アルティメット 5(紫1極2)/紫/邪神・魔神 <1>Lv3 7000 <3>Lv4 12000 <6>Lv5 17000 【召喚条件:魂状態/煌臨元を含む自分の「相棒魔卿ジャバド」1体以上】 セットしているこのカードは、自分の「四魔卿」が召喚されたか、アタックしたとき、ただちに発動できる。 【バースト:自分のライフ減少後】 このカードをコストを支払わずに召喚する。 Lv3・Lv4・Lv5『このアルティメットの召喚時』 このターンの間、相手のスピリット1体のLvコストを+1する。 自分のフィールド/リザーブのコア1個をトラッシュに置くことで、この効果に書かれた「1体」を「2体」に変更する。 シンボル:極 イラスト:ショースケ フレーバーテキスト: 禁断の秘術により出現したのは幻霊魔卿と呼ばれる怪物であった。幻霊 魔卿は破壊衝動に突き動かされるまま暴れ出す。 ―『終わりの黙示録』―カード番号:BS67-058
契約編:界 第4章:界導で登場した紫のアルティメット。
四魔卿の召喚/アタック時に能動的に発動が出来る【バースト】を持つ。
流行りの《契約煌臨》時に発動できる【バースト】に比べ、アタック時にも発動できるのでより柔軟に戦術に組み込みやすい。
《契約煌臨》に対応してないという点も、そもそも【獄契約】自体の《契約煌臨》が少ない現状、あまり考慮する必要は無い。
問題はこのアルティメット自身のスペックの低さ。
【バースト】効果は自身の召喚。
特にこれといった特徴は無く、相手ターン中の【バースト】封殺が蔓延する現環境において条件を満たしづらい【ライフ減少後】でありハードルが高い。
自身の効果での【バースト】発動も、中型以降のサイズの多い四魔卿にしか対応しておらず、フラッシュでの召喚効果を持つ獄風伯ヌーヴェル・ヴァーグや魔卿執事バランドールで召喚しやすい中型邪神には対応しない。
召喚時効果はレベルコスト操作。
+1と誤差範囲であり珍しい効果故に惑わされがちだが1コアシュートと同等でありまるで見合ってない。
追加コストによって指定体数を広げることができるが1体のみ。更にはアルティメットやネクサスには触れられないなど効果範囲の狭さがネック。
一応、コアシュート耐性を持つスピリット相手に有効な場面があるかもしれないが、破壊/コアシュート/バウンスと複合した除去が狙える【獄契約】において優先して採用する理由は無い。
仮想敵のひとつである【極契約】やミラーマッチにおいて、【獄契約】のアルティメットに触る効果の少なさは課題であり、単にスピリット相手を想定するなら甲殻伯メタリフェルや獄海の四魔卿イル・デザールなど優秀な【バースト】を持つ邪神は多い。
四魔卿である獄海の四魔卿イル・デザールはこのカードの発動条件を満たすが、よりによってあちらも【バースト】任意発動の効果を持つ。
あちらはフラッシュでの相手の防御札や【煌臨】を見てからの後出し発動が可能であり比べるまでもない。
契約編:界 第4章:界導 <M>