消滅について†
消滅とは†
ルールマニュアルVer. 5.0から登場した、スピリット/アルティメットのコアが最低Lv*1コスト未満になったことを表す用語。
従来のカードやQ&Aでは「Lv0として破壊」と表現されていたもので効果・裁定に変更はなく、それらは消滅について書かれていることとして読み替える*2。
新たにこの用語が登場した理由として、以下の要因が挙げられる。
- 従来の表現では通常の破壊と混同しやすく、それとの区別を明確にするため
- スピリットと最低Lvが異なるアルティメットの登場
- 消滅時効果の登場
消滅時の処理†
消滅するスピリット/アルティメットは、自身の消滅に関する効果以外のすべての効果を失い、また、他のカードの消滅に関する効果以外の対象にならない。
消滅に関する効果はコアを失っていても発揮する*3。
消滅に関する効果を解決した後(ない場合は即座に)、トラッシュに置かれる。
- 消滅は破壊ではないため、破壊に関する効果は発揮されない。
- 派生効果の解決中に消滅したとき、消滅に関する効果が無い限り、解決軸の終了を待たずにそのカードは即座にトラッシュに置かれる。
- 消滅してもまだコアが置かれている場合、そのコアはリザーブへ置かれる。
- 最低Lvコストが2以上*4でコアが1個だけ置かれているなどの状況が該当する。
- 消滅の処理によるコアの移動なので、効果でコアが0個になったことにはならない*5。
- 定規山脈Lv1効果で相手の効果によりコアが0個になり破壊扱いとなったとき、相手(の効果)によって破壊されたものとして扱う。
相手によるスピリット/アルティメットの消滅†
『相手によるこのスピリット/アルティメットの消滅時』/”相手の効果で消滅”効果は、下記の状況で発揮される。
- ポイズンシュートなどの相手のコア除去効果で、自分のスピリット/アルティメットが最低Lvコスト未満になったとき
- 虚皇帝ネザード・バァラルLv1・Lv2・Lv3効果などのLvコストを増加させるカードが相手のフィールドに出た瞬間、自分のスピリット/アルティメットが最低Lvコスト未満になったとき
逆に、下記の行動では相手による消滅とはならない。
- メインステップや【覚醒】のコア移動、コストの支払いなどで自分のスピリット/アルティメットが最低Lvコスト未満になったとき
- 相手のフィールドに虚皇帝ネザード・バァラルがいるとき、最低Lvコストが2でコアが2個乗っている状態から、コアの移動や支払いなどで1個にして自分のスピリット/アルティメットが最低Lvコスト未満になったとき
要は、自分の意図でコアを動かしたか否かによると考えていい。
ネクサスの消滅†
ネクサスは基本的に最低Lvコストが0であるため、コアを置かなくてもフィールドに配置・維持できる。
ただし、吸血令嬢エサルフリーダLv2・Lv3効果でネクサスのLvコストを増やされ、最低Lvコストが1以上になっている場合、少なくともその分だけコアを置かないとネクサスを配置・維持できない。
無論、ネクサスの最低Lvコストを満たさなくなったときはスピリット/アルティメットと同様に消滅する*6。
関連リンク†