【闘神】†
●目次
系統:闘神は青属性とともに登場した系統ではあったものの、強いサポートが存在しなかったためにデッキ構築が難しかった。
しかし、青の【強化】を持つ系統として選ばれたことにより、デッキ構築の幅が広まった。
烈火伝シリーズからは闘神の中の「明王」「童子」の名称サポートカードが登場し、専用の構築を行うことも可能となった。
煌臨編シリーズでは《煌臨》による新たなデッキ破壊戦術の他、コラボブースター【ウルトラヒーロー大集結】における名称:「ウルトラマン」を含むスピリットの登場でデッキタイプが更に広がっている。
戦術としてはビートダウンかデッキ破壊の二択になり、それぞれキースピリットが得意とする方に合わせれば良い。
スピリット†
- 巨人小隊
最大軽減で0コストで召喚でき、Lv1から闘神サポートを持つ。
- 五聖童子
『このスピリットの召喚時』を持つスピリットへの強烈なメタ性能を発揮する。
ソウルコアを乗せていれば効果破壊を躊躇させることもでき、場持ちが良い。
2016年11月から制限1カードとなり、このスピリットに頼り切ることは難しくなった。
- ウルトラマンジャック
除去を受けても手札に帰ってこれるため、アドバンテージを失いづらい。
BP勝負で負けても効果を発揮するため水没都市遺跡でコアブーストを狙う際にも有効。
- 中コスト
- 赤剣明王
デッキ破壊効果と自分のアタックステップ中にコスト4以下のスピリットの効果を無効化する効果を持つ。
この効果により効果破壊耐性を持つ厄介なデッキ破棄対策スピリットを破壊することが可能となる。
- 智水明王
「明王」及び「童子」のBPを大幅に上昇させる。
デッキ破棄効果でマジックを破棄したときにコアブーストすることも可能。
- 初代ウルトラマン
ネクサスとともに維持することで毎ターンコアを増やし続ける。
アルティメットの除去も狙えるのはこのコスト帯では貴重。
- 巨人王子ラーマ
相手の最高コストのスピリット/アルティメットを除去できる、優秀な【アクセル】を持つ。
召喚コストは重めだが、相手の小型スピリットによるブロックを制限させられる。
- 蒼海明王
2つのアタック時効果を両方発揮させることにより1度のアタックで合計14枚ものデッキ破棄が可能なスピリット。
デッキアウトによるフィニッシャーを務めることが可能。
- 巨人大帝アレクサンダー(リバイバル)
【大強襲】を持ち、デッキ破棄とビートダウンの両方を狙える闘神。
このスピリットを軸にデッキを組んでも良いほどの性能をしている。
- 十二代目ゴドフリー
トラッシュから【強化】を持つ青の低コストスピリットを可能な限り召喚するという紫のカードのような効果を持つ。
対象は全て闘神であり、ストロングドローなどと組み合わせる事で青デッキでは希少なアドバンテージ源となる。
- 巨人王者アイオン
召喚時にグリードサンダーのような手札交換を相手に強要させる闘神。
アタック/ブロック時には自身のコストを参照とした破壊効果を発揮し、Lv3になればマジックと【アクセル】を封じたりと、1体で八面六臂の活躍をする。
- 高コスト
- 法剣明王
最大レベルになると15枚も破棄できる。7コストで軽減も多いが、最大レベルにするには維持コアが6個も必要あるので観音千撃掌や水覇刀ジュズマルなどで無理矢理最大レベルにするといい。
- 巨人猟兵オライオン(リバイバル版)
召喚時に12枚のデッキ破壊を行う闘神。
手元の【アクセル】を参照としたシンボル追加効果もあるが、召喚後はほぼバニラと見て良い。
- 戦輝神ゼルドナーグ
デッキ破壊とシンボル追加が行え、デッキアウトだけでなくビートダウンも行えるスピリット。
強力なデッキ破壊対策に対するメタ効果を持っているのが頼もしい。
- 英雄巨人タイタス(リバイバル前)
召喚時に10枚破棄、アタック時にバトルで勝利すれば10枚破棄できる大型の闘神。
重いコストと維持コア、現環境では低いBPが欠点。
- 英雄巨人タイタス(リバイバル版)
アタック後の【バースト】で最速で2ターン目には召喚できる闘神。
召喚後はアタック時のコスト破壊とデッキ破壊で盤面をコントロールできる。
- 双斧帝ゴルディアス
ワンコマなどのトラッシュで効果を発揮するデッキ破壊対策スピリットをこの1体で処理できる。
アタック時効果で低コストスピリットを除去できるが、維持コストが重めなことと、耐性を持つデッキ破棄メタスピリットも多いため、主軸にするのは難しいか。
- ウルトラマンゼロ
Lv1から【強襲:2】、Lv2では条件付きのバースト破棄とスピリット除去を持つ。
コスト7と高めだが軽減も多く、光の国を始めシンボルを確保できるネクサスや異魔神と相性が良い。
- ウルトラマンティガ
Lvによって効果が変化する特殊なスピリット。
Lv1のスピリット/アルティメット破壊とLv2のシンボル維持及びブロック制限が強力。
除去とシンボル追加をどちらも発揮できるよう水没都市遺跡などアタック中にLvを変化させられる効果と組み合わせると良い。
Lvを最大化する効果を発揮してしまうとLv2効果が消えてしまうため注意が必要。
コスト8と高く軽減も標準的なので、召喚前に念入りのコアブーストとシンボル確保を心がけたい。
光の国で先攻2ターン目から召喚が可能、後攻2ターン目もしくはアタックをライフで受けている状態ならばLv1効果でスピリットを破壊、光の国Lv2効果でコアを増やしてLv2のシンボル増加効果を発揮することが可能。
- 戦騎将パトロクロス
アタック時に【強化】を持つスピリットを疲労させることで回復できる。
闘神は青の【強化】を持つ系統なので、ダブルシンボルでの連続アタックがしやすい。
- 救世明王
コスト10の大型スピリットだが、デッキ破棄効果でバーストカードが破棄されれば手札からノーコストで召喚できる。
アタック時効果でコスト5以下のカードが破棄されれば相手のバーストを破棄できるため、このデッキにおける貴重なバースト対策の1枚となる。
- 自動強化鎧のエサルレッド
コスト5以上の青のスピリットに《煌臨》できる闘神。
煌臨時にデッキ破棄を行い、マジックが破棄されればソウルコアを回収できるため、更に次の《煌臨》に繋げられる。
破壊されても相手のデッキを破棄し生き残るため、場持ちも非常に良い。
- 伝説王者タイタス・エル・グランデ
コスト8以上の青のスピリットから《煌臨》する大型の闘神。
煌臨時に煌臨元カード1枚につきデッキを10枚破棄するため、相手のデッキの残り枚数を確認しつつ、《煌臨》を繰り返し維持する必要があるが、一撃でゲームを終わらせることもできる闘神の新たなフィニッシャー。
- 道化神ギンガー
闘神ではないが、召喚時にブレイヴのコストを無視したうえでコスト7以下の相手のスピリット/アルティメットを全滅させ、その分デッキ破壊を行う。
煌臨元になっているときは2枚分として扱うため、伝説王者タイタス・エル・グランデの破棄枚数を最低でも20枚にすることが可能。
- 海皇巨神デュランザム
闘神全体のBPを大幅にアップさせつつ、コスト5以上の合体していない闘神全体に【大粉砕】を付与する。
召喚コスト、維持コスト共にコアブースト無しでは厳しいものがあるが、召喚さえしてしまえば一気に勝負を決められるスペックを持つ。
- 維持神ヴィシューテン
「相手の『このスピリットの召喚時』発揮後」を条件とする【Sバースト】で相手ターンを強制終了させられる。
召喚時効果からの大量展開やアドバンテージの獲得、フィニッシャーの召喚で勝負を決めるなどを狙う相手の計算を大幅に狂わせることが可能。
スピリットとしては青の【アクセル】に依存した効果が多いため、それらを多めに投入しておきたい。
マジックの封殺と回数制限のない回復効果を持つためフィニッシャーとしての性能も極めて高い。
ただし、自身のマジックの使用も制限されてしまうため、デッキに採用するマジックやゲーム中の【アクセル】の使用枚数には気を配ること。
- 帝釈天将インドラ
コスト12の大型スピリットだが、手元の【アクセル】の枚数だけコストを軽減できる。
高BPとダブルシンボル、更にスピリットの破壊効果にライフへの直接ダメージと攻撃的な効果を多数持つ、【アクセル】軸におけるもう1枚のフィニッシャー。
アルティメット†
ブレイヴ†
- 牙皇ケルベロード
連続アタックで合体元のデッキ破棄を2回行うことができる。
ただし、デッキ破棄対策にもひっかかるので注意。
- 深淵の巨剣アビス・アポカリプス
マジックとバーストに対しての強烈なメタ性能を持つ、青の定番ブレイヴの一つ。
召喚時効果のLv最大化も維持コストの重いカードの多いこのデッキと相性抜群。
ビートダウン軸、デッキ破壊軸ともに採用できる。
- 轟魔神
青のコスト4異魔神。合体条件も緩い。
発揮できる効果はLv最大化のみだが、全体的に維持コストが重いこのデッキでは十分強力。
- 幻魔神
青軽減を1つ持つ白のコスト4異魔神。
合体条件がコスト4以上と緩く、6色の【超装甲】で防御を固められる。
- 地神刀オオテンタ
相手スピリット/アルティメットのアタック後に【Sバースト】で召喚できる白の剣刃。
ネクサスで序盤を固める構築では防御手段として役立つ。
ソウルコアを回収して《煌臨》を連続発揮したり、破壊耐性を持つスピリットやアルティメットをバウンスできる。
- ローダー・アームズ
召喚時コアブーストと、アタック時にスピリット破壊が行える。
合体条件が闘神のみとこのタイプのデッキにしか入らない。
- 鎧殻竜グラウン・ギラス
召喚時とアタック時に相手のネクサスを破壊できる。
ネクサス破壊以外に役割はないが、ネクサスを確実に破壊でき、青軽減を持つカードとしては貴重な1枚。
- 天秤星鎧ブレイヴリブラ
アタック時に破棄したカードがスピリットもしくはアルティメットの場合回復する。
海賊将エドワードで踏み倒して手札交換を誘発し、さらに千間観音堂などのネクサスを回収しそのまま自身とスピリットの効果でデッキ破壊とフィニッシャーとして申し分ない性能を誇る。
【強化】で回復の確率を上げても良いだろう。
ネクサス・マジック†
- ネクサス
- 水没都市遺跡
エンドステップに闘神すべてを回復させる強力なネクサス。
さらにLv2になると、闘神がアタックするだけでコアブーストまで行えるようになる。
- 柱岩の海上都市
【強化】のおかげで思わぬ枚数デッキ破棄が行えることも。
デッキ破棄の試行回数を稼ぐことが出来るので【強化】との相性がいい。
- 青の聖遺物
スピリット/ブレイヴ/アルティメットすべての召喚時効果を無効化するネクサス。
《煌臨》を条件としたデッキ破棄効果もあるが、タイミングが若干遅い。
- 光灯る三叉灯台
配置時効果はおまけとして考えて、闘神のLvを最高Lvとして扱う効果を使いたい。
- 千間観音堂
ソウルコアが置かれたスピリットのデッキ破棄効果をさらに強力なものにするネクサス。
デッキ破棄効果1つ1つに対して発揮されるため、ブレイヴ等でデッキ破棄効果を追加してやれば1度のアタックで追加で10枚以上のデッキ破棄を狙える。
闘神のBPアップ効果もある。
- 海帝国の秘宝
コスト4にしてダブルシンボルを持ち、手札保護効果も相まってストロングドローなどのマジックと相性が抜群。
またコストが高いスピリットを主軸とする場合に召喚コアを大幅に低減できるため、なるべく早めのターンに配置しておきたい。
- 巨顔石の森
トラッシュ封じカードとしては最軽量。
Lv2効果も手札の消費が荒いデッキでは安定して手札を確保できる。
- 心臓破りの巨大坂
【強化】持ちの低コストを並べるだけでデッキアウトも狙える。但し、強化持ちがいなければ1枚しか破棄できないのが難点。
- 夏はみんなで海水浴
期間限定だが青スピリットの場持ちを良くしつつ、デッキ破棄を行えるコスト2のネクサス。
期間限定ではないLv2効果でLv2の必要な維持コア数を下げ、コア運用を潤滑にする役割もある。
- オリオンパワー
序盤に低コストの闘神を並べ、このマジックを使うことで最速後攻1ターン目にデッキ破壊による勝利が狙える。
- フィニッシュブロー
バトルに勝利する時、7枚デッキを破棄するマジック。
ブロック時にデッキ破棄を行える貴重なカード。
- 蒼激ブレイズ
デッキ破棄対策効果を持っていることの多いコスト4以下のスピリットを破壊しつつ、そのコスト分だけデッキを破棄できるマジック。
攻守に渡って活躍する。
- タイタスボディプレス
最もコストの高いスピリット/アルティメットを破壊するマジック。
【煌臨中】のスピリットがいればさらにデッキ破壊も可能。
デッキの動かし方†
序盤はネクサスや異魔神でシンボルを維持しつつ、手札交換で主力カードを引き込みながらコスト破壊カードで相手のカードを除去していく。
序盤は小型闘神スピリットとオリオンパワーでデッキアウトを狙いつつ、
終盤では戦輝神ゼルドナーグなどによるデッキアウトやビートダウンを狙う。
全体的にコストが重いカードを主力とするため、盤面が整う前に速攻を挑まれると弱い。
また手札交換には長けるものの、アドバンテージそのものを得られる手段は少ない。
そのため序盤からアドバンテージ差を付けられるとフィニッシャーの召喚前に大勢を決されてしまうため、如何に勝ち筋を早期に完成させるかが課題となるだろう。
デッキ破壊を主軸とする場合は相手のリミテッドバリアなどを腐らせられる反面、各種デッキ破棄対策カードによって攻勢が衰える。
現在はそれらに対する更なる対策カードも複数存在するとはいえ当然全ての状況に対応できるカードを採用することは難しいため、デッキ構築時点で的確なカードを採用した上でそれをいかに早く引くかが重要である。
また青全体の課題としてネクサス対策カードが少ないため、相手の起点となったり妨害手段となるネクサスを除去する場合は他色に頼る形になりがち。
手札交換の天敵である機巧犬キシュードッグはブレイヴなどで除去したいが、そもそもそのブレイヴを引くために手札交換が必要なのが悩みどころ。
デッキの派生†
【小型闘神】†
光の衛士アドリアンを始めとする、小型の【強化】持ちスピリットを並べるデッキタイプ。
デッキ破壊そのものは、
などを利用する。
青のキーワード効果【招雷】を利用したデッキ。
招雷の効果で次の招雷を持ったスピリットを召喚していくことにより連続アタックが可能となる。
見習い海賊テリー→生還者バディ、海賊騎士ブレンダン→巨人銃士クリフォード→海皇巨神デュラン・キッド、大提督クラウディウス
という流れの中にアルティメット・レーヴェンを加えることで1ターンに相手のライフを5個減らすことも可能。
詳しくは【招雷】を参照。
【観音堂ワンショット】†
一度のアタック時に発揮されるデッキ破棄効果の回数を増やして千間観音堂の効果を何度も発揮させるデッキ。
元々アタック時にデッキ破棄を行うスピリットに雷神砲カノン・アームズや天秤星鎧ブレイヴリブラを合体、鉄壁なる巨人城塞により粉砕を与えることで合計3回の破棄効果が発揮される。
これにより千間観音堂の破棄が15枚追加、【強化】を併せることで更に追加の破棄ができる。
蓮華王センジュとネクサスを並べ、【起導】で蓮華王センジュにアンブロッカブルやLv最大化を付与しながらワンショットキルを狙うデッキ。
維持神ヴィシューテンと帝釈天将インドラをキースピリットとし、青の【アクセル】を主軸としたデッキタイプ。
序盤から【アクセル】で手札補充と盤面のコントロールを行いつつ手元の【アクセル】の枚数を増やし、キースピリットである2種の闘神を召喚、象魔神や深淵の巨剣アビス・アポカリプスと合体して連続アタックやトリプルシンボルアタックで勝負を決める。
十二月幼神クロノデック・キッズの効果でメインステップに煌臨童子、煌臨明王、伝説王者タイタス・エル・グランデと順番に《煌臨》し、伝説王者タイタス・エル・グランデの煌臨時効果で相手のデッキアウトを狙う。
名称:「ウルトラマンオーブ」を含むスピリットを主軸としたデッキタイプ。
《煌臨》条件から名称:「ウルトラマン」を含むスピリットを多く投入する形となる。
リンク†