* 【ルナティックタイフーン】 [#i04c61f0]
[[ハンドタイフーン]]を何度も使いまわし、相手のデッキをゼロにする無限コンボデッキ。
コンボを安定させるための[[ルナティックシール]]とカギである[[ハンドタイフーン]]の名からこう呼ばれる。
重要なカードである[[大天使ヴァリエル]]、[[マジックブック]]、ハンドタイフーンが究極1カードに指定され、[[ルナティックシール]]と[[ライフチェイン]]に至っては伝説カードとなっているため、構築は100%不可能である。

*** 解説 [#gc600085]

[[ハンドタイフーン]]を[[大天使ヴァリエル]]+[[タイムリープ]]とのコンボで何度も使いまわし、相手のデッキをゼロにする無限コンボデッキ。
コンボを安定させるために[[ルナティックシール]]が投入されるため、主にこう呼ばれる。

基本的な動きは以下の通りである。

-1.大天使ヴァリエルでハンドタイフーンとタイムリープ、[[マジックブック]]を回収する。

-2.マジックブックで回収したハンドタイフーンとタイムリープをオープンする。

-3.オープンしたハンドタイフーンを全て使用する。オープンされたマジックカードは手札ではないため、ハンドタイフーンの効果で破棄されず続けて使用できる。

-4.オープンしたタイムリープを大天使ヴァリエルに使用する。

-5.相手のデッキが尽きるまで1~4を繰り返す。


起点となるパーツが多く、またこの挙動のみでデッキアウトを狙うには多くのコアが必要になってくる。

基本的に上記のコンボの合間に[[ライフチェイン]]の対象を合体スピリットにしコアを補充していく。
対象を[[パオ・ペイール]]にすることで、場のスピリットを減らすことなくコアブーストすることも可能であった。

デッキ名の元ともなったルナティックシールがコンボの安定性を高めるために使用されている。
ルナティックシールはアタックもデッキ破棄も阻害するが、このコンボは直接デッキを破棄せずにデッキを削ることができるため、ルナティックシール発動中の唯一の勝利手段となる。

マジックカードの使用について、[[魔導双神ジェミナイズ]]での踏み倒しも考えられる。
ほとんど軽減できないタッチ色のマジックカードを使うときはジェミナイズを介すのが良いだろう。
序盤のドロー・コアブーストを追加の1枚に任せると効率が大幅に良くなる。

コンボパーツの入手の容易さとその安定性から、[[星座編 第一弾:八星龍降臨]]発売直後にひとつのデッキタイプとして頭角を表した。

しかし、コンボ発覚から一ヶ月もたたずに大天使ヴァリエルが究極カード1に、ライフチェインが伝説カードに指定されたため、構築が大幅に困難になっている。
さらに2011/12/1に、2012/1/1付でこのデッキの命ともいえるルナティックシールが伝説カード、ハンドタイフーンが究極1になることが決まった。
そのため2012年以降このデッキは100%構築不可能になる。

ライフチェインの調整版として[[ライフチャージ]]が登場し、さらに[[メイパロット]]の亜種である[[ダンデラビット]]が[[星魂]]のサポートとしてデザインされた。
これらのカードが積まれることによって、ライフチェインがなくともコアの供給が可能となっている。

マジックブックを内蔵した[[冥土の魔女ヘレン]]もドローブースト要員として積まれることが多い。

対策として[[豚人チョウハッカイ]]や[[鎖縛の武舞台]]等があるが、[[砲凰竜フェニック・キャノン]]によって処理されることがあり、完全な対策とは言えなかった。
他にもマジックカードの使用を阻害するカードが弱点となっている。

*** 関連カード [#wa87c6ef]

[[ハンドタイフーン]]
[[ルナティックシール]]
[[大天使ヴァリエル]]


*【ジェミナイズループ】 [#zcfecd30]
[[星座編 第二弾:灼熱の太陽]]が登場した現在、新たなデッキが組みなおされた。
手順は以下の通り。

-1.[[マジックブック]]や各種ドローカードを使い必要カードを集めつつデッキを高速消費する。

-2.[[魔導双神ジェミナイズ]]、マジック軽減用の[[ペンタン]]2体、[[ダンデラビット]]を召喚して自分のデッキを0枚にする。

-3.[[マジックブック]]を使用し手札のマジックカードをオープンする。

-4.[[トリックプランク]]を使用して上からダンデラビットを含むスピリット4枚と一番下に[[大天使ヴァリエル]]の順でデッキに戻す。

-5.[[ハンドタイフーン]]を使用して相手の手札を破棄しつつデッキから4枚ドローする。

-6.ドローしたダンデラビットを召喚してコアブーストし魔導双神ジェミナイズの効果でデッキに残った大天使ヴァリエルをノーコスト召喚、更にその効果でトラッシュの[[黄]]の[[マジック]]カードを全て回収。

-7.手順6で召喚したダンデラビット、大天使ヴァリエルをコア移動で自壊させトラッシュに送る。

-8.手順3に戻り、相手のデッキアウトまでループ。

以上を全てメインステップで行う。
フィールドに黄色のシンボルを5つ分用意しておくとペンタンの効果でハンドタイフーンをノーコストで使用できるようになる。

【ルナティックタイフーン】と同様に[[ルナティックシール]]を使用すると安定性が増すだろう。
ただしこちらはデッキを使い切ってからが勝負であるため、途中で手順を間違えてしまうとほぼ敗北が決定してしまう。
(トリックプランクを使う前にハンドタイフーンを使いきってしまいデッキからカードが引けない等)
-2011年度のバトスピチャンピオンシップ東京大会のマスタークラスで地区代表に選ばれたデッキのひとつ。
その際のデッキ名から【ぷぎゃループ】と呼ばれることも多い。
-愛媛大会ではさらに亜種の「スピリットを全く入れないデッキ」も登場した。

*** 弱点 [#vc9eb1a1]
-メインステップでのドローを封じる[[満天の牧草地]]
-トラッシュ回収とマジックのフラッシュ効果を封じる[[鎖縛の武舞台]]
-スピリットの召喚時効果を封じる[[未完成の古代戦艦:船尾]]
-カード効果でのスピリット召喚を封じる[[オリンスピア競技場]]
-必要カードが揃う前に勝負を決めてくる速攻型デッキ
-デッキ消費が激しいことを逆手に取ったデッキ破壊系
-オープンしたマジックを全て破棄させその枚数分スピリットを破壊する[[透明人間エクリア]]
-マジックを無効にする【[[氷壁]]】持ちスピリット・[[アンフィスバエナー]]    等々

圧倒的に見えて相手の対策は意外と多いことに注意。
弱点の傾向は大体決まっているのでコンボ用以外のカードを何にするかは自ずと見えてくるだろう。

*** 関連カード [#nf8185f4]
[[魔導双神ジェミナイズ]]
[[大天使ヴァリエル]]
[[トリックプランク]]
[[ダンデラビット]]



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