その他のルール解説†
カードの色とシンボルの色†
- スピリットカード/ブレイヴカード/ネクサスカード/マジックカード/アルティメットカードには赤/紫/緑/白/黄/青の6色の枠の色(属性)が存在する。
- スピリットカード/ブレイヴカード/ネクサスカード/アルティメットカードには赤/紫/緑/白/黄/青/究極/神の8種類のシンボルが存在する。
- カードの属性は枠の色によってのみ決定される。
- デッキ、手札、手元、バースト、トラッシュにあるときにはいつでもその色である。
- 「このスピリットは~(色)のスピリットとしても扱う」/「本来持っている色とは別に、もう1色好きな色を与える」効果を持つとき、色と共にシンボルも変更される。
- 2つ以上のシンボルを持つスピリットが別の色としても扱われている場合、そのスピリットの各シンボルに扱われている色を追加できる。
- 要塞蟲ラルバLv2に砲竜バル・ガンナーが合体しているとき、このスピリットの色は「緑と赤と白」であり、持っているシンボルは「緑と赤」、「緑と白」、「白と赤」、「白と白」の4パターンとなる。
- 「スピリットの色を~(色)として扱う」効果の場合、元々の色・シンボルとしては扱わず、変更後の色・シンボルのみを持つ。
- 「スピリットの色とシンボルを無色として扱う」「このスピリットの色を無いものとして扱う」効果を持つとき、そのスピリットが元から持っていた色・シンボルのスピリットではなくなる。
- 効果によってシンボルが追加/変更された場合には、色(属性)は追加されない。
- 究極シンボル/神シンボル及びそのシンボルの軽減シンボルは、色を持つものとして扱わず、シンボルの色を宣言する際にこれらを宣言することはできない。
- 飛鋼獣ゲイル・フォッカーのような複数色を対象とした効果において、究極シンボル/神シンボルの軽減はカウントできない。
- 戦国六武将ムドウのLv4アタック時効果によってこのアルティメットが色のないものとして扱われても、究極シンボルは通常通りに使用でき、ネクロブライトなどの究極の軽減シンボルの軽減として使用できる。
※厳密にはカードの色とシンボルの色には関連性がない。
※アルティメットデッキ【灼熱のゼロ】/【白銀のゼロ】以降エラッタされ、色とシンボル変更の記述が分けられるようになった。
効果の記述を持たないカード†
- スピリットカードの中には効果を持たないカードが存在する。このようなカードを『効果の記述を持たない』カードと呼ばれる。
(参考:ゴラドン)
- 効果の記述の有無は、フィールド以外の場所でも参照される。
このため、効果の記述を持たないスピリットに、バースト効果/【アクセル】/『このブレイヴの召喚時』効果/【合体中】効果などのいずれか1つ以上を持つブレイヴを合体した場合、効果の記述を持つ合体スピリットとして扱う。
- スピリット状態で効果を持ち【合体中】効果を持たないブレイヴ(例:ドレイク・バヤー)を合体させた場合、その合体スピリットは記述を持つ合体スピリットになる。
- 例外的に、効果の記述を持たないスピリットがスピリット状態及び【合体時】効果を持たないブレイヴ(亀甲獣カブトガメ、式鬼魔神)と合体した場合、効果の記述を持たない合体スピリットとして扱う。
- カード効果によって『効果の記述を持たない』扱いになっている場合も、効果を失っていない限りは、そのカードが持つ効果は発揮できる。
- 効果により「""」で括られたテキストを効果の記述を持たないスピリットに与えても、そのスピリットは依然として効果の記述を持たないスピリットであり、付加された「""」の効果も発揮できる状態にある。
- 効果の記述を持たないスピリットが合体した場合、ブレイヴの効果の記述の有無を引き継いだ合体スピリットとなる。
合体しているブレイヴ†
- 基本的に合体スピリットはスピリットとブレイヴの2枚1組で構成され、合体スピリットごとに1体として数えるが、合体しているブレイヴは依然フィールドにあるカードでもある。
- 合体スピリットのスピリット/ブレイヴの片方が持つ【装甲】等は共有され、ブレイヴも装甲で指定された効果を受けない。
- ただし、異魔神ブレイヴの左に合体しているスピリット/ブレイヴの耐性は右のスピリット/ブレイヴには発揮されない。
- 合体スピリットのブレイヴが破壊されたとき、そのブレイヴの情報・効果は即時に無効になり、同時に発揮する効果とその派生効果の解決後、トラッシュに置かれる。
- 合体スピリットのスピリットはブレイヴの色を加えた色となるが、ブレイヴはブレイヴの色のままである。
- 相手のフィールドに赤のスピリットと青のブレイヴの合体スピリットがいる状態で自分の軍神機メガ・テュールLv1効果を解決するとき。
相手の合体スピリットのスピリットは赤青、ブレイヴは青であるため、青を指定するとスピリットのみ、赤を指定すると両方を手札に戻すことになる。
デッキの破棄†
通常、【粉砕】等のカードの効果によりデッキからカードを破棄するとき、破棄されるカードの確認は1枚ずつ行われる。
これはミノガメンや鳳翼の聖剣、パイルドラコ等の破棄されたときに誘発する効果をチェックするためである。
デッキからカードを破棄するのはそのデッキの持ち主なので、デッキ内容にそれらの破棄で誘発する効果を持つカードを含まない場合はまとめて処理してもよい。
ただし、その行動から構築内容を推測されることも考慮しなければならない。
- 「デッキから破棄されたとき、~する」と書かれた効果は、「効果の解決中に解決される効果」である。
「他の効果の解決中に発揮される」という常在型と、「デッキから破棄されることを誘発条件とする」という誘発型の両方の特性を持つ。
手元のカード†
特定のカードの効果により表になった状態でプレイヤーの手元に置かれるカードのこと。
手札にあるときと同様に使用の宣言が可能だが、実際に手札にあるカードではないため手札破壊や手札参照能力には影響しない。
また、【バースト】を持つカードがオープンされている場合、それを【バースト】としてセットすることはできない。
手元に置かれたカードは「フィールドにあるカード」ではない。
カードによっては「手札にあるときと同様に使用できる」の文言が存在しない場合もあるが、手元に置かれたカードであれば扱いはすべて同じ。
詳細は手元について参照。
オープンされたカード†
カードの効果によりデッキや手札からオープンされた状態のカードは「すべてのプレイヤーに公開されている」状態である。
「内容を見る」効果の場合、相手のカードであっても、自分だけが内容を確認できる。
- エクストラドローでオープンしたカードはすべてのプレイヤーがそれを確認する。
- 千貌の魔神ニャルラ・トラップの召喚時効果でオープンしたカードは、それらすべての内容とデッキの下に送ったカードと並び替えた順番をすべてのプレイヤーが確認する。
カードの効果以外でコアを置く(取り除く)†
- 既にフィールドに出ているカードの上に新たにコアを乗せたり、取り除いたりすることを指す。
- 新たにフィールドに出したカードにコアを乗せる動作は「スピリット/ブレイヴ/ネクサス/マジックの効果」/「スピリット/ブレイヴ/ネクサス/マジックの効果以外」でコアを置くことに該当しない。
- メラットは召喚したターンにコアを置いているが、そのターン中にアタックが可能である。
- 相手の【虚空域】が発揮していてもコアを3個以上置いてスピリットを召喚できる。
- ブレイヴが分離しスピリット状態になるときに置かれるコアも同様である。
- スピリットやネクサスが破壊されてトラッシュに送られる際にその上のコアがリザーブに置かれること、スピリットやネクサスがバウンスされて手札に戻る際にコアがリザーブに置かれることは取り除かれたことにならない。
回復(疲労)することと回復(疲労)状態になることの違い†
回復(疲労)することは疲労(回復)した状態から回復(疲労)した状態になること。
回復(疲労)状態でフィールドに残る/召喚する等は、カードの状態が変化していても回復(疲労)を行っているわけではない。
- 白羊樹神セフィロ・アリエスLv1効果でスピリットは疲労状態で召喚されるが、フィールドに出たときに疲労するわけではない。よって『疲労した時~』の効果は適用されない。
- 重疲労と重疲労状態については重疲労についてを参照。
- 効果によるドロー/手札に加える効果で手札に直接カードが加わることを指す。
- ドローステップのドローは効果ではないためこれに該当しない。よって、「ドロー枚数を+1する」百識の谷や、「ドローステップを追加する」リーディング・オリックスによるドローではこの効果は誘発しない。
- 同じドローステップの効果であってもアイツのカードなどの「ドローするかわりに手札に加える」効果や、直接ドローする効果では効果で直接手札に加えているため誘発する。
- 「ドローの枚数を+1する」効果に対して誘発しないのはあくまでもドローステップのドロー。蛇皇龍ガルメジャードの効果で効果でのドロー枚数を増やしても凍れる火山で追加分も捨てなければならない。
- 【トランザム】【進化】などのスピリットが「手札に戻る」効果でも誘発する。【チェンジ】等「入れ替える」効果はルールマニュアルVer.11.0以降、「手札が増える」効果としては扱わないように裁定変更された。
- このような効果は誘発効果であるため、アルテミックシールドなどのオープンに対し誘発して手札に加わるカードがオープンされたときはその効果一つ一つに個別に誘発して解決する。
【不死】/「守護者」/ベルゼブモンは、スピリットが破壊されたとき発揮し、そのスピリットが該当コストのとき解決できる。
ルールマニュアルVer.11.0にあわせたルール改定により、ターンプレイヤーが同時に発揮した効果から「条件を満たしていない効果を先に解決する」ということはできなくなり、以下のように解決される(【不死】側に統一された)。
- 相手の闇の聖剣があり、非該当コストの相手のスピリットを効果で破壊した場合。
【不死】/「守護者」効果はまだ解決できず、解決順のルールに従って闇の聖剣の「コスト3/4のスピリットとしても扱う」効果を解決したとき、それに派生して解決できるようになる。
ベルゼブモンは手札で発揮するため、スピリットが破壊されたとき提示するが、同様に「コスト3/4のスピリットとしても扱う」効果を解決してからしか解決できない。
カードの効果はルールに勝つ†
ルールがカードの効果と矛盾する場合、カードの効果が優先される。
- 【バースト】はターンに1回しかセットできないが、英雄皇ロード・ドラゴン・ドミニオンのような効果によるセットはこのルールを無視できる。
ただし、あくまでもセットのルールを無視するだけであって、セットした回数はカウントされる。
そのため、そのターンのメインステップ中、この効果発揮後に手札から新たに【バースト】をセットすることはできない。
- カード効果:デッキに何枚でも入れることができるを持つカードはデッキに好きなだけ入れることができる。
ただし、BooBooマンの制限枚数は公式サイトの記載によりカードテキストより優先される。
- 複数のカードで記述が矛盾する場合、後出ししたカードのテキストが優先される。
公開情報と非公開情報†
<公開されている情報としてすべてのプレイヤーが知る権利を持つもの>
- デッキ総枚数
- デッキ残り枚数
- リザーブ
- トラッシュ(カード、コア)
- 手札枚数
- オープンして手元に置いてあるカード
- フィールド
- ライフ
- ゲームから除外したカード
- (転醒カードを入れて)フィールド外に置いた不透明スリーブ・デッキケースなどの有無
- オープンされたカード
- バースト置き場から手札/デッキ等に戻るバースト
- 公開領域の転醒カードの両面の内容
<非公開情報として持ち主、または効果で確認したプレイヤーのみが知る権利を持つもの>
- デッキの内容
- 手札の内容
- セットされた裏向きのバースト
- 【分身】によって出された分身スピリットの内容
- 【毒刃】などの裏向きで下に置く効果で置いたカードの内容
- 裏向きの手元のカードの内容
- フィールド外に置いた転醒カードの内容
- サイドボード(非公式)
- サイドボードで入れ替えたカード(非公式)
<非公開情報として扱われる表向きのカード>
- バースト効果を発揮していないセットしてある扱いのバースト
- 効果で表になっているデッキのカード
<公開情報として扱われる裏向きのカード>
- バーストのコスト等を参照する効果で確認した対戦相手のバーストの内容
関連リンク†