【超星】

【超星】†

●目次

【超星】

概要†

メガデッキ【ダブルノヴァデッキX】から本格的に登場した、超星(系統)を持つカードを主軸とした赤と紫の混色デッキ。
2種のゴッドシーカーによる安定した土台と、苛烈な除去・ライフバーン効果が長所。
また、超星(系統)を持つスピリットは、超龍騎神グラン・サジット・ノヴァを除いて星竜も併せ持つ為、そちらのサポートと併用する事も可能。
アニメ『バトルスピリッツブレイヴ』で登場した【ダブルノヴァ】のリメイクでもあり、デッキの完成度の高さと共に根強い人気を誇る。

構築†

上記の通り、超星(系統)を持つカードを中心に構築する。
主に、超神星龍ジークヴルム・ノヴァXと滅神星龍ダークヴルム・ノヴァを並べて制圧するダブルノヴァX型と、超龍騎神グラン・サジット・ノヴァを採用した速攻型の2種類が存在しているが、現時点では前者が優勢。
また、両タイプを組み合わせた折衷型も存在している。

スピリット †

低コスト

ゴッドシーカー超星使徒ペルディータ
 赤の超星ゴッドシーカー。
召喚時にヴィオレ魔ゐ -魔族side-とコスト4以上の超星(系統)を1枚ずつサーチする。
さらに、自分のメインステップには赤シンボル2つ・紫シンボル1つのトリプルシンボルとなる。
手札の増強と軽減役を両立した同構築の中核であり、フル投入はほぼ必須。

ゴッドシーカー超星使徒タルボス
 紫の超星ゴッドシーカー。
召喚時にヴィオレ魔ゐ -魔族side-とコスト4以上の超星を1枚ずつサーチする。
こちらはコスト3以下の超星スピリット全てに完全耐性とアタック不可を付与する。
ゴッドシーカー超星使徒ペルディータ同様、同構築の基盤を固める重要パーツであったが、2024年3月30日より制限カード<1>に。

煌星第三使徒ガニメデ
低コストの《煌臨》持ちで、召喚/煌臨時にネクサス破壊を行い、煌臨時だと煌臨元スピリットを召喚する効果が加わる。
ゴッドシーカーの召喚時効果の再発揮や超神星龍ジークヴルム・ノヴァXの擬似回復マジック、滅神星龍ダークヴルム・ノヴァXの【滅界放】のリセットなど、多岐に渡る行動を取れる器用なスピリット。
ただし、《煌臨》という能力の都合上、投入枚数は慎重に。

中コスト

煌星第九使徒フェーベ
中コストの《煌臨》持ちで、召喚/煌臨時にスピリット/アルティメット1体からトラッシュへのコアシュートか創界神からボイドへのコアシュートを行う。
LV2からはスピリット/ネクサスへの耐性を持つ。
単体での性能こそ大したものではないものの、最低1コストで召喚できる他、《煌臨》の条件も緩く、超星使徒サジットヴルム・ニクスの煌臨元からの超龍騎神グラン・サジット・ノヴァの《超煌臨》への始動や繋ぎに使う。

超星使徒サジットヴルム・ニクス
中コストの《煌臨》持ちで、召喚/煌臨時に相手フィールドからトラッシュへのコアシュートを行う。こちらはネクサスからも取れる他、スピリット/アルティメット/ネクサスから分けてコアシュート可能。
変則的な煌臨能力を持ち、自身のライフが3以下であればトラッシュからも《煌臨》する事ができる。
Lv2からは超龍騎神グラン・サジット・ノヴァをアタック時に回収する。
「サジット」の名を持つ為、超龍騎神グラン・サジット・ノヴァの能力を十全に発揮する為に必要。

超星使徒スピッツァードラゴン
相手のバーストの提示に割り込んでバースト破棄を行う誘発効果を持ち、召喚/煌臨時を多用する同構築では救われる場面も多い。
フィールドでも中々の高性能で、アタック/ブロック時効果を活用したり煌臨元になったりと、その活用法は多岐に渡る。
自身が超星という事も相まって、同構築では2～3枚程採用したい。

白き超星使徒ホワイトヴルム
自分のスピリットの《煌臨》に合わせ、トラッシュから1コストで召喚出来るスピリット。
召喚/アタック時には破壊したスピリットの効果を無効にしつつ破壊成立時にドローを行う火力を撃つ。
《神託》の為のコア稼ぎなど色々便利に使えるスピリットではあるのだが、軽減か効果召喚ありきのコストなのもある為、投入は環境などに合わせて。

黒き超星使徒ブラックヴルム
自分のスピリット破壊後のバーストスピリット。
超星の破壊時限定でコアトラッシュシュートとそれによる消滅をトリガーとするドローを行う。
効果そのものは悪くないのだが、バーストは選ばれし探索者アレックスなどと競合する為、イマイチ採用されない。

高コスト

超星使徒コーディリア (制限カード<1>)
1枚で出来る仕事の多さに定評があり、召喚時にはコスト6以下の超星の回収とそれに付随するBP破壊、Lv2以降は自分のアタックステップ開始時にコア回収と条件付きの無償《煌臨》を発揮する。
特に、フラッシュタイミングを挟まずに超神星龍ジークヴルム・ノヴァXを《煌臨》可能な点が強力であり、ダブルノヴァX型では必須カードとなる。

超神星龍ジークヴルム・ノヴァX
ダブルノヴァX型のキーカード①。
超星スピリットへの煌臨時には、本家と同じくライフリセットを発揮する。
また、Lv2以降のアタック時には、BP範囲破壊と【超界放】による2点のライフバーンを発揮可能。
超星使徒コーディリアの効果でフラッシュタイミングを挟まずに《煌臨》し、同一ターンに【超界放】を発揮するのが理想的な流れだが、あちらが制限カード<1>なので難易度は高め。
また、ライフリセット以外は【煌臨中】でなくとも発揮可能なので、素出しを視野に入れるのも良い。

滅神星龍ダークヴルム・ノヴァX (制限カード<1>)
ダブルノヴァX型のキーカード②。
こちらは自分の「ノヴァX」を合体不可にする代わりに完全耐性を与える。
Lv2以降は、フラッシュタイミングにターン1の疲労破壊と、ゲーム1の【滅界放】によるブレイヴ破壊のどちらかを発揮可能。
【滅界放】のゲーム1はカードそれぞれに適用される為、複数体並べば使用可能回数も増える。
煌星第三使徒ガニメデ等の効果で再召喚しても使用回数はリセットされるので、見た目よりも積極的に発揮していける。

超龍騎神グラン・サジット・ノヴァ
《超煌臨》という特殊な《煌臨》を持つ、煌臨中のスピリットに《煌臨》する超大型スピリット。
ソウルコアを回収して出てくる《超煌臨》の都合上、煌臨条件に反して《煌臨》にターンを跨いだり、特殊なギミックを必要としない。
煌臨元に「サジット」を含んでいれば相手ライフをボイドに送る事が出来、自身のダブルシンボルと回復が合わさり非常に攻撃的。
ただし、「ノヴァX」を含むカードではないため、滅神星龍ダークヴルム・ノヴァXで耐性を与える事は出来ない。

超星以外のスピリット

煌星竜スピキュールドラゴン (制限カード<1>)
超星ではないが、ネクサス破壊の【アクセル】と召喚/破壊時に星竜の回収が出来る星竜。
全ての効果が強力な形で纏まっており、上記2種のゴッドシーカーや超星使徒コーディリア、ダブルノヴァXといったキーカードの回収を行え、その阻害となる相手ネクサスは自身の【アクセル】効果で処理出来る。
2枚目の自身を使った回収ループで相手ネクサスを破壊し尽くしながら星竜対応の創界神にコアが続く限り《神託》をし続けられ、超星使徒コーディリアで支払ったコアを回収しつつ超神星龍ジークヴルム・ノヴァXで【超界放】するという動きが非常に強力だった。
現在は煌星竜スピキュールドラゴンの制限カード<1>化により、サンピラー・ドラゴンを絡ませないと不可能に。
創界神を複数使い、ゴッドシーカーも回収しなかったカードはトラッシュに行くタイプのサーチだった為、本デッキと非常に噛み合う強力なスピリットだったが、それらによる遅延などを重く見られ制限カード<1>に。

サンピラー・ドラゴン (制限カード<1>)
こちらも超星ではないが、召喚時に星竜の回収が出来る星竜。
こちらは【強化】を持っている他、星竜ブレイヴの回収も可能。
【強化】そのものは弱いテキストではないのだが、1枚だとやや恩恵を受けづらい他、【超星】デッキはブレイヴを使わない構築になりやすいため、いかんせん上記の煌星竜スピキュールドラゴンに見劣りする。
ただし、《神託》を行いながらスピリット回収という行為は非常に強力で、2枚目の煌星竜スピキュールドラゴンとして枠を割く価値は大いにある。

選ばれし探索者アレックス
言わずと知れた強力防御バーストスピリット。
このデッキだと変色という特性も強く活きる。
超星でも星竜でもないため煌臨元としての運用は難しく、基本的に採用するのはリバイバル後で構わない。

ブレイヴ †

滅神星龍ダークヴルム・ノヴァXとの兼ね合いから、基本的に採用されない。

ネクサス †

ヴィオレ魔ゐ -魔族side-
超星用の創界神ネクサス。
赤と紫のどちらのシンボルにもなり、【神技】でコアシュートを、【神域】でマジック封じを行う。
コストこそ重めではあるものの【神域】は非常に強力で、フィニッシャーを強力にサポート出来る。

永遠のキズナ馬神弾
 超星を配置時《神託》の中から回収出来る。
コスト4というのが最大の強みで、ゴッドシーカーでサーチ出来るのが特徴。
自分のコスト6以上の超星によるスピリット破壊という重い条件ではあるが相手のライフをボイドへ送る【神域】を持ち、フィニッシュを大きく助けてくれる。
神シンボルを変色させるLv2効果も便利で、赤と紫はもちろん、多色防御マジックの軽減にもなってくれる。
ただし、高額カード故の入手難易度の高さが難点。

創界神アポローン
 星竜用の創界神ネクサス。
赤シンボルに変色する。
超星ではないが、相手の低BPスピリットを破壊してドローに変える【神技】も、星竜による相手スピリット/アルティメットの破壊をトリガーとするライフバーンの【神域】も非常に強力。
可能であれば2枚以上採用したい。

紫の世界／紫の悪魔神
汎用性の高い紫の転醒ネクサス。
配置時に1ドロー効果を持つ。

マジック †

ノヴァドロー
汎用的な【ゼロカウンター】を持つドローマジック。
普通に使用してもダブルドローと同様のハンドアドバンテージを得られるが、ヴィオレ魔ゐ -魔族side-のコアをボイドに置けば、さらに追加で1枚ドロー可能。
超星を持つ為、各種サーチの恩恵を受けられる他、最終盤にはトラッシュでヴィオレ魔ゐ -魔族side-の【神域】の糧にもなる。

スターレインリボーン
 星竜版エクスキャベーション/ダイノリボーンとも言うべきトラッシュ回収マジック。
超星スピリットは超龍騎神グラン・サジット・ノヴァを除いてどれも星竜を持つので好きなスピリットを回収することが可能。
このデッキの中核である超星使徒コーディリアが制限入りしたことにより需要が高まっており、《神託》などでトラッシュに落ちた超星使徒コーディリアの回収や超星使徒コーディリアでは回収できないスピリットを回収できるメリットが存在する。
超星使徒コーディリアと超神星龍ジークヴルム・ノヴァXを同時に回収しそのまま召喚→《煌臨》の流れは非常に強力。
ただし、超星ではないことや、星竜の回収カードとしては回収枚数こそ劣るものの星竜を持つ煌星竜スピキュールドラゴンやサンピラー・ドラゴンが存在する為、投入する枚数は慎重に。

ソウルクランチ
配置時《神託》でトラッシュに置かれる際に回収可能な除去マジック。
無色化+2コアのリザーブ送りと普通に使っても強力だが、ヴィオレ魔ゐ -魔族side-のコアをボイドに置けば、コアの行き先をトラッシュに変更する事も出来る。
ノヴァドロー同様、超星を持つ事が何よりの長所。

フェーズチェンジ
 紫軽減を持つデルタバリア互換の防御マジック。
紫シンボルの【連鎖】でトラッシュのコスト8以上のスピリットを蘇生可能であり、コストは嵩むが超神星龍ジークヴルム・ノヴァXや滅神星龍ダークヴルム・ノヴァXを再召喚する為の手段としても使える。

オラクル VII オーバーチャリオット
 紫軽減を持つデルタバリア互換の防御マジック。
【ミラージュ】効果で相手の効果ダメージをシャットアウト出来る他、フラッシュ効果も防御手段としてはフェーズチェンジの上位互換となる。

絶甲氷盾、白晶防壁、零ノ障壁、氷刃血解／ミブロック・バラガン・オリジン
定番の防御札。
環境や好みによって選択したい。

デッキの動かし方†

序盤はゴッドシーカーや創界神ネクサスで手札や足場を揃えていく。
コストが揃い次第滅神星龍ダークヴルム・ノヴァXを召喚し、耐性を構えつつ超神星龍ジークヴルム・ノヴァXの召喚/《煌臨》を狙う。
両方が揃い次第耐性とライフバーンでとマジック封じでフィニッシュを狙う。
耐性とフラッシュを挟まないライフバーンにより、カウンターを狙うデッキや防御が除去によるデッキにはかなり強く出られる。
マジックによる防御なら、ヴィオレ魔ゐ -魔族side-の【神域】で無効化出来るのも強み。

弱点†

創界神ネクサスありきのデッキな為、創界神メタは特に苦手。
ある程度ゆっくり揃えていくデッキなのでキルターンが早いデッキもあまり得意ではないが、相手がまごついたらひっくり返せるポテンシャルはある。

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