破壊について †
破壊時の処理 †
破壊されたスピリット/アルティメット/ネクサスは破壊状態になる。
破壊状態のスピリット/アルティメット/ネクサスは、破壊時に誘発したそのカードやそのカードの効果で新たに誘発した別のカードのすべての解決待ちの効果がなくなると、フィールドを離れトラッシュに置かれる。
(該当:派生効果と解決軸)
ルールマニュアルVer.11.0にあわせたルール改定より、消滅やバウンスと合わせて「待機状態」の名称が作られた。
<破壊状態とは> †
- BP比べ、または何らかの効果によってフィールドに存在するカードが破壊されている状態。
- まだフィールドに存在し、そのカードの持つ効果も発揮され、乗っているコアもカードがトラッシュに置かれるまで乗ったまま。
- カードの効果の影響を受ける。
- 疲労や回復はできず、基本的に破壊状態からさらに破壊されることはない。
- 破壊状態のスピリットにブレイヴを合体させることはできない。
- 合体しているブレイヴが破壊されると、そのブレイヴは破壊状態にならず、スピリット/アルティメットに与えている色やシンボル等の情報、【合体時】効果、既に発揮している効果すべてが無効になる。
(その破壊と同時に発揮する効果と、それによる派生効果すべてを解決してからトラッシュに置かれる。)
- 「~破壊されたとき、~することで、自分のフィールドに残る/残す(戻る)」等の効果で破壊状態でなくなったカードは破壊される前と同じ状態でフィールドにとどまる。
効果のテキスト中で「戻る」と記述されているのはトラッシュからということではなく破壊状態からという意味で、後に記述が「残る」に変更された。
(参考:パオ・ペイール)
- 破壊から複数の効果が派生した時、「~破壊されたとき、~することで、自分のフィールドに残る/残す(戻る)」等の効果を解決し破壊状態でなくなると、破壊を条件とするそれ以降の効果は解決されない。
- 消滅(旧・Lv0として破壊)は破壊状態にならず、解決軸の終了後トラッシュに置かれる。
【バースト:相手による自分のスピリット破壊後】の発動条件も満たさない。
(該当:スピリット/アルティメットのコアが最低Lvコスト未満になったとき)
- 「~破壊したとき」に発揮される効果は、「破壊したスピリット/アルティメット1体につき」などの記述がなければ、1つの効果で複数体を破壊しても1度しか発揮されない。
- 「この効果で破壊したスピリット1体につき、~する」効果は、最終的にフィールドに残る可能性があっても、破壊状態にしたまま解決していれば破壊したスピリットとして数える。
<破壊状態についてのゲーム中の流れ> †
- スピリット/アルティメット/ネクサスは破壊されると破壊状態になる。
- 『このスピリットの破壊時』「~が破壊されたとき」等、破壊時に誘発した効果があれば発揮される。
(参考1:派生効果と解決軸)
(参考2:同時に複数の効果が誘発したとき)
- 破壊状態のカードすべてをトラッシュに置くが、その前に破壊状態の合体スピリット/合体アルティメットのブレイヴを残すかどうかを選ぶ。
その後、乗っていたコアをすべてリザーブに移動させ、(残すことを選んだ場合)スピリット状態のブレイヴに維持コストとしてリザーブ/フィールドにあるコアを好きなだけ置く。
<ひとつの破壊(または破壊効果)により複数の効果が誘発したとき、全ての処理が終わるまで破壊状態のカードはフィールドに残る> †
(該当:派生効果と解決軸)
<解決軸中に破壊状態のスピリットがフィールドに存在しなくなった場合、以降の破壊を条件とする効果は処理されない> †
<破壊時とバウンス時の効果発揮の違い> †
- 海人アプカリールがフレイムサイクロンで破壊されたとき、ボイドからコア1つを破壊状態の海人アプカリールの上に置く。
- 海人アプカリールがドリームバブルで手札に戻されたとき、効果を発揮する時点でフィールドには存在していないためボイドからコアを置くことはできない。
- 破壊状態はカードがフィールドに残っているのに対し、ドリームバブル等の効果は発揮中にフィールドからカードが離れる。
この場合、効果を持つスピリットがフィールドにいないため、効果が誘発しないか、誘発しても効果の発生源がいないため不発に終わる。
- 冥府魔神オブシディオンにドリームバブルを使用したとき、オブシディオンの手札破棄効果が発揮されるタイミングはドリームバブルの使用を宣言しコストを支払い対象を選び、そのバウンス効果を適用する前になる。(対象を選択した時点でオブシディオンの効果が適正かのチェックも入るが現状ではあまり意味はない)
(該当:反応型効果)
スピリット/アルティメットのコアが最低Lvコスト未満になったとき †
消滅についてを参照。
関連リンク †