スピリット 7(4)/青/占征・造兵 <1>Lv1 7000 <2>Lv2 11000 <4>Lv3 15000 Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットのアタック時』 ブロックされたとき、相手のデッキを上から12枚破棄する。 ブロックされず、自分が相手のライフを減らしたとき、相手のデッキを上から7枚破棄し、相手は、【自分のライフ減少後】のバースト効果を発揮できない。 Lv2・Lv3《転醒:自分のカウント5以下(転醒は同時に使えない)》 このスピリットが相手の効果でフィールドを離れるか、このスピリットのバトル中に相手のライフが減ったとき、自分のトラッシュにミラージュ効果を持つカードがあれば、このスピリットを裏返せる。 シンボル:青 コンセプト:寺島慎也 イラスト:安達洋介 フレーバーテキスト: 時の呪縛は解けた――今こそ天のその先を目指すとき。
スピリット 9()/赤/占征・竜人・機竜 <1>Lv1 11000 <2>Lv2 15000 <4>Lv3 20000 この面に裏返ったとき、フィールドに残り、カウント+1する(ボイドからコア1個を自分のカウントエリアに置く) Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの転醒時』 相手のスピリット1体を破壊できる。 さらに、相手のライフが減って転醒していたとき、相手のライフのコア1個をリザーブに置く。 Lv2・Lv3:フラッシュ『お互いのアタックステップ』 自分か相手のネクサス1つを破壊することで、このスピリットは回復する。 この効果で破壊したネクサスの効果を発揮させない。 Lv3『このスピリットのアタック時』 自分のトラッシュにネクサスカードが7枚以上あるとき、相手のライフのコア2個をリザーブに置く。 シンボル:赤青 コンセプト:寺島慎也 イラスト:安達洋介 フレーバーテキスト: 求めるは、揺るぎのない絶対的な支配。カード番号:SD63-TCP01
メガデッキ【光主の共鳴】で登場した青→赤の転醒カード。
アタック時に発揮されるデッキ破棄は、相手がブロックするかしないかで破棄する枚数が変わるようになっているという鳥獣烈神ガルードを彷彿させる効果。
ブロックされた場合は、ほぼ無条件でデッキを12枚(デッキの1/3近く)も減らすことができる。
英雄巨人タイタスと同じく相手にブロックを躊躇させられることから、疑似的ながらもブロックされない状態になり、もう片方のデッキ破棄や後述の《転醒》に繋げることが可能。
ただ、BPがコスト7スピリットとしては標準的なので、ブレイヴなどでBPを増やして万が一の事態にも備えるようにしたい。
ブロックされなかった場合は、レアメタル採掘場と同じくライフを減らすごとにデッキ破棄が行われる。
破棄する枚数がブロックされた時のものより少なくなるが、それでも7枚は減らせることからこちらも性能としては悪くない方である。
また、ライフ減少後バーストの発揮も防げるので、【バースト】によるカウンターも受けにくい。ただし、【覇導】などには注意。
さらに、このスピリットのアタック中なら、このスピリット以外の方法でライフを減らした場合もデッキを破棄できるというのも大きなポイント。
アニメにもあったようにドミネイションミラージュの効果でライフを減らせばさらに7枚も削れるので、一度に14枚もデッキ破棄を行うことが可能。もちろん、レアメタル採掘場を配置して枚数を稼ぎたい。
ただ、あくまでライフ減少時のみなので、リミテッドバリアといった防御マジックでライフを減らせなかった場合は、デッキ破棄も発生しない。
もちろん、ライフを減らせば《転醒》するので、相手がブロックしない選択をしても厳しい状況に陥ることには間違いないだろう。
Lv2・3では、トラッシュに【ミラージュ】持ちのカードがあることで《転醒》が可能になる。
条件はこのスピリットが効果除去されるか、バトル中にライフを減らした時とあるので、どちらもこのスピリットがアタックするのが狙い目。
デッキ破棄を得意とする造兵としては、デッキを破棄するタイミングが遅めでブロックする以前に除去される危険性があるため、この転醒条件の存在は非常に大きい。
ただし、バトルで破壊された場合や消滅した場合は《転醒》できないので注意。
唯一のハードルとなるミラージュは、あらかじめストロングドローなどの手札交換でトラッシュに送っておきたい。
この転醒前でも十分な性能ではあるが、デッキ破棄のタイミングが遅めなこともあり、デッキ破棄メタ以外でも対策されやすい。
一応、一部のバーストを封じることができるが、すべての【バースト】を防ぎたいなら、バースト破棄できる真・炎魔神に合体させるのがオススメ。
シンボル追加も相まって、相手に余裕を与えなくするのがいいだろう。
また【レアメタルループ】との相性はすこぶる良好。
特にデッキの核であるアルティメット・オリハルコン・ゴレムとはシナジーが高く、【クリティカルヒット】の恩恵を強く受けられる所がまたいい。
転醒時効果は、BPおよびコスト問わずで相手スピリットを無条件で破壊でき、この時相手のライフを減らしていれば、追加でライフダメージを与えることができる。
単純ながらも相手のフィールドに干渉しつつライフを削れるので、残り1の状態からゲームエンドに持っていくことが可能。
仮にアタックステップ強制終了効果が発生した場合でも確実に爪痕を残すことができる。
ただし、白晶防壁などのライフダメージ対策はこのスピリットにとって天敵であるため、白マジックを無効化できるレーザーボレーを用意しておくといい。
Lv2・3のフラッシュ効果は、ネクサスを破壊した上で回復できる攻防一体の効果。もちろん、破壊時効果の発揮も防げるので《転醒》などの対策も完備。
回数制限がなく、フィールドにネクサスがある限り、何度も回復することが可能。
自分のネクサスも対象としているが、あくまで後述の効果の下準備に使うのが望ましい。
ただ、《転醒》のタイミングと噛み合わないのが悩みどころ。特に相手のライフを減らして《転醒》した場合、既にフラッシュタイミング後なので、別のスピリットでアタックするか相手のアタックステップまで待たないといけない。
Lv3効果は、トラッシュにネクサスがあることでライフバーンを発揮する。
このスピリットによってネクサスを自発的に破壊できるとはいえ、通常のデッキではネクサスを7枚もデッキに投入することはあまりない。
とはいえ青はネクサスの扱いに長けた色であり、近年では【ストレングスLO】や海賊龍皇ジークフリード・アビスを軸にしたデッキなどでは10~15枚程度といった大量のネクサスを扱う場合がある。こういったデッキに隠し味的に仕込むのも悪くない。
全体的にみると、転醒前がデッキアウト、転醒後がライフダメージを重点に置いているので、デッキアウトが難しい状況でもライフを狙う戦術に切り替えられるのは大きい。
また、竜人として見るならば、爆覇龍エクスプロード・ドラゴンとの組み合わせも悪くない。
デッキ破壊が難しいならライフ狙いを、反対に耐性などで破壊効果が及ばず、ライフを減らせないならデッキアウトに切り替えるのも良し。
ルール上、《転醒》は同時に発揮されないが、赤の破壊とライフダメージ、青のデッキ破壊を使い分けて攻めるようにしたい。
メガデッキ【光主の共鳴】 <転醒X>
リイン・ジーヴルvsヴァルト・パークス(2話)では、2枚使用された。
1体目は4ターン目に召喚。アタックしてライフとデッキを同時に削った。続く6ターン目ではドミネイションミラージュとのコンボで、1度のアタックでライフ2個・デッキ14枚を奪う活躍を見せた。
しかし、7ターン目で天帝ホウオウガXに重疲労させられてしまい、天帝ホウオウガXのライフダメージ効果の対象になる前に、ヴァルトによってヴィクトリーファイアの使用コストとして消滅した。
2体目は8ターン目に召喚。リインのデッキを全て破棄し、それに反応したドミネイションミラージュの効果でデッキとライフを同時にゼロにすることでフィニッシャーとなった。
ヴァルト・パークスvsロベス・ティエイル(3話)では、ヴァルトが7ターン目に召喚。
アタックでライフを削りデッキを破棄するも、レッドボイス(リバイバル)を破棄してしまいデッキ破壊を封じられる。
9ターン目では、真・炎魔神と合体しアタック。アタック時効果でロベスのバースト絶甲氷盾(リバイバル)を破棄しライフを削る。ヴァルトがあらかじめストロングドローでドミネイションミラージュを破棄していたため《転醒》し、転醒時効果でフューリー・ゴレム?を破壊してさらにライフを削って勝利した。
ヴァルト・パークスvsガレット・レヴォ(最終話)では、ヴァルトが8ターン目に召喚。
アタックしてライフ・デッキを破壊したが、9ターン目に配置されたワールドミラージュによってデッキ破壊効果を封じられた。
それを受けて10ターン目にはライフを削り転醒。しかしワールドミラージュが転醒し、耐性を持ったオラクル二十一柱 XXI ザ・ワールドとなったことで追撃を断念した。
11ターン目では自らの巨顔石の森を破壊して回復、ザ・ワールドをブロックしたがパンツァーオーラによってBPを上回られ、破壊された。