陽昇ハジメデッキ バーストヒーローズから登場したキーワード能力。
●目次
【バースト:(発動条件)】 (バースト効果)
発動条件の存在と引き換えに基本コスト不要で効果が発揮されるキーワード能力。
スピリット/アルティメット/ブレイヴ/ネクサス/マジックが持つ能力である。
この能力を持つカードをバーストエリアに裏向きでセットし、発動条件が満たされたときに【バースト】の発動を宣言。スピリットの召喚やドロー等といったバースト効果を、コストを支払わずに発揮できる。
マジックの場合、さらにコストを支払うことでメイン/フラッシュ効果を追加発揮することができる。
第3期からの「合体」システムに続いて第4期から実装されたシステムであり、恒常的に新カードが登場している。
その為、キーワード能力の中では最も数多く普及しており、カードプールが倍増した第8期現在では既に『メイン』/『フラッシュ』に次ぐ第3の効果カテゴリーと化している。
導入当初は、マジックに頼らないカウンター手段として利用され、発動条件に見合う強力な効果で相手をかき回し、しかもスピリットならコストを支払わずにフィールドに出ることが可能なこともあって、一時期龍の覇王ジーク・ヤマト・フリードが制限・禁止カードリストに載る程の大きな活躍を見せていた(後に、制限が解除される)。
が、初のバースト発動を阻止できる鳥武帝スザクロス・ソウソーを皮切りに、バーストを破棄する魁の覇王ミブロック・ブレイヴァーを加えた、度重なるバーストメタの恒常的な増加に伴い、デッキへの投入枚数は年々減少傾向にある。
もっとも、バーストが発動して、相手の出鼻を挫いたり、ここぞという場面で窮地を凌いだりと未だに信頼性は高い。
最初は「相手のバーストを破棄する」や「相手はバーストを発動できない」など発動する前に破棄したり、発動を妨害するバーストメタが登場し、要所で相手のカウンターを封じる活躍があったが、今度は単体で発動妨害への耐性を持つカードが登場するようになり、その妨害をすり抜けつつ、危機を脱する場面もあった。
そして、今度は「相手のバースト効果は発揮できない」効果が登場し、逆に発動妨害メタが機能しない場面が見られるようになった。
発揮妨害を防ぐ耐性効果はこの能力の登場から10年近く経った今も登場していない。
もっとも、「バースト効果を発揮できない」を妨害する未確認生態02 ヴァールハイト・ドラゴンが登場している。
真・転醒編 第1章:世界の真実以降、バーストエリアに表向きでセット出来る新ギミック《ミラージュ》を持つカードが登場。
そのため、ミラージュ登場に先駆けて「転醒編」開始時のルール改定により、バーストのセットはフィールド内から新設されたバーストエリアへ変更されている。
この変更事由はバーストエリアにセットされたミラージュのシンボルを「フィールド内に存在しない」状態にするためと思われる。
裁定については、ルールQ&Aも参照。
「セットしているこのカードは効果を受けない」効果や「自分の手札は相手の効果を受けない」効果(手札から発動する場合)を受けているバーストは、カードを対象とした制限を防ぐことができる。
『覇王』以降、すべてのアニメに登場。
『覇王』ではヒーロースピリットなどを中心にバーストが多用され、本作の根幹を成すカードである。
『覇王』劇中では「バースト召喚できるスピリットの方がレアケース」とする発言があるが、実際には「バースト召喚できないスピリット」の方が極少数しか存在しない。
『ソードアイズ』ではヤイバの台詞から存在は確認されてはいたが一転して殆ど見られず、使用者はジャスティス立花と最終戦のガルドスのみ。
『最強銀河究極ゼロ』では明の明星のエリスや流しのワタリなど多くのプレイヤーが様々なカードを愛用し、エリスは特に聖龍皇アルティメット・セイバーとの連携も見せた。
『烈火魂』では【Sバースト】も登場。前3作と異なり、CGのフィールドにもバーストが出現し、バーストが発動された時は卓上のバーストと共に開く演出がなされている。
『ダブルドライブ』では主に暗黒バトラーが使用。
カード効果:バーストをセット、カード効果:バーストを発動させるは各ページを参照。
カード効果:自分のバーストを参照、カード効果:相手のバーストを参照を参照。