アルティメットがいなくても、トラッシュからソウルコアを合体スピリットに置ける。
ただし、ソウルコアをトラッシュから置けないとき、相手のスピリット/アルティメットを手札に戻せない。
- はぐれ忍者マンティスロウの破壊時効果は、破壊されておらずフィールドに残れない場合も他の効果によって発揮させられる。
その場合、フィールドに残る効果は解決されないため疲労状態でも回復しない。
- 陰陽皇リクドウのアタック時効果でスピリットを召喚したことでLv2を満たさなくなった場合、相手の手札を破棄できない。
「そうしたとき」の前の効果が「~し、~する」「~することで~する」の場合、効果全体を解決する必要がある。
- ブレイヴサクリファイスは「相手のブレイヴ1つを破壊する」効果を解決できなければドローできない。
- 冥龍ゾン・サーグの消滅/破壊時効果は、ボイドからコアを増やせないとき相手のスピリットのコアをボイドに置けず、フィールドに残れない。
- 白空童子の破壊されたときの効果で相手のデッキを3枚破棄できなかった場合、対象のスピリットをフィールドに残せない。
- 巨人王者アイオンの召喚時効果で破棄する相手の手札に槍煌神機ヴォーダンがあった場合、相手は槍煌神機ヴォーダンを必ず公開し、それ以外の手札を破棄する。
手札すべてを破棄していないため、相手はデッキからドローできない。
- [学園制服]アリスのドロー効果は、解決時に対象になる破壊状態のスピリットすべてを手札に戻さなければ発揮しない。
自身を手札に戻すと発揮できないため、自身も同時に破壊されているとドローできない。
「○○するとき、△△しなければ、○○できない」記述を持つ効果†
「~する」「~できる」等のすべての効果の記述よりも優先される。
△△するかどうかは選べ、しない場合、○○できなくなる。カードを召喚する効果の場合、カードの持ち主が選ぶ。
- 巨蟹星鎧ブレイヴキャンサーや異海双龍ハスタークで相手のブロックを制限しているとき、「相手は可能ならブロックする」効果は働かない。
紫煙獅子で追加のコストを支払わなければ召喚できないとき、「召喚する」効果を発揮したら、可能ならコストを支払って召喚しなければならない。
紫煙獅子の効果で追加のコストを支払わなければ召喚できないとき、「召喚する」効果を発揮しても、5コスト支払わず提示したカードを召喚しないことができる。*1
(2017年12月1日より裁定変更され、「お互い、AするときBしなければAできない」表記の裁定が統一された。)
- 煌星竜コンドライトドラゴンの効果でライフのコアをボイドに置かなければ効果を発揮できないとき、『このスピリットの召喚時』効果を持つスピリットを召喚したら、ライフのコアをボイドに置かず『このスピリットの召喚時』効果を発揮しないことができる。
「~できない」記述を持つ効果†
「~しなければ~できない」「~する」「~できる」等のすべての効果の記述よりも優先される。
- ジャイアントヒーロー マーベラスの効果でスピリットカードを召喚できないとき、[戦国艶姫]ブラックスターの対象になる手札の詩姫や【増食】でオープンされたジャックオーランタンは提示できない。
- 「自分のライフが減るとき~することで自分のライフは減らない」のような効果の場合、相手は効果を発揮し対象を指定できるが、自分がこの効果の発揮を選んだ場合、その一部または全部を解決に失敗させる(無効にする)。
例:レーシングペンタンの「相手の効果で自分のライフが減るとき、自分の手元にあるこのスピリットカードを破棄することで、自分のライフは減らない」効果を発揮したとき、相手の【跳躍】の効果は解決に失敗し、すべての効果が無効になる。
- 非公開情報のカードがこの効果を持つ場合、対象になる効果の解決中に公開して発揮する。
例:蛇皇神帝アスクレピオーズ(BS39-RV006)の「セットしているこのカードは相手によって破棄されない」効果は、相手によって破棄されるとき表にして発揮し、一旦は発揮した破棄効果を解決に失敗させる。
「効果を受けない」記述を持つ効果†
「~できない」「発揮しない」よりも、「常時・このターンの間・特定のステップで“継続して”効果を受けない」や【装甲】などの耐性効果が必ず優先され、即座に発揮される。
例え相手の効果で「効果は発揮しない」状態になっているスピリットだとしても、Lvアップやアタック時効果で「効果を受けない」効果を得た場合、後だし先出しに関わらず効果を受けなくなる。
ただし、「効果を受けない」効果では、「防げない」効果は受けてしまう裁定となっている。
- 2013-09-14以降、【装甲】などの防御効果が最も優先されるルールに変更された。
(参考:海皇子イオン、秩序龍機νジークフリード)
- 「効果を受けない」効果を受けているカード/スピリットは、後から発揮した「効果を受けない」効果も受けない。
ただし、自身が発揮する効果は後先関係なく他の効果より優先される。
- 非公開情報のカードがこの効果を持つ場合、対象になる効果の解決中に公開して発揮する。
例:手札にある槍煌神機ヴォーダンの「手札にあるこのスピリットカードは相手の効果を受けない」効果は、相手による手札を破棄する効果の対象になったとき公開して発揮し、このカードを破棄されなくする。
それにより解決できなくなる場合、結果的にその効果は無効になる。
破棄される場合は必ず行うが、「手札をデッキに戻す」効果を受けた場合、移動の前後共に非公開情報のため、公開は強制されない。
「防げない」記述を持つ効果†
「効果を受けない」や「できない」効果よりも優先される、「効果の解決を防がれない」効果。
「お互いの~」と「お互い、~」の違い†
カードテキストに「お互いの」と書かれている場合、効果を使用したプレイヤーがすべての対象を選ぶ。
カードテキストに「お互い、」と書かれている場合、各プレイヤーが自分の対象を選ぶ。
- メタルディー・バグは「お互いの~」と書かれているので、自分で双方の対象を選択する。
- デッドリィバランス(BS01-125)は「お互い、~」と書かれているので、自分は自分のスピリットを、相手は相手のスピリットを選択する。
「残ったカード」と「それ以外」「他のカード」†
手札を増やせない効果の発揮中にデッキからオープンされた対象カードを手札に加える強制効果が発揮した場合、続く記述によって対象カードの行き先が変わる。
発揮(誘発/解決)、使用、発動†
カードに書かれた効果を適用するとき、それはそのカードが〝効果を発揮する〟と表現される。
効果の発揮は、〝誘発〟(『このスピリットのアタック時』「~したとき」等)して〝解決〟(「~する」「~できる」等)されるまでのひとまとまりを示し、誘発、または解決がない効果も存在する。
(参考:常在型効果等)
マジックカードを手札/デッキ/トラッシュ/オープンされた状態から、【アクセル】/【チェンジ】を手札から宣言し効果を適用しようとするとき、それは〝マジック /【アクセル】/【チェンジ】(の効果)の使用〟と表現される。〝マジック /【アクセル】/【チェンジ】の効果を使う〟こともこれに含まれる。
マジック /【アクセル】/【チェンジ】の使用は、宣言を行ってから、その効果を発揮させ終わるまでのことを示す。
【バースト】としてセットされたカードが【バースト】条件を満たして【バースト】効果を適用するとき、それは〝発動〟と表現される。
その後、実際に発動した【バースト】の効果を適用する際に、〝効果を発揮する〟ことになる。
条件を満たしてから発動の宣言を行い、実際に効果を発揮させるまでを発動と呼ぶこともある。
発動宣言から発動直前までに満たした条件が不適正となった場合、【バースト】は発動せずに伏せた状態に戻る。
- アニメ『少年突破バシン』『少年激覇ダン』『ブレイヴ』では、まだ【バースト】が存在しなかったこともあり、発動という単語が発揮という意味合いで使われていた。
関連リンク†