【デッキアウト】

が最も得意とするデッキ破壊を主軸にしたデッキタイプ。
第三弾発売当初から存在し、始動がかなり遅く、当時からしばらくはファンデッキの域を出なかった。
一時期【栄光の表彰台】の高速展開ギミックの搭載により環境を席捲したが、栄光の表彰台の制限・禁止に伴い沈静化。
神造巨兵オリハルコン・ゴレム鳥獣烈神ガルード天秤造神リブラ・ゴレムの登場、また牙皇ケルベロードシユウの採用率を考え環境の変化を読んだ構築により、未だにメタの上位に食い込む強さを見せている。

解説

粉砕】等のアタック時効果や機動要塞キャッスル・ゴレム等の召喚時効果を使うことで、高速でデッキ破壊を狙う。
エキスパンションが進むにつれて破棄できるカード枚数が飛躍的に増加しているので、意外に速くデッキを削りきることが可能になってきている、

一時は採用率が高くなった侵されざる聖域は天敵だが、究極1カードに指定された今、安心して使えるようにはなった。
とは言っても、他にも黄や白にデッキ破壊対策が数多く存在するので、新しくそれらに対応できる手段を用意する必要がある。

未完成の古代戦艦:羅針盤等のトラッシュからの回収をロックするカードも登場した。
【不死コントロール】?が相手の場合、相手に有利に働くことがあるので注意が必要。

構築

アタックステップでデッキを削る、メインステップでデッキを削り切るなど様々なタイプがある。
また、相手にドローさせてデッキを引き切らせるギミックを搭載したデッキタイプも存在する。

【粉砕型】

闘神造兵に【粉砕】持ちスピリットが多い。
厳密には【粉砕】ではないが、巨人騎士アルダス巨人大帝アレクサンダー等のアタック時効果もこの型に該当する。
アイランド・ゴレム崩壊する戦線で【粉砕】の破棄枚数を一気に増やすなど。

最も構築が簡単でポピュラーなデッキだが、一度の破棄枚数が少なく、同じ動作を何度も繰り返し行わなければならないのが難点。
ほぼビートダウンとなるので、デッキアウトによる勝利条件と競合し構築時点で効率が悪くなることがある。
古い【青コントロール】では巨人大帝アレクサンダーにより同時にデッキ破壊が行われていたが、やはりデッキ破壊がおまけ以下の扱いとなっていた。
しかし、神造巨兵オリハルコン・ゴレムの登場により、第2の勝ち手段としてデッキアウトも視野に入るようになっている。

他にも天秤造神リブラ・ゴレムの投入で、容易に大量破壊が見込めるようになった。
雷神砲カノン・アームズを用いることで1枚多く破棄すると同時に相手の防御手段を潰すことができる。
粉砕型であれば侵されざる聖域きぐるみクマッターで無効化することも考えられる。

主なカード

粉砕
神造巨兵オリハルコン・ゴレム
天秤造神リブラ・ゴレム
雷神砲カノン・アームズ

【キャッスル・ゴレム型】

機動要塞キャッスル・ゴレム英雄巨人タイタス巨人猟兵オライオン等で召喚時に10枚以上の大量破棄を狙う。
タイムリープで効果を再発揮させたり、ヘル・ブリンディ等で自らバウンスし再召喚したり。
デッキ名の由来はネクサスの枚数が増える都合上機動要塞キャッスル・ゴレムが採用されやすいため。

このタイプではルナティックシールで時間を稼ぐ間にネクサス配置やドローを行うことがほとんど。

巨人猟兵オライオンを召喚しセルフバウンスで使い回す尖塔オライオンも。

星座編 第四弾:星空の王者以降、巨人港血塗られた魔具を配置し、相手にロックをかけて巨人猟兵オライオン機動要塞キャッスル・ゴレムで勝負を決める形がメインとなった。

バースト導入後、アタック抑制&召喚時効果再利用の役割を1枚でこなせる氷の覇王ミブロック・バラガンが登場し、速攻型にも対応できる強力な手段となった。

主なカード

機動要塞キャッスル・ゴレム
英雄巨人タイタス
巨人猟兵オライオン
ルナティックシール

【ガルード型】

鳥獣烈神ガルードは自分のアタックステップ限定だが、疲労した相手スピリット1体につき3枚破棄する効果を持つ。
つまり、自身だけに限らず、こちらの攻撃がブロックされる度に3枚破棄できる。
そして、鳥獣烈神ガルードは【暴風:5】を持つので、自身がブロックされると3~18枚破棄することになる。
また、効果は『自分のアタックステップ』であるため、ソーンプリズンや他の【暴風】などと組み合わせることで、更なるデッキ破壊を狙うことができる
ライフで受けられたとしても、12枚破棄する効果を併せ持つため、相手は選択に悩むことだろう。
緑軽減も持つことから、飛甲虫イットウカブトの連続アタック効果と併せて、緑メインのデッキでも使われる。

このデッキでは何よりも颶風高原によるコアブーストが驚異的。
複数枚貼った状態からガルードを召喚すると凄まじい量のコアが移動する。

主なカード

鳥獣烈神ガルード

【フェニックス・ゴレム型】

神凰兵フェニックス・ゴレムの効果と【強襲:3】を組み合わせることで、毎ターン12~16枚の破棄を狙う。
蒼海の竜使いアズールを組み合わせれば、さらに破棄枚数が増える。
系統:造兵を持つため、マジックスパナを使うことで10枚ものデッキ破壊を狙うことができる。

主なカード

蒼海の竜使いアズール
神凰兵フェニックス・ゴレム
マジックスパナ

【タイタス・ザ・ブラック型】

凶悪巨人タイタス・ザ・ブラックを使えば、1回の戦闘で15枚破棄が狙える。
牙皇ケルベロード等を使えば一気にデッキを吹き飛ばすことも可能。
ライフで受けられた場合は破棄できないが、凶悪巨人タイタス・ザ・ブラックはダブルシンボルなので、今度はビートダウンを狙える。
龍星皇メテオヴルム星創られし場所砲凰竜フェニック・キャノンによって【激突】を持たせても面白い。
また、「名称:巨人」を持つため天焦がす大聖火で指定アタックするのも良いだろう。
系統:闘神を持つため、オリオンパワーを使うこともできる。
BPで破壊されれば15枚、ライフを通せば10枚破棄という選択肢を相手に迫ることができる。
さまざまなコンボが考えられるが、凶悪巨人タイタス・ザ・ブラック自体が8コスト【転召】スピリットという非常に重いスピリットであるという欠点を持つ。

主なカード

凶悪巨人タイタス・ザ・ブラック

【古代戦艦型】

古代戦艦闘神を多く出して、巨人船長イアソンの効果で相手のデッキを0にする。
アルゴアタックを使用することで、ストロングドローなどで破棄した古代戦艦を大量展開できる。
さらに巨人船長イアソンの召喚時効果でこの型を含む全ての型の弱点である侵されざる聖域も破壊できるのが強み。
 参考:【古代戦艦】

【ライノ・セーラス型】

かつては戦闘獣ライノ・セーラスを使用したコンボデッキが存在したが、現在は構築が困難。
 参考:【ライノチェイン】

【ミカファールターボ型】

大天使ミカファールのコストを無視してマジックを使うことができる効果を使い、マジックハンマーマジックドリルを使いまわし、勝利する型。
しかし、大天使ミカファール伝説カードに指定されている現在では構築不可能である。
 参考:【ミカファールターボ】

【ルナティックタイフーン型】

ハンドタイフーン大天使ヴァリエル+タイムリープとのコンボで何度も使いまわして、相手のデッキを破壊するコンボデッキ。
コンボを安定させるためにシナジーの強いルナティックシールが投入されるため、主にこう呼ばれる。
コンボの要であるライフチェイン伝説カードに、大天使ヴァリエル究極カード(1)に指定されている現在では構築は難しくなっている。
しかし、ソリティアパーツを変更した【ジェミナイズループ】が新たに開発されている。
 参考:【ルナティックタイフーン】


[PCサイト固定]
最終更新のRSS 最終更新のRSS