マジック 6(4)/赤 メイン: このターンの間、系統:「翼竜」/「竜人」/「古竜」を持つ自分のスピリットすべては、BPを比べ相手のスピリットだけを破壊したとき回復する。 フラッシュ: このターンの間、スピリット1体をBP+3000する。 イラスト:船弥さ吉カード番号:BS04-092
コストは6と重めだが、軽減も多いので同色構築であればさほど気にならない。
メイン効果の回復は相手スピリットのBP破壊が条件と、BP勝負が重視されない現環境では少し厳しめだが、自分の場の翼竜・竜人・古竜スピリット全体に効果が及ぶ事もあり、上手く決まった時の爆発力は高い。
また、対応する系統の内、翼竜以外は系統で固めたデッキも作り易く、そうなれば自分の場に居るスピリット全てが恩恵を受けられる状況を作る事も容易くなる。
このカードの重いコストを無駄にしない為にも、【真・激突】等のブロック強制効果や指定アタック効果、BPのパンプ等を併用して、回復効果を能動的かつ確実に発揮出来る様にしておきたい。
金牛龍神ドラゴニック・タウラスや皇帝龍カイゼルドラゴン、ドラグノ王といった大型スピリットとの組み合わせは強力であり、状況次第では一気に勝負を決めに行く事が出来る。
また、刃狼ベオ・ウルフや金牛大斧ゴールデン・タウラス・アックス等のBP破壊と連動した効果を持つブレイヴも、相性の良いカードだと言える。
自身は回復効果の対象外だが、ブロック強制効果を味方スピリット全体に付与出来る龍星皇メテオヴルムXも、このカードとの取り合わせは決して悪くは無い。
また、コストが嵩む為ロマンの域は出ないものの、【ドラグノ】や【赤起幻】であれば、レッドゾーンとのコンボで凶悪なまでの制圧力を発揮する事も出来る。
爆覇龍エクスプロード・ドラゴンとの相性も良好だが、《転醒》すると竜人を失い回復効果の対象外となる他、このカードと相性の良いライフバーン効果も失ってしまう事から、確実にデッキアウトを狙える様な状況で無ければ、《転醒》はしない方が良い。
フラッシュ効果は平凡なBPパンプ。
こちらは系統を問わず全てのスピリットが対象となる。
パンプ値は当時としては比較的高水準であったが、現在では煌星竜スター・ブレイドラの【アクセル】がコスト1・赤軽減1で全く同じ効果を搭載しており、それを考慮しなかったとしても、現状コストに見合う効果とは言えなくなっている。
第四弾:龍帝 <C>
Xレアパック 【キングマスターエディション】 <C>
『少年突破バシン』『ブレイヴ』に登場。
『少年突破バシン』では、アイボウ、馬神 トッパが使用。
馬神 トッパは聖皇ジークフリーデン入手後に使用していた必殺マジック。
アイボウvsクイーン(お京)(37話)では、5ターン目にアイボウが使用。
昇龍バルムンクと燃えさかる戦場のコンボでアイスメイデンを排除しつつ、ゴラドン・アイバーン・昇龍バルムンクでライフを削りきった。
バシンvsNo.9(九条 キューサク)(49話)では、31ターン目にメイン効果を使用。
聖皇ジークフリーデンのアタックで魔龍帝ジークフリードをバトルで破壊した後、回復効果につなげた。
馬神 トッパvsウチュウチョウテン王グレート(馬神 トーハ)(50話)では、39ターン目にバシンがメイン効果を使用。
オフェンシブオーラ・ライトニングバリスタのフラッシュ効果でBPをパンプした聖皇ジークフリーデンBP22000のアタックで相手の激神皇カタストロフドラゴンBP21000をBP破壊し、回復してからの連続アタックによって、バシンが勝利を収めた。
『ブレイヴ』ではザックがデッキに投入。
暗闇のザジvsザック(16話)では、8ターン目、ザックの手札にランドマイン2枚・グレートリンクと共にこのカードがあったが、ザジのグリーディコアで龍皇ジークフリードと森林のセッコーキジを除去され、俊星流れるコロッセオの効果で封殺されてしまった。