【白黄アンブロッカブル】†
白の耐性効果持ちにアンブロッカブルを付与し、確実にライフを奪うデッキタイプ。
色から【カレーデッキ】などとも呼ばれる。
白と黄は初期から友好色ながら軽減を共有するカードや連携できるカードが少なく、構築には工夫を要する。
デッキの変遷†
広範囲のアンブロッカブルを付与する天の城門を中心としたデッキタイプ。
多くの【転召】が採用されていたが、そのほとんどがインフレに追いつけていないのが現状である。
ワルキューレ・ミストでコントロールしてバタホルンと合体、【光芒】でネイチャーフォースと併せてマジックを使い回すデッキタイプ。
星座編後期に台頭したが、主要パーツであるインビジブルクロークやウィッグバインドの制限/禁止で登場当初程のパワーは失ってしまった。
ペガサスフラップと組み合わせて低いBPを補った連続攻撃を行うタイプとして存在していたが、ネイチャーフォースの禁止により現在はほぼ構築不可能となった。
【聖命ワルキューレ】†
ワルキューレ・ヒルドにブリキタイガーやオニユリンで【聖命】を付与。
ライフドリームでライフを削ることで回復したり、運命のルーレットなどと併せてライフを削りきるデッキタイプ。
クロック・リカオーや星鳥クージャと組み合わせた【戯狩】との混合型も存在。
【白黄ウル】†
広範囲な耐性とダブルシンボル、ライフドリームを受けられる氷雪の勇者皇ウルを中心に高打点で攻め込むデッキタイプ。
バーストやライフ数を条件としたアルティメットの登場により高打点が有利な環境となったこと、烈火伝環境以降のアルティメットの減少などから活躍を見せている。
ボードアドバンテージを損なわずに【転召】できる異魔神の登場も追い風。
当項ではこのデッキタイプを中心に扱う。
基本的には【白重】のように疲労ブロッカーなどの速攻対策を中心に、黄のドローやサポートマジックを採用する。
スピリット†
- 低コスト
超時空重力炉を同時採用する場合、自分も効果を受けるため採用枚数はよく検討したい。
- 機人ガラール
白と黄の架け橋となるスピリット。
軽減を持たずBPも低いため基本的にはギュウキが優先されるが、敢えて採用する場合は機人支援などで差別化したい。
- ギュウキ
白と黄の架け橋となるスピリットその2。
機人ガラールと比べるとこちらは軽減に恵まれている他、マジックとしても使い勝手が良く、超時空重力炉を同時採用する場合でも採用しやすい。
- 猫娘アニー
黄軽減確保要員。
バーストに頼らず、奇襲性が高い。
- ウル・ディーネ(リバイバル)
後攻の第1ターンからアタック時効果でコアブーストが可能で、ソウルコアが乗っていればあらゆる破壊に耐性を得るため積極的にアタックが可能。
氷雪の勇者皇ウルの【転召】のためにコアを多めに確保したいこのデッキでは優秀なコアブースト要員として働く。
- クイーン・ワルキューレ
色に関係ない幅広い耐性を持つ。
BPが低く合体なしには頼りないが、リバイバル版ならば回復効果も持ち、アンブロッカブルと組み合わせられれば強力。
- ワルキューレ・ミスト
コントロール効果と耐性を持ち、数で押すデッキには疲労ブロッカー以上の防御力を発揮することも。
- 氷雪の勇者皇ウル
広範囲な耐性/ダブルシンボルを持つこのデッキのキーカード。
カウンターを防ぐには十分な耐性だが、初期のカードゆえに防御時には簡単に突破されかねないため、考えなしの序盤からの召喚は避けたい。
【転召】のコアは異魔神から確保するとカード損失を避けやすく、中でも霊銀魔神は軽減も噛み合いアンブロッカブルを付与するため相性抜群。
- 巨獣皇スミドロード
そこそこのサイズを持ち、合体元としても便利な奇襲召喚持ち。
コストを支払っての召喚は苦になりやすく、紫煙獅子には弱い。
- 己械合神マンモ・イージス
コアブーストによるサポート、アンブロッカブルと相性のいい回復効果、紫に対しては類を見ない耐性を持つ。
- 天魔王ゴッド・ゼクス
バウンス以外の除去手段が乏しい弱点を補う耐性持ち。
逆に消滅後バーストを誘発しないよう注意。
アルティメット†
ブレイヴ†
- シンボルあり
- シユウ、霊銀魔神
アンブロッカブル付与ブレイヴ。
これらと耐性持ちの合体によるごり押しが基本戦法。
前者は回復効果やデッキ破壊メタと相性が悪いが、ライフ回復が便利。
後者はボードアドバンテージを損なわない【転召】元にもなれる。
- ヒメネコ
Lvに依存しないブロック制限。
アンブロッカブル対策にも引っかからないが、召喚したターンしかブロック制限は使えないと思ったほうがいい。
- 魔神姫
マジック回収要員。
白スピリットとの合体で防御マジックを繰り返し回収するだけでも十分に有用。
バウンス以外の除去手段も嬉しい。
こちらもボードアドバンテージを損なわない【転召】元になれる。
ネクサス・マジック†
- ネクサス
- 華黄の城門
メインとなるドローエンジン。
黄軽減元確保の意味合いも大きい。
- 超時空重力炉
速攻メタ兼重量スピリットの早期召喚要員。
味方も影響を受ける点に注意。
- 螺旋の塔
マジックメタ。
豊富なバーストメタと合わせて相手の防御手段を封じることが可能。
- 時刻む花時計、天の城門
広範囲のアンブロッカブルを付与するネクサス。
前者は付与範囲が、後者はアンブロッカブル対象が魅力だが、複数枚引いたときに困りやすいため、採用枚数はよく検討したい。
- 舞華ドロー
ドロー、除去、バトル支援と幅広く立ち回れる軽量マジック。
- ライフドリーム
黄のスピリットにアンブロッカブルを付与するキーマジック。
この効果のためにもライフ回復はしっかり行いたい。
デッキの動かし方†
超時空重力炉や各種疲労ブロッカーで速攻を防ぎつつ華黄の城門などで手札を整える。
氷雪の勇者皇ウルなどの耐性持ちスピリットに黄ブレイヴ+ライフドリームやシユウ、霊銀魔神を合体し、押し切って勝利を狙う。
どうしても初動が遅くなるため【忍風】などの極端な速攻に弱い。
採用する疲労ブロッカーによってブレイヴ、アルティメット、対象外の色に弱くなるため、ある程度環境を鑑みた調整が必要。
関連リンク†
デッキ集