ブレイヴ†
●目次
ブレイヴとはスピリット/ネクサス/マジックに次ぐ4種類目のカードタイプのこと。
ブレイヴはシンボルを持つものと持たないものが存在し、スピリットのように召喚するか、条件を満たしたスピリットと合体ができる。
フィールドにいる間はスピリットと共通の性質を持つが、スピリットカードを対象とした効果はブレイヴカードには対応しない。
(スピリットとはフィールド、スピリットカードとは手札・デッキ・トラッシュに存在する時の名称である)
基本動作として合体/交換/分離の3つがあり、特別なテキストがない限りメインステップでしか基本動作を行えない。
スピリットと同様の召喚手順を踏み、フィールドにいる間は次のように扱う。
- 「合体条件」を満たすフィールド上のスピリットに合体する。合体スピリットである時も、ブレイヴは依然としてフィールドにあるカードとしてカウントされる。
- 合体させずに維持コストを置き、スピリット状態にする。
『このブレイヴの召喚時』効果は召喚・直接合体のどちらの召喚に際しても発揮される。
ブレイヴが発揮する『このブレイヴの召喚時』効果はスピリット状態や合体状態で召喚するときのいずれでも、ブレイヴの効果としてのみ扱う。
『このスピリットの召喚時』効果ではないので古代闘技場Lv2効果や【装甲】に阻まれず、タイムリープで使い回すこともできない。
フィールドにいる合体していないブレイヴは、「スピリット状態のブレイヴ」となり、1体のスピリットとして扱われる。
このとき、スピリットを対象にした効果、ブレイヴを対象にした効果のどちらの対象にもなる。
『このブレイヴの召喚時』効果を発揮した場合、「スピリット状態」で『このブレイヴの召喚時』を発揮する、といった体裁を取る。
また、あくまで「ブレイヴの召喚」のため、「スピリットを召喚したとき~」の効果は発揮されない。
「ブレイヴの効果」は「スピリットすべての効果は発揮されない」効果を受けていても発揮できる。
『このブレイヴの召喚時』/『このブレイヴの転醒時』以外のLv1効果はスピリットかつブレイヴの効果として扱い、「スピリットの効果を受けない」効果で防がれる。
スピリットカードではないのでスピリット状態で召喚したときも含めて「スピリットを召喚したとき」等を条件にした効果は誘発しない。
「スピリットの召喚」か「ブレイヴの召喚」かは、カードの召喚宣言時にチェックされる。
「合体条件」を満たすスピリット/アルティメットがフィールドにいる場合、ブレイヴを直接合体させながら召喚することができる。
1体のスピリットに合体できるのは1つまでで、スピリット状態のブレイヴに他のブレイヴを合体させることはできない。
合体条件の異なるスピリット・アルティメットには合体させることはできない。
- 神速ブレイヴを直接合体する場合、0コスト状態でもリザーブからLVコストを1個以上合体スピリットに乗せなければならない。
- ブレイヴに「合体条件:コスト●以上の○○、「△△(名称)」」と読点(、)で区切るように表記されていた場合、「コスト●以上の○○」もしくは「△△(名称)」と合体が可能。
- 麒麟星獣リーンのような合体条件を無視して合体できるスピリットも存在する。
- 光龍騎神サジット・アポロドラゴンのような複数のブレイヴと合体できるスピリットも存在する。
- 一部の効果でブレイヴやネクサスをスピリットとして扱うことができるが、ブレイヴは合体できない。
- 合体条件に記述されているのは基本的にスピリットのみだが、アルティメットの記述があるブレイヴはアルティメットに合体できる。詳細は下の項参照。
背景が青い「創界神ネクサスの合体条件」を持つブレイヴは創界神ネクサスに合体できる。詳細は神話参照。
- 異魔神ブレイヴはスピリット2体までと合体できる。スピリット2体と合体している場合、合体しているスピリットごとに2体の合体スピリットとして扱う。詳細は異魔神及び下の項を参照。
合体後、《煌臨》や異海神ディスト・ルクシオン等で合体条件が満たされなくなっても強制的に分離することはない。
「ルールマニュアルVer.10.0にあわせたルール改定に関して」より、2019年4月1日から合体条件を満たさなくなった時点で即座に分離し、スピリット状態にしなければトラッシュに置かれる。
これは、《煌臨》や【チェンジ】など合体元のスピリットが入れ替わる効果が増え、実際に合体した際に合体条件を満たしていたかどうか、後から確認が困難になったため。
なお、その合体条件の確認は、新しく合体するときに合体条件を確認する場合と同様に、そのブレイヴを除いた、合体するスピリットの状態で判断する。
- 「ブレイヴ2つまでと合体できる」効果が無効になったり、無効になっていた「合体できない」効果が再び発揮された場合は、ブレイヴを分離しなければならない。
- ブレイヴ2つと合体しているスピリットを煌臨元にして《煌臨》し、「ブレイヴ2つまでと合体できる」スピリットでなくなった場合、『このスピリットの煌臨時』効果の発揮前(煌臨手順中)にブレイヴ1つを分離する。
- 【装填】を持つブレイヴは、《煌臨》でカードを重ねた後、煌臨したときの効果を発揮する前に召喚せずに合体させることができる。
フィールドにいるスピリット状態のブレイヴは「合体条件」を満たすフィールドにいるスピリット/アルティメットに合体させることができる。
この場合、スピリット状態のブレイヴ上のコアは合体スピリット上に置かれる。
スピリット上のコアを追加したことになるため、夢魔の寝所などの効果を受ける。
原則として、破壊状態のスピリットにブレイヴを合体させることはできない。
合体元のスピリットと合体しているブレイヴをまとめて「合体スピリット」と呼ぶが、それは依然として1体のスピリットである。
合体スピリットは合体元のスピリットと同じ維持コストが必要で、ブレイヴのための維持コストは不要である。
合体しても合体元のスピリットの効果は発揮され、加えて下記のような扱いとなる。
- 「コスト」・「合体時BP+」・「【合体中】効果」*1・「シンボル」・「属性(合体したブレイヴが持つカード外枠の色)」が合体元のスピリットに追加される。
一方で、合体した「ブレイヴのBP」を参照する場合には合体元スピリットのBPを加算した状態で扱われる。
- シンボルを持たないブレイヴを合体させたとき、合体スピリットのシンボルは合体元のスピリットのシンボルの数・色として扱う。このとき、属性が追加されてもシンボルの色は変わらない。
- ブレイヴの持つ「名前」・「系統」・「軽減シンボル」・「【合体中】効果以外の効果」は追加されない。
- 効果の記述を持たないスピリットと、スピリット状態/合体中効果のいずれかまたは両方を持つブレイヴが合体すると、そのスピリットは効果の記述を持つ合体スピリットとして扱われる。
効果の記述を持たないスピリットに砲竜バル・ガンナー、スカル・ガルダ、星騎槍ガクルックスを合体した場合、いずれも効果の記述を持つ合体スピリットとして扱う。
これらは合体中効果を持つ、スピリット状態で効果を持つ、そのどちらの効果も持っているブレイヴである。
例外的に、合体中及びスピリット状態で効果を持たないブレイヴ(亀甲獣カブトガメ、式鬼魔神)と効果の記述を持たないスピリットが合体した場合、効果の記述を持たない合体スピリットとして扱う。
属性(色)が追加されてもシンボルの色は変わらず、軽減等に数えられるシンボルの色はあくまでも元のスピリット/ブレイヴが持つもののみとなる。
ただし「このスピリットの色とシンボルは○(色)としても扱う(このスピリットは○(色)のスピリットとしても扱う)」効果では、その色のシンボルになることができる。
(→ハイブリッドシンボル)
この場合、合体元のスピリットとブレイヴのどちらのシンボルも「合体スピリット」のシンボルとして扱うため、どのシンボルの色を変えても構わない。
スピリットかブレイヴのどちらかが疲労状態であると、それらが合体した際には合体スピリットは必ず疲労状態となる。
イメージとしては疲労状態>回復状態であると言える。
このルールによる疲労でも、「~の効果で」などの条件のない「疲労したとき」効果は発揮する。
合体スピリットのブレイヴを他のスピリットに合体させたり、2対以上の合体スピリットのブレイヴを入れ替えることができる。
両方のスピリットが合体条件を満たしていなければ交換することはできない。
また、合体しているブレイヴとスピリット状態のブレイヴの交換はできず、一度分離を経由する必要がある。
なお、この処理では合体で唯一、コア移動は行われない。
(参考)
合体スピリットは、合体しているブレイヴにLv1コスト以上のコアを置いて「スピリット」と「スピリット状態のブレイヴ」の2つのフィールドのカードに分離することができる。
合体元のスピリットが疲労状態のときに合体/分離するとブレイヴも同じく疲労状態になる。
また、なんらかの理由でブレイヴをトラッシュに送りたい場合などには、ブレイヴにコアを置かずに分離させることもできる。
合体中に合体元のスピリットが「合体条件」を満たさなくなった場合でも、強制的に分離されることはない。
「ルールマニュアルVer.10.0にあわせたルール改定に関して」より、2019年4月1日から合体条件を満たさなくなった時点で即座に分離し、スピリット状態にしなければ「トラッシュに置かれる」。
なお、「置く」処理は消滅/破壊扱いにはならない:滅神星龍リバイバルQ&A2と同裁定
合体スピリット†
合体スピリットがフィールドを離れた場合†
合体スピリットがフィールドを離れる(手札/デッキに戻るか手元/トラッシュに置かれる)とき、または龍星皇メテオヴルム(リバイバル)や秩序軍司令官ノブレス・オブリージュなどの効果で他のスピリットの下に煌臨元カードとして追加されるとき、自分のフィールド/リザーブからLv1の維持コスト以上の数のコアを置くことで「スピリット状態のブレイヴ」として、ブレイヴをフィールドに残すことができる。
フィールドに残さないことを選ぶと、合体していたスピリットと同じ領域に同時に移動する。
合体スピリットがバーストとしてセットされるときも、ブレイヴをフィールドに残すことができるが、残さない場合はセットできないのでトラッシュに置かれる。
- 合体スピリットの破壊→合体しているブレイヴをフィールドに残すかの選択→
ブレイヴを残す場合:一度ブレイヴをコアを乗せずに分けて置き、合体元のスピリットのみの状態にしてからトラッシュに置き(※)、その上のコアをすべてリザーブに置いてから分けておいたブレイヴに必要な維持コストを乗せる。
ブレイヴを残さない場合:同時にトラッシュに置き(※)、置かれていたコアをすべてリザーブに置く。
※【相手による自分のスピリット破壊後】のバースト効果で参照するのは、破壊されたスピリットのこのタイミングでの状態(コスト、BP、属性)である。また、この処理は破壊以外にバウンス等、合体スピリットがフィールドから離れるときすべてに該当するものである。
合体スピリットが破壊され、回復状態や疲労状態でフィールドに残る効果を発揮したとき、可能な限り破壊前と同じ状態(Lv・維持コア・合体状態)でフィールドに残ることになる。
アタックしている合体スピリットがフィールドを離れた場合†
アタックしている合体スピリットがフィールドを離れた場合、ブレイヴを分離して「スピリット状態のブレイヴ」としてフィールドに残していればアタックは継続される。
ブレイヴにシンボルがありブロックされなければ相手のライフにダメージを与えることができる。
合体スピリットによるブロック時も同様にバトルを続行することになる。
その際、合体スピリットを対象に指定したインビジブルクロークやプロボケイションなどの効果はブレイヴには残らない。
合体スピリットのブレイヴが破壊された場合†
合体スピリットのブレイヴだけが破壊された場合、同時に発揮する効果(爆烈十紋刃のバースト効果のスピリット・ネクサスの破壊など)とそれによる派生効果(スピリット/ネクサスの破壊時効果など)をすべて解決してから、トラッシュに置かれる*2。
破壊された時点で、そのブレイヴがスピリットに与えているシンボルや色、【合体中】効果などは、「このターンの間」などのすでに解決し持続する効果を除き無効になる。
アルティメットとの合体/分離/交換†
合体条件にアルティメットが含まれているブレイヴは、アルティメットと合体することができる。
特別な呼称はないが、アルティメットに合体できるブレイヴは合体条件欄の文字が黄色になっている。
合体したアルティメットも合体スピリット同様、「コスト」「合体時BP+」「【合体中】効果」「シンボル」「属性」「置かれていたコア」が追加され、1体の合体アルティメットとして扱う。
(【Uトリガー】でコストを比べるとき、合体アルティメットのコストはブレイヴのコストを足したコストで比べる)
前述の合体/分離/交換に関する動作もアルティメットに読み替えて適用される(「スピリット状態」を除く)。
- 煌臨編開始に伴うルール改定によりテキストにアルティメット対象が明記されていなくても合体アルティメットのブレイヴは破壊可能となっている。
- 旧対応:「合体アルティメットのブレイヴ1つを破壊する」
- 新対応:「合体アルティメットのブレイヴ1つを破壊する」/「合体しているブレイヴ1つを破壊する」/「ブレイヴ1つを破壊する」
この改定によりアルティメット登場以前の:イカヅチ・ヴルム等でも破壊可能となっている。
系統:「異魔神」を持つ「異魔神ブレイヴ」は、スピリット2体までと合体できる。
関連する説明ではその他のブレイヴを便宜上「通常のブレイヴ」と呼ぶ。
- スピリット状態
Lv1コストが0の場合、コアを置かなくても消滅しない。
効果で系統を失ってもカードに系統:「異魔神」と書かれていればスピリット状態の異魔神ブレイヴとして扱う。
スピリット状態のとき効果でも疲労せず、アタック/ブロックできない。
このテキストは効果ではないので、「効果すべてを失う」効果を受けても無効にならない。
同じテキストを効果で持つ/受けた場合と比較すると、厳密には「疲労状態(重疲労状態)にならず、アタック/ブロックしているスピリットにならない」になる。
- 「疲労状態で召喚する」効果を受けていても召喚でき、回復状態で召喚する。
- 「疲労状態でフィールドに残る」効果を受けた場合、疲労状態にならずに(回復状態で)フィールドに残る。
- 合体/分離/交換
同時に合体させることはできず、スピリット1体ずつと合体させる。
すでに合体しているスピリットが疲労していても、後から合体したスピリットは疲労しない。
コアは合体しているそれぞれのスピリットに置き、異魔神ブレイヴには置かない。
コアの数・Lvや回復/疲労状態は合体しているスピリットごとに別々になる。
スピリット2体と異魔神ブレイヴが合体しているとき、合体しているスピリットごとに2体の合体スピリットとして扱う。
2体の合体スピリットとして扱うので、「コスト」「属性」「シンボル」「BP+」がそれぞれに加えられる。
【左合体中】効果は異魔神ブレイヴの左側の合体スピリット、【右合体中】効果は異魔神ブレイヴの右側の合体スピリットに与えられる。
原則として合体している異魔神ブレイヴの「スピリットの交換」にあたる動きはできず、合体していない側にスピリットを合体させるか、2体と分離して別の1体に合体させる。
異魔神ブレイヴと合体しているスピリットが別の側の合体条件を満たしている場合、スピリット状態にせずに合体している左右の側を入れ替えることができる。
- 合体中
アタックする場合、スピリットだけを疲労する。合体している別のスピリットはアタックしていることにならない。
アタック/ブロックしている合体スピリットが破壊され、異魔神ブレイヴをフィールドに残した場合、バトルは継続されるが、異魔神ブレイヴはアタック/ブロックしているスピリットにならない。
2体のスピリットと合体している異魔神ブレイヴは、合体スピリットのブレイヴを対象とした効果について、一方でも耐性を持っていなければ、そのスピリットを指定されることで効果を受ける。
「ブレイヴを分離させる」効果を受けた場合、対象になるのが片方のスピリットについてのみなら、そのスピリットとのみ分離する。
「分離させ、スピリット状態のブレイヴにする」「ブレイヴは合体できない」効果の場合、もう片方のスピリットとも分離し、スピリット状態になる。
- 合体スピリットがフィールドを離れるときの扱い
異魔神ブレイヴと合体している自分の合体スピリットがフィールドを離れる場合、異魔神ブレイヴは分離できず、その異魔神ブレイヴと合体しているスピリットの数と、フィールドを離れる合体スピリットの数によって、スピリット状態にできるかが変化する。
- 天火烈刀斬などのようにスピリット1体をフィールドから離す効果によって、異魔神ブレイヴと合体している合体スピリットがフィールドを離れる時。
異魔神ブレイヴが1体のスピリットに合体されている状態の場合、既存の合体スピリット同様にフィールドに残すかスピリットと同じ場所に置くかを選択できる。
だが、異魔神ブレイヴが2体のスピリットに合体されている場合、一方の合体スピリットはフィールドを離れるがもう一方の合体スピリットはフィールドから離れないため、異魔神ブレイヴは分離しない。
なお、メインステップにLv1コストが0の異魔神ブレイヴをトラッシュへ送る場合、合体条件を満たすスピリット1体に合体し、そのスピリットのコアを全て取り除いて消滅させるのがルール上最も手っ取り早い。
- アルティメットフレイムなどで複数の合体スピリットがフィールドから離れる時。
この時は異魔神を合体しているスピリット2体がフィールドから離れることになるため、異魔神ブレイヴをフィールドに残すかスピリットと同じ場所に移動させるかを選択できる。
- カードを並べる効果との兼ね合いについては【マイユニット】を参照。
スピリット/アルティメットの他に、創界神ネクサスと合体可能なブレイヴ。
「ブレイヴ」の一覧†
ブレイヴのカード一覧 †
自作デッキ †
リンク†
ルールQ&A
カテゴリ
外部リンク†
ルールマニュアルVer.9.0にあわせたテキスト変更により【合体時】から変更された。表記の変更による裁定の変更はなく、【合体時】効果を対象にしていた効果は【合体中】効果も対象にできる。
ルールマニュアルVer.7.0に合わせたルール改定の一つ「カードがトラッシュに置かれるタイミングの統一」による。2016年3月までのルールでは即座にトラッシュに置かれる。