【戦国六武将ムドウ】†
烈火伝 第3章で登場した紫のアルティメット、戦国六武将ムドウを中心とした紫デッキ。
戦国六武将ムドウの【ソウルドライブ】はソウルコアを引き換えに、相手のスピリット/アルティメットに加えトラッシュも対象に含めコアを最大8個ボイドに送るという、一撃でゲームを終わらせかねない効果を持つ。
この効果を1ターンでも早く発揮できるように戦国六武将ムドウの早期召喚を狙うのがコンセプトとなる。
十二神皇編 第4章では戦国六武将ムドウとサポートを共有でき、効果発揮にソウルコアを要求しない獄土の四魔卿マグナマイザーが登場。
それぞれ得意分野及び弱点が異なるものの召喚までの手順はほぼ同一のため、このアルティメットを主軸としたデッキも本稿で解説する。
基本的な構築や動きは【紫速攻】と似ているが、このデッキでは特に戦国六武将ムドウと獄土の四魔卿マグナマイザーを重視して構築を行う。
側近衆ヘル・スカルや堕天剣聖モロクでの召喚条件を無視した手札からの召喚、またはフォビドゥングレイヴを用いたトラッシュからの召喚条件を無視した召喚などが【紫速攻】とは違ってくる点となる。
スピリット†
- ガスミミズク
消滅/破壊時にコアシュートを行う小型の霊獣。
アルティメットからもコアシュートできるため序盤に出しておくだけで相手にプレッシャーをかける。
- シキツル、ボーン・バード
コスト3のドロー効果を持つスピリット。
前者は紫だけで軽減しやすく、後者は自身のデッキ破棄を行えるためトラッシュからの召喚の準備を行える。
2016年11月以降は鎧闘鬼ラショウと紫煙獅子がともに制限1カードとなるため、ボーン・バードのトラッシュ肥やしの重要性は高まる。
- ミイラバード、透明人間エクリア
召喚時に手元のカードを全て破棄する。前者はコアのボイド送りと疲労効果へのメタ効果を持ち、後者は最大軽減でノーコスト召喚が可能。
【アクセル】や華黄の城門といったカードへのメタとなる。
また、どちらも軽量かつ軽減の多い無魔であるため、旅団の摩天楼があれば相手のデッキに関係なく活躍が可能。
- ガスウサギ
こちらは自分のスピリット/アルティメットの数まで手元のカードの破棄を行う。
自身を含むため最低でも1枚は保証されており、コストの低さも魅力的。
霊獣であるため式鬼神オブザデッドで不意打ちも可能。
- 大鎌鬼シガン
アタック時に手札の紫のカードと引き換えに手札交換を行える呪鬼。
Lv2になるとコアシュート効果を発揮できるようになるが、トラッシュの戦国六武将ムドウを回収しなければならない事態になることも想定して運用したい。
- 鎧闘鬼ラショウ
自分のデッキを4枚破棄することで2枚ドローする呪鬼。
手札とトラッシュ両方を肥やすこのデッキの中軸になるスピリット。
ネクサス保護に引っかかりにくいネクサス除去効果も有用な必須カード。
2016年11月より制限1カードとなる。
- 紫煙獅子
コスト6のスピリットだが、デッキ破棄による自身のコスト軽減により実質3コストで出せる霊獣。
多くのデッキで使われる踏み倒し召喚などにプレッシャーをかけるLv2効果が強力。
こちらはアルティメットが主力のため、効果に引っかかることも少ない。
相手の展開を阻害しつつこちらの展開を早める目的でも3枚投入したい必須カードだったが、2016年11月より制限1カードとなる。
- 宇宙忍者バルタン星人
召喚時効果で事実上のデッキの6枚破棄を行え、同名カードをオープンできれば続けて効果を発揮可能。
デッキ破棄へのメタカードをくぐり抜けてトラッシュを肥やせる。
アタックによるコアシュートやコアブースト効果を持つが、維持コストの高さや対象の狭さから、狙う必要は薄い。
- 砲天使カノン(リバイバル)
ライフ減少後の【Sバースト】でBP10000以下の相手スピリットを一掃する黄のスピリット。
防御が手薄になりやすいため防御用のお守りとして。
- 戦鬼ムルシエラ
【アクセル】で相手のスピリット/アルティメットを一掃できる。
紫における基本となる除去札。
召喚時にトラッシュを肥やすこともできるが、元々のコストが高く最大軽減でも2コアを要求するため、終盤どうしてもトラッシュ肥やしが必要になった際に行う程度で良い。
- 龍面鬼ビランバ
陰陽童と違い、相手がどのタイミングであれコアを増やした途端に手札から召喚できる大型の呪鬼。
絶甲氷盾のライフ回復などにも反応しコアをボイド送りにするため、陰陽童だけではコアブースト対策が不安というときに採用すると良い。
アルティメット†
- 戦国六武将ムドウ
このデッキのフィニッシャー。
相手の場と展開力を壊滅させる【ソウルドライブ】に加え、無色化により【装甲】類を貫通し、さらには【ソウルドライブ】とは別に発揮できる3コアシュートも備えている。
早期に召喚できればその分だけ勝利に直結するが、自身はあくまでシングルシンボルであるため打点が不足するのが最大の弱点。
【ソウルドライブ】後はアルティメットや低コストスピリットの一斉攻撃で早急に勝負を決めたい。
ブレイヴ†
- 妖刀ムラサメ
消滅/破壊後の【Sバースト】によるコアシュートと、アタック時効果でコア移動をさせつつドローが可能。
基本的にはスピリット状態で運用することになる。紫煙獅子などと合体できれば御の字。
ネクサス†
マジック†
マジックだけに限らないが、戦国六武将ムドウの【ソウルドライブ】発揮後はソウルコアを使用するカードが使えなくなる点に注意。
- ダークマター
破壊後の【バースト】でトラッシュの紫のカードをある程度操作しながらデッキに回収できる。
この効果でトラッシュに落ちてしまったフォビドゥングレイヴなどを回収可能。
また、デッキアウトを防ぐための対抗策になりえるため、2枚以上は入れておきたい。
フラッシュ効果のブレイヴ破壊も優秀。
- フォビドゥングレイヴ
トラッシュの戦国六武将ムドウを筆頭に次代アルティメットをノーコスト召喚できるキーカード。
スピリットのみを並べた場合は軽減を満たしづらいため、軽いアルティメットも召喚して使用コストを抑えたい。
デッキの動かし方†
序盤からはボーン・バードや鎧闘鬼ラショウでトラッシュを肥やしつつ手札を整えていく。
その過程で陰陽童や紫煙獅子などで相手の動きを妨害できればなお良し。
序盤のうちからアタックをしかけて相手にコアを与える必要は無いので、こちらの準備が整うまではアタックせずに待つことも大事。
トラッシュに戦国六武将ムドウ、手札にフォビドゥングレイヴが揃っており、相手のコアを狙い撃てる状況ならば、多少コアがカツカツの状態でも召喚して【ソウルドライブ】を使ってしまう。
無理にLv4の状態で使用しなくとも、Lv3でコアを6個ボイドに送るだけでも相手の動きを制限できるので、そのあとは小型のスピリットを召喚してライフを奪っていく。
デッキ破棄効果を封じられてしまうとトラッシュを肥やす手段が無くなってしまい、展開に遅れが生じる。
また、降魔明王などのトラッシュのカードに触れなくするカードを出されてしまうとフォビドゥングレイヴどころかネクロブライトや式鬼神オブザデッドすらも使用できなくなってしまう。
いかに戦国六武将ムドウの【ソウルドライブ】が強力とはいえそれだけに頼るわけにもいかないため、そういったメタカードを排除できる手段をデッキ内に入れておく必要がある。
関連リンク†
デッキ集