**&ruby(とうしんきへい){塔神機兵};ソリドゥス・ゴレム <SD63-TCP01(A)> [#AAA]
 スピリット
 7(4)/青/占征・造兵
 <1>Lv1 7000 <2>Lv2 11000 <4>Lv3 15000
 Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットのアタック時』
 ブロックされたとき、相手のデッキを上から12枚破棄する。
 ブロックされず、自分が相手のライフを減らしたとき、相手のデッキを上から7枚破棄し、相手は、【自分のライフ減少後】のバースト効果を発揮できない。
 Lv2・Lv3《転醒:自分のカウント5以下(転醒は同時に使えない)》
 このスピリットが相手の効果でフィールドを離れるか、このスピリットのバトル中に相手のライフが減ったとき、自分のトラッシュにミラージュ効果を持つカードがあれば、このスピリットを裏返せる。
 シンボル:青
 
 コンセプト:寺島慎也
 イラスト:安達洋介
 
 フレーバーテキスト:
 時の呪縛は解けた――今こそ天のその先を目指すとき。

**&ruby(ていおうきりゅう){帝王機龍};ダイナスティ・ドラゴン <SD63-TCP01(B)> [#BBB]
 スピリット
 9()/赤/占征・竜人・機竜
 <1>Lv1 11000 <2>Lv2 15000 <4>Lv3 20000
 この面に裏返ったとき、フィールドに残り、カウント+1する(ボイドからコア1個を自分のカウントエリアに置く)
 Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの転醒時』
 相手のスピリット1体を破壊できる。
 さらに、相手のライフが減って転醒していたとき、相手のライフのコア1個をリザーブに置く。
 Lv2・Lv3:フラッシュ『お互いのアタックステップ』
 自分か相手のネクサス1つを破壊することで、このスピリットは回復する。
 この効果で破壊したネクサスの効果を発揮させない。
 Lv3『このスピリットのアタック時』
 自分のトラッシュにネクサスカードが7枚以上あるとき、相手のライフのコア2個をリザーブに置く。
 シンボル:赤青
 
 コンセプト:寺島慎也
 イラスト:安達洋介
 
 フレーバーテキスト:
 求めるは、揺るぎのない絶対的な支配。

#refcard
[[メガデッキ【光主の共鳴】]]で登場した[[青]]→[[赤]]の[[転醒]]カード。

***塔神機兵ソリドゥス・ゴレム [#vbbac505]

アタック時に発揮されるデッキ破棄は、相手がブロックするかしないかで破棄する枚数が変わるようになっているという[[鳥獣烈神ガルード]]を彷彿させる効果。

ブロックされた場合は、ほぼ無条件でデッキを12枚(デッキの1/3近く)も減らすことができる。
[[英雄巨人タイタス]]と同じく相手にブロックを躊躇させられることから、疑似的ながらもブロックされない状態になり、後述の《[[転醒]]》へと繋げることが可能。
ただ、BPがコスト7スピリットとしては標準的なので、ブレイヴなどでBPやシンボルを増やして万が一の事態にも備えるようにしたい。

ブロックされなかった場合は、[[レアメタル採掘場]]と同じくライフを減らすごとにデッキ破棄が行われる。
破棄する枚数がブロックされた時のものより少なくなるが、それでも7枚は減らせることからこちらも性能としては悪くない方である。
また、ライフ減少時バーストの発揮も防げるので、【[[バースト]]】によるカウンターも受けにくい。ただし、【[[覇導]]】などには注意。

さらに、このスピリットのアタック中なら、このスピリット以外の方法でライフを減らした場合もデッキを破棄できるというのも大きなポイント。
アニメにもあったように[[ドミネイションミラージュ]]の効果でライフを減らせばさらに7枚も削れるので、一度に14枚もデッキ破棄を行うことが可能。もちろん、[[レアメタル採掘場]]を配置して枚数を稼ぎたい。
ただ、あくまでライフ減少時のみなので、[[リミテッドバリア]]といった防御マジックでライフを減らせなかった場合は、デッキ破棄も発生しない。

もちろん、ライフを減らせば《[[転醒]]》するので、相手がブロックしない選択をしても厳しい状況に陥ることには間違いないだろう。

Lv2・3では、トラッシュに【[[ミラージュ]]】持ちのカードがあることで《[[転醒]]》が可能になる。
条件はこのスピリットが効果除去されるか、バトル中にライフを減らした時とあるので、どちらもこのスピリットがアタックするのが狙い目。
デッキ破棄を得意とする[[造兵]]としては、デッキを破棄するタイミングが遅めでブロックする以前に除去される危険性があるため、この転醒条件の存在は非常に大きい。
ただし、バトルで破壊された場合や[[消滅>消滅について]]した場合は《転醒》できないので注意。

唯一のハードルとなるミラージュは、あらかじめ[[ストロングドロー]]などの手札交換でトラッシュに送っておきたい。

この転醒前でも十分な性能ではあるが、デッキ破棄のタイミングが遅めなこともあり、デッキ破棄メタ以外でも対策されやすい。
一応、一部のバーストを封じることができるが、すべての【[[バースト]]】を防ぎたいなら、バースト破棄できる[[真・炎魔神]]に合体させるのがオススメ。
シンボル追加も相まって、相手に余裕を与えなくするのがいいだろう。

また[[【レアメタルループ】>【造兵】]]との相性はすこぶる良好。
特にデッキの核である[[アルティメット・オリハルコン・ゴレム]]とはシナジーが高く、【[[クリティカルヒット]]】の恩恵を強く受けられる所がまたいい。

-「ソリドゥス(Solidus)」とは、ラテン語で「固体」「高品質」「高純度」等の意。
ちなみに「ソリドゥス」という名称は、4世紀のローマ皇帝・コンスタンティヌス1世の時代よりローマ帝国・東ローマ帝国で鋳造された金貨の総称として使われている。
-CGモデルのコンセプトデザイナーによる設定画が公開された。
デザインモチーフは「文字盤の代わりに龍頭を象った時計塔」との事。竜の頭部は転醒後の姿をモチーフとして、デザインが合うようシルエット状に落ちつけている。
--[https://twitter.com/oyomesandazo/status/1487039544419438595 てらつま2022年1月28日ツイート「全体図」]
--[https://twitter.com/oyomesandazo/status/1487039550270492681  てらつま2022年1月28日ツイート「頭部」]

***帝王機龍ダイナスティ・ドラゴン [#u4f4eb83]

転醒時効果は、BPおよびコスト問わずで相手スピリットを無条件で破壊でき、この時相手のライフを減らしていれば、追加でライフダメージを与えることができる。
単純ながらも相手のフィールドに干渉しつつライフを削れるので、残り1の状態からゲームエンドに持っていくことが可能。
仮にアタックステップ強制終了効果が発生した場合でも確実に爪痕を残すことができる。
ただし、[[白晶防壁]]などのライフダメージ対策はこのスピリットにとって天敵であるため、白マジックを無効化できる[[レーザーボレー]]を用意しておくといい。

Lv2・3のフラッシュ効果は、ネクサスを破壊した上で回復できる攻防一体の効果。もちろん、破壊時効果の発揮も防げるので《[[転醒]]》などの対策も完備。
回数制限がなく、フィールドにネクサスがある限り、何度も回復することが可能。
自分のネクサスも対象としているが、あくまで後述の効果の下準備に使うのが望ましい。
ただ、《[[転醒]]》のタイミングと噛み合わないのが悩みどころ。特に相手のライフが減った時に《[[転醒]]》した場合、既にフラッシュタイミング後なので、別のスピリットでアタックするか相手のアタックステップまで待たないといけない。

Lv3効果は、トラッシュにネクサスがあることでライフバーンを発揮する。

このスピリットによってネクサスを自発的に破壊できるとはいえ、通常のデッキではネクサスを7枚もデッキに投入することはあまりない。
とはいえ[[青]]はネクサスの扱いに長けた色であり、近年では【ストレングスLO】や[[海賊龍皇ジークフリード・アビス]]を軸にしたデッキなどでは10~15枚程度といった大量のネクサスを扱う場合がある。こういったデッキに隠し味的に仕込むのも悪くない。

全体的にみると、転醒前がデッキアウト、転醒後がライフダメージを重点に置いているので、デッキアウトが難しい状況でもライフを狙う戦術に切り替えられるのは大きい。
また、[[竜人]]として見るならば、[[爆覇龍エクスプロード・ドラゴン>爆覇龍エクスプロード・ドラゴン/爆覇造神ビッグバン・ゴレム]]との組み合わせも悪くない。
デッキ破壊が難しいならライフ狙いを、反対に耐性などで破壊効果が及ばず、ライフを減らせないならデッキアウトに切り替えるのも良し。
ルール上、《[[転醒]]》は同時に発揮されないが、赤の破壊とライフダメージ、青のデッキ破壊を使い分けて攻めるようにしたい。

-「[[ダイナスティ(Dynasty)>甲樹神ヘラク・ダイナス]]」とは、英語で「王朝」「権門」「名家」等の意。
-収録元の[[メガデッキ【光主の共鳴】]]にて、自身のリメイクである[[天照龍公ダイナスティ・ドラゴン]]が登場。
初登場でリメイクカードが同時収録されるのは、非常に珍しいケースである。
-CGモデルのコンセプトデザイナーによるファンアートが公開された。
古めかしさを狙った転醒前からガラリと変わり、メカニックな装甲服を着込んだようなドラゴンとなっている。
オーダーの時点から「背中にツインタワーを背負っている」とあったので、渡辺正樹監督と相談して、そのツインタワーを武装ポッド兼必殺武器にしてある。
渡辺正樹監督によると、今回のコアの光主では[[ガレット・レヴォ]]や[[リイン・ジーヴル]]と違い、ヴァルトだけは過去の光主の転生ではないため転醒前後とも新スピリットとのこと。
--[https://twitter.com/oyomesandazo/status/1487004327524769795 てらつま2022年1月28日ツイート]
--[https://twitter.com/oyomesandazo/status/1507307994756747265 てらつま2022年3月25日ツイート]
-CGモデルのコンセプトデザイナーによる設定画が公開された。
--[https://twitter.com/oyomesandazo/status/1507333893598314496 てらつま2022年3月25日ツイート「全体図」]
--[https://twitter.com/oyomesandazo/status/1507333901278085126 てらつま2022年3月25日ツイート「背面」]
--[https://twitter.com/oyomesandazo/status/1507333909901557764 てらつま2022年3月25日ツイート「武装」]
--[https://twitter.com/oyomesandazo/status/1507333915618414594 てらつま2022年3月25日ツイート「頭部」]
--[https://twitter.com/oyomesandazo/status/1507333923772067841 てらつま2022年3月25日ツイート「補足」]
-[[イラストレーター]]によって転醒前後の全体イラストが公開された。
--[https://twitter.com/Yosuke_Adachi/status/1507296265150906368 安達洋介2022年3月26日ツイート]


***収録 [#e757998a]
[[メガデッキ【光主の共鳴】]] <転醒X>

***アニメにおいて [#ca921f5a]
『[[ミラージュ>バトルスピリッツミラージュ]]』では、[[ヴァルト・パークス>青の光主ヴァルト・パークス]]が使用。

[[リイン・ジーヴル]]vs[[ヴァルト・パークス>青の光主ヴァルト・パークス]](2話)では、2枚使用された。
1体目は4ターン目に召喚。アタックしてライフとデッキを同時に削った。続く6ターン目では[[ドミネイションミラージュ]]とのコンボで、1度のアタックでライフ2個・デッキ14枚を奪う活躍を見せた。
しかし、7ターン目で[[天帝ホウオウガX>天王鳥ストレリチア/天帝ホウオウガX]]に重疲労させられてしまい、ホウオウガXのライフバーンで参照されることを受けて[[ヴィクトリーファイア]]の使用コストとして消滅した。
2体目は8ターン目に召喚。リインのデッキを全て破棄し、それに反応した[[ドミネイションミラージュ]]の効果でデッキとライフを同時にゼロにすることでフィニッシャーとなった。

[[ヴァルト・パークス>青の光主ヴァルト・パークス]]vsロベス・ティエイル(3話)では、ヴァルトが7ターン目に召喚。
アタックでライフを削りデッキを破棄するも、[[レッドボイス]](リバイバル)を破棄してしまいデッキ破壊を封じられる。
9ターン目では、[[真・炎魔神]]と合体しアタック。アタック時効果でロベスのバースト[[絶甲氷盾]](リバイバル)を破棄しライフを削る。ヴァルトがあらかじめ[[ストロングドロー]]で[[ドミネイションミラージュ]]を破棄していたため《[[転醒]]》し、転醒時効果で[[フューリー・ゴレム]]を破壊してさらにライフを削って勝利した。

-ヴァルトの転醒口上は、「青き要塞よ、時代を拓く赤き炎を纏え!帝王機龍ダイナスティ・ドラゴン!」。
転醒時の演出は、ソリドゥス・ゴレムを突き破ってダイナスティ・ドラゴンが現れるというもの。

#clear
//-テキスト関連



[PCサイト固定]
最終更新のRSS 最終更新のRSS