スピリット 10(0)/赤/絶晶神 <1>Lv1 X0000 このスピリットカードは一切の効果を受けない。 Lv1 このスピリットは合体できず、このスピリット以外の一切の効果を受けない。 このスピリットのBPはこのスピリット上のコア×10000になる。 Lv1『このスピリットの召喚時』 このスピリット以外のスピリットすべてを破壊する。 シンボル:赤赤赤 イラスト:藤井英俊
スピリット 10(0)/赤/絶晶神 <1>Lv1 X0000 このカードは一切の効果を受けない。 Lv1 このスピリットは合体できず、このスピリット以外の一切の効果を受けない。 このスピリットのBPは、このスピリットのコア×10000になる。 Lv1『このスピリットの召喚時』 このスピリット以外のスピリットすべてを破壊する。 シンボル:赤赤赤 コンセプト:寺島慎也 イラスト:藤井英俊カード番号:BS55-XX01
※アニメ・トロフィー封入版のカード番号<XX00>はDB登録のため仮に採番したもので正式なものではありません。
転醒編 第4章:天地万象で登場した赤のスピリット。
アタック出来る事以外、放浪者ロロ等と同じ完全なアンタッチャブル。
最近は「防げない」効果も増えてきたとはいえ、それでも殆どの効果を受け付けない事には変わり無く、非常に場持ちは良いと言える。
しかし、この耐性は手札やトラッシュにあっても適用される為、重すぎる召喚コストを踏み倒す事が出来ないのは辛い。
維持コストも含め最低でも11個ものコアを要求される都合上、どうあがいても召喚までにそれなりの時間が掛かってしまうので、オラクルXVII オーバースターの【ミラージュ】等を用いて、上手く時間稼ぎをする様にしたい。
召喚時効果は、敵味方問わず自身以外のスピリットを一掃してしまう非常に強力なもの。
上記の通り殆どの効果を受け付けない為、永遠なる水道橋等で防ぐ事も出来ない。
しかし、あくまでも破壊出来るのはスピリットのみで、スピリットでも耐性持ちは破壊出来ない事から、手軽な耐性付与が増加している現環境では、相手のスピリットが生き残る可能性も十分に考えなければならない。
加えて召喚したターンのアタックで相手のライフを削りきれなかった場合、基本こちらのブロッカーが居ない状態で返しのターンを迎える事になる為、あらかじめ白晶防壁等の防御札を握った状態でのアタックが推奨される。
この際厄介なのは自身の重い召喚コストだが、緩い条件でノーコスト使用が可能な絶甲氷盾(リバイバル)が良き相棒となってくれる。
BPは決まった数値が存在せず、それ故に特殊な表記となっており、自身のコア数に応じてそのBPを無際限に上昇させる事が出来る。
この効果を最大限に生かしたいとなれば、それこそ召喚コストと合わせて膨大な数のコアが必要となるものの、たった2コアでも激神皇カタストロフドラゴンクラスのBPを得られるのはかなりの脅威であり、10コアあれば戦極マキシマムドラゴンをも上回るBPとなり、遠藤ビャク・ガロ子ちゃん以外を相手にBP負けする事はほぼ無くなる。
とはいえ、現環境では3~5コア程あれば、アルティメット相手にもそうそうBP負けする事は無く、「防げない」効果を持つBP破壊やコアシュートにもある程度対応出来る様になる為、無理してまで大量のコアを確保する必要は無い。
しかし、その強大すぎるBPと召喚時効果故に、【呪滅撃】や鉄の覇王サイゴード・ゴレム(リバイバル前)、カオティック・リクゴー等が天敵となってしまう他、聖龍帝ディクト・ゼレンらと異なり、破壊したスピリットの効果を無力化出来る訳では無い為、【根幻回帰】等も厄介な相手となる。
総じて強力だがそれ以上に癖が強く、コスト10・軽減0、踏み倒不可と召喚自体が非常に困難というのが現実。
総じて強力だがそれ以上に癖が強く、コスト10・軽減0・踏み倒し不可・破棄も不可と扱い方が非常に困難。
複数枚投入は勿論、1枚投入でもデッキ事故の危険性を高める恐れがあるが、【緑重】等の大量にコアを稼ぐデッキであれば、フィニッシャー候補として採用を検討する事が出来る。
召喚時効果に関しては、アルティメットの破壊も可能な赤の起源龍アマテラスや聖龍帝ディクト・ゼレンも存在しているが、こちらはアルティメットの破壊が不可能であるが故に味方のアルティメットとの共存が容易であり、殆どが軽減の確保には不向きな究極シンボルしか持たないアルティメットの特性も、元々軽減シンボル自体を持たないこのカードならさほど気にならない。
これらを踏まえた上で考えた場合、このカードを投入するデッキの現時点での最適解は、【緑重】寄りの【アルティメット】という事になるだろう。
特に、莫大な召喚コストを【烈神速】でリセット出来るアルティメット・セイリュービとの相性は最高。
その一方で、アンタッチャブル効果の存在故に、邪神官クリケッツのLv4効果による召喚時効果の継続的な発揮が不可能なのは残念な所。
『覇王』『最強銀河究極ゼロ』にて登場。
『覇王』では、棚志テガマルがラゴシア伯(史実の古代ローマのアントニウス)から譲り受けた"持ち主を世界の支配者にする幻のカード"にして、「竜のかるた」と呼ばれ失われていた棚志家の家宝という形で登場している。
元々棚志家から主の織田信長に献上されたが、このカードの強さ故に多くの人の命を奪い災いをもたらす存在と化した為、アントニウスが裏で本能寺の変の黒幕として暗躍しバテレンに身を偽りカードを強奪、以降はこのカードを託しても平和な世を作り上げられる者を探していたがテガマルに可能性を見出し返却される形で託された。
しかし信長と同様にテガマルも次第にこのカードに飲み込まれていき、カードや仲間に対する愛を忘れた結果、他のカードや仲間を卑下する人格へと変わり、戦い方にもそれが色濃く出るようになった。
端的に言えば、同作における事実上のラスボスであり、このカードを攻略出来るか否かが物語後半の主軸として扱われている。
テガマルはこのカードの力を遺憾なく振るい、陽昇 ハジメを圧倒して覇王チャンピオンシップ優勝を果たし、さらには薬師寺アラタをも撃破して初代覇王に輝く。
しかし、ハジメとのバトルを経て、テガマルは己のあり方を省みるようになった。
ハジメとテガマルの再戦(49・50話)でも使用されるが、神焔の高天ヶ原や爆氷の覇王ロード・ドラゴン・グレイザーの【重装甲】によって召喚時効果を凌がれ、最後は五輪転生炎とキズナブレードでBP54000となった超覇王ロード・ドラゴン・セイバーとのBP勝負に敗北し、ついに破壊された。
『ソードアイズ』では、かつて神が創造したスピリット達の世界のイメージ中で、その姿が描かれている。
獣同然だったスピリット達は、神の慈悲により知恵を与えられたが、その知恵故にスピリット達は傲慢の極みに達し、神に成り代わろうと神に戦いを挑んだ。
しかし、当然その事に対して怒り嘆いた神は、殺しこそしなかったが自らの手でスピリット達をカードの中に封じ込めた、との事。
『最強銀河究極ゼロ』では、19話で「アマテラス学園」に祀られているカードとして登場。
イアン曰く、このカードは「全ドラゴンの憧れ」であり、その強さ故に「究極のバトスピ」ではないかと噂される事もあるらしい。
また、究極宮ボイドにて、超覇王ロード・ドラゴン・セイバーと共に石像として登場している場面もある。