**&ruby(きょうこおう){凶虎王};の&ruby(メガ・グランストーン){大創界石}; <BS54-TX03(A)> [#AAA]
 ネクサス
 2(緑1白1)/緑白/創界石・起幻
 <0>Lv1
 このネクサスは創界石ネクサス対象の効果しか受けない。
 このネクサスには解封と創界石ネクサス対象の効果でしかコアを置けず、そのコアは創界石ネクサス対象の効果しか受けず移動できない。
 《解封》〔系統:「起幻」を持つ自分のスピリットによるボイドからのコアの増加〕
 ◆解封条件を満たしたとき、ボイドからコア1個をこのネクサスに置ける。
 Lv1《転醒:自分のカウント5以下(転醒は同時に使えない)》
 このネクサスのコアが3個以上になったとき、このネクサスを裏返せる(置かれているコアは1個を残してボイドに置かれる)。
 【神秘】Lv1『お互いのアタックステップ』
 系統:「起幻」を持つ自分の緑1色/白1色のスピリットがアタック/ブロックしたとき、相手の創界神ネクサス1つのコア2個をボイドに置く。
 シンボル:なし
 
 イラスト:船弥さ吉

**&ruby(きょうこおう){凶虎王};ジェイ・ガゥル <BS54-TX03(B)> [#BBB]
 スピリット
 9()/赤紫緑白黄青/起幻・凶王
 <1>Lv1 12000 <4>Lv2 18000
 この面に裏返ったとき、フィールドに残り、カウント+1する(ボイドからコア1個を自分のカウントエリアに置く)
 Lv1・Lv2『このスピリットの転醒時』
 自分のフィールドのコアを、このスピリット/自分のネクサスに好きなだけ置く。
 その後、自分はデッキから2枚ドローする。
 Lv2『このスピリットのアタック時』
 相手のスピリット/アルティメット1体をデッキの下に戻す。
 その後、ターンに1回、自分のスピリット1体を回復させる。
 シンボル:緑白
 
 イラスト:船弥さ吉
 
 フレーバーテキスト:
 創界石に封印されし凶獣の王。掟破りの暴威をここに示さん。

#refcard
[[転醒編 第3章:紫電一閃]]で登場した[[緑]]と[[白]]→6色の[[転醒]]カード。

***凶虎王の大創界石 [#summary-a]
《[[解封]]》条件は自分の[[起幻]]スピリットの効果によるコアブーストとなっており、他の[[大創界石>名称:「大創界石」を含むカード]][[ネクサス]]と比べても、採用出来るデッキは必然と限られてくる。
また、テキストの都合上、1度に2個以上のコアブーストを行ったとしても、このカードの《[[解封]]》で置けるコアは1回につき1個だけなので注意する事。
[[転醒]]条件に直結する《[[解封]]》条件は白と緑以外が苦手とする自分の[[起幻]]スピリットの効果によるコアブーストとなっている。
全4種の[[大創界石>名称:「大創界石」を含むカード]]の条件を比べても、「アタック・ドロー・ライフ減少(自分/相手)・コアブースト」と採用出来るデッキの選択肢は悪い意味で別格の少なさである。
[[転醒]]に必要なコア数は3個と他より少なめなだが、一度に何個置いても増えるのは+1であるため、コアブーストの実行回数は必ず3回を要する。
ドローで増えた手札で次のドローを狙える[[魔術皇の大創界石/魔術皇ア=ズーラ]]の「条件:ドロー3回」に対して、ドローの苦手な白/緑主体がいかに厳しいかは語るまでもないだろう。
過剰なコアブーストが規制されやすいゲームシステムの性質上、常に向かい風の立場にある点も悪因のひとつ。
そのため、汎用カードの[[新しき世界/風雅龍エレア・ラグーン]]が規制されたのも大きな痛手となっている。

[[氷の家令ライサ>氷の家令ライサ/アイスパレス]]は、召喚時効果でこのカードの《[[解封]]》を行いつつ、このカードを除去されない[[白]]軽減にして《[[転醒]]》までの繋ぎに出来る事から、その相性は抜群である。
[[氷の家令ライサ>氷の家令ライサ/アイスパレス]]とは、召喚時効果でこのカードの《[[解封]]》を行いつつ、このカードを除去されない[[白]]軽減にして《[[転醒]]》までの繋ぎに出来る事から、相性抜群である。
[[緑]]であれば、《[[解封]]》と合わせて一度にコアを2個置ける[[守護樹ボタニカイザー]]が好相性。

【[[神秘]]】は、自分の[[緑]]か[[白]]の単色[[起幻]]スピリットのバトルに反応して、相手の[[創界神]][[ネクサス]]のコアをボイド送りにするというもの。
[[起幻]]持ちの[[創界神]]相手にも通用するとはいえ、昨今は[[創界神]]を一切採用しないデッキも増えており、完全に腐ってしまう事も少なく無い。
もっとも、それは同弾の[[魔術皇の大創界石>魔術皇の大創界石/魔術皇ア=ズーラ]]や、他の多くのメタ効果にも全く同じ事が言える。
[[起幻]]持ちの[[創界神]]相手に通用する利点はコア除去自体は以前から存在しており、年度を終えて以降は対応する破壊効果も十分に増えている。
契約カードが主役の環境では[[創界神]]の採用自体も激減しているため完全に腐ってしまう可能性は非常に高い。
他の[[創界石]]各種と比較しても無シンボルネクサスを配置する見返りとしては大きく見劣りすると言わざるを得ないだろう。
転醒後の「凶虎王ジェイ・ガゥル」に対応していない点も、このネクサスの複数配置とディスシナジーしている。
なお、単色指定のため合体による混色化もNGな点もマイナスに作用している。

***凶虎王ジェイ・ガゥル [#summary-b]
極めて使いづらい《[[転醒]]》前とは打って変わって、シンプルかつ強力な効果を備えている。

微妙に使いづらい《[[転醒]]》前とは打って変わって、シンプルかつ強力な効果を備えている。

[[転醒]]時のコア移動は自身以外のスピリットにはコアを置けない事から、主にアタックステップ中に《[[転醒]]》した際に、自身をLvアップさせる為の手段として用いる事になる。
特筆すべきはその後のドロー効果であり、特に手札の入れ替え手段すら希薄な[[白]]にとって、無条件の2枚ドローはこの上なく嬉しい効果だと言える。
当然、[[緑]]においても貴重な無条件ドローは大きな手助けとなる。

Lv2アタック時効果は、無条件のデッキ下バウンスと自分のスピリットの回復。
[[アルティメット]]をも射程に捉えた無条件デッキ下バウンスの強力さに関しては、最早説明不要。
強いて問題点を上げるとすれば、6色故に[[装甲系効果>名称:「装甲」を含む効果]]に阻まれ易い点ぐらいだろう。
回復効果は自分のスピリット全体を対象としているが、基本的にはフィニッシャー性能が高く、タイムラグも発生しづらい自身に対して適用する事になるか。
ただし、[[魂状態]]で場に残れる[[契約スピリット]]・[[契約アルティメット]]を安易に狙った場合は[[契約煌臨]]でカウンターを受けやすい
また各色の[[装甲系効果>名称:「装甲」を含む効果]]に阻まれる点も厳しい。
回復効果は自分のスピリット全体を対象としているが、基本的にはフィニッシャー性能が高く、タイムラグも発生しづらい自身に対して適用する事になる。
維持コストは重めだが、採用段階で既にコアブースト手段には困らない様になっている筈なので、特別心配する必要は無い。

[[創界石]][[ネクサス]]の中でも積極的な《[[転醒]]》が推奨される1枚であり、【緑起幻】及び【白起幻】における、強力なフィニッシャーとしての活躍が期待出来る。
また、[[ランリョウ・クワガタ]]や[[突風狩人ゴマバラ・イーグル>ゴマバラ・イーグル/突風狩人ゴマバラ・イーグル]]等の実質的な専用サポートが存在する点は、他の[[大創界石>名称:「大創界石」を含むカード]]スピリットには無いこのカードの強みである。

-同弾の[[大創界石>名称:「大創界石」を含むカード]]スピリットの中で唯一、新規の[[系統]]を所有している。

***収録 [#included]
[[転醒編 第3章:紫電一閃]] <転醒X>

#clear
-テキスト関連
[[起幻]]
[[創界神]]




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