やっぱ拾ったカードは弱い†
マジック(禁止カード)
3(1)/赤
トラッシュにあるこのカードは、自分のスピリットが相手によって破壊されたとき、手札に戻せる。
この効果はターンに1回しか使えない。
メイン:
自分のトラッシュにある【アクセル】を持たないコスト6以下のスピリットカード1枚を手札に戻す。
フラッシュ:
このターンの間、スピリット1体をBP+1000する。
BSC32-031 ドリームブースター【俺たちのキセキ】
BSC32-031 GREATEST RECORD 2020
BSC32-031 2枚 |
カード番号:
BSC32-031
ドリームブースター【俺たちのキセキ】で登場した赤のマジック。
赤おなじみのスピリット回収マジック。
リバイヴドローやコールオブロスト(リバイバル)と比べて回収対象が限られているが、素のコストが1軽い。
「弱い」とカード名に記載されてはいるが、昨今はコスト6以下でも主力級のスピリットは多数存在しており、緩いコストでそれらを回収出来るのは十分に強力。
そもそも【アクセル】主体のデッキで無ければ、条件自体大したデメリットにはならない。
そして最大の特徴が、このカード自体を〝拾って〟使い回せること。回収条件が緩く、入るデッキを選ばない。
特に、制限カードである甲の使徒レーディアを回収して繰り返し使い回せるのは大きく、このカードの効果で回収出来ないカードもあちらの召喚時効果で回収する事が出来る。
《神託》などによるトラッシュ落ちも全く気にすることなく運用可能。
上記の通り、カード名とイラストに反してかなり実用性に富んだカードとなっており、アニメイラストを使用したカードとしては珍しく再録される等の実績を残している。
総じて赤に限らずどんなデッキでもとりあえず1枚入れておきたいカード。…だったが、その汎用性が仇となって後述のように禁止カードとなってしまった。
- 2021年4月17日より、制限を経ずにいきなり禁止カードに追加。
バトスピ特別調査室によれば、"以前から何度も使用出来る点を注視していて、制限カードの候補となっていた。
その上、低コストから高コストに《転醒》出来るカードの登場でさらに実用性が高まり、加えて制限カード<1>になったとしても、トラッシュから手札に戻る効果もある為、意味が薄いと判断。
今後さらなる影響が出る事を考慮し、禁止への追加を決定した"との事。
また、上記の様に、甲の使徒レーディア等の制限カード<1>を1枚で容易に使い回す事が出来た点も、禁止入りの理由のひとつになったと思われる。
やっぱ拾ったカードは強い。
- イラストはアニメ『バトルスピリッツ 少年突破バシン』2話、カード名は1話から。
放課後、掃除当番のゴミ捨てに向かう途中、バシンは他クラスの同級生がバトルに負けて「弱いカードなんていらない」と床にばらまいて放置する場面に遭遇。ゴミ捨ての際にカードの話で意気投合したストライカーから、捨てられていたガウシルヴィアを見せられたバシンは「だったら俺が使う。俺だったらどんなカードも無駄にしない」と譲り受ける。
帰宅途中、チャンピオンのJとバトルできる絶好の機会を得たが赤デッキに考えなしに入れたガウシルヴィアは、Jのディフェンシブオーラによってあっさり返り討ちに遭う。すると「やっぱ拾ったカードは弱い」とTCGアニメ主人公にあるまじき前代未聞のセリフを発した。
敗北後、「俺だってこのストライカーから貰ったスピリットが混じってなけりゃ…」と負け惜しみを繰り返したところを見かねたJに「粗末に扱うのなら譲り受けよう」と諌められて反省。後に前述の大暴言に対するバシン自身の汚名返上の機会もなく、ガウシルヴィアは友人のストライカーにプレゼントと称して渡された。
一連のエピソード最大のオチは、18話に行われたタッグ戦でストライカーがガウシルヴィアを並べた時のバシンによる「ガウが味方とは頼もしいぜ!!」発言だろう。
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GREATEST RECORD 2020 <C>
収録/掲載/配布 ブロックアイコン †
[BSC32]
ドリームブースター【俺たちのキセキ】 (BSC32-031) ブロックアイコン:<5> 2018年08月25日
[BSC36]
GREATEST RECORD 2020 (BSC32-031) ブロックアイコン:<7> 2020年07月25日
■■BSC32-031■■Q26191.自分のトラッシュにこのカードが2枚ある場合でも、1枚しか手札に戻せないの?
2024/10/31 更新はい、このカードがトラッシュに何枚あっても、この効果はターンに1回しか使えないため、1枚しか手札に戻せません。
関連リンク †