カウント

「カウント」とは、バトスピダッシュデッキ【創醒の書】から登場した、《転醒》に伴い追加されたキーワード。
本項では、それに付随するプレイシートのエリア「カウントエリア」についても説明。

●目次

概要

転醒編で登場した、プレイシートにおいて、バーストエリア以来新たに追加された、コアに関わるエリア。

簡単に言えば、《転醒》に応じて、コアを置いていくエリア。その数を条件として、《転醒》や追加効果などを発揮できるカードが登場した。
このコアは、なんらかの効果でもない限りはフィールドに移動させることはできない。逆に効果以外でフィールドのコアをカウントエリアに置くこともできない。
転醒》の項目も参照。

契約編では、カウントエリアの新たな活用を開始。
転醒》以外でカウントを増やすギミックや一定のカウント数を条件とする《OC(オーバーカウント)》などが追加された。
それに伴い、蛇皇龍ガルメジャードをはじめ、カウント数に応じて効果を発揮するカードや、【Cブレイク】といったカウントを能動的に減らすカードが禁止・制限入りとなった。
更に、そのわずか3ヶ月後にはカウント数が条件となっていた制限カードや新規カードの時冠超神シン・クロノスがゲーム環境を鑑みて禁止措置となり、大きな爪痕を残した。

公式や開発から見ても転醒カードの抑止、デッキの構築を根本から変えるという意味合いが非常に大きい。
容易にカウント4以上へ序盤からできるため、《零転醒》や転醒レア枠などのカウントの上限が低い創界石ネクサスなどは露骨にこの影響を受ける。
バトルスピリッツをはじめ、多くのTCGによくある、新章に際しての既存カードに対するメタとも取れる。

契約編より登場したカードには、前述したように序盤からカウントを貯められる他、契約スピリットとのシナジーを前提にデザインされたものが多く占めている。
公式でも同じ弾のカードでデッキを構築するよう推奨されており、新規プレイヤーでも組めるよう大味なものに変化していった。
戦略自体は、契約スピリットごとに異なる動きを見せられるようになっているが、カウントを貯めて《契約煌臨》できるエンドカードをぶつけるといった動きは共通している。
その結果としてよりスピーディにゲームを進められるようになったものの、3ターン程度でゲームが決まる、カウンター札を踏み抜いて決着を付けるなどゲーム速度が上がる要因にもなっている。
カウントを能動的に減らすカードが制限によって限られる状態になっていることも理由の一つか。

これらを経て、開発陣はインフレによるカードパワーの上昇も含め、ゲームスピードが予想だにしない速さとなったことを反省。
次期の契約編:界からは、ライフ保護やアタック抑制に力を入れるようになり、様々な方法でゲームスピードの低速化を図ることとなった。

契約編:真では、契約スピリット、契約アルティメットに続いて契約ネクサスが登場。
創界神独自の効果もカウントに対応したものにリニューアルされた。
なお、カウントの増加は主に契約カードを中心に行うという部分は変わらないが、契約編環境における反省もあって、能動的にカウントを増加させる手段を持った新規カードが非常に少なくなっている。
その影響もあってか、その時期に追加された《契約域》や《顕現》に必要なカウント上限に達するまでの時間も以前と比べて遅くなっている。

Q&Aも参照。

ルール

カウントエリアつきプレイシート

プレイシートの外に、カウントエリアを設ける。
《転醒》などの「カウント+●する」といった効果に応じて、カウント用のコアをカウントエリアに置く。
カウントエリアはフィールドには含まれない。

関連効果

リンク

OC(オーバーカウント)

外部リンク



*1 カウントに関してQ&A7

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Last-modified: 2024-08-18 (日) 10:32:11