リバイバル

同名カードの一種で、同名のまま「リメイク」され、効果などに改定が加えられたカード群。
「リバイバル(復活)」の名が示す通り往年のカード群が現環境へ復帰するコンセプトで登場した。
烈火伝 第3章キャンペーンカードとして先行企画で初登場。
本格参戦第1弾は、メインブースター「BS30弾トッパ記念」企画としてBS01ナンバーのカード群をすべてリバイバルしたリバイバルブースター【龍皇再誕】が発売された。
本格参戦第2弾は十二神皇編、人気投票結果による星座編リバイバル。
以降は契約編までメインブースターに一定の収録枠を確保しての少数収録が続いたが、契約編:界時点では構築済みデッキへの収録が主となっている。

●目次

ルール

概要

カードとしては、イラストの右下または左下に「REVIVAL」ロゴが加えられて判別できるようになっている。
ロゴが他より比較的大きく、イラストの邪魔になるため、ビジュアルデザインとしての評判は芳しくない。
リバイバルが高位のレアリティに設定されるのは一部例外のみである為、ほとんどのレアカードはレアリティが下がっている場合が多い。

環境から姿を消した数年前のカードが、最新環境に合わせてBPやコスト、カード効果などが強力に設定されている。
弊害として性能が上方修正され過ぎた結果、人気スピリットのブレイドラを皮切りにリバイバル前が巻き添えで制限対象になるケースが多発している。

推移

第7期「烈火伝」で登場した本格参戦第一弾:リバイバルブースター【龍皇再誕】ではソウルコア導入初年度ということもあり、ソウルコアの条件付きでようやくリバイバル前の上位互換になるカードやデメリットがそのままというものが多かったため、少数の使いやすいカードと多数の使いづらいカードが極端に分かれてしまう弊害が起きた。
また、現行の烈火伝武竜忍風といったシナジーは一切考慮されていない記念企画であったため、実用性が非常に乏しく需要が低かった。
なお、売り上げ不振により流通量が少なく、再録以外で優秀なカードの入手が難しい。

第8期「十二神皇編」では、「みんなで決めるリバイバルカード商品化企画!」にて星座編が本格参戦第二弾に選ばれたが、大方の予想に反して星座編単体のリバイバルブースターではなく十二神皇編 第4章十二神皇編 第5章への分割・抱き合わせ商法での収録となった。
更に、神皇十冠異魔神関係がほとんどとなり、それらの系統・キーワード能力が付与される、能力やサポート対象が別物レベルで変化し運用や構築が大幅に異なってしまい、星座編のカードと組み合わせることが難しく、面影が無くなっているものもあった。
バンダイの後藤晃平は、雑誌『カードゲーマー』vol.38のインタビューにて「昔の特徴がなくなったのなら意味がない」というコメントがきたことを述べている。
これらの弊害はひとえにリバイバルブースター【龍皇再誕】の失策を踏まえて「リバイバル単体で売らない」・「効果は現行弾にシナジーさせる」といった判断を往年の人気を知らない開発陣営にもたらしたためだろう。
記念企画に需要はないという失敗を人気企画に反映させるといった食い違いが星座編イラストを使いまわした神皇編水増しという悲劇を生むこととなった。

煌臨編以降のリバイバルでは、単純な上位互換だったり、星座編リバイバルのようにプッシュしているキーワード能力が付与されたりとカードによって様々。
その時プッシュしている系統と同じスピリットやそのサポートマジックをリバイバルしていることが多い。

ヤシウムブレイドラスワロウテイルのようにリバイバル後のカードが、効果を鑑みて禁止・制限カード入りしたことにより、リバイバル前のものまで規制されるという憂き目にあったこともある。

カードリスト

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関連項目

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