* 星文学者リリア『八十八星夜話』 [#bc5bb81f] -[[序文>炎の楽園]] -[[アルゴ号座>古代戦艦アルゴ・ゴレム]] ※[[アルゴ号座>古代戦艦アルゴ・ゴレム]]は、かつては[[竜骨座>未完成の古代戦艦:竜骨]]、[[船尾座>未完成の古代戦艦:船尾]]、[[帆座>未完成の古代戦艦:帆]]、[[羅針盤座>未完成の古代戦艦:羅針盤]]が一つの星座だった頃のものである //PCのみで表示 #exkp{{{ |ア行|カ行|サ行|タ行|ハ行|マ行|ヤ行|ラ行|ワ行| | 1 [[アンドロメダ座>妖精神官アンドロメダ]]|18 [[画架座>終末描かれしキャンバス]]|42 [[祭壇座>星の祭壇]]|48 [[楯座>白き楯の長城]]|57 [[蝿座>フライスカル]]|72 [[水瓶座>宝瓶神機アクア・エリシオン]]|78 [[矢座>サジッタフレイム]]|81 [[羅針盤座>未完成の古代戦艦:羅針盤]]|88 [[鷲座>アクゥイラム]]| | 2 [[一角獣座>星角獣ユニゴーント]]|19 [[カシオペア座>カシオペアシール]]|43 [[蠍座>天蠍神騎スコル・スピア]]|49 [[彫刻具座>血塗られた魔具]]|58 [[白鳥座>キグナ・スワンMk-II]]|73 [[水蛇座>大水蛇ハイドロゲン]]|79 [[山羊座>魔羯邪神シュタイン・ボルグ]]|82 [[竜座>騎士王蛇ペンドラゴン]]|| | 3 [[射手座>光龍騎神サジット・アポロドラゴン]]|20 [[旗魚座>水晶魚クリスティール]]|44 [[三角座>トライアングルトラップ]]|50 [[彫刻室座>偶像の館]]|59 [[八分儀座>八分儀の祠]]|74 [[南十字座>サザンクロスフレイム]]|80 [[山猫座>若武者ウンピョル]]|83 [[竜骨座>未完成の古代戦艦:竜骨]]|| | 4 [[イルカ座>ドルフィング]]|21 [[蟹座>巨蟹武神キャンサード]]|45 [[獅子座>獅機龍神ストライクヴルム・レオ]]|51 [[鶴座>千刀鳥カクレイン]]|60 [[鳩座>ポッポール]]|75 [[南の魚座>セイバーシャーク]]||84 [[猟犬座>グラシャハウンド]]|| | 5 [[インディアン座>大地の狩人コンドラッド]]|22 [[かみのけ座>ウィッグバインド]]|46 [[定規座>定規山脈]]|52 [[テーブル山座>そびえる机山群]]|61 [[風鳥座>ゴクラクチョー]]|76 [[南の冠座>戴冠する活火山]]||85 [[レチクル座>レチクル・アームズ]]|| | 6 [[魚座>双魚賊神ピスケガレオン]]|23 [[カメレオン座>カメレオプス]]|47 [[船尾座>未完成の古代戦艦:船尾]]|53 [[天秤座>天秤造神リブラ・ゴレム]]|62 [[双子座>魔導双神ジェミナイズ]]|77 [[南の三角座>デルタバリア]]||86 [[炉座>剣の誕生地]]|| | 7 [[兎座>ダンデラビット]]|24 [[烏座>黒翼竜バーン・クロウ]]||54 [[蜥蜴座>イグア・バギー]]|63 [[ペガサス座>天星馬ペガシーダ]]|||87 [[六分儀座>六分儀天文台]]|| | 8 [[牛飼い座>ボオーテスコール]]|25 [[冠座>星空の冠]]||55 [[時計座>時刻む花時計]]|64 [[蛇座>ジャイナガン]]||||| | 9 [[海蛇座>星海獣シー・サーペンダー]]|26 [[巨嘴鳥座>ヤシウム]]||56 [[飛魚座>セイルフィッシュ]]|65 [[蛇遣い座>蛇皇神帝アスクレピオーズ]]||||| |10 [[エリダヌス座>エリダヌスフラッド]]|27 [[駆者座>戦車皇ディルガン]]|||66 [[ヘラクレス座>星騎士ハーキュリーΩ]]||||| |11 [[牡牛座>金牛龍神ドラゴニック・タウラス]]|28 [[麒麟座>麒麟星獣リーン]]|||67 [[ペルセウス座>巨人勇者ペルセウス]]||||| |12 [[大犬座>一番槍のシベルザ]]|29 [[孔雀座>星鳥クージャ]]|||68 [[帆座>未完成の古代戦艦:帆]]||||| |13 [[狼座>刃狼ベオ・ウルフ]]|30 [[鯨座>空母鯨ホーゲール]]|||69 [[望遠鏡座>遥かなる衛星砲]]||||| |14 [[大熊座>ノーザンベアード]]|31 [[ケフェウス座>黒獣王ケフェウス]]|||70 [[鳳凰座>砲凰竜フェニック・キャノン]]||||| |15 [[乙女座>戦神乙女ヴィエルジェ]]|32 [[ケンタウロス座>ケンタウロス・ゴレム]]|||71 [[ポンプ座>バキュームシンボル]]||||| |16 [[牡羊座>白羊樹神セフィロ・アリエス]]|33 [[顕微鏡座>月光集める塔]]|||||||| |17 [[オリオン座>巨人猟兵オライオン]]|34 [[小犬座>星犬ポメラン]]|||||||| ||35 [[子馬座>星馬コルット]]|||||||| ||36 [[子狐座>コロコーン]]|||||||| ||37 [[小熊座>コグマル]]|||||||| ||38 [[子獅子座>獅龍皇子レオグルス]]|||||||| ||39 [[コップ座>マーキュリーゴブレット]]|||||||| ||40 [[琴座>メロディアスハープ]]|||||||| ||41 [[コンパス座>巨木の門]]|||||||| }}} **カード一覧 [#j201f10c] //フレーバーテキストでカード絞込み #listflavor **八十八星夜話 あとがき [#w6c976fe] 夜空を彩る星座たち。 伝承によれば、最初の星座の誕生は、神世の時代までさかのぼる。 かつてこの世界は6つに分かれていた。 分裂していたのは世界だけではなく、そこに住まうスピリットたちの和も乱れに乱れていた。 ある世界では支配権をかけた戦乱が続き、ある世界では命持つ者と亡き者の抗争があり、 ある世界では時の流れさえ浸食しながら互いを壊し続ける。 そんなあまりに勝手なスピリットたちの振る舞いは、ついに神の怒りを買った。 神は自らの軍団を送り込み、スピリットたちを根絶やしにするばかりか、世界そのものをすべて滅ぼしてしまった。 後に「鉄の時代」、あるいは「血の時代」とも呼ばれることになる醜い争いの日々は、こうして終焉を迎えたのだ。 続けて神は創造主をつかわした。 創造主は、自らの肉体を大地や海に変え、世界を作りなおしたという。 我々が今住んでいるこの世界は、創造主そのものなのだ。 かつて6つだった世界は、創造主によりひとつになった。 記録には残っていないが、この世界の元になった者ならば、とてつもなく大きな巨人だったのだろう。 創造主はこの時、自らの意志を夜空に放った。 「怒り」「悲しみ」「思いやり」……彼の思いは12に分かれ、天を巡る星座となった。 やがて12の星座の力を宿したスピリットが生まれ、その支配の元、「春の時代」と呼ばれる最も幸福な時代が訪れた。 なにがしかの強い力は星座となって夜空に上る。 最初は12しかなかった星座だったが、その後の「英雄の時代」を経て、その数は88にもふくれあがった。 星座の力は様々な形で我々の元に現れた。 あるものは創造主の十二宮のようにスピリットとなり、あるものは炎の矢となって降り注ぐなどの現象として存在し、 あるものは船や祭壇など命持たない物質となった。 現在を、わたしはあえて「星の時代」と呼ぼう。 太陽と月を巡る争いを、わたしたちは十二宮の力を借りておさめることができた。 別の言い方をすれば、十二宮の力さえあれば、おさめることができる戦いでもあった。 これから先、もしかしたらすべての星座の力を借りねばならない動乱がないとも限らない。 遠い未来のあなたのために、星座に関してわたしの知りうるすべてをここに残した。 もし、勝利が必要になったとき、星座を集める助けにしてほしい。 そして同時に祈りをささげよう。 星座の力が必要になるような大きな争いが、二度と起きない平和な時代が訪れるようにと。 星文学者 リリア 八十八星夜話 あとがき ***リンク [#oc386e88] [[背景世界]]