覇王編フレーバーテキストの主人公の一人。
9歳で炎楯の使者として闇楯に出され、その後636年に氷楯に遊学する。
たった1人の愚かな行いで「剣の誓い」が破られた。
六つの国がそれぞれ立派な楯を旗印にしていたことから、
戦乱勃発の直後、炎楯と闇楯の間に相互不可侵条約が結ばれた。
氷楯の軍の侵攻による苛烈さは、住民以外にも影響を与えた。
氷楯の一部の者は、炎楯への侵略に大義を主張したが、
この頃ケイが氷楯に遊学していたのは有名な話だが、
その戦いに戦略的な大きな意義はなかったが、歴史的には大いなる意味があった。
真に風楯を同盟国為し得たのは、彼らの信奉する神域を、
「翼竜の会戦」で大敗した氷楯の軍は、侵攻する力を失っていた。
ケイとマナカの2度目の邂逅は、やはり戦場のただなかだった。
開戦当時、海楯と氷楯が同盟関係にあることは、誰も知らなかった。
「六虚神の争乱」で最も割を食ったのは闇楯の国であった。
親友の命を救った天使を讃え、ケイは聖堂を建てた。
射幸心と享楽を誘う施設の数々……。
虚神討伐直後のマナカを、一部の天使たちとペンギンの軍団が裏切った。
「神殺しの覇王」マナカが生死不明。
闇楯への遠征に反対する者も少なからずいた。
氷楯との国境に配されたのは、100匹の羊を獅子に変える将だった。
海楯の竜族を従えたゼヨンと名乗る男が、
この街が姿を現したのは、虚神が出現した643年のことだ。
降伏の証として、光楯の最高の宮殿がケイに送られた。
降伏させるまでは早かった。それがケイを誤解させた。
放逐した役人の中には民心を得ている者もいた。
もし炎楯陣営に神殺しの覇王マナカがいたなら、
炎楯侵略の失敗、虚神の到来。
氷循の中枢はむしろ積極的にケイの軍門に下った。
炎楯の軍に加え、ゼヨンの連れてきた海楯の竜族たち。
氷楯にあって中立を掲げた地域はほぼ反炎楯と言ってよく、
国家の中枢に近いほど、氷楯の将たちはケイに共感した。
マナカの生存が確認された。しかし、それは敵陣の中にであった。
マナカの呼びかけに最初に応じたのは、蛇たちだった。
後に「超難坂の逃走」と呼ばれるようになる大逃走劇は、
ケイの実行した「覇王の長征」を、ゼヨンをはじめとする、
超難坂にて行われた追討戦は、
超難坂にて行われた追討戦は、
天下分け目の決戦。その最初の閧の声は、
この決戦において、ケイの選んだのは戦力集中と中央突破という、
5カ国連合の敷いた罠は見事に成功した。
炎楯の軍が敵の右翼に回ることで、風楯の闘争心に火をつけた。
用意周到に練られた策。本陣を守る、氷楯の鉄壁の獣たち。
ケイの戦闘力を考えれば、前線にいないのは戦力的損失と言えるが、
後世、「ゼヨンの地下茎」と呼ばれる陰謀の鎖は、
停戦後の協議は闇楯にて開催された。
マナカがケイの求婚を受け入れたことで全会一致となり、
大戦の元凶となったゼヨンの出身国ということもあり、
虚神の出現以降、光楯が戦場になることはなかった。
炎楯の聖域には、絶対なる存在が眠っているという。
新帝国誕生により、最も恩恵を受けたのは海楯だったかもしれない。
皇帝の結婚式は公務であるべきだが、
自らの結婚をうまく道具として使い、ケイは初代皇帝となった。
