フォーマット

フォーマットとは、通常ルールに加えてさらに他のルールやゲーム進行の方法を定めた「遊び方」のこと。
各フォーマットごとに異なるレギュレーション(細部ルール・追加ルール)が設定されている。
バトルスピリッツは基本ルールだけでも楽しめるが、他にも様々な遊び方が存在する。
また、公式大会/公認大会ではフォーマットごとに賞品が異なる場合もある。

通常構築ルール

通常のルールでゲームを進行するシンプルなタイプのもの。
公認大会のショップバトル/ランクアップバトル、公式大会のチャンピオンシップはこのフォーマットで行われる。
正規品の日本語版バトルスピリッツTCGすべてのカードをデッキ構築に使用できる(禁止・使用不可カードを除く。制限カードは指定枚数まで)。

この方式はさらに12歳以下限定の「スタンダードクラス」と年齢制限なしの「マスタークラス」の2つに分けられるが、その違いは年齢制限の有無のみ。
スポーツで言うところのジュニアクラス(子供部門)・シニアクラス(大人部門)などといった区分に相当する。

ブースタードラフト

その場でブースターパックを開け、順番に選んだカードのみでデッキを構築し、ゲームを行うフォーマット。
ゲームは4~8人程度のまとまりで、各自が指定された未開封のブースターパックを5つ用意して行う。
なお、「5パック」とは8枚入り×5パック=デッキ40枚分を人数分用意するという意味なので基本的に8枚入りのパックを使う。
詳しくは公式サイトにあるブースタードラフトの遊び方(PDF)を参照のこと。

限定構築ルール

主にショップバトルEXや公式大会のサイドイベントで行われる、通常構築ルールに縛りがついたフォーマット。

ブースターパック限定ルール

指定されたブースターパックから手に入るカードでのみデッキを構築できるフォーマット。
ブースタードラフトとは異なり、指定内であれば自分のカードで好きなように構築できる。

構築済みデッキ限定ルール

指定された構築済みデッキをそのまま使って対戦するフォーマット。差し替えは一切不可。
デッキ内容に差が存在しないのである程度の運とプレイングスキルが試される。
派生として、構築済みデッキ収録のカードであれば差し替えや枚数の増減が可能であったり、一定枚数のみ好きなカードと差し替えることができるルールも存在する。

チャンピオンシップにおいては初心者でも気軽にイベント参加できるようにサイドイベントとして、
初心者講習会→公式が用意した構築済み限定ガンスリンガー3ミニ大会といったコンボが多用されている。

全種類1枚制限ルール

すべてのカードが1枚までしかデッキに入れられなくなる、いわゆるハイランダーである。
禁止・制限カードは通常通り適用される。

ワンカラー限定戦

6つの属性(色)から1つを選び、その属性(色)が含まれるカードのみでデッキを構築するフォーマット。
他色の便利なカードを入れられない分、各色の特徴が文字通り色濃く反映される。

ブロックアイコン限定戦

デッキ構築の際、指定のブロックアイコンが下部に記載されているカードのみ使用できるフォーマット。
例として《1》を指定している場合、アルティメットバトル編のカードのみ使用できる。
同名のカードでもアイコンが無いもの、アイコンの数字が違うものは使用できない(2015/07/25更新のQ&Aで明文化された)。
近年発売された商品におけるカードの再録は、このルールにおけるカードプールを増やす狙いもあると思われる。
なお、2015年4月発売の商品からアイコンは《2》に切り替わったが、《2》限定戦は2015年8月までには行われていない。

タッグバトル

2vs2でゲームを行う特殊なフォーマット。
それぞれがチームとしてゲームを行うが、双方で同じ色のカードをデッキに入れてはいけないというルールがあるのが特徴。
詳しくはタッグバトルルールや公式サイトのタッグバトルのやり方を参照のこと。

伝説・究極制限解除バトル

禁止・制限カードを制限なしに使用できるフォーマット。
公式イベント等で行われる。

異界デッキバトル

1vs複数人でゲームを行う特殊なフォーマット。
異界デッキと呼ばれる協力プレイ専用の特殊デッキを使用することで、複数のプレイヤーと対戦できるのが特徴。
詳しくは異界デッキバトルを参照のこと。


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