【コスト2ビート】

●目次

デッキの概要

第二弾:激翔で成立したコスト2スピリットサポートで固められた速攻型デッキ。
コスト2スピリットを主軸に据えることでハイドランディアローヤルポーションの効果を最大限に活用できる。
デッキ内のカードのほとんどがコスト2スピリットで固められるため、展開が早く、手札事故も起きにくい。
明確な勝ち筋があるので、短時間で勝敗を決めなければならないガンスリンガー大会以外でも十分に戦える。
また、動かし方が簡単でかつ必須パーツが安価な点で、初心者に入門用として勧められるデッキでもある。

構築

コスト2スピリットがデッキの半分以上の枚数投入され、空いた枠を補助用のブレイヴ/ネクサス/マジックとドローソースで埋めていく。
当初は多色でも組まれていたが、現在はほぼ単体の構成が最も安定するとされている。
6色で組んでも機能するが、色を増やす意味はあまりないだろう。
系統をそろえて構築する場合はドロー力に秀でた想獣か、【強化】を持つ天霊で固めるのが主流である。
また妖戒にも強力なコスト2スピリットが揃っており、妖戒関連カードである火球アタック天霊スピリットの【強化】と相性も良い。

スピリット

基本的には、コスト2スピリットから特に使い勝手が良いものを優先的に組み込んでゆく。

アルティメット

ブレイヴ

ネクサス・マジック

デッキの動かし方

とにかくスピリットを並べ、数押しするだけ。
攻めきれずに凶龍爆神ガンディノスのような大量破壊に巻き込まれないように注意したい。
プレイングではカバーできない弱点も抱えているため、構築から練る必要がある。

混色

2コストであれば他色のカードをタッチして入れたとしても、手札事故に陥る可能性が少ない。
ここの項目では、他の色を組み合わせる場合について考える。

太古の断層を無理なく使える上、太古の断層と相性がよく青嵐の虚空対策もできるサジッタフレイムが使いやすくなる。
ドローのできるサラマントルミラージュ・ワイバーン、BP破壊効果を持つ蒸気竜シースモーカーノデッポ等、赤の得意なアドバンテージを稼ぐ効果のスピリットが多い。
シーサーズを使いハンマドレイクをデメリットなしで召喚する事も出来る。
ハイドランディアと合体することでBP8000にもなる首長竜人ブラッキオも強力。
ミニーズ特攻隊はデッキに何枚でも入れられるため、高い安定性を得られる。→【ミニーズ特攻隊】

呪撃】持ちと太古の断層天使クレイオでアドバンテージを稼いでいける。
呪撃】持ちの中でも特に使いやすいレッドキャップ太古の断層と相性が良いリブ・リーパー等がオススメ。
使いづらいが、暗礁海域で自分のコスト2スピリットすべてを【呪撃】持ちにすると嫌らしい。
効果の記述を持たないスピリットを揃えて数で押し、六分儀天文台で回収していくのも面白い。
また、ダーク・リブリーパーダーク・デモボーンは【連鎖】を持ち、黄との混色にも向いている。
相手依存だが、相手のコアブーストを自分の効果に変えるサードアイズ・スネークを入れても面白い。
ソウルコアを置いてある間除去される心配の無い陰陽童で相手のコアブーストを徹底的に潰すことも可能。

強力なアタッカーと【神速】持ちで場を整えていける。
使いやすい【神速】持ちアメンボーグ太古の断層のコアを節約できるクロスシザース、軽減できないが強力なペリリィフ等がオススメ。
スピリット全てにコア除去耐性を持たせ、さらに自身の破壊でコアブーストを行なうアライゴヤも良い。
太古の断層のパンプアップ効果でポルック&カスターの効果も使いやすくなるだろう。
太古の断層に頼らずとも、お家芸である疲労を絡めた速攻はローヤルポーションと相性が良い。
さらに隠されたる賢者の樹Lv2効果でエンドステップに全回復すると、攻守共に隙がなくなる。
また、優秀なコスト0スピリット/コスト3スピリットを多数有するビートを緑眼の虚空でロックするなど幅広い戦術が可能。
ツルギムカデはバーストを封じてアタックのできる数少ないコスト2のスピリットであり、百面相のフラットフェイス舞踏の魔女マイヤコダマウスといった黄カードでも軽減シンボルを満たすことができ、百面相のフラットフェイスならば連鎖を発揮させることでバウンスも発動できる。

鎧装獣オオヅチ星空の冠と組み合わせれば、フルアタック後も隙が少なく、安心して仕掛けていける。
コスト2の弱点であった大巨人エウリュトスを【装甲】で防げるガドファントサウザンニードルもオススメできる。
赤/紫/青という除去に優れた色への【超装甲】を持つ機巧犬キシュードッグを入れることにより、相手のドローを牽制することもできるが、自身も2枚以上のドローができなくなるため注意。

ささやかながら速攻対策になる犬兵バーナルドやコアブーストになる海人アプカリールがいる。
粉砕】が2種類、さらにそのサポートもいるため大量に並べてデッキアウトも狙えるだろう。
おまけにヒノキ・ゴレムを入れておけば、太古の断層も簡単に配置できる。
相手のメインステップに影響を与えるナイト・ゴーンの採用も考えられる。
メインステップ限定ではあるが召喚時効果を潰すことのできるウバタマンも優秀。

弱点

低コスト帯のカード・低BPのスピリットがデッキの大部分を占めるため、構築時から以下の弱点を抱えている。

コスト2スピリット以外のBPの高いスピリットを採用したり、各種防御マジックやメロディアスハープを採用する必要があるだろう。
疲労ブロッカーについては黄のスピリット限定ではあるが、ライフドリームで突破可能。

ドローの速度が速く、かつ大量にドローするため、【デッキアウト】にも注意が必要。
こちらもライフを削る速度が速いので、スピード勝負になる。

デッキの派生型

【想獣ビート】/【子フィンクス】

想獣ミノガメンキカザールなどの優良なコスト2スピリットを数多く抱え、ドロー力も群を抜いている。
この想獣のうち、デッキの大半をコスト2でドロー効果をもつスピリットで占めて展開しやすさをさらに尖らせ、大量展開から一気に畳み掛けるデッキタイプ。
召喚コストの軽さから夢中漂う桃幻郷でのドロー回数を稼ぎやすく、数押しによる速攻に磨きがかかる。

【コスト2天霊】

剣刃編以降に増えた、2コストの天霊を中心に構成されたデッキタイプ。
このデッキでは、ハイドランディアと併せてエンジェロイドも採用される。
サポートカードが非常に多く、展開力も高いので天の階セブンスヘヴンといった数を並べる必要があるカードも使用しやすい。
また【強化】を持つスピリットも数多く、アセンションゼロ火球アタックなどのBP0をトリガーとする効果を組み合わせることで、数押し以外でボード・アドバンテージを取ることも可能になる。

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Last-modified: 2024-03-31 (日) 19:24:15