【異合】†
●目次
デッキの概要†
青に多く存在する系統:異合を持つカードを中心に組んだデッキ。
元々は青単色、後に緑連鎖を含む青緑2色の構築を取るパターンも生まれる(【緑青連鎖】)。
ブレイヴ抜きでも多シンボルを稼ぎやすく、青に多く存在する妨害効果を中心とした立ち回りが特徴。
デッキの変遷†
超煌臨期†
【神海デッキアウト】を参照。
神煌臨期†
神煌臨編 第3章:神々の運命やコラボブースター【デジモン ~決めろ!カードスラッシュ~】より、デッキ破壊効果を持つ異合スピリットが新たに複数登場。
【デ・リーパー】の構築が可能となった。
煌臨編期†
煌臨編 第2章:蒼キ海賊で、BPやコストを問わないスピリット破壊効果に加えてシンボル追加とフィニッシャーとして申し分のない性能を持つ、
海賊龍皇ジークフリード・アビスが登場。
こちらをメインにする場合は、「海賊」サポートカードとネクサスを多めに採用する。
詳しくは【海賊】を参照。
烈火伝期~十二神皇期†
コラボブースター【ウルトラ怪獣超決戦】では名称:「怪獣」を含むスピリットであり赤軽減を持つ異合が、
十二神皇編 第1章では自分の手札枚数が少ないほど効果を発揮するタイプの異合がそれぞれ収録。
どちらも【緑青連鎖】と違い召喚時効果を主力とするカードが多いのが特徴。
アルティメットバトル期†
アルティメットバトル07で、殻人と共に【連鎖】サポートを受け大幅に強化される。
これまでの環境トップの一角であった【赤緑連鎖】を封じ、その高速展開力、妨害力とアルティメット・リーフ・シードラの圧倒的な攻撃力を背景に環境トップに上る。
詳しくは【緑青連鎖】を参照。
だが、2016年4月1日からキーカードである海底に眠りし古代都市が制限カード<1>になる。
【緑青連鎖】だけでなく、古くからの【異合】デッキも大打撃を受けた。
剣刃編期†
剣刃編に入り【連鎖】を持つスピリットの系統に選ばれた事で【連鎖】のサポートも受けられるようになっている。
森羅龍樹リーフ・シードラは緑デッキを中心に採用されたが、基本的には緑デッキのカテゴリーに入る。
剣刃編以前†
海底に眠りし古代都市によるコアブースト&ダブルシンボル化が最大の魅力となる。
また、深海大帝ノーグ・デンスや破壊と創造の釜もダブルシンボル化の効果を持っている。
以上の3つの型が考えられるが、基本的には【青コントロール】に近い構成になる。
ネタではあるが、【クトゥルフ神話】を組む場合も、異合がメインとなる。
また、効果の記述を持たないスピリットを使うバニラ型も組むことができるが、わざわざ異合で組むメリットはあまり無い。
【緑青連鎖】との差別化を考えると基本的には青単色で運用するが、赤軽減を持つカードも多いため混色構築もあり。
スピリット†
基本的には異合から特に使い勝手が良いものを列挙する。
- ナイト・ゴーン
手軽なコントロールカード。
Lv2効果はループ系のデッキの対策になることがある。
- ミノタ・コルス
アタック時に白のバーストを封じる他、赤シンボルの【連鎖】によりこのデッキに足りないドローを補ってくれる。
- ミゴー
相手のバーストを覗き見しつつ、大型異合スピリットの軽減をすべて満たすことができる小型スピリット。
軽減が多く、効果の特性上なるべく序盤に召喚したい邪神ガタノゾーアと相性が良い。
- カニコング
【緑青連鎖】のキーカードの一つ。
手札を保護しつつ異合全体にコアシュート耐性を与えられるため、このデッキでも活躍可能。
- アウグスドス
青のスピリットながらデッキ破棄を封じる効果を持つスピリット。
コスト4でダブルシンボルであり、置いておくだけでも強力なカード。
- 宇宙怪獣エレキング
手札交換を行う召喚時効果とハンデスを行うアタック時効果を持つ。
赤軽減も持つため、赤との混色デッキで活躍しやすい。
強力な専用マジック電気ショックのために採用するのも一興。
- 暴君怪獣タイラント
アタック時効果で小型スピリットを複数除去できる。
こちらも赤との混色デッキ向け。
- 天蠍神騎スコル・スピア
強力なアタック時破壊効果を持っている。
他に光導・星魂を持つ異合は少ないが単体運用でも問題はないだろう。
このカードの効果によって、どの系統のブレイヴもダブルシンボル化の対象になることを覚えておこう。
ただし、海底に眠りし古代都市のコアブースト効果の方の対象にはならないことに注意。
(召喚時効果発揮後に異合として扱われるようになる)
- 高コスト
- 異神獣クトゥルム
転召型以外の型でも切り札として採用することが可能。
最近は【転召】を持つスピリットが採用されることは稀なので、全体除去になりうる。
- タイラントール・ネロ
シンボル2つ以上のスピリットがアタックする際、相手に手札からのマジックの使用の一切を封じる強力な異合スピリット。
BPはコストの割に低めだが、その分軽減シンボルの数も多く、自身もダブルシンボルであるため使いやすい。
相手に止めをさす際の「詰め」のカードになる。
- メイズ・ハイドラ
緑/白/黄のマジックを互いに封じる効果と、相手のトラッシュからのカードの回収を不能にする大型スピリット。
赤シンボルがあれば【連鎖】によって青のシンボルが2つ追加され驚異のトリプルシンボルになる。
- 霊峰魔龍ヤマタノヒドラ
【強襲:8】とマジック制限をこなす大型スピリット。
異合スピリットではないものの、シンボル数とコアを稼ぎやすいこのデッキとは相性が良い。
- 混沌魔皇アザートゥース
海底に眠りし古代都市のコアブーストによる大量展開から、ダブルシンボル化を前提として召喚する異合のボスのようなカード。
召喚時の効果が決まればエンドカードとなりうるが、コストの割に軽減シンボルの数が少なく、癖がある。
- 異海双龍ハスターク
アタックステップ中、異合すべてをダブルシンボル化し、さらに相手のブロックやバーストの使用を制限させることのできる大型の異合。
軽減の数も多く召喚しやすい割に、フィニッシャーになりうるカード。
- 邪神ガタノゾーア
高コスト異合の中でも軽減が多く、ミゴーと相性が良い。
相手のコアのリフレッシュを封じる効果は相手のソウルコアの運用に左右されるものの、天敵の陰陽童相手には有効。
アタック時効果で厄介なスピリットをトラッシュに送ることなく除去が可能。
- 千獣の王者ドス・ダイモス
【Sバースト】で召喚でき、お互いの手札を3枚以下に制限する効果を持つ。
手札の増やしづらい青デッキでは自分のリソースを削ってしまうことは少ないが、紫が相手の場合に相手のトラッシュを肥やしてしまう危険性もある。
巨顔石の森などでトラッシュを封じることは必須だろう。
異海双龍ハスタークとは相性が良く、ブロックのための手札を破棄させた上で異海双龍ハスタークが手札を要求し、これを嫌って手札保護を行った場合は完全なアンブロッカブルが成立する。
ブレイヴ†
合体しても系統は追加されないので、異合に拘る必要はない。
- ショゴルス
全体的にBPが低めになりやすい異合のBPを底上げできる軽量ブレイヴ。
Lv1維持コストが2コア必要ではあるが、いざとなったら海底に眠りし古代都市でダブルシンボル化できる。
- ガイミムス
青のブレイヴではないが、合体アタック時にドローとネクサス破壊を行える。
どちらもこのデッキでは足りない要素なので、採用する価値はある。
【連鎖】スピリットを採用する場合は赤のシンボルが重要になる場合がある。
- コノハガニン
緑の【連鎖】を採用する場合に役に立つ。
異合はLvの維持コストが高めであるためコアの節約に貢献してくれる。
- ギアゼル
軽減:青を持っているので、ダブルシンボル持ちのスピリットが多い異合と相性が良い。合体後のBPアップと効果については難有り。
異海双龍ハスタークを採用する際にはセットで投入したいカード。
- 竜骨棍カノープス
アタック時のみLvを最大として扱える。類似カードの中でも特にコストが軽い。
全体的に維持コストが重いスピリットの多い異合とは相性が良い。
- カーミュラ1
相手のライフを削った際に追加ダメージを与える。
異海双龍ハスタークなどでダブルシンボルに固定化したスピリットを擬似トリプルシンボルにできる。
ネクサス・マジック†
- ネクサス
- 海底に眠りし古代都市
このデッキのキーカード。
特にダブルシンボル化効果は強力。
陰陽童に弱いことに注意。
2016/04/01より制限1カードとなる。
- 破壊と創造の釜
配置時にコスト3以下のスピリット1体を破壊するので、配置したはいいが何もできずに割られてしまうということは少ない。
また、Lv2の効果でコアが4つ以上載っている青のスピリットをダブルシンボル化させることができる。
だがあくまで海底に眠りし古代都市でコアブーストが完了していることが前提となるため、頼りきりにするのは良くない。
- 海魔巣食う海域
軽減:赤や【連鎖】:赤を持っている異合が多い場合は是非とも3枚投入したい。
そうでなくてもLv2効果の為腐りにくい。
- 巨顔石の森
お互いのトラッシュのカードの効果発揮と参照を封じるネクサス。
トラッシュからの回収を行わないデッキならば是非投入したい。
- タイダルタイド
このデッキではダブルシンボルの条件を簡単に満たすことができる。
- エグゾーステッドガード
ダブルシンボルの条件を簡単に満たせる。
削りきれなかった後、返しのアタックを疲労状態で防げる優れもの。
デッキの動かし方†
海底に眠りし古代都市等のネクサスを張ることから始める。
中盤はネクサスや星海獣シー・サーペンダー等の除去で場をコントロール。
最終的にはダブルシンボルのスピリット群で攻め立てることになる。
ダブルシンボル†
海底に眠りし古代都市と深海大帝ノーグ・デンスの効果は勘違いされやすい。
獅機龍神ストライクヴルム・レオや焔竜魔皇マ・グーと異なり、これらはシンボルを追加する効果ではなくダブルシンボルにする効果である。
よって、ダブルシンボルになっている異合スピリットとシンボルを持つブレイヴが合体してもトリプルシンボルにはならずダブルシンボルのままである。
また、深海大帝ノーグ・デンスの効果はスピリット状態のシンボルを持たないブレイヴもダブルシンボルになる。
これに対し、海底に眠りし古代都市の方は本来持っているシンボルを参照する効果であるため、シンボルを持たないブレイヴはそのままシンボルを持たないままである。
さらに、赤のシンボルを持つブレイヴと合体したスピリットのシンボルを赤のシンボル2つにすることが可能になっている。
とにかく海底に眠りし古代都市に依存しやすい点から、引けなければ満足に展開することすらままならず負けてしまうことがある。
仮に初手に引けても双光気弾などが広く採用されている現状、ネクサスが短命であるため、大量展開からのダブルシンボルで攻め立てなければコアや手札に差をつけられて次第に不利になってしまう。
メインステップ中のコアブーストと3枚以上のドローを行う手札交換が軸となるため、陰陽童や機巧犬キシュードッグに極めて弱い。
特に海底に眠りし古代都市配置中に陰陽童を召喚されると、ネクサスを破壊しないかぎり異合を召喚できなくなってしまう。
前者は制限1カードとなる海底に眠りし古代都市を思い切って採用しないか邪神ガタノゾーアなどで除去を狙う、後者はブレイヴや【連鎖】による除去手段を採用するなどが重要。
このデッキの派生系†
【青怪獣】†
コラボブースター【ウルトラ怪獣超決戦】で登場した名称:「怪獣」を含むスピリットのうち、異合を持つ宇宙怪獣エレキングなどを主軸としたデッキタイプ。
主なカード†
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- BS08-054異神獣クトゥルム M [青]
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スピリット
7(4)/青/異合
<2>Lv1 6000 <5>Lv2 10000
【転召:コスト3以上/トラッシュ】
召喚コスト支払い後、コスト3以上の自分のスピリット1体のコアすべてを自分のトラッシュに置かなければならない。
Lv1・Lv2『このスピリットの召喚時』
【転召】を持たないスピリットすべてを破壊する。
シンボル:青
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- BS10-X06天蠍神騎スコル・スピア X [青]
-
スピリット
5(2)/青/光導・異合
<1>Lv1 5000 <4>Lv2 9000 <6>Lv3 11000
Lv1・Lv2・Lv3
自分のスピリット状態のブレイヴすべてを“コスト5/系統:「光導・異合」/<1>Lv1 BP7000”のスピリット状態のブレイヴとして扱う。
Lv2・Lv3
系統:「光導」/「星魂」を持つ自分のスピリットすべてに“『このスピリットのアタック時』このスピリットのコスト以下の相手の合体していないスピリット1体を破壊する”を与える。
シンボル:青
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- SD03-009星海獣シー・サーペンダー U [青]
-
スピリット
5(赤2青2)/青/異合・星魂
<1>Lv1 3000 <4>Lv2 7000
Lv1・Lv2『このスピリットの召喚時』
コスト4以下の相手のスピリット1体を破壊する。
Lv1・Lv2【強襲:1】『このスピリットのアタック時』
このスピリットは、ターンに1回まで、自分のネクサス1つを疲労させることで回復する。
Lv2『相手のアタックステップ』
自分の合体スピリットがいる間、コスト4以下のスピリットはアタックできない。
シンボル:青
-
-
- BS08-066海底に眠りし古代都市制限カード<1> R [青]
-
ネクサス(制限カード<1>)
4(3)/青
<0>Lv1 <3>Lv2
Lv1・Lv2『自分のメインステップ』
系統:「異合」を持つ自分のスピリットが召喚されたとき、ボイドからコア1個を自分のリザーブに置く。
Lv2
系統:「異合」を持つ自分のスピリットすべてのシンボルを、そのシンボル1つと同じシンボル2つに固定する。
シンボル:青
リンク†
デッキ集
【緑青連鎖】