マジック 4(2)/赤 お互いのアタックステップでこのカードを使用するとき、自分のライフが2以下なら、このカードをコスト2にする。 フラッシュ: シンボル1つの相手のスピリット1体を破壊する。 自分のライフのコア1個をボイドに置くことで、かわりに、シンボル2つ以上の相手のスピリット1体を破壊する。 この「ライフ減少効果」で、自分は、バースト効果/《転醒》を発揮できない。 イラスト:かんくろうカード番号:BS60-086
契約編 第1章:ファーストパートナーで登場した赤のマジック。
条件付きで単数シンボルと複数シンボル双方を破壊対象に選択可能なシンボル数参照の破壊マジック。
シンボル1つのスピリットを対象としたの破壊効果はバーニングダスト互換であり、特筆すべき点は無い。
最大の特徴はライフ1つをボイドに送ることで、破壊対象をシンボル2つ以上に変更すること。
シンボル2つ以上を対象とした効果はマグネティックフレイム等から分かるように4コスト相当であり、こちらもコストパフォーマンス的には特筆すべき点は無い。
このカードの利点はこれら2種の効果の打ち分けにより、腐る場面を可能な限り減らしたことにあると言えるだろう。
また、ライフ2以下ではコストが低下し、フル軽減では0コストで撃てるのもこれまでのシンボル参照破壊マジックには無い利点。
しかしながら打ち分けの代償であるライフのボイド送りはかなり痛く、ライフ減少をトリガーとするバーストや転醒との連携も不可能。
ダブルシンボル以上のライフダメージを1点に抑えられると考えればそれなりと言えるが、赤属性はコアブーストが苦手なので貴重なライフからのコア移動を不意にするのは惜しい。
必然的に投入先はライフ回復を有する【ダブルノヴァ】などの「ノヴァ」系デッキに限られてくるだろう。
『ミラージュ』にて、ヴァルト・パークスが使用。
ヴァルトの父ルシアン・パークスが愛用したカード。明言されていないが、『赫盟のガレット』5話にてザイファー・トライからヴァルトへ受け渡されたカードはこれだった様子。
ヴァルトはこのカードに触れて、父が武力蜂起を考えながらも親友アバレス・レヴォの言葉を聞き思いとどまった過去を知った。
ガレット・レヴォvsヴァルト・パークス(4話)ではヴァルトが7ターン目に使用し、ライフを代償としてアタック中の翼神機グラン・ウォーデン・ツヴァイを破壊した。
バーストは発動できますが、バースト効果は発揮できなくなる効果です。カードではなく、プレイヤーを対象にした効果なので、「セットしているこのカードは相手の効果を受けない」などの効果を持っていても、発動したバーストは効果を発揮せずにトラッシュに置かれます。