*【ディアボロモン】 [#o285dd6c]

●目次
#contents

**概要 [#oc385bdf]

[[コラボブースター【デジモン超進化!】]]で登場した[[デッキに何枚でも入れることができる>カード効果:デッキに何枚でも入れることができる]]効果を持つ[[ディアボロモン]]を中心としたデッキ。
[[【デストロイア】]]などと違いそもそもキーカードの[[ディアボロモン]]がコスト10と非常に重く、《[[煌臨]]》条件も[[インフェルモン]]のみと非常に狭い。
端的に言って煌臨元が3枚のみでまともに運用できるはずがなく、手札が[[ディアボロモン]]だらけとなり何もできずに敗北してしまう。
幸い、[[ディアボロモン]]は《[[煌臨]]》せずとも効果を使え、また6色のカードであることから幅広い召喚サポートを利用できる。
それを用い、いかに[[ディアボロモン]]を場に出すかが鍵となる。

[[コラボブースター【デジモン ~ぼくらのデジモンアドベンチャー~】]]では新たに[[クラモン]]と[[アーマゲモン]]などの関連カードが登場。
特に[[ディアボロモン]]に引き続き[[デッキに何枚でも入れることができる>カード効果:デッキに何枚でも入れることができる]][[クラモン]]を組み込む場合、従来とは構築が大きく変化する。

**構築 [#bf1516fb]

前述のとおり、キーカードとなる[[ディアボロモン]]はその重さから多く採用しすぎても事故の元にしかならない。
そのため、10~15枚程度までに抑えるのが一般的。

起点となる1体目の[[ディアボロモン]]を場に出す方法は以下のような形が考えられる。

+[[インフェルモン]]への《[[煌臨]]》
+[[クラモン]]のLv3効果で煌臨条件を[[クラモン]]に変更する。
+[[煌臨]]条件を無視する[[輝石十二晶>名称:「輝石十二晶」を含むスピリット]]で煌臨元を水増しする。
+コストを変更したり軽減するカードで普通に召喚する。
+コストを支払わずに召喚する効果を用いる。

その全てを利用するのは難しいため、構築段階でデッキの方向性を決めておきたい。

***スピリット [#k1fcaf64]

-[[幼年期I]]
--[[クラモン]]
[[デッキに何枚でも入れることができる>カード効果:デッキに何枚でも入れることができる]]コスト2スピリット。
消滅/破壊されてもデッキから最小1コストで召喚し、盤面を維持できる。
この効果をフルに活かす場合はデッキの大半を[[クラモン]]、[[ディアボロモン]]/[[アーマゲモン]]の他、デッキからオープンされた際に効果を発揮できるカードで埋めると良い。

-[[成長期]]
--[[ケラモン]]
【[[超進化]]:[[インフェルモン]]】がある点以外はただの場持ちのいい[[成長期]]に過ぎない。
[[インフェルモン]]自体があまり重いカードではないこともあり、なくても支障はあまりない。
基本的には[[デジヴァイス]]を併用し、その場持ちの良さからドロー効果の補助として運用する。

--[[アグモン]]
召喚時にデッキから[[成熟期]]、[[完全体]]を手札に加える効果を持つ。
肝心の[[ディアボロモン]]は手札に加えることができないものの[[クリサリモン]]や[[インフェルモン]]をサーチ可能なため優先度は高い。
[[レオモン]]を採用する場合にはその【[[進化]]】元としても運用できる。


-[[成熟期]]

--[[クリサリモン]]
召喚時効果で[[ディアボロモン]]と[[インフェルモン]]を全て回収できる。
[[アグモン]]や[[クラモン]]での取りこぼしを回収したり、除去された後の立て直しなどを行う、必須パーツ。
【[[超進化]]】で手札へ回収できれば毎ターンこの効果が使え、[[ディアボロモン]]を何度でも召喚し続けることができる。

--[[レオモン]]
アタック時効果であらゆる[[究極体]]を《[[煌臨]]》させることができる。
ただしアタック時効果である点からその[[ディアボロモン]]ではドロー、コア除去はできない。
[[インフェルモン]]に【[[超進化]]】することも可能であるため、そちらを経由して回復状態の[[ディアボロモン]]を用意するというのも手。


-[[完全体]]

--[[インフェルモン]]
[[ディアボロモン]]の煌臨元となる最重要スピリット。
コスト5に対して色はバラバラなものの6つの軽減を持ち、見た目以上に軽い。
召喚時のコア除去と破壊耐性により単体でも最低限の仕事はできる。
【[[超進化]]】で召喚し、そのフラッシュタイミング中に煌臨させてしまうことができれば[[ディアボロモン]]のアタック時効果も存分に発揮できる。

--[[パロットモン]]
利点は[[煌天凰ジオ・シルフィード]]の煌臨元になれる、コアブーストを行える、など。
あえてデジモンを多く採用したい、という場合に。

-[[究極体]]

--[[ディアボロモン]]
このデッキのキーカード。
コア除去とドローで莫大なアドバンテージをもたらしつつ後続を召喚でき、手札の同名カードの数まで同じ動きを続けることができる。
ただしシンボルは一つしかなく、除去耐性も皆無なためこれ自体は非常に脆い。

--[[ラグエルモン]]
[[インフェルモン]]に《[[煌臨]]》できるが、基本的には普通に召喚した方が出しやすい。
[[アルテミスの大樹神殿]]などのネクサス除去要員。
[[デジヴァイス]]でトラッシュから回収できたり、[[煌天凰ジオ・シルフィード]]の煌臨元になったりと小回りが利く。

--[[アルファモン]]
【[[バースト]]】で手札補充とバウンスによる除去、アタック時効果でコアシュートと回復を行う。
シンボルが紫の全色スピリットなので[[ディアボロモン]]と同じサポートカードを使いやすい。

--[[オメガモン [2]]]
[[究極体]]に《[[煌臨]]》して即座にソウルコアを回収、さらにトラッシュの好きなスピリットカードも回収できる。

--[[オメガモン マーシフルモード]]
煌臨元を破棄して連続アタックができるフィニッシャー。必然的に手札やトラッシュに溜まる[[ディアボロモン]]と相性抜群。
シンボルも赤と紫で扱いやすい。

--[[アーマゲモン]]
トラッシュにある[[ディアボロモン]]と[[クラモン]]を回収してコスト軽減ができる大型スピリット。
トラッシュの[[ディアボロモン]]を回収してしまう[[クリサリモン]]と併用する際はプレイングに注意が必要。

-デジモン以外のスピリット
--[[魔界霧竜ミストヴルム]]
手札の不要なカードを2枚破棄することで手札かトラッシュからノーコスト召喚可能。
腐っている[[ディアボロモン]]を破棄して[[アーマゲモン]]に繋ぐなどができる。

--[[混沌の魔術師アマルディ]]
必要なスピリットのサーチ用。
[[クリサリモン]]を回収できれば大きなアドバンテージにつながる。

--[[仮面ライダースカル]]
トラッシュからコストを払って召喚できる紫/緑のスピリット。
コアが続く限り壁として働き、[[緑]]シンボルの供給源にもなる。

--[[煌天凰ジオ・シルフィード]]
[[ディアボロモン]]の召喚コストを踏み倒す場合の第一候補。
最大で一度に3体もの[[ディアボロモン]]を展開でき、更にディアボロモンに【[[バースト]]】封じ能力まで付与させることができる。

--各種[[輝石十二晶>名称:「輝石十二晶」を含むスピリット]]
[[ディアボロモン]]の煌臨元に。
多色化しやすいデッキであるため輝石奥義は発揮しにくい。
基本的には紫シンボルで軽減しやすい[[輝石十二晶 十月騎神ホロゥ・ウェイン]]/[[輝石十二晶 二月侯レギフ・ギウム]]の優先度が高い。

--[[翼神機グラン・ウォーデン]](リバイバル)
相手のマジック使用を無効にしつつ、[[インフェルモン]]や[[ディアボロモン]]に《[[煌臨]]》できるダブルシンボルスピリット。

--[[選ばれし探索者アレックス]]
汎用の防御【[[バースト]]】。
軽減の色がばらけやすいこのデッキでは足りない色のシンボル供給源として役立つ他、[[煌天凰ジオ・シルフィード]]の煌臨元にも便利。

--[[放浪者ロロ]]
6色全てのシンボルを持つ。制限1。
このスピリットを出す事自体がやや手間だが、採用されるカードの殆どが6色軽減の為これ1枚で運用が段違いにしやすくなる。
しかし制限の為過信してはいけない。

***ブレイヴ [#q73930ce]
-シンボルなし
--[[ハイドランディア]]
コスト2の[[クラモン]]をトラッシュから召喚できる。

-シンボルあり

--[[ズバモン]]
[[デジヴァイス]]を採用する場合の[[成長期]]の水増し要員として、または[[レオモン]]の【[[進化]]】元として運用できる。
そして中盤以降はブレイヴとして[[ディアボロモン]]に足りない打点を補う。
唯一の[[クリサリモン]]の【[[進化]]】元ではあるがコストも軽減も同じであるためこの点はあまり重要ではない。

--[[風翼刀ドウジキリ]]
【[[Sバースト]]】で召喚できる緑のブレイヴ。バースト効果で相手スピリット/アルティメットのアタックを事前に止められる。
合体時効果は他のスピリットに自身を投げ渡せるもので、効果で召喚した[[ディアボロモン]]のアタック時に発揮してシンボルを増やせる。
疲労状態のスピリットから回復状態のスピリットに移し替えるとそのスピリットも疲労してしまうことに注意。

***ネクサス[#jcf92f8c]

--[[デジヴァイス]]
[[ディアボロモン]]を場に出すまでのドロー補助、または一度場に出した後の[[ディアボロモン]]の回収を行う。
シンボルを分散させたいこのデッキでの白シンボル供給源。

--[[デジタマ]]
成熟期以上のスピリットに疑似的な破壊耐性を付与する[[赤]]シンボルのネクサス。

--[[偽りの地下帝国]]
[[ディアボロモン]]のコストを大幅に軽減するネクサス。
メインステップで召喚すればその強力なアタック時効果の発揮までほぼ妨害はされない。
ただしフィールドにバラバラの色のシンボルを用意する必要があり、これ1枚だけで運用ができるわけではない。

--[[永遠なる神都]]
[[クリサリモン]]と役割が被るがトラッシュに落とした[[オメガモン マーシフルモード]]や[[アーマゲモン]]を[[ディアボロモン]]とまとめて回収できる。

--[[オリン円錐山]]
赤のスピリットにバウンス耐性を与える。[[クラモン]]~[[アーマゲモン]]は全てが該当。

--[[No.25 グロウセレブレーション]]
アタックステップ中のスピリットの召喚時にコアブーストする。
[[ディアボロモン]]の展開時にコアを増やしたり、[[クラモン]]を延々と壁として運用できるようになる。

***マジック [#m5bed907]

--[[絶甲氷盾]]、[[リミテッドバリア]]、[[白晶防壁]]など
定番の白の防御マジック。
仮想敵に応じて好きなものを。

--[[フェーズチェンジ]]
アタックと効果でライフが0になることを防ぎ、[[紫]]の【[[連鎖]]】でトラッシュからの召喚を行う。
[[オメガモン]]対策として採用しても面白い。

--[[アルティメットフレア]]
コア2個以下のスピリットを破壊する。[[異魔神]]を除去できる点が重要。
更にデッキから[[クラモン]]~[[アーマゲモン]]が該当する6色の[[冥主]]をサーチできる。
[[クラモン]]の効果でオープンした場合も手札に加わるため、同時採用が望ましい。

--[[ストロングドロー]]、[[マントラドロー]]
序盤に[[ディアボロモン]]を落として回収するタイプの構築なら採用できるだろう。

--[[アドベントドロー]]
シンプルな2ドローの後に煌臨を手札に加えるマジック。構築の都合上煌臨スピリットを大量に積むので期待値が高い。

--[[イマジナリーゲート]]
[[黄]]のスピリットカードである[[ディアボロモン]]や[[アーマゲモン]]をバースト効果で召喚可能。
破棄されたときにも発揮するため、相手の目論見を大幅に崩せる。

**デッキの動かし方 [#lee97657]

まず第1の関門はいかにして[[ディアボロモン]]を場に出すか、にある。
序盤はドロー効果やトラッシュ回収効果などで準備を進めつつ各種防御マジックで凌ぐ。
1枚でも場に[[ディアボロモン]]が出てしまえば自身の効果により次の[[ディアボロモン]]が召喚できる。
ただしコアが増えるデッキではないため無理して同時に召喚はせず、
次にアタックする[[ディアボロモン]]をレベル2以上に維持しながらアタックを終えた個体は消滅させていくような運用をすることになる。
ドローした[[ディアボロモン]]を次々に召喚していくような展開が理想的な動きとなる。

**弱点 [#i9caba27]

6色のスピリットが多いため【[[装甲]]】系の効果を1色でも持っていたら防がれてしまうということが多い。
基本的に数で押していくデッキであるためライフ減少後の【[[バースト]]】を踏みやすく、妨害されやすい。
手札も物凄い勢いで増える為、手札増加後【[[バースト]]】も相当な痛手となる。
デッキの速度もあまり早くないため準備段階で攻め込まれると弱い。

**デッキの派生系 [#vbe172cd]
***【クラモン】 [#l7d3cb1d]
デッキに何枚でも入れられる[[クラモン]]の、バウンス以外の除去に対してコアが続く限りデッキから展開できる特性をフルに活かす構築。この場合[[ディアボロモン]]は採用しない。
極端な例だとデッキを全て[[クラモン]]にし、最低40枚、最高で集められるだけの枚数を投入してもデッキとして成立するが、この場合は疲労ブロッカー1枚で瓦解する。
[[アーマゲモン]]を採用、その他カードは若干枚数で残りは[[クラモン]]で占めるという構築も考えられる。


***関連リンク [#ua96f5b8]
[[デッキ集]]
[[最新デッキ開発「悪夢の増食 ディアボロモン」>http://www.battlespirits.com/feature/structure/cb02/deck05.php]]




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