*消滅について [#g07b5c15] ●目次 #contents **消滅とは [#d0088198] ルールマニュアルVer.5.0から登場した、[[スピリット]]/[[アルティメット]]のコアが最低Lv((スピリットはLv1、アルティメットはLv3))コスト未満になったことを表す用語。 従来のカードやQ&Aでは「Lv0として破壊」と表現されていたもので効果・裁定に変更はなく、それらは消滅について書かれていることとして読み替える((例:[[魔界七将デスペラード]]のLv1・Lv2召喚時効果は〝この効果で消滅した〟と読み替える))。 新たにこの用語が登場した理由として、以下の要因が挙げられる。 -従来の表現では通常の[[破壊>破壊について]]と混同しやすく、それとの区別を明確にするため -スピリットと最低Lvが異なるアルティメットの登場 -消滅時効果の登場 ルールVer.7.0より、[[カードのコスト及びその支払いについて]]、消滅の裁定が変更された。 [[ルールマニュアルVer.11.0にあわせたルール改定>https://www.battlespirits.com/rule/revised.html]]より、[[破壊>破壊について]]や[[バウンス>バウンスについて]]と合わせて、消滅後の処理中について「待機状態」としてまとめられた。 消滅し待機状態になったカードは消滅に関係ない効果は無効になり、そのシンボルで軽減することも出来なくなる([[堕落僧コクゴウ]]Q7等)。 **消滅時の処理 [#w8f01d11] 消滅するスピリット/アルティメットは、自身の消滅に関する効果以外のすべての効果を失い、また、他のカードの消滅に関する効果以外の対象にならない。 消滅に関する効果はコアを失っていても発揮する((消滅時効果のテキストには(最低Lv未満になるにもかかわらず)Lvが表記されているが、そのまま効果を発揮できる))。 同時に発揮した効果が全て解決し終わった後、トラッシュに置かれる((ルールマニュアルVer.7.0以前は消滅に関する効果を持つ場合は解決した後、ない場合は即座にトラッシュに置かれた))。 -消滅は破壊ではないため、破壊に関する効果は発揮されない。 -「フィールドを離れるとき」は消滅に関する効果に含まれる([[ルールQ&A カードの効果 汎用 その他>ルールQ&A#ID1000CD0052]]Q&A97)。 -消滅してもまだコアが置かれている場合、そのコアはリザーブへ置かれる。 --[[最低Lvコストが2以上>カード効果:Lv1コストが2]]でコアが1個になったときなどの状況が該当する。 --消滅の処理によるコアの移動なので、効果でコアが0個になったことにはならない((参考:[[騎士王蛇ペンドラゴン]]のQ&A4))。 -自分が[[定規山脈]](リバイバル前)を配置しており、相手の効果により自分のスピリットのコアが0個になったとき、相手(の効果)によって破壊されたものとして扱う。 -【[[チーム]]】など、Lvに関わらず所持しているキーワード能力の記述は消滅状態でも失われない。 -コストの支払いで消滅したカードは、そのコストの元となった効果の派生効果の全ての処理が終わるまではトラッシュに置かれない((参考:[[オキシジェン・デストロイヤー]]のQ&A2))が、その派生効果の中で別途発生した効果の中で消滅したカードはその派生効果の解決終了時にトラッシュへ置かれる。 そのため、効果の発生順序によっては消滅したカードがトラッシュへ送られるタイミングが異なる。 --[[コスチュームチェンジ]]のコストの支払いによって消滅したスピリットと、効果でブレイヴを分離した際のコアの振り分けによって消滅したスピリットがいるとする。 前者はマジックの支払いによって消滅しているためマジックの派生効果が全て終了するタイミング、つまりコスチュームチェンジによって召喚されたブレイヴの召喚時効果などが全て終了するまでトラッシュへ置かれない。 一方で後者はブレイヴ分離に伴う効果の処理が全て終了した時点、つまりブレイヴを召喚する処理の前段階でトラッシュへ置かれる。 よって後者はコスチュームチェンジによって召喚されたブレイヴの召喚時効果でトラッシュから召喚、回収などを行うことが可能となる。 -消滅した際に、何かの効果で[[アルティメット]]を召喚する場合でも、消滅したスピリットで召喚条件は満たせない。 **相手によるスピリット/アルティメットの消滅 [#zc8a94e7] 『相手によるこのスピリット/アルティメットの消滅時』/“相手の効果で消滅”効果は、下記の状況で発揮される。 -相手の[[コア除去効果>コアに関する効果#k6a923a2]]で、自分のスピリット/アルティメットが最低Lvコスト未満になったとき -相手の[[Lvコストを変更する効果>カード効果:相手のスピリットのLv維持コアを変更する]]が発揮された瞬間、自分のスピリット/アルティメットが最低Lvコスト未満になったとき((参考:[[虚皇帝ネザード・バァラル]]Q&A10)) --上記の効果が発揮されている状態で、自分がコアを動かしたことで自分のスピリット/アルティメットが最低Lvコスト未満になった場合、相手による消滅とはならない((参考:[[虚皇帝ネザード・バァラル]]Q&A11))。 *** 相手によるスピリットの消滅時に効果でスピリット/アルティメットを召喚する場合 [#n0397fd7] -消滅中に、[[『相手によるこのスピリットの消滅/破壊時』]]などが発揮され、[[堕落僧コクゴウ]]など消滅時の処理途中でスピリットをコストを支払って召喚するとき、消滅したスピリットでは軽減シンボルになることはできない。 破壊時に効果で召喚される場合は、破壊され[[待機状態>破壊について]]になったスピリットのシンボルで軽減できるので、消滅と違うことに注意。 -消滅したスピリットでは、[[アルティメット]]の召喚条件は満たせない([[ゴ・ガドル・バ]])。 **ネクサスの消滅 [#c154a05c] [[ネクサス]]は基本的に最低Lvコストが0であるため、コアを置かなくてもフィールドに配置・維持できる。 ただし、[[吸血令嬢エサルフリーダ]]Lv2・Lv3効果などでネクサスのLvコストを増やされ、最低Lvコストが1以上になっている場合、スピリット/アルティメットと同様に最低Lvコスト以上のコアを置かないとネクサスを配置・維持できない。 ネクサスの最低Lvコストを満たさなくなったときは、処理も含めてスピリット/アルティメットと同様に消滅する。 *関連リンク [#b464d698] -[[基本ルール]] -[[ターンの流れ]] -[[ルールQ&A]] -[[わかりづらいルール]] --[[破壊について]] --[[バウンスについて]] --[[手元について]] --[[重疲労について]] --[[テキストのルールと使用や発動の概念について]] --[[効果の分類について]] --[[カードのコスト及びその支払いについて]] --[[その他のルール解説]]