【漂精】†
第一弾から存在する系統:「漂精」を軸にするデッキ。
初期から存在する割に有用なサポートや目玉となるような大型スピリットには長らく恵まれてこなかった。
しかし、十二神皇編 第1章よりサポート効果を持つカード及び専用キーワード能力である【増食】によりデッキとしての意義を得た。
「ペンタン」?も多くが所属するため【ペンタン】との複合デッキとしても構築が可能。
漂精自体は低コストを中心とし、それをサポートする楽族などをメインアタッカーとする、デッキの実態は【漂精・楽族】という形となる。
また果物王ドリアルバ27世のBP-効果は非常にコンボ性が高く、これを意識したBP-サポートを取り込むことも可能。
- 【増食】について
【増食】はめくる枚数が2枚と少なく、コストも厳しく制限されているため特に低コストのものは成功しにくい。
実用的な期待値を得るため、低コスト帯のスピリットを多めに採用したい。
一方でトラッシュ肥やしの能力としては優秀な部類に入るため、再利用を意識したカードを多く採用することでプレイングに幅を持たせることができる。
スピリット†
- チャガマル
回復状態で残れる強烈な効果破壊メタを持つ低コスト漂精。
【増食】で軽減シンボルがないことをカバーできるが、BPは低く、効果発揮のためにコア運用に注意が必要。
- メラット
他色ながら特殊な破壊効果で牽制できる漂精。
紫煙獅子などのメタ効果持ちの破壊が狙える。
軽減こそできないながら、【増食】での召喚が多いため気になりにくい。
- ラビクリスタ
色指定のアンブロッカブルスピリット。
このデッキの弱点である赤デッキを対策できるが、自身も除去されやすい。
リバイバルならば紫のリアニメイトによるブロッカーの展開も対策可能。
- ターザニア・グレート、スピリットサンタ
漂精ではないが、前者はバースト召喚が可能。
スピリットをデッキから展開できる効果は、スピリットの比率が大きいこのデッキにぴったり。
召喚時効果発揮も妨げないため、【増食】の発揮が可能。
- ポークン
元祖漂精支援。【増食】による召喚で少ない軽減シンボルを補える。
マジック限定とはいえ、焼きに弱い漂精を各種除去から守れる。
果物人スイカドンを天火烈刀斬から守れるのも魅力。
維持コストは重いため、採用枚数は慎重に吟味したい。
- 果物人スイカドン
場合によってはワンショットも可能な漂精のメインアタッカー。
このデッキの展開力からシンボル2個なら安定して維持できるが、それ以上となると難易度は高い。
- 美食の妖精パティシエール
消滅/破壊後の【Sバースト】で召喚できるドローソース。
バウンスにより厄介な紫煙獅子などをバーストにかからず一時的に除去できるほか、アルティメットにも触れられる。
- 果物王ドリアルバ27世
デッキの中核となるスピリット。
維持できた場合の拘束力が非常に高い反面、除去などへの耐性は持ち合わせないため対策が必要。
各種耐性効果を警戒する場合、無理に採用する必要はない。
- 砲天使カノン
黄デッキのおなじみ汎用バースト。
果物王ドリアルバ27世の効果で自動除去が可能となるためLv2以上での維持を心がけたい。
【起導】を採用しない場合はリバイバル版である必要もない。
ブレイヴ†
基本的に低コストで並べる関係上、ブレイヴは多く入れすぎると合体先がおらず事故要因となる。
- ハイドランディア
コスト2スピリットの再召喚が行える。召喚時効果も無効にしないため【増食】等も妨げない。
特にクーリンとの相性が良く、消滅を破壊に変更することで破壊時効果の発揮も助ける。
ネクサス・マジック†
- 舞華ドロー
ソウルコアの利用はあまり行わないデッキのため、コストにソウルコアを支払っておくことで【増食】によってトラッシュに落ちても回収可能。
なお、果物王ドリアルバ27世などで既にBPが0になってしまっているスピリットには意味がないのには注意。
デッキの動かし方†
低コストを中心としたウィニーデッキとしてスピリットの数を並べていく。
中盤以降は果物王ドリアルバ27世や美食の妖精パティシエールなどでフィールドをコントロールしてライフを奪う。
また、【増食】により、手札1枚からでも立て直せる可能性があるため、リカバリー能力が非常に高い。
アルティメットやブレイヴは採用しづらいデッキであり、スピリット・マジックへの耐性を持つ天魔王ゴッド・ゼクスや調査員エウローや【超装甲:黄】で果物王ドリアルバ27世の動きを封じられてしまうと痛い。
オリンスピア競技場、紫煙獅子などの効果召喚メタ、五聖童子などの召喚時効果メタといった流行のメタ効果にもかかりやすい。
デッキの派生系†
- 【ペンタン】
皇族と一部以外は漂精を併せ持ち、名称支援や歌鳥支援も受けられる「ペンタン」を中心としたデッキ。
詳しくは当該項目参照。
関連リンク†
デッキ集