**ダブルハート/Double Hearts [#y368d5e4] マジック 8(3)/赤 フラッシュ: このターンの間、スピリット1体に、そのスピリットが持つシンボルと同じ色のシンボル1つを追加する。 イラスト:藤井英俊 #refcard [[第三弾:覇闘]]で登場した[[赤]]の[[マジック]]。 効果は自分のスピリット1体のシンボルを増やすという非常にシンプルなものだが、コストがやたら重い上に軽減も少ない為、[[大天使イスフィール]]([[リバイバル]]前)等による踏み倒しは必須。 そもそもこのカードよりも遥かに軽いコストで永続的にシンボルを追加出来る[[ブレイヴ]]があったり、[[大天使イスフィール]]([[リバイバル]])+[[猿道士オンコット]]や[[赤き神龍皇>赤の世界/赤き神龍皇]]等の方がコストも掛からず複数のスピリットにシンボルを追加出来てお得だったりと、どう工夫しても現環境でこのカードを採用する理由は希薄というのが現実。 一応[[文具ロボ ステイショナー]]の【合体中】効果とのコンボで大型スピリットを処理するという活用法もあるが、それなら普通に[[スプラッシュザッパー]]とかを使った方が現実的であり、踏み倒し手段と併用するにしても、結局必要なパーツを揃える為のコストが掛かるので本末転倒だと言える。 実際、当時の環境でもコストの重さ故に殆ど活躍の機会が無く、[[第七弾:天醒]]で[[大天使イスフィール]]が登場して漸く活躍の機会が見えてきたというぐらいだった。 しかし、その矢先に、[[海底に眠りし古代都市]]や[[炎皇帝アグニフォン]]等のより扱い易いダブルシンボル製造要員が登場。 留めと言わんばかりに[[ブレイヴ]]も登場し、結局日の目を見る事は出来なかった。 その一方で、アニメ『少年突破バシン』では、(特に終盤で)[[主人公>馬神 トッパ]]やラスボスを含む多くのキャラクターが詰めの手段として使用しており、初期のダブルシンボルスピリットが枷として所有していた【[[転召]]】の存在も相まって、当時の開発陣が多重シンボルを如何に重要視していたのかが窺える。 このカードもまた、バトスピ黎明期の試行錯誤を象徴する存在だと言えるだろう。 ***収録 [#g3d6f509] [[第三弾:覇闘]] <R> [[少年激覇カードバトラーズパック ダブル]] <R> ***アニメにおいて [#ud8651d0] 『少年突破バシン』にて登場。 上記の通り、多くのキャラクターが終盤の詰めとして活用しており、このカードが勝敗を決するケースも少なく無かった。 最初に使用したのはNo.9であり、No.8が[[シャドウエリクサー]]で増やしたライフを一気に削る為にアタック中の[[要塞龍ギガ]]に使用していた。 No.5は[[大天使ミカファール]]の効果でコストを無視して発動、No.8への愛(ハート)を伝えた。 [[No.11ジャックナイト>J]]は[[魔龍帝ジークフリード]]に使用する事で、アニメでは史上初となるトリプルシンボルを披露した。 [[馬神 トッパ]]は[[英雄巨人タイタス]]に使用する事で、ギャラクシーセブンにライフかデッキかの二択を迫った。 タッグバトルでは、[[J]]が[[ライフチェイン]]で増やしたコアを利用して[[バシン>馬神 トッパ]]が[[聖皇ジークフリーデン]]を対象に使用、逆転の一手として勝利に貢献した。 ウチュウチョウテン王は[[激神皇カタストロフドラゴン]]に使用して[[ライトニングバリスタ]]の条件を満たしつつ攻撃しようとしたが、バシンの[[サイレントウォール]]に阻まれた。 #clear -イラスト関連 [[焔竜魔人マ・グー]]