*&ruby(こうりん){煌臨}; [#v954b906]
一部のスピリット/アルティメットが持つ[[キーワード能力]]。
[[ソウルコア]]を指定された場所に置くことで、条件を満たした煌臨元となるスピリット/アルティメットの上に同じ状態(回復・疲労・重疲労状態)で重ねることができる効果。

●目次
#contents

**効果詳細 [#md527125]
 メイン/フラッシュ《煌臨:(条件)》『(発揮タイミング)』
 自分の[ソウルコア]をトラッシュに置くことで、対象の自分のスピリット/アルティメットに手札から重ねる。

 フラッシュ《煌臨:(条件)》『(発揮タイミング)』
 自分の[ソウルコア]をゲームから除外することで、対象の自分のアルティメットに手札から重ねる。

先行して登場した[[十二神皇編 第5章]]のみ以下のテキスト
 フラッシュ《煌臨:(系統)&(コスト)》『(発揮タイミング)』
 自分の[ソウルコア]をトラッシュに置くことで、手札にあるこのカードを《系統:(系統)&(コスト)》の自分のスピリットに同じ状態で重ねる。

**概要 [#bef61234]
[[ソウルコア]]を指定された場所に置くことで、条件を満たした煌臨元となるスピリット/アルティメットの上に同じ状態(回復・疲労・重疲労状態)で、手札から重ねることができる効果。
《煌臨》したスピリット/アルティメットは煌臨元のスピリット/アルティメットと同じ状態でフィールドに出る。
煌臨元カードがあることや破棄することで各カード固有の効果を発揮する。
[[バースト]]召喚に次いで大型をコストカットしてフィールドに出せる手段として活躍する。

いくつか召喚と違う点があり、
-《煌臨》するときカードのコストは支払わないが、手札のカードの使用にはあたる。
-効果名は神仏などが人々の目前に現れることを意味する「降臨」を捩ったもの。
公式の告知でもしばしば誤字が見られるため注意。
《煌臨》を持つカードの多くは、「煌」という漢字をカード名に含んでいるのも特徴と言える。

-「フィールドのスピリットを消費して新たにスピリット(アルティメット)を召喚する」という点が類似しているためか、【[[転召]]】を持っていたスピリットがリメイク/[[リバイバル]]されて《煌臨》を持つようになったカードがいくつか存在する。

**ルール詳細 [#lc01850a]
いくつか召喚と違う点がある。細かい点が異なるため、召喚と混同しないように注意。
[[ルールQ&A]]も参照。

***《煌臨》するときについて [#z7702d47]
-手札から《煌臨》するときカードのコストは支払わないが、手札のカードの使用にはあたる。
特に指定がなければ自分のフィールド/リザーブ/ライフの[[ソウルコア]]を使用することができる。
除外する場合はトラッシュのコアも使用することができる。
--特に記載がない場合は、手札からしか《煌臨》させることはできない。
[[手元>手元について]]にあるカードは、《煌臨》させることは出来ない。
-《煌臨》は召喚として扱われず、召喚を制限する効果や召喚されたとき発揮する効果の対象にならない。
アルティメットは召喚条件を満たしていなくてもフィールドに出すことができる。
-煌臨元の条件は合体で満たしても構わないが、「対象の自分のスピリット(アルティメット)」は本来のカード種類で満たさなければならない。
-スピリットを対象にする場合、アンタッチャブルと本来のカードカテゴリーが「スピリット」以外のカードは不可。
以下は対象外。
--アンタッチャブル:自分の効果を受けないスピリット
--不確定:[[分身スピリット>分身(系統)]]
--ブレイヴ:【[[装填]]】を持たないスピリット状態のブレイヴ
--ネクサス:スピリットとして扱っているネクサス([[海賊船喰いのハイドラ・クラーケン]]は例外)
-《煌臨》したスピリット/アルティメットは基本的に同じ状態を引き継ぐ。
置かれていたコア、合体しているブレイヴ、アタック/ブロックしている状態やすでに発揮し受けている効果、煌臨元カードなどを引き継ぎ、煌臨元となるスピリット/アルティメットと同じ状態になる。
--《煌臨》する時に追加でコアを置くことができないため注意
-《煌臨》したスピリットが手札/デッキに戻るとき、煌臨元カードも同じ場所に移動する。
相手の効果でデッキに戻る場合、相手が置く順番を決める。
-【煌臨中】のスピリットに重ねて《[[煌臨]]》することで、煌臨元カードを増やすことができる。
-【[[毒刃]]】などで裏向きで重ねられたカードは煌臨元カードとして扱われない。
-煌臨元カードが1枚以上あるスピリットは【煌臨中】効果を発揮する。
煌臨元カードがあるスピリットは《煌臨》したスピリットかどうかや【煌臨中】効果の有無にかかわらず「【煌臨中】のスピリット」になる。
-煌臨元カードはそのカードに【煌臨中】のスピリットを対象とした「効果すべてを失う」効果や「他の色としても扱う」効果を受けない。
-自分のスピリットなどを「《煌臨》を持つスピリットの下に煌臨元カードとして追加する」効果で追加する場合、フィールドを離れるときに似た処理になる。
特に指定がなければ順番は一番下以外でもかまわない。
--置かれていたコアはリザーブに置かれる。
--追加するスピリット1体と合体していたブレイヴはスピリット状態でフィールドに残すかスピリットと一緒に追加する。
--【[[毒刃]]】などで置かれた下のカードは破棄される。

[[アルティメット]]は召喚条件を満たしていなくてもフィールドに出すことができる。
--[[神皇]]が《煌臨》しても、[[焔三忍 邪心のサイゾー]]の効果は発揮しない。
-対象の指定のない「《煌臨》できない」効果が発揮しているとき、《煌臨》するカードと《煌臨》する対象(「カードを《煌臨》する」効果の場合は加えてその発揮元)がその効果を受けない場合に限り《煌臨》できる。
-《煌臨》を宣言した後、「《煌臨》するとき(《煌臨》でカードを重ねるとき)」効果で条件を満たすことができる。
《煌臨》できない状態で《煌臨》を宣言した場合、宣言前の状態に戻す。
-《煌臨》するカードの最低Lvコストを満たしていなくても《煌臨》は解決される。
カードを重ねた時点で消滅になり、煌臨時効果や《[[神託]]》など煌臨したときの効果は発揮しない。
-指定されたスピリット(/アルティメット)をコストのようにして場に出す点で【[[転召]]】と似ているが、そちらと異なり《煌臨》せず通常の召喚もできる。 
-自分のソウルコアがトラッシュにある(ゲーム開始時に使用しないことを選んだ・ゲーム中に除外した)ときや「ソウルコアを使って《煌臨》できない」効果が発揮しているとき、「ソウルコアをトラッシュに置かずに《煌臨》で重ねる」効果では《煌臨》できないが、「ソウルコアをトラッシュに置いたものとして《煌臨》で重ねる」効果では《煌臨》できる。

細かい点が異なるため、召喚と混同しないように注意。
***煌臨元にできるスピリット/アルティメットについて [#jd2b30f3]
-煌臨元の色やコストといった条件は合体で満たしても構わない。
-「対象のスピリット」はスピリットとして扱い、スピリットを対象にした効果を受ける状態であっても以下は対象外となる。
--アンタッチャブル:自分の効果を受けないスピリット
--[[分身スピリット>分身(系統)]]
--【[[装填]]】を持たないスピリットとして扱っているブレイヴ
--スピリットとして扱っているネクサス

-「ネクサスに重ねられる」効果で重ねる場合、ネクサスとして扱い、ネクサスを対象にした効果を受ける必要がある。
--スピリットとして扱っているネクサスには重ねられない。
-「スピリットにしか《煌臨》できない」効果が発揮しているときでも【[[装填]]】を持つスピリット状態のブレイヴに《煌臨》できる。
-【[[装填]]】や「このスピリットに《煌臨》したとき、この煌臨元カードを召喚できる」効果を持つスピリットに《煌臨》したとき、煌臨元カードを合体/召喚するかどうかを先に選び、召喚時効果があれば煌臨時の効果と同時扱いで解決する。
-【[[装填]]】を持つスピリット状態のブレイヴに《煌臨》した場合でも「(条件)を持つスピリットに《煌臨》していたとき」の効果は発揮する。

-効果名は神仏などが人々の目前に現れることを意味する「降臨」を捩ったもの。
公式の告知でもしばしば誤字が見られるため注意。
《煌臨》を持つカードの多くは、「煌」という漢字をカード名に含んでいるのも特徴と言える。
-他の効果によって「《煌臨》で重ねる」場合、記述によっては条件やタイミングを無視できる。
《煌臨》するカードの《煌臨》の発揮でもあるため、手札のカードやフラッシュ効果が使えない効果で制限される場合、《煌臨》できない。
--[[幻の果物人ポポ]]の「自分のスピリットに《煌臨》で重ねられる」効果は《煌臨》が持つタイミングの指定を無視できるが、《「果物」》の条件は無視できない。
--[[闇輝石六将 百刀武神ゴクマザン]]の「合体スピリットかブレイヴに《煌臨》で重ねられる」効果は《煌臨》が持つタイミングの指定を無視できるが、コスト3以下や【[[装填]]】を持たないスピリット状態のブレイヴには重ねられない。

-「フィールドのスピリットを消費して新たにスピリット(アルティメット)を召喚する」という点が類似しているためか、【[[転召]]】を持っていたスピリットがリメイク/[[リバイバル]]されて《煌臨》を持つようになったカードがいくつか存在する。
***煌臨したスピリット/アルティメットについて [#p292cf74]
-《煌臨》したスピリット/アルティメットは基本的に同じ状態を引き継ぐ。
置かれていたコア・合体しているブレイヴ・アタック/ブロックしている状態・[[そのターンの間/そのバトルの間>効果の分類について#syuuryouzi]]受けている効果・煌臨元カードなどを引き継ぎ、煌臨元となるスピリット/アルティメットと同じ状態になる。
--《煌臨》する時に追加でコアを置くことはできない 
--合体条件を満たさなくなったブレイヴは即座に分離し、スピリット状態にしなければトラッシュに置かれる。

//-[[エヴォリューションアタック]]や[[コラボブースター【デジモン超進化!】]]の一部スピリットを見るに、《煌臨》はスピリットの「進化」も意味として含まれている。

***効果詳細 [#md527125]
 フラッシュ《煌臨:(条件)》『(発揮タイミング)』
 自分の[ソウルコア]をトラッシュに置くことで、対象の自分のスピリットに手札から重ねる。
***[[煌臨元カード>カード効果:煌臨元カード]]について [#m4d368d0]
-煌臨元になったスピリット/アルティメットは《煌臨》したスピリット/アルティメットの「煌臨元カード」になる。
【煌臨中】のスピリットに重ねて《[[煌臨]]》することで、煌臨元カードを増やすことができる。
裏向きのカードが煌臨元カードになった場合、表向きになる。
-【[[毒刃]]】などで裏向きで重ねられたカードは煌臨元カードとして扱われない。
-煌臨元カードが1枚以上あるスピリット/アルティメットは【煌臨中】効果を発揮する。
煌臨元カードがあるスピリット/アルティメットは《煌臨》でフィールドに出たかどうかや【煌臨中】効果の有無にかかわらず「【煌臨中】のスピリット/アルティメット」になる。
-煌臨元カードは煌臨元カードを対象とした効果しか受けず、煌臨元カードで発揮できる効果しか発揮できない。
ただし、場所の指定がない「このカード」「このスピリットカード」などと書かれた効果は、煌臨元カードになっても自身を対象に効果を発揮する。
--[[大煌天使ミカファール]]のLv2・Lv3効果で「このカードは、マジックカードとしても扱う」効果を持つスピリットカードを破棄できる。
-煌臨元カードはそのカードに【煌臨中】のスピリット/アルティメットを対象とした「効果すべてを失う」効果や「他の色としても扱う」などの効果を受けない。
-煌臨元カードがあるスピリット/アルティメットがフィールドを離れる(手札/デッキに戻るか手元/トラッシュに置かれる)とき、煌臨元カードも同じ場所に移動する。
相手の効果でデッキに戻る場合、相手が置く順番を決める。
--手札/手元/デッキに戻す効果を受けたスピリット/アルティメットの煌臨元カードが「このカードは相手の効果を受けない」効果を持つ場合、煌臨元カードでも相手の効果を受けないため、煌臨元だったそのカードは破棄される。
-自分の手札やスピリットを「煌臨元カードとして追加する」効果でも煌臨元カードを増やすことができる。
ただし、《煌臨》や《[[神煌臨]]》を持たないスピリット/アルティメットは、煌臨元カードを追加する効果の対象にならない。
[[カオティック・キマイラガン]]のような効果で《煌臨》を持つスピリットの効果すべてを得たスピリットであっても、煌臨元カードは追加できない。
--効果で煌臨元に追加されるカードは、[[待機状態>バウンスについて]]などにならず即座に煌臨元カードとなる。
煌臨元カードに追加される場合、スピリットがフィールドを離れるときや離れたときの効果は発揮しない。
--ただし、自分のスピリットなどを「《煌臨》を持つスピリットの下に煌臨元カードとして追加する」効果で追加する場合、以下のようにフィールドを離れるときに似た処理になる。
指定がなければ順番は選べるが、追加した後その並び順を動かすことはできない。
---置かれていたコアはリザーブに置かれる。
---追加するスピリット1体と合体していたブレイヴはスピリット状態でフィールドに残すかスピリットと一緒に追加する。
---【[[毒刃]]】などで置かれた下のカードは破棄される。

 フラッシュ《煌臨:(条件)》『(発揮タイミング)』
 自分の[ソウルコア]をゲームから除外することで、対象の自分のアルティメットに手札から重ねる。
***その他 [#c234c0ba]
-名称:「煌臨」を含む効果(《[[神煌臨]]》/《[[檀黎斗神煌臨]]》/《[[超煌臨]]》/《[[契約煌臨]]》など)は《[[煌臨]]》として扱い、《[[煌臨]]》を対象とした効果を受ける。
ただし、《[[檀黎斗神煌臨]]》は《[[神煌臨]]》として扱わない。

先行して登場した[[十二神皇編 第5章]]のみ以下のテキスト
 フラッシュ《煌臨:(系統)&(コスト)》『(発揮タイミング)』
 自分の[ソウルコア]をトラッシュに置くことで、手札にあるこのカードを《系統:(系統)&(コスト)》の自分のスピリットに同じ状態で重ねる。
-[[背景世界]]では、煌臨元となるスピリットが依り代となって別のスピリットが《煌臨》する形で描写されている。
ゲーム中でも同様の手順で行われるので、これはある意味正しい解釈である。

**アニメにおいて [#wba38b97]
「ダブルドライブ」に登場。
『[[ダブルドライブ>バトルスピリッツ ダブルドライブ]]』『サーガブレイヴ』に登場。

『ダブルドライブ』では、[[大牙 和巳]]が使用し、[[邪神皇デスピアズ]]に、[[邪神皇デスピアズ・ゾーク]]を《煌臨》させた。

『サーガブレイヴ』では、[[馬神 弾]]が使用。
1話では[[月紅龍ストライク・ジークヴルム・サジッタ]]に、2話では[[龍星皇メテオヴルムX]]に、3話では[[光龍騎神サジット・アポロドラゴンX]]に、[[超神光龍サジットヴルム・ノヴァ]]を《煌臨》させた。

-《煌臨》の演出は、作品によって異なる。
『ダブルドライブ』では、[[邪神皇デスピアズ]]が白い繭に覆われ、中から[[邪神皇デスピアズ・ゾーク]]が出現する演出となっている。
『サーガブレイヴ』では、煌臨元となるスピリットが《煌臨》するスピリットに重なる形で描写された。

**【煌臨】を持つカード/【煌臨】に関する効果を持つカード [#l7b9e7ce]
//能力絞込み一覧
#listability

//*** 相性の悪いカード

**関連効果 [#f23ab64f]
-[[『このスピリットの召喚/煌臨時』]]
-[[『このスピリットの煌臨時』]]
-[[『このスピリットの煌臨/アタック時』]]
-[[『このスピリットの煌臨/破壊時』]]
-[[『このアルティメットの召喚/煌臨時』]]
-[[『このアルティメットの煌臨時』]]

-[[カード効果:《煌臨》でカードを重ねるとき]]
-[[カード効果:カードを《煌臨》で重ねる]]
-[[カード効果:煌臨条件を無視]]
-[[カード効果:ソウルコアをトラッシュに置いたものとして《煌臨》する]]
-[[カード効果:ソウルコアをトラッシュに置かずに《煌臨》する]]


-[[カード効果:【煌臨中】]]
-[[カード効果:【煌臨中】の自分のスピリットがいるとき]]
-[[カード効果:【煌臨中】の自分のスピリットをサポートする]]

-[[カード効果:煌臨元になっているスピリットカードを召喚する]]
-[[カード効果:煌臨元カード]]
--[[カード効果:煌臨元カードとして追加する]]
--[[カード効果:煌臨元カードを召喚する]]
--[[カード効果:煌臨元カードを破棄する]]

-[[カード効果:煌臨時コアブースト]]
-[[カード効果:煌臨時ドロー]]

-[[カード効果:《煌臨》を制限する]]

-[[カード効果:バースト(相手の『このスピリット/アルティメットの召喚/煌臨時』発揮後)]]
-[[カード効果:バースト(相手の『このスピリットの召喚/煌臨時』発揮後)]]

**リンク [#i6a0e0d2]
[[キーワード能力]]
[[ソウルコア]]
【[[転召]]】

**外部リンク [#ib657584]
-[[公式サイト 煌臨について>https://www.battlespirits.com/rule/kohrin.php]]



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