【死竜】†
バトスピスタートデッキ【異魔神襲来】から登場した系統:「死竜」を持つスピリットを軸に構築するデッキ。
死竜のスピリットは系統に妖蛇を持ち併せているものも多く、それらのサポートカードも投入することができる。
『相手によるこのスピリットの消滅/破壊時』効果を持つものが多いのも特徴。
また、異魔神ブレイヴを全体的にサポートする傾向にあるため、スムーズに合体して攻められる環境づくりが求められる。
十二神皇編 第2章で《封印》を持った辰の十二神皇ウロヴォリアスと、それらを相互にサポートする十冠スピリットが登場したことにより、《封印時》のギミックを投入したデッキを構築することも可能となった。
死竜と妖蛇のスピリットを中心に、異魔神ブレイヴを合体できる構築を行う。
異魔神ブレイヴは合体条件がコスト4以上のものが多いので、コスト4以上のスピリットを中心に構築する。
スピリットは基本的には紫だが、異魔神ブレイヴの軽減の色に合わせて他色のスピリットを投入するのもあり。
中コスト程度のスピリットを主力としたビートダウンと辰の十二神皇ウロヴォリアスを採用したコントロールで構築やデッキの回し方が大きく変わるため、あらかじめ方向性を決めておきたい。
スピリット†
- 低コスト
- クリスタニードル
コスト0の最軽量の死竜。
相手による消滅/破壊時にネクサスを破壊するという優秀な1枚。
- ウロドラ
死竜スピリットが召喚されるたびにコアシュートを行うという、小型とは思えないほどの高スペックな死竜。
最大軽減でコスト0なので、軽減要員としても働く。
- 蛇僧侶ハリム
紫お馴染みのコスト3のドロースピリット。
死竜ではないが、相手による消滅/破壊時の疲労効果が強力なので投入する価値あり。
- ダークネスワイバーン
召喚時にドローか、ソウルコアを支払えば疲労状態のスピリットを破壊できる死竜。
合体時の無色化効果は【装甲】の類に弱いこのデッキの突破口になりうる。
- 鎧闘鬼ラショウ
召喚時にトラッシュを肥やしつつドローを行える紫スピリット。2016年11月から制限1カード。
ネクサス対策も行えるため1体で多くの仕事をこなす。
- 混沌の魔術師アマルディ
召喚時にトラッシュを肥やしつつ、紫のスピリットカードかブレイヴを回収できる死竜。
系統を無視した場合、上記の鎧闘鬼ラショウの存在により影が薄かったが、あちらが2016年11月から制限1カードとなるためその役目がこちらに回ってくることとなる。
- メタルボーンドラゴン
紫対策にコアを多めに置いているスピリットに対し、指定アタックを行える死竜。
コアシュート対策効果を持っているスピリットの除去が主な役目となる。
- 死神壬龍ジェット・ザ・リッパー
コアシュートではなくコアの数を参照とした破壊効果を発揮するため、コアシュートが効かないカニコングのようなスピリットを除去できる死竜。
最大の特徴は《封印時》のライフへの直接ダメージであり、タイミングを問わないためウロドラなどと組み合わせることでアタックステップに入らずともライフを削り勝利することができる。
- 十字騎竜クルセイダス
召喚時にデッキから神皇とブレイヴを1枚ずつ手札に加える死竜。
残ったカードは破棄されるためトラッシュ利用に繋げやすいのもポイント。
合体時効果も相手スピリットの除去とライフを直接狙える強力なものなので、ぜひとも狙っていきたい。
- 騎死龍グレイザス
アタック時に自分のスピリットの『相手によるこのスピリットの消滅/破壊時』効果を能動的に発揮させる優秀なスピリット。
合体時効果のハンデスも強力。
- 戊の四騎龍ホワイトライダー
召喚時のコアシュートはアルティメットも射程に入れており非常に使いやすい死竜。
Lv2からの効果が最大の特徴であり、死竜を召喚する際に相手のリザーブのコアを使用するという掟破りな効果を発揮する。
コアブースト手段の少ないこのデッキの欠点を補いつつ相手の使用可能なコアを減らせるため、辰の十二神皇ウロヴォリアスなどの大型の死竜も早期に召喚することで可能。
- 水晶龍アメジスト・ドラゴン
このデッキのキースピリット。
召喚時に手札/トラッシュから異魔神ブレイヴを踏み倒し召喚しつつ、さらに2枚ドローまで行う。
合体時効果のライフ貫通効果も合わせれば1体でライフを半分以上削ることも可能。
- 六冥魔導ディエス・レイス
死竜でも妖蛇でもないが、合体スピリットのアタックを強力にサポートする1枚。
相手がコア除去対策や【装甲】などで耐性を付けていても逆手にとってマジックを使えなくさせる。
合体時効果は3コアシュートだが、異魔神と合体しているときには6コアをトラッシュに送るという離れ業を見せる。
- 六冥魔導シャミーラム
死竜でも妖蛇でもないが、合体スピリットのアタックを強力にサポートする1枚。
相手がコア除去対策や【装甲】などで耐性を付けていても逆手にとってブロックされなくなる。
破壊されても手札に還り、ランダムに手札を破棄させる為かなり嫌らしい動きをする。
- 高コスト
- 辰の十二神皇ウロヴォリアス
召喚時に《封印》を行い、《封印時》には【呪縛】を発揮し相手の動きをコントロールすることができる。
死神壬龍ジェット・ザ・リッパーの《封印時》効果と組み合わせると、アタックせずとも相手のライフを削ることもできる。
さらに自分のターンには神皇/十冠の破壊時には相手のライフのコアをボイドに送るという効果まで発揮するため、このカードを軸にする場合は十冠を持つ死竜をできるだけ多く投入したい。
- 魔竜デスラー
ライフ減少後の【バースト】で簡単に召喚できる死竜。
召喚時に2枚ドローを行いアドバンテージを稼ぎつつ、異魔神ブレイヴの合体先として働いてくれる。
- 冥龍ゾン・サーグ
相手による消滅/破壊時に相手のコアをボイドに送りつつコアブーストを行い回復するという、欲張りな効果を詰め込んだ死竜。
合体時効果も相手が選択するとはいえ、スピリット/アルティメット1体を確殺できる。
- 暗黒龍騎ダークス
召喚時に手札を破棄し、そのコスト分だけコアシュートを行う豪快な死竜。
捨てる手札によっては相手の場を壊滅させることができる。
そのまま召喚するにはコストが重いため、聖龍騎パラディウムの効果でトラッシュから召喚するのが一番スムーズ。
- 丙の紫煙巨人
消滅/破壊後の【バースト】で相手の疲労状態のスピリット/アルティメット及び合体しているブレイヴも破壊できる。死竜ではないが十冠を持つ。
セットしたこのカードが破棄されてもバーストが発動されるため、様々なデッキで猛威を振るう炎魔神に対し、どちらの合体時効果を使われても確実に発揮して返り討ちにできる。
- 戦鬼ムルシエラ
【アクセル】によりコアが3個以下のスピリット/アルティメットを一掃する凶悪な1枚。
手元から召喚する際もトラッシュを肥やし、ダブルシンボルなのでアタッカーとしても活躍する。
欠点として死竜ではないが、除去用マジック感覚で投入しても十分機能する。
- 死龍大帝バスカール
召喚時に相手が選ぶとはいえ、最大4コアをトラッシュに送り込む大型の死竜。
Lv2効果は相手のコア除去対策を逆手にとってアタックできる。
ブレイヴ†
- シンボルなし
- 騎士王蛇ペンドラゴン
召喚時にコアシュートを行う紫のブレイヴ。2016年11月から制限解除カード。
【超装甲】の穴を付いて除去を行えるほか、合体条件も緩いため合体時のコアシュートも有効に働く。
- シンボルあり
- 龍魔神
右合体時は疲労状態のスピリットの破壊とコアブースト、左合体時は疲労効果とドローを行う紫の異魔神。
合体条件も緩く、どんなスピリットに合体させても立派なアタッカーに仕立て上げる、このデッキの異魔神側のキーカード。
- 鮫魔神
右合体時効果でコアが少ないスピリットを破壊しつつマジックを封じ、左合体時にはコアシュートを行う青の異魔神。
強力な右合体時効果をメインで使うことになるが、コスト5以上の重い合体条件がかなり大きく響く。
- 竜機魔神
右合体時には手札破棄、左合体時にはコスト6以下のバウンスを行う紫の異魔神。
コアシュートを遮るカニコングなどを一時的にフィールドから排除できるため非常に便利。
- 聖魔神
右合体時にはライフ参照の蘇生効果、左合体時にはライフ回復効果を発揮する紫の異魔神。
- 呪魔神
死竜の数を参照したBP破壊効果とコアシュートを発揮する紫の異魔神。
BP破壊が行えるのは非常にありがたいが、コスト5以上の合体条件が厳しい。
- 炎魔神
右合体時には自身のBP以下のスピリット/アルティメットを破壊する効果、左合体時にはバーストを破棄しBPを上昇させる効果を発揮する赤の異魔神。
軽減に紫が無いためコストを支払って召喚するのは厳しいので、水晶龍アメジスト・ドラゴンでの蘇生が前提となるが、その分強力な効果で相手の場を荒らしてくれる。
- 悪龍魔神
コアシュートとドロー、もしくはコスト4以下のスピリットを踏み倒し召喚する紫の異魔神ブレイヴ。
左右ともに強力な効果だが、左右で合体条件が違う点には注意。
ネクサス†
- 聖と魔の凱旋門
異魔神が召喚されるたびに1ドローできる紫のネクサス。
Lv2からは合体スピリットがアタックするたびにコアシュートを行うので、天魔王ゴッド・ゼクスのようにスピリットやマジックの効果を受けない相手も除去できるようになる。
- No.16 リッチマウンテン
死竜の消滅/破壊時にドローができるため、配置しておくだけでも相手にこちらの破壊を躊躇させることができる。
《封印時》には手札と引き換えに神皇/十冠スピリットに効果破壊耐性を与えるため、耐性を持たない神皇/十冠スピリットの布陣をより強固なものにできる。
- 紫水晶の古宮殿
配置時にデッキから死竜か異魔神を1枚手札に加える紫ネクサス。
このデッキのキーカードを引っ張ってこれるため便利。
Lv2効果も消滅/破壊時効果を使いまわせる強力な効果。
マジック†
- ゲイルロードウィンド
緑の疲労マジック。
ダークネスワイバーンの疲労破壊効果などに繋げて良いが、《封印時》効果でバウンス効果を発揮できるため、効果破壊耐性やコア除去耐性を持つスピリットに対して非常に効果がある。
- ポイズンブレス
コアが1個のスピリットのアタックではライフが減らなくなるという、紫の防御マジック。
真髄は《封印時》の全体コアシュート効果にあり、防御にも攻撃にも使用できる非常に強力なマジック。
辰の十二神皇ウロヴォリアスの【呪縛】と組み合わせることが前提となる。
- イマジンリターン
トラッシュの異魔神ブレイヴをコストを支払って召喚する紫のマジック。
異魔神は単体ではアタッカーにもブロッカーにもなれないため、使用前には合体元を準備しておく必要がある。
- ソウルシュート
スピリット/アルティメット問わずコアシュートを行える紫マジック。
ソウルコアを支払えばコアシュートの数が増えるため1枚で複数体の除去も可能。
- デスハザード
異魔神ブレイヴと合体しているスピリットがいれば、合計で4コアシュートできる紫マジック。
アルティメットには非対応、除去するコアは相手が選ぶなどの制約があるため、ソウルシュートとの枠を考えて投入する必要がある。
デッキの動かし方†
序盤はネクサスの配置や召喚時ドローなどでフィールドのシンボルと手札を整える。
『相手によるこのスピリットの消滅/破壊時』効果を持つスピリットで相手のアタックや除去効果を牽制するのも重要。
コスト4以上のスピリットを展開してからは即座に異魔神ブレイヴとの合体を目指し、ひたすらダブルシンボルでのアタックを敢行する。
水晶龍アメジスト・ドラゴンは多少コアに余裕が無い状況でも出しておきたい。
また、辰の十二神皇ウロヴォリアスを軸とする神皇/十冠デッキの場合にはソウルコアを《封印》用に使用するため、同じ死竜でも構築がまったく変わってくるが、序盤の動きは基本的に変わらない。
このデッキは基本的に異魔神ブレイヴとの2体合体が主軸になるため、単純な双光気弾などのブレイヴ破壊マジックを使われるとアタッカーのシンボルが激減する。
また、消滅や破壊には強いもののバウンスへの耐性は一切ないため、【装甲】の類のことも含め白という色はかなり苦手な部類になる。
特に、機巧犬キシュードッグを出された場合はキーカードの水晶龍アメジスト・ドラゴンからの展開が不可能となり、除去も難しいため予め対策を考えておく必要がある。
主力になるカードは召喚時効果を持つため、五聖童子などの召喚時効果メタも苦しい。
参考レシピ†
関連リンク†
デッキ集