【竜騎士】†
●目次
転醒編 第1章:輪廻転生にて登場した「竜騎士」や系統:起幻を持つ紫のカードなどを用いて構築するデッキ。
BS52~BS56の間に発売したカードや、バトスピダッシュデッキ【革命の竜騎士】に収録された「騎士」、「キャメロット」カードを中心に構築する。
環境や好みに合わせて系統:起幻を持たない「騎士」を入れることもできる。
創界石を軸にした型/ミラージュを軸にした騎士・キャメロットとの混合型などデッキ構築の幅は広い。
アニメ『バトルスピリッツ 赫盟のガレット』では、主人公のガレット・レヴォが使用したデッキであり、キャラデッキとしての構築も可能である。
スピリット†
- キャメロット・ルーク
創界神に対して強力なメタ効果を発揮するスピリット。
効果で破壊されないため場持ちもよい。
環境や好みに合わせて採用を検討できる。
- 竜騎士長ジャンヴァルジャン/飛電の竜騎士長ジャンヴァルジャン
このデッキの展開の軸となるスピリットその1。
召喚時に2枚ドローを行い、アタック時にはライフ回復を行う。
転醒条件が自分のライフ4以上もしくは相手のライフ4以下である点には気を付けたい。
転醒するとトラッシュ/手札より、2体の「竜騎士」を召喚でき、召喚したスピリット1体につきフィールドのコアを1個をトラッシュに置ける。
注意点としてはこの効果で召喚したスピリットは召喚時効果が発揮できない点と、発揮時に維持コスト確保のためにこのスピリットを消滅させてしまうとコアシュート効果が発揮しない。
ガレット・レヴォでトラッシュのコアを回収し、必要コアの確保に努めたい。
転醒後は特に効果を持たないのでマジックの不足コストにするなどして自壊させ、トラッシュにて待機させたい。
表面の召喚時ドローが強制であるので【バースト】には用心しよう。
環境にもよるが、基本3枚必須。
- 竜騎士長ヴォルスティン/地雷の竜騎士長ヴォルスティン
このデッキの展開の軸となるスピリットその2。
表面の召喚時にトラッシュから「竜騎士」を召喚でき、さらにアタックステップ終了を封じる。
この効果は「このターンの間」であるため、このスピリットが場を離れても継続する。
裏面になると、「竜騎士」、「龍騎皇」の回復と、Lv無視してすべての効果を発揮可能という、コアが得づらいこのデッキのカバーが可能なカードとなっている。
2~3枚入れたい。
- 天空の竜騎士スクライヴァー
紫の効果によって召喚したとき、ライフバーンを与えるカード。
詰めの1枚にちょうど良く、また優秀な召喚時効果を持つので腐りにくい。
状況にもよるが優先してトラッシュに落としたいカードの1枚。
- 闇騎士ランスロットX
ガレット・レヴォの使用カード
自分のトラッシュにある紫のカード1枚を手札に戻すという地味ながらも強力なバースト効果を所持している。
神託などでトラッシュに落ちたマジックやネクサスなどを回収したい。
- 竜騎士ソーディアス・ドラグーン3種
※表側が同じため、まとめて解説する。
ガレット・レヴォのキースピリット。
コア2個以上のスピリットへの指定アタックに、トラッシュへのコアシュートとそれに付随したライフバーンがある。
表面の効果は(転醒して大型スピリットになれることを考えると)よく言えばコスト相応、悪く言えば地味である。
採用するのであればキャメロット・クイーンと同時採用し、早めに転醒しておきたい。
- 龍騎皇ドラゴニック・アーサー
赤の龍騎皇。
転醒時にBP15000以下のスピリット/20000以下のアルティメット全破壊と豪快な効果を発揮する。
OC/合体状態でなければ大抵のスピリット/アルティメットは破壊できるだろう。
破壊できなかった場合もアタック時の指定アタックとターン1の回復効果によって破壊することができ、下記2種と比べると盤面のコントロールに特化している。
Lv4であれば問答無用に2個のライフをボイド送りと豪快な効果をしているが、欠点として要求してくる維持コアが多い。
この効果はを狙う場合はガレット・レヴォと一緒に使うとよい。
また、「竜騎士」ではないので各種サポートが受けられない。
- キャメロット・クイーン
「ソーディアス・ドラグーン」が召喚されたときにトラッシュからノーコスト召喚することができ、同カードがアタックしたとき転醒させることができる。
「ソーディアス・ドラグーン」は転醒条件が地味に満たしづらいため、セットで採用したい。
- 五英雄 竜騎士皇アヴァルケイン
このデッキのキースピリット。
召喚/アタック時に発揮するのトラッシュへの2コアシュートは、カウント2以上であれば防げなくなる。
他にも自分の竜騎士すべてへの耐性付与、竜騎士を裏返しての回復効果とこのデッキを強力にサポートする効果を持っている。
欠点として、このカード単体では決め手に欠ける。
竜騎士魔神や天醒槍ロンゴ・ミニアスで打点を強化したりするなどして補助したい。
- 竜騎士グロスマッド
アルティメットも対象に取れる強力なバースト効果と指定アタック付与を持つ。
ブレイヴ†
基本的に竜騎士魔神や天醒槍ロンゴ・ミニアスで打点を強化するので、無理に採用する必要はない。
ネクサス†
- カクメイミラージュ
配置時に1ドロー、相手の効果でフィールドを離れれば、自分のミラージュ1つを破棄することで、コストを支払わずにセットするという隙のない効果を持つ。
ミラージュ効果は相手のコアがリザーブに置かれたとき、コスト6以上の竜騎士/闇騎士/龍騎皇1体を回復させるもの。
「リザーブに置かれたとき」という記述のため、コアシュート以外にも破壊されたカードのコアがリザーブに置かれた場合も発揮できる。
系統:起幻を持っていないが、ミラージュを軸にするなら採用したいカード。
- 紫の世界/紫の悪魔神
このデッキの防御も兼任する優秀な足場。
表面は配置時1枚ドローにコアシュート、転醒すれば相手のコアをトラッシュに送ったり、ハンデスを行える。
理由がなければ3枚積みたい。
- 新しき世界/風雅龍エレア・ラグーン
制限カード。
容易な条件で転醒でき、転醒時には2コアブーストを行える。
このデッキはコアがカツカツになりがちなのでできれば採用したい。
- ガレット・レヴォ
神域により軽減とコア回収を行える。
コアが不足しがちなこのデッキを大いにサポートできる。
ちなみにLv1は重複不可だが、Lv2のコア回収効果は重複が可能なのは覚えておきたい。
転醒ネクサスをサポートできない点は注意。
- モーブ学園制服ガレット・レヴォ
配置時にボイドからコア2個をこのネクサスに置くか、トラッシュの「騎士」/「キャメロット」を含むコスト5以下の紫のカード1枚を、コストを支払わずに召喚できる。
神技ではスピリット上のコア2個をリザーブにシュートできる。
系統:起幻を持っていない点やコストが重いことなどもあり、採用優先度は低い。
配置時は先に神託でトラッシュを肥やしてからどちらの配置時効果を使うか判断したい。
- 魔術皇の大創界石/魔術皇ア=ズーラ
表は6色ネクサスに対して強力なメタ効果を発揮するが、そうなるとこちらの採用カードも絞る必要があるのが欠点。
転醒するとコア回収に2体のスピリット/アルティメットを破壊したり、相手の防御を封じることができる。
- 竜騎士の創界石/竜騎士魔神
表は「竜騎士」がコアシュートを発揮するとき無色として扱うことができ、転醒すれば打点強化に範囲の広いコアシュートを行うことができる。
合体中効果を持つカードの枚数によって、採用するか否を検討したい。
マジック†
デッキの動かし方†
序盤は創界神ネクサスの配置時神託、ミラージュ効果や各騎士の召喚時効果などで手札を破棄しつつ、盤面を固めていく。
竜騎士長ジャンヴァルジャンの転醒条件のことも考えると、多少雑であったとしても序盤で相手ライフを4にした方が後々楽である。
中盤以降は竜騎士長ヴォルスティン/地雷の竜騎士長ヴォルスティンの召喚時効果で竜騎士長ジャンヴァルジャン/飛電の竜騎士長ジャンヴァルジャンを召喚し、アタックステップを終了できない状態で転醒しながら盤面を展開、コアをトラッシュに送りながら相手の防御手段を断っていく。
アニメのように、竜騎士皇帝グラン・ドラゴニック・アーサー+天醒槍ロンゴ・ミニアスでの4点ワンショットを狙うことも可能。
基本的に複数のカードを組み合わせてコンボで戦うのが前提であり、1枚のカードパワーはそこまで高くない。
夜族の反魂呪のようにコストの軽い蘇生札が少ないのもネック。
また、フィールドを離れた際に転醒できるカードが少なく、アタックして転醒する都合上、どうしても防御が脆くなる。
カウントも貯まりやすいため、気を付けなければ『カウント〇以下』という条件を満たせなくなる。
トラッシュを除外する/封じるカードとの相性も悪く、現状保護するカードもない。
また、ネクサスに触れるカードがないのもキツい。
デッキの派生系†
ミラージュ軸†
このデッキと相性の良いミラージュは系統:起幻を持っていないため、ドローを大目に採用するか、聖杯の闇騎士ギャラハッドと竜騎士ハルヴァーディスでトラッシュからセットするのが主流となるだろう。(そのためこの2枚は必須カードと見てよい)
竜騎士ハルヴァーディスは公開情報とはいえバーストもセットできるため、防御が多少は厚くなるだろう。
創界石とそれらをサポートする竜騎士ライディーク・魔石の竜騎士ザクソンや合体時効果を持つ低コストの竜騎士ヘクゼット・竜騎士ヴァルジェットなどを採用した型。
魔術皇の大創界石/魔術皇ア=ズーラは表は6色ネクサスに対する強力なメタを持ち、裏面も相手にとっては厄介な効果を持つスピリットである。
竜騎士魔神は合体条件が緩く、打点強化として一役買ってくれるほか、合体中効果が使いやすくなる。
欠点として創界石自体はシンボルを持たないため序盤の足場が多少不安定なことと、導きの少女ヴィーナを採用できない点だろうか。
関連リンク†
デッキ集