* 【ジークヴルム・ノヴァ(リバイバル)】 [#fa7f6b98] ●目次 #contents ** 解説 [#uc8aabbb] [[煌臨編 第4章:選バレシ者]]で登場した[[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]]([[リバイバル]]版)をフィニッシャーに据えたデッキ。 [[一月幼神ディアヌス・キッズ]]と[[黒皇龍ダークヴルム]]でメインステップ中に[[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]]を《[[煌臨]]》、コア回収とライフ回復で大量のコアアドバンテージを獲得し、アタック時効果のハンデスと赤の豊富な除去で相手の盤面を制圧して勝利を狙う。 旧来の【[[転召]]】を主力とする[[【ジークヴルム・ノヴァ】]]とは根本的に構築もデッキの回し方も異なるデッキである。 [[創界神]]ネクサスとそのサポートを主力とする、神煌臨編以降に登場した[[【星竜】]]とも構築のスタンスは異なる。 //オリン星竜という呼び方はされないので削除 本来場に出してからアタック時効果の発揮まで隙があるはずの[[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]](リバイバル)の欠点を、[[一月幼神ディアヌス・キッズ]]が埋めてしまっており、【[[バースト]]】や手札から発揮されるフラッシュ効果に強く、またノーコスト召喚にも頼らないためメタが通じづらい上に、コンボの速度も非常に速い。 本来アタックステップのみの[[ネイチャーフォース]]と似たコア回収がメインステップに発揮可能というだけでもカードパワーが段違いとなっている。 2017年度のバトスピチャンピオンシップ煌臨杯・ジュニアクラスの優勝デッキ。 //特にジュニアクラス決勝はこのデッキ同士のミラーマッチであった。 //>ジュニア決勝はノヴァVSジークです(公式レシピ参照)マスター決勝も忍風VS白神皇。 デッキの内容自体は現在はほぼ固定と言って良くプレイングも単純な部類だが、XXレアの[[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]](リバイバル版)を筆頭にプロモーションカードの[[一月幼神ディアヌス・キッズ]]など非常に高額なカードが多く必要なため、そういう意味で構築難易度は高い。 2018年の神煌臨編ではこのデッキの手札破棄への対策を意識したカードが[[【剣獣】]]などをはじめ多数登場したが、高い水準で早さと安定性を兼ね備えており、頭一つ抜け出たデッキであると判断され、2018年9月1日より、[[XXレア]]にして[[リバイバル]]である[[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]]ではなく、重要なパーツである[[アイツのカード]]と[[一月幼神ディアヌス・キッズ]]が制限カード<1>となった。 [[【青νジークフリード】]]と同じく、対策カードはいくつか出ながらの結局の制限入りとなった。 同年7月末には、[[【創界神ワンショット】]]型も開発された。 制限カード<1>に指定された[[アイツのカード]]は[[龍皇海賊団 見張りのネコジャジャ]]が実質的な代用カードになり、同じく制限カード<1>に指定された[[一月幼神ディアヌス・キッズ]]はデッキの性質上、デッキに1枚しか入れていなくてもほぼ確実に手札にくるため、従来の【ジークヴルム・ノヴァ(リバイバル)】以上の効率でコンボを成功させられるようになった。 だが、このデッキの登場の結果、[[ブレイドラ]]や[[龍皇海賊団 見張りのネコジャジャ]]といったキーパーツが急遽同じく9月より制限・禁止カードに指定され、こちらも構築がほぼ不可能になった。 2018年10月以降は[[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]]に特化するというより、[[【星竜】]]に吸収されコンボの1つとして運用されている。 **構築 [#c98a3440] [[一月幼神ディアヌス・キッズ]]、[[黒皇龍ダークヴルム]]、[[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]]さえ揃えば最低限コンボが成立するため、これらを引き込むためのドローソースを用意する必要がある。 全盛期は[[アイツのカード]]によるドロー連打でその時必要なカードを一気に揃える赤紫混色(通称【アイツノヴァ】)が主流だった。 ***スピリット [#i5df59d5] -低コスト --[[ブレイドラ]](リバイバル版) [[創界神]]の配置のたびにドローが可能。現在制限1カード。 --[[一月幼神ディアヌス・キッズ]] このデッキのキーカードの1つ。現在制限1カード。 メインステップ中に[[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]](リバイバル版)を《[[煌臨]]》し、コアの回収とアタック時効果の即時発揮を狙う。 召喚時効果のサーチも[[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]](リバイバル版)と[[戦国将軍ジークフリード・魁]]をサーチできるため便利だが、【[[バースト]]】には注意が必要。 もっとも、既に必要なカードが揃っているならば召喚時効果を使わない選択もできる。 制限後はこのカードを除去されるとコンボがほぼ成り立たなくなるため、必要なカードが揃ってから召喚、召喚時効果を使わずに[[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]]を煌臨する。 -中コスト --[[黒皇龍ダークヴルム]](リバイバル版) ライフを1削ることでコスト3として召喚できるコスト6の[[星竜]]であり[[名称:「ヴルム」を含むスピリット]]。 [[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]](リバイバル版)の《[[煌臨]]》元として最適。 ライフのコアはトラッシュに行くが、[[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]](リバイバル版)の効果で即座に回収でき、実質的にコアブーストとして働く。 [[選ばれし探索者アレックス]]とのコンボもコアか手札の足りない方を確保でき、強力。 --[[雷皇龍ジークヴルム]](リバイバル版) スピリットカード状態ではライフの数と常時コストが同じになる[[星竜]]であり[[名称:「ジークヴルム」を含むスピリット]]。 基本的には4枚目以降の[[黒皇龍ダークヴルム]](リバイバル版)として扱い、【[[煌激突]]】などは発揮することはほぼない。 -高コスト --[[滅神星龍ダークヴルム・ノヴァ]](リバイバル) ブレイヴがあればコスト4として召喚できる。 各種効果も強力だが、基本的には速攻で出てきてダブルシンボルでダメージを与えていくのが主任務。 [[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]](リバイバル版)の《[[煌臨]]》元にもなれる。 --[[戦国将軍ジークフリード・魁]] 言わずもがなの大量除去要員。攻守に渡って役立つ。 [[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]](リバイバル版)でコアが余っている状態ならば、普通に召喚して効果を使ってしまうのも良い。 --[[アルファモン]] ライフ減少後バーストで手札補充とバウンスが可能。 主にミラーマッチで相手の[[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]](リバイバル版)のハンデスに対する備えとして機能させる。 召喚後はいざとなれば単独で回復によるフィニッシャーとしても仕事ができる。 --[[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]](リバイバル版) このデッキのキースピリット。 本来はアタックステップ中のみの《[[煌臨]]》だが、[[一月幼神ディアヌス・キッズ]]の効果でメインステップ中の《[[煌臨]]》が可能。 ライフ回復で万全の態勢を築き、コアの回収でコストの重いカードの連発も実現できる。 そしてアタック時効果のハンデスで相手の手札を根こそぎ吹き飛ばし、相手の反撃手段を奪う。 自身もダブルシンボルを持つため、合体して一撃でライフを削り切ることも可能。 --[[闇輝石六将 砂海賊神ファラオム]] 相手の召喚時効果や煌臨時効果発揮後に発動できる【[[バースト]]】で相手のターンを強制的に終了させられる。 ミラーマッチでも活躍しやすい。 召喚後は特に役割が無いため、さっさと消滅させてしまうか[[戦国将軍ジークフリード・魁]]の《[[煌臨]]》元として利用するのが良い。 ***ブレイヴ [#q79d0440] -シンボルあり --[[超・炎魔神]] メインステップ中に【[[バースト]]】を破棄する[[異魔神]]。このデッキが大半の【[[バースト]]】を突破できる最大の要因。 [[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]](リバイバル)の露払いとして[[闇輝石六将 砂海賊神ファラオム]]などを排除できる。 召喚後は基本的にただのシンボルブレイヴとして扱うが、BP+の値の高さから[[甲殻伯メタリフェル]]などに対しても殴り負けずにアタックできるのは利点。 --[[砲凰竜フェニック・キャノン]](リバイバル版) 召喚時効果で相手の中型までのスピリットとネクサスを除去する。 召喚後はこちらも単なるシンボルブレイヴとして扱う。 [[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]]の《[[煌臨]]》後に[[一月幼神ディアヌス・キッズ]]と合体して[[戦国将軍ジークフリード・魁]]を《[[煌臨]]》させるのも良い。 --[[煌星銃ヴルムシューター]] 【[[Sバースト]]】でネクサス除去を狙える[[神銃]]。 召喚後は[[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]](リバイバル)の[[煌臨]]元として使用する。 【[[装填]]】してしまうと[[煌臨]]元カードがなくなってしまうため、[[煌臨]]元のままにしておくのが無難。 ***ネクサス [#a639c1eb] --[[煌星ラニアケア]] 召喚時効果対策ネクサス。 --[[アイツのカード]] 「[[ヴルム>名称:「ヴルム」を含むスピリット]]」の召喚のたびに2枚ドローが可能。制限1カード。 登場当初は「ヴルム」もこのネクサスもコストも大きいため浪漫カードだったが、早期召喚可能な「ヴルム」が複数登場したことで実戦級となった。 大量の手札を確保して[[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]](リバイバル)に備えられる。 【アイツノヴァ】の核となるカードだったが、規制後は他のドローエンジンが主体。 ***[[創界神]]ネクサス [#r9424c0b] --[[馬神 弾]] [[星竜]]に対応する[[創界神]]ネクサス。 単純にネクサス対策でもあるが、このネクサスを2枚張り、ブレイヴした[[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]]でアタックを通せば、[[神域]]効果でワンショットが成立する。 [[選ばれし探索者アレックス]]で止められないということで、この動きは非常に強力。 ***マジック [#hb8e874d] --[[アドベントドロー]] 2ドローマジック。加えて《[[煌臨]]》を持つ[[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]](リバイバル)などをサーチできる。 --[[クェーサーレイン]] 【[[バースト]]】召喚を含む効果による召喚に対してノーコストで使えるマジック。 [[名称:「ヴルム」を含むスピリット]]と合わせれば破壊範囲が広がる。 主に[[【忍風】]]に対してよく刺さるが、他のデッキ相手でも汎用性が高い。 --[[スプラッシュザッパー]] [[青]]の【[[ゼロカウンター]]】マジック。 [[水晶竜シリマナイト]]や[[白亜元帥レイ・ザウラー]]といった天敵を除去できる。 --[[トライアングルバン]] [[選ばれし探索者アレックス]]や[[巨砲母艦マザー・パイア]]などの、[[超・炎魔神]]で除去できないバースト対策。 **デッキの動かし方 [#b8aa1fec] 序盤はとにかくドローマジックと[[アイツのカード]]、[[一月幼神ディアヌス・キッズ]]の召喚時効果で必要なパーツを揃える。 優先すべきは[[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]]、[[超・炎魔神]]、[[黒皇龍ダークヴルム]]の3枚。 加えて、除去札の[[戦国将軍ジークフリード・魁]]や2枚目以降の[[一月幼神ディアヌス・キッズ]]、[[選ばれし探索者アレックス]]なども回収しておきたい。 また[[白亜元帥レイ・ザウラー]]などのこちらの動きを止めるカードは[[砲凰竜フェニック・キャノン]]や[[クェーサーレイン]]で早めに潰しておくこと。 手札が揃ったらまずは[[超・炎魔神]]で【[[バースト]]】を排除し、[[一月幼神ディアヌス・キッズ]]とコスト6の[[星竜]]を揃えて[[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]]をメインステップ中に[[煌臨]]。 回収したコアで[[戦国将軍ジークフリード・魁]]などを召喚して盤面を制圧したら、[[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]]でアタックしてお互いの手札を全て破棄し、[[マジック]]や[[アクセル]]による防御を潰してライフを奪う。 相手の【[[バースト]]】が[[選ばれし探索者アレックス]]の場合はそのターン中にとどめが刺しきれないことも多いが、[[選ばれし探索者アレックス]]とその効果でドローしたカード、次のターンでドローしたカードの合計3枚だけではこちらの盤面を崩せないことも多いため、盤面を十分に破壊し尽くしたらアタックしてハンデスを狙ってしまって良い。 **弱点 [#w3dc3cad] [[バースト]]対策が[[超・炎魔神]](もしくは[[炎魔神]])しかなく、これを引き込めない場合は【[[バースト]]】を踏み抜かざるを得ない。 [[闇輝石六将 砂海賊神ファラオム]]と[[アルファモン]]は天敵で、発動されるとコストを問わない除去の上でハンデス前に止められるか、相手のみ手札補充を許してしまう。 特に[[超・炎魔神]]が使えないブロックアイコン<4>・<5>限定戦ではこれらへの対策が難しい。 また、これらは[[超・炎魔神]]で破棄はできるものの、序盤では同一ターンに《[[煌臨]]》に持っていくだけのコアが足りず、コアが貯まるまでターンを稼いでのショットを狙うとしても、それまでは相手の速攻を耐えなければならない。 ミラーマッチにおいては特に顕著で、''如何に先に《[[煌臨]]》とアタック時ハンデスを決めるか''が肝要となり、それが却って【[[バースト]]】対処が疎かになるというジレンマを抱えている。 また、白のダメージもしくはアタックを防ぐ効果と耐性を併せ持つスピリットも苦手。 例えば[[白亜元帥レイ・ザウラー]]はLv2になってしまうと[[砲凰竜フェニック・キャノン]]で破壊できず、[[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]]のアタックを封じてしまう。 [[水晶竜シリマナイト]]も赤では除去が難しく、ダブル・トリプルシンボルスピリットでのゲームエンドに特化したこのデッキではダメージを通せない。 [[創界神]]ネクサスの【[[神技]]】も防ぐ手段がなく、ハンデスに成功しても盤面が壊滅してしまうと今度はこちらが窮地に陥る。 [[幼き創界神ロロ]]などで手札を守られると[[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]]のハンデスが思うように発揮できなくなる。 [[黄]]に多い手元にマジックを置いて使用するデッキも妨害しづらい。 全体的には下手に対策を練るよりは、そもそも出てくる前に高速でデッキを回してコンボを叩き込む方が手っ取り早い。 **このデッキの派生系 [#v8f762ba] ***【ラグナノヴァ】 [#r1e9d8b8] [[【緑重】]]の派生型デッキのひとつで、[[終焉の騎神ラグナ・ロック]](リバイバル版)を始めとするコアブーストと、[[超神星龍ジークヴルム・ノヴァ]]のアドバンテージ回収効果を組み合わせたデッキ。 最終的には大量のダブルシンボル大型スピリットでビートダウンするか、デッキ破壊で勝負を決める。 [[アルケーガンダム]]と[[インペリアルドラモン パラディンモード]]のコンボ、いわゆる「アルケーパラディン」も採用されることが多い。 **リンク [#q22abdae] [[デッキ集]] [[【星竜】]] [[【ジークヴルム・ノヴァ】]]