【赤黄】†
攻撃を得意とする赤属性でその破壊力を遺憾無く発揮し、マジックやライフ回復を得意とする黄属性のトリッキーさで相手を攪乱するという構図のデッキタイプ。
星座編の時点でニジノコを筆頭とした色を変化させるスピリットや天角獣バイコーンなど赤と黄色の軽減シンボルを持つスピリットやブレイヴが多く登場しており、剣刃編では闇の黄のスピリットの多くが【連鎖】で参照するシンボルとして赤を指定するようになった。
このようにして火力とトリッキーさの両面で優れたカードが現れ始めたが、同時期の【連鎖】をルーツとするデッキのうち【紫白連鎖】、【赤緑連鎖】、【紫青連鎖】をはじめとした大多数が長い時を経た真・転醒編にも渡って強化がなされてきたのに対し、このデッキタイプへの明確な強化は長らく行われていない。
そのため、新旧のカードを組み合わせて現代の環境に立ち向かっていくことになるだろう。フェニル&フェニックスフェザーを採用して【プチフェニルグッドスタッフ】気味にするのも手。
剣刃編で登場した地竜と想獣が軸となるためそれらの系統サポートや【連鎖】サポートを組み込む。
契約スピリット†
- 相棒翼竜テラード
オラクルXX オーバージャッジメントを採用する際に必要となる一枚。召喚自体には2コスト1軽減かかるが、召喚時にコアを回収できるため召喚さえできれば事実上最低0コストで召喚が可能。
赤1色の自分のスピリットがBP比べで破壊した相手のコアをトラッシュに送ることも可能。
- [ずっと一緒に]トリックスター
ターンに1回、詩姫のアタック時に1ドローが可能なドローソース。自身も詩姫なので無理に詩姫寄りの構築にする必要はない。
Lv1のスピリットからブロックされず、アンブロッカブル要因としても活躍できる。
- ショコラ
黄の契約スピリット。こちらもまたドローソース。相手のBPを減少させる効果も持つ。
スピリット†
- カチカチダヌキ
コスト2の赤と黄のハイブリッド。同色の【スピリットソウル】も持ち、アルティメット軸で活躍する。
黄のスピリットでありながら赤アルティメットの召喚にも大いに貢献できるのは魅力。
- 百面相のフラットフェイスLT
全色軽減を持つコスト2の赤と黄のハイブリッド。Lvに応じて青以外のすべての色に変色でき、ニジノコのような使い方が可能。
グッドスタッフ型でも大型の素出しに重宝するかもしれない。
- ハイビスカスの妖精アオイ
自分の赤スピリットがいれば、コスト6以上のスピリットからブロックされなくなる。終盤で相手の意表を突くことが可能。
- コンボペルタ
黄シンボルで【連鎖】を発揮できる赤スピリット。【連鎖】効果でBP比べで相手のスピリットだけを破壊したときにライフを回復できる。
自身がBPパンプ効果を持っているため序盤のライフ稼ぎなどに。
- ハーピーガール
【聖命】を持ちながらもLv2以上のスピリットに対するアンブロッカブル効果を持ち、攻撃を通しやすい。
Lv1のスピリットは【連鎖】の効果で焼いてしまうとよい。
- 凶神獣カオス・ペガサロス(リバイバル前、リバイバル後)
キーカード。
リバイバル前はライフ回復と引き換えにしたライフ貫通が自分の【聖命】全体に及び、赤の【連鎖】でスピリットカードを回収する効果も持つ。フェニル&フェニックスフェザーを回収するなどすれば煌臨時効果を使い回すことができる。
リバイバル後はスピリットカード回収は【アクセル】の1度きりでライフ貫通効果も自身の効果にしか反応しないが、【混沌聖命】によりライフを削れなくとも自分のライフを増やせる。
- 戦棍竜メイシュノサウルス
BPパンプと指定アタックを持ち、BP比べで勝利すれば黄の【連鎖】で自分のライフを回復できる。
強引にアドバンテージを引き込む能力を持ったスピリット。水竜神ガルグイオスの効果の対象にもなれるためそちらと合わせて採用してみてもよい。
- 五賢龍帝トラヤヌス
赤と黄の龍帝。コストは重いが効果により5コストとして召喚可能。本来のコストを支払わなければ早期着地と指定アタックが可能なダブルシンボルのアタッカーといった感じではあるが、中盤から相手に圧力をかけていける。
アルティメット†
赤軽減持ちでコアブーストが可能なバーゴイルなどこのデッキに出張の余地がある優秀なカードが多く、採用も十分に検討できる。
- アルティメット・イーズナ
このデッキタイプを明確にサポートする珍しいアルティメット。自分の究極シンボルすべてを赤や黄にできるため、他のアルティメットと組み合わせて採用した際に相性が良い。
ブレイヴ†
- ぐるみパンダ
破壊時ライフ回復を付与するブレイヴ。相手に対し、合体スピリットの破壊へのプレッシャーを与えることができる。
- 天魔神
左合体中では相手のスピリット1体をBP-6000、右合体中では相手のスピリット1体を破壊し、破壊したときネクサス1つを破壊できる。
左→右のコンボで中型スピリットを倒すも良し、戦棍竜メイシュノサウルスや水竜神ガルグイオスのサポートに使うも良しの便利な一枚。
ネクサス†
- 朱に染まる薔薇園
赤と黄のシンボルを持つネクサス。このデッキの最重要ネクサスの1つと言えよう。
マジック†
- 覇王爆炎撃(リバイバル)
防御札として使用するほか、一角魔神で踏み倒すなどの使い方も可能。
- ライフドリーム
増やしたライフを糧にアンブロッカブルを付与するマジック。【聖命】系と相性が抜群。
デッキの動かし方†
多色として扱う、フィールドを離れにくい、条件付きでブロックされないなど優秀な小型が多く、それらを活用して場を組み立てていくことになる。三賢神や、バーゴイル+アルティメット・イーズナなどでコアと軽減を同時に確保するのも手。
凶神獣カオス・ペガサロス、水竜神ガルグイオス、アルティメット・サジット・アポロドラゴンなど強力なキーカード揃いなので、それらを早めに着地させていきたい。
各種サポート効果により赤・黄個別の強力なカードが出しやすくはあるが、近年はこのデッキタイプの強力なデザイナーズコンボが確立されておらず、単体のカードパワー頼りとなる。
そのため現環境でも安定して勝てるような強力な効果を自陣にばら撒くのは苦手。
デッキの派生系(個別ページをリンク)†
【赤黄ゴッド・ゼクス】
イチバンスピアー、ロクテンヘッドなど優秀な多色スピリットを採用した【ゴッド・ゼクス】寄りの型。
【超装甲】を持つイチバンスピアーが離れにくい赤軽減として機能するのが魅力。
関連リンク†
デッキ集