**&ruby(うちゅうせいきけんしょう){宇宙世紀憲章}; [#kd80ce08]
 マジック
 マジック(禁止カード)
 4(2)/赤
 【タイプ:フィールド】
 フィールドに置かれている間、次の効果すべてを発揮する。
 ■お互い、ターンごとに、それぞれの創界神ネクサスにコア1個までしか増やせない。
 ■自分の【NT-D】が発揮したとき、このカードを手札に戻せる。
 メイン:
 自分はデッキから2枚ドローする。
 その後、このカードを自分のフィールドに置く。

#refcard
[[コラボスターター【ガンダム ~OPERATION UC~】]]で登場した[[赤]]の[[マジック]]。

[[創界神]]メタの【[[フィールド]]】を持ち、【[[NT-D]]】が発揮されるたびに手札に戻すことができる。
[[創界神]]を採用しないデッキ相手には刺さらないが、回収によってメイン効果を使い回すことが可能。
もちろん、メイン効果も2ドローとこのカードを設置するだけであるため、ほとんどコアの消費のみに留まる。
【[[NT-D]]】は手軽に発揮できる効果ではないため、ドローできるのはあくまで1回と思っておいた方がいい。

[[創界神]]メタは初手に使用できなければほとんど機能せず、主な採用先のガンダムUCデッキもより軽いドローソースが充実しているため、採用優先度は高くなかった。

-[[2024年3月30日>https://twitter.com/bs_official/status/1766051511388532841]]より[[禁止カード>禁止・制限カードリスト/第34回改定]]となった。
バトスピ特別調査室によれば、新シリーズ『契約編:真』では「[[契約創界神ネクサス>契約ネクサス]]」の登場に伴い、創界神ネクサスの運用や《[[顕現]]》による効果での召喚が重要となる。
このカードは、[[創界神]]ネクサスにコアを置くスピードを遅くしてそのギミックを著しく制限してしまう上に、「[[フィールドに置くマジック>カード効果:マジックカードをフィールドに置く]]」という対策が困難な領域で発揮する相手の行動を大きく阻害するメタカードでゲーム展開やデッキ構築の幅を狭めてしまう可能性が高い点について改善が必要と考え、制限カード<1>を経由せずに禁止にしたとのこと。
超煌臨編ラストに登場したカードだったが、[[創界神]]が再び重要になる中で禁止になるという[[グラナート・ゴレム]]と同じ末路となった。

***収録 [#u3515c6f]
[[コラボスターター【ガンダム ~OPERATION UC~】]] <C>

***原作において [#l8951ba7]
アニメ『機動戦士ガンダムUC』に登場。
[[地球連邦>連邦]]政府が、宇宙移民を開始する「宇宙世紀」への改暦と共に発表する予定であった憲章。
宇宙ステーション首相官邸「ラプラス」にて発表される予定だったが、宇宙世紀への改暦と同時にラプラスは爆発してしまう。
爆発事件(ラプラス事件)後に発足した新政権は、事件をテロと断定。反政府運動の徹底的な弾圧に乗り出したが、それが後世の地球至上主義やジオニズムといった主義を生み出す要因となる。
-上述のラプラスの爆発に巻き込まれたサイアム・ビストは、残骸の中である物体を偶然回収し、奇跡的に地球へ帰還する。
サイアムが手に入れたその物体は、後に「ラプラスの箱」と呼ばれるようになった。
-このカードが[[創界神]]メタの効果を持つ理由は、バトスピの[[背景世界]]やラプラスの箱の正体が関わると思われる。
ラプラスの箱の正体とは、宇宙世紀憲章を記した石碑のオリジナルであり、『機動戦士ガンダムUC』作中の時代に存在するレプリカとの違いは、宇宙に適応した新人類の発生が認められた場合の参政権を保証することが明記されている点にある。
作中の時代にはジオニズムが台頭しており、「連邦政府はジオニズムに類する思想を秘匿してきた」事実が後付けされてしまい、結果的に「宇宙に適応した新人類」と解釈できるスペースノイドやニュータイプが連邦政府を攻撃する口実となり得る代物だったのである。
一方、[[創界神]]がバトスピに登場した経緯は、[[創造神ロロ]]が[[創界神ロロ]]になったことで、多次元宇宙『神世界』の不文律である「互いの世界の住人同士の争いには干渉しない」が破られ、[[創界神]]がグラン・ロロに攻め込む口実を与えてしまったことによる。
もっとも、グラン・ロロがこの状況となったのは[[虚神などをグラン・ロロに手引きした創界神>創界神オシリス]]が要因であるため、ラプラス事件の真相である自作自演と一致している(さらに言えば、[[神煌臨編>背景世界/神煌臨編]]の顛末と地球連邦政府の弾圧までの流れもある意味似ている)。
話を戻すが、[[創界神]]メタである理由は、宇宙世紀憲章を『神世界』の不文律に見立て、宇宙世紀憲章が世間に露呈した場合の状況が神煌臨編であると解釈するならば、宇宙世紀憲章を秘匿する(不文律を破らない)ことが神煌臨編や[[創界神]]へのメタと考えられる。
-効果によって、[[ユニコーンガンダム>ユニコーンガンダム[ユニコーンモード]]]が[[NT-D]]の発動により、搭乗者を『ラプラスの箱』へと導いていく描写が再現されている。
アニメ『[[機動戦士ガンダムUC>出典:機動戦士ガンダムUC]]』に登場。
年号が西暦から宇宙世紀に改定される際、同時に決められた条文を記した石碑。
本来は改歴時のセレモニーで公開される筈だったが、会場にて爆破テロ事件が発生し、紛失したとされている。
このオリジナルの石碑には、それが明らかとなったら連邦政府が滅ぶと言われる重大な秘密が隠されていると噂され、いつしか「ラプラスの箱」という通称で呼ばれるようになった。
表向きには紛失したと言われた「箱」だが実は現存しており、その公開を目指す側と、闇に葬ろうとする側との間で起きた熾烈な争奪戦が、ガンダムUCのストーリーの中心になっている。
-1つ目の効果は、憲章の存在のように双方へ強い影響を与えるものとなっている。
2つ目の効果によって、[[ユニコーンガンダム>ユニコーンガンダム[ユニコーンモード]]]が[[NT-D]]の発動により、搭乗者を『ラプラスの箱』へと導いていく描写が再現されている。
-上記の通り禁止カードに指定されたが、「封印される(禁止カード指定)」「解放されれば新ギミックを広める障害となり、今後の火種になりかねない」「(創界神がメインギミックにさえならなければ)効果自体は特に問題はない」という点が原作「UC」のラプラスの箱に関する境遇に似ている為、禁止発表時にはガンダムファンから「原作再現」と皮肉られている。


#clear
-ルール関連
[[禁止・制限カードリスト]]

-テキスト関連
[[創界神]]
【[[NT-D]]】

***同型カード [#s4adf96e]
***[[サイクル一覧]] [#s4adf96e]
#include(サイクル:BS01-117同型,notitle)




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