スピリット 7(3)/緑/戦騎 <1>Lv1 5000 <4>Lv2 9000 Lv1・Lv2:フラッシュ【神速】 このスピリットは手札からフラッシュのタイミングで召喚できる。 このときスピリットに置くコアとコストは、すべてリザーブから支払われなくてはならない。 Lv1・Lv2『このスピリットの召喚時』 【神速】を持つスピリットすべてを回復させる。 シンボル:緑 イラスト:今石進 フレーバーテキスト: キングタウロスが乱暴なら、 今度のヤツは残虐だって。よけいタチが悪いよ。カード番号:BS03-X09
大型の【神速】持ちながら、コストに対して軽減シンボルは少なく、コア運用が得意な緑であっても軽率には召喚出来ない。
ゴッドスピードや魔王蟲の根城、ヤクヤナギ等の【神速】召喚サポートと併用すると、格段に扱い易くなる。
Lv2維持コストも重いが、召喚時以外に効果を持たず、Lv2でもBPは低い事から、Lvを上げる必要性はほぼ皆無。
召喚時効果は【神速】を持つスピリットを全て回復させるというものであり、攻防において非常に強力。
しかし、回復からの連続攻撃を決める為には、自分の【神速】スピリットをある程度アタックさせておく必要があるので、それまでに除去されたり、絶甲氷盾や白晶防壁等で攻撃自体を止められてしまう可能性も十分に有り得る。
ブロッカーに対しては、軽量の【神速】に加えて召喚時に疲労効果を発揮するコシアカスワローやダーク・マッハジー(リバイバル)、風魔ニンコウチョウ等で対策可能。
コストは嵩むものの、甲樹神ヘラク・ダイナスとの組み合わせも強力。
防御札に関しては、バタフライジャマーやリーフジャマー等の誘発効果を利用したり、ミヤマビートルドローンの【ミラージュ】等でコストの確保を妨害する様にしておくと良いだろう。
召喚後にコアを回収出来る乙の白騎士アルパイン・ビットや、【アクセル】で相手の疲労ブロッカーを排除しながら打点の向上も可能な黒蟲魔王ディアボリカ・マンティス(リバイバル)等も同時採用しておくと、さらに扱い易くなる。
尚、相手の【神速】持ちも回復させてしまう為、ミラーマッチの場合は注意しておく事。
【ソウル神速】/《神速封印》/【雷神速】/【閃神速】が対象外である点にも気を付けたい。
広範囲に及ぶ回復効果は魅力的だが、使用タイミングや【神速】持ちとサポートカードの配分等、気を配る部分も非常に多く、シンプルながら総じて玄人向けのカードだと言える。
身も蓋も無い話をすると、ハンドアドバンテージの確保が苦手な緑ではそもそも場にスピリットを並べる事自体が難しかったりするので、無理に大量回復を狙おうとはせず、2~3体程アタックさせた所で召喚するのが現実的な使い方かもしれない。
第三弾:覇闘 <X>
『少年突破バシン』『少年激覇ダン』『ブレイヴ』に登場。
『少年突破バシン』では、虚無僧(ショーロウ和尚)、ストライカー、ウチュウチョウテン王(馬神 トーハ)が使用。
34話で虚無僧のキーカードとして初登場した際は2枚使用され、回復効果でマッハジーと共に連続アタックを決めストライカーを追い詰めたが、ストライカーが命の果実の効果でドローしたサイレントウォールに凌がれ、アタック出来ずに回復状態のままターンを終えた1体が、返しのターンにストライカーのキングタウロス大公とのBP勝負で破壊された。
その後、虚無僧とのバトルに勝利したストライカーが1枚譲り受け、以降彼のキースピリットとして活躍する。
最終話ではそのストライカーから馬神 トッパに託され、ウチュウチョウテン王とのラストバトルで龍皇ジークフリードのアタック時に【神速】召喚し追撃を狙うも、同じくウチュウチョウテン王が【神速】召喚したハーキュリーと相打ちになって破壊された。
『少年激覇ダン』では、早撃ちのリボルバー、ガーナ、幻惑のレオンが使用。
馬神 弾vs早撃ちのリボルバー(5話)では、7ターン目のアメンボーグのアタック中フラッシュタイミングに、リボルバーがゴッドスピードでコストを下げた上で【神速】召喚。
召喚時効果でマッハジーやアメンボーグら【神速】スピリットを回復させたが、ダンのヴィクトリーファイアによって小型スピリットでの追撃には失敗し、ハーキュリー自身も返しのターンに雷皇龍ジークヴルムの【激突】の餌食となり破壊された。
ダンvsガーナ(17話)では、最終的にガーナがカイザーアトラス皇帝の【転召】元にしている。
幻惑のレオンvs異界魔女マギサ(45話)では、5ターン目にレオンがマジックコンボ完成前にマギサを叩き潰す為に召喚するが、マギサのソーンプリズンに妨害されフルアタックは叶わず、7ターン目はマギサがブリザードウォールを使用していた事もありアタックしなかった。
9ターン目になって再びアタックを仕掛けるも、結局マギサのドリームチェストでデッキ上にバウンスされた。
『ブレイヴ』では、美食のギルギスが使用。
既に古いカードであった為か、登場シーンがあっさり流される等、Xレアらしからぬ扱いを受けていた。