【モスラ】†
●目次
コラボブースター【東宝怪獣大決戦】で登場した、「モスラ」を中心としたデッキ。
その弾だけでは種類も少なくあくまで【怪虫】の中のパーツとしての運用という面が強かった。
コラボブースター【怪獣王ノ咆哮】でその数が倍以上に増え、サポートカードも充実したことにより、【怪虫】から離れ1つのデッキとして成立するほどになった。
基本的にはコラボブースター【東宝怪獣大決戦】とコラボブースター【怪獣王ノ咆哮】の2つで組むことができるが、間に1年半の期間があるということもあり、Xレアのモスラ[1992]やフィニッシャーの鎧モスラなどの入手難易度が若干高いのが難点。
コスト帯が下級から上級までバランス良くばらけている「モスラ」を中心に、「モスラ」と連携できるようになった「バトラ」や、怪虫サポートを組み込んでいく。
スピリット†
- 低コスト
- 妖精モスラ
最軽量の「モスラ」。
【神速】によるアタッカー及びブロッカーの役目を持ち、サポートが無くとも単体でも十分な仕事をする。
- 原始モスラ
最大軽減でノーコスト召喚できる「モスラ」。
他の「モスラ」すべてを相手による破壊から守ることができる。
耐性を持たない緑のスピリットにとってみれば珍しい耐性付与スピリットなので、ぜひとも投入しておきたいカード。
- エメアント(リバイバル版)
緑のスピリット全体のコアを0個にされないようにできる。
原始モスラと同じく最大軽減でノーコスト召喚が可能。
- 中コスト
- 破壊の魔獣バトラ
アタック時にネクサスを破壊できる「バトラ」。
緑の軽減こそ少ないものの、緑のスピリットとしてはネクサスを破壊できる効果は非常に貴重。
- 巨蛾モスラ
「モスラ」/「バトラ」が破壊されるたびに、そのコスト以上の緑のスピリットを手札からノーコストで展開できる、このデッキの永続的な召喚用のエンジンとなる「モスラ」。
召喚対象としては疲労効果とコアブーストを行えるモスラ[1992]や、コストが重く召喚するのに一苦労かかる鎧モスラなどが理想。
- 最珠羅
アタック時に疲労効果を発揮し、Lv2からはバーストも封じる手堅い効果を持った「モスラ」。
その代わり軽減が少なくBPも心許ないため、事故の元になりやすい。
- 水中モード・モスラ
召喚時に「モスラ」の数だけ相手のスピリットを疲労させる「モスラ」。
軽減が多いもののコストの割に効果もBPも控えめで、疲労効果なら他の「モスラ」で間に合っているということも多いため、採用しないという選択肢も取れる。
- バトラ
赤と緑に軽減が分かれており、バトラ(幼虫)から踏み倒すことが前提となる「バトラ」。
BP勝負に特化した性能をしており、疲労効果の多い「モスラ」とはイマイチ効果が噛み合わないものの、全体的にBPが低めなこのデッキの高BPアタッカーとしての需要はある。
- モスラ[1992]
召喚時に疲労効果とコアブーストを発揮し、破壊されても疲労効果を発揮させながら手札に戻る「モスラ」。
その効果ゆえにコアがカツカツの状態で召喚しても問題無くLv2に上昇し、手札に戻った後も巨蛾モスラやモスラの羽化で再召喚が可能。
「モスラ」の中ではアルティメットに触る手段を持つ唯一の存在ということもあり、いかにこのスピリットを早く出せるかで勝負が決する。
- 鎧モスラ
緑らしい貫通効果に、「モスラ」全体にバースト封じを与えるこのデッキのフィニッシャー的存在。
持ち前のダブルシンボルでのアタックをモスラの歌や光速モード・モスラで回復させ何度も敢行させることでライフを積極的に狙うことが可能。
ただし元コストが重く軽減しても召喚には5コストかかるため、モスラの羽化や巨蛾モスラでの踏み倒し召喚が前提となる。
アルティメット†
ブレイヴ†
- 蛇星鞭サビク
疲労状態のスピリット/アルティメットに指定アタック可能になるブレイヴ。
低コストから合体でき、疲労効果を多用するこのデッキにはおあつらえ向きの効果。
小型スピリットのコアを取り除く効果も序盤に役立つ。
コストは低めなもののアルティメットか紫シンボルを投入しないかぎり軽減を確保できないため、十分にコアブーストをしてからの召喚が望まれる。
- シンボルあり
- テッポウナナフシ
合体時効果を持たない代わりにシンボルがあるオオヅツナナフシ。
単純に手札交換を行いながら打点を増やすことができるが、コスト3以下のスピリットが多めの構築だと合体先に困ることになるため、どちらを採用するかはスピリットのコストを見て判断すると良い。
- 黒蟲の妖刀ウスバカゲロウ
【神速】による合体、バースト封じ、貫通効果と、緑らしい効果を詰め込んだブレイヴ。
BPが全体的に低めなこのデッキの突破力を補うために投入しても良い。
- 龍魔神
ドロー効果と疲労状態のスピリットを破壊する効果を持った異魔神ブレイヴ。
どちらの効果もこのデッキに足りないものであり、それらを補うためにも投入しておきたい。
- 鳥獣魔神
疲労効果とコアブースト、またはコアの数を参照としたBP破壊効果を持つ。
コアブーストに長けるこのデッキでは小型スピリットの一掃も狙うことができる。
- 風魔神
コスト破壊とマジック封じ、または2体ブロック効果を付与する異魔神ブレイヴ。
緑単色でのコスト破壊により【装甲】を突破しやすく、2体でのブロック効果により高BPの疲労ブロッカーや無限ブロッカーを無視してアタックを通しやすくなる。
- 兜魔神
バースト封じとドロー効果を持つ異魔神ブレイヴ。
バースト封じの方はスピリットだけでも足りている場合が多いため、このデッキに不足しがちなドローを補いたい。
- 兎魔神
バースト封じと、疲労状態のスピリットをデッキボトムに送りつつ回復する効果を発揮する。
巨蛾モスラなどを筆頭とした疲労効果を持つスピリットとの合体で驚異的なアタッカーになれる。
ネクサス†
- ネクサス
- 目覚めの時
「モスラ」が破壊されるたびにコアブーストを行う他、Lv2からは減らされたライフの分だけドローができる。
貴重なドロー源になるため採用するならなるべくLv2で配置しておきたい。
- インファント島
配置時に「モスラ」をデッキからサーチできるネクサス。
このデッキの重要な手札確保手段となる。
「バトラ」は対象外なので構築には気を付ける必要がある。
- 大樹茂る天守閣
相手のターン中、緑のスピリットすべてがコアシュート効果で消滅しなくなるため、「モスラ」及び「バトラ」すべてが実質的な紫のコアシュート効果への消滅対策を得ることができる。
さらにLv2では相手のアタックに反応してデッキから「モスラ」を召喚できるため、相手のアタックをアドバンテージに変換できる。
- 無限蟲の蟻塚(リバイバル版)
Lv1・2効果により、モスラ[1992]のチャンプアタックへの弱さを補える。
Lv2効果は蛇星鞭サビクと相性が良く、手札の怪虫の展開を狙える。
コアブーストが得意なデッキでもコスト5ネクサスは序盤に引くと持て余すため、採用枚数は吟味したい。
マジック†
- モスラの羽化
普通に使えば単純な1体疲労のマジックだが、ライフが2以下の状況ならば手札から「モスラ」をノーコストで召喚できる。
追撃にも防御にも使えるため、手札には常に何かしらの「モスラ」と一緒に握っておきたい。
- ネオ・ハンドリバース
手札交換用マジック。
安定して3枚ドローできる他、フラッシュタイミングでの加算BPも大きく、BP勝負が苦手なこのデッキの低BPを補うことが可能。
デッキの動かし方†
序盤はモスラ(幼虫)[1992]や守護神獣モスラなどでコアブーストを行い、中型スピリットの召喚に備える。
できることなら巨蛾モスラを最速で召喚し、大型の「モスラ」に繋げたい。
相手が疲労ブロッカーなどを使わないタイプであれば、小型の「モスラ」とモスラの歌や光速モード・モスラの回復効果などで追撃し序盤で勝負を決めることも可能。
【神速】や巨蛾モスラ、モスラの羽化などの効果による召喚が多いため、他の緑デッキ同様に紫煙獅子への明確な対処法を作っておかないと動きを制限されてしまう。
また、全体的に低めのBPを疲労効果でごまかすため、【装甲】の類や効果耐性を持つ疲労ブロッカーにも弱い。
参考レシピ†
関連リンク†
デッキ集
【怪虫】