【デストロイア】†
●目次
コラボブースター【東宝怪獣大決戦】で登場した名称:「デストロイア」を含むスピリットを主軸としたデッキ。
デッキに何枚でも入れることの出来るデストロイア(幼体)と、滅龍である「デストロイア」をトラッシュから展開するデストロイア(完全体)を主軸に据える形となる。
コラボブースター【怪獣王ノ咆哮】で登場した完全生命体デストロイアによって、コストの重いオキシジェン・デストロイヤーだけに頼らずともトラッシュからの回収及び展開が可能になった。
基本色である赤のカードの他、自分のスピリットを破壊したりトラッシュを利用する紫のカードも多く採用される。
その特異性から、他のデッキでは採用されないようなカードが採用候補に挙がることがあり、直接的な強化カードが登場せずともデッキの幅が広がるというバトスピの中でも非常に珍しいタイプのデッキとなっている。
スピリット†
- デストロイア(完全体)
コスト10の大型スピリット。
軽減こそ多いものの召喚コストは膨大であり、デストロイア(幼体)の効果で踏み倒す、トラッシュからスケープゴートで呼び出す、偽りの地下帝国でコストを変更するなどは必須。
あらゆる手段で破壊された際にトラッシュの「デストロイア」を好きなだけ召喚でき、自身のアタック時には相手の疲労状態スピリットを破壊して自身を破壊、破壊時効果による展開に繋げられる。
トラッシュと場に1枚ずつ存在すれば、耐性の無い相手を壊滅させつつライフを削れる。
コスト相応にBPが高く、ダブルシンボルでもあるので破壊時効果に頼らずともフィニッシャーとなれる。
バウンスには弱いため、何らかのリカバリー手段を用意しておこう。耐性を持った相手に備えて自発的に破壊できるカードも必要。
- コスモレッドドラゴン
ミラージュ効果で同名のカードを破棄してネクサス/創界神ネクサスを破壊できるカード。
トラッシュを肥やす都合上、自力で手札に戻ってくるこのカードは相性が良い。
大型のデストロイア2種は赤で破壊効果を持つためこのカードを回収できる。
特に完全生命体デストロイアは破壊効果の直前のデッキ破棄効果でトラッシュに置かれたこのカードも回収できるため、その後のフラッシュでネクサス破壊を行える。
- 赤の起源龍アマテラス
本来のコストを支払った時の召喚時に自身以外の自分のスピリット/アルティメットごと相手のスピリット/アルティメットを壊滅させる赤の大型スピリット。
この効果にうまくデストロイア(完全体)を巻き込むことができれば、がら空きの相手のフィールドに攻め込むことができる。
最大BPは50000と非常に高いが、維持コアが10個と多く、《封印》しないと完全耐性を発揮できないためブレイヴで対応する必要もあるし、赤か紫の《封印》持ちのスピリットで対応するしかない。
入手難易度が非常に高いXXレアだが、手に入れたならおまけ程度で投入するのも悪くはない。
- 鎧闘鬼ラショウ
召喚時にデッキを4枚破棄しつつ2ドローするスピリット。制限1。
ネクサス対策効果も持ち合わせており、単体でも非常に優秀。
- 丙の紫煙巨人
消滅/破壊後の【バースト】で疲労状態の相手スピリットやアルティメットを除去でき、バーストを破棄する効果にも強い。
召喚後も紫シンボルとして機能する。
- 白
- 天魔王ゴッド・ゼクス
デストロイア勢は赤と紫のシンボルを持っており、このスピリットもデストロイア勢で軽減も出き、自身の白シンボルで【六天連鎖】も発揮できる。
うまく発揮が出来れば、相手の回復を封じつつ、デストロイア勢の一斉攻撃で相手のライフを一気に破壊しやすく、デストロイア(完全体)とのコンボも決まりやすい。
アルティメット†
ブレイヴ†
主にアタックステップ中にトラッシュから展開する「デストロイア(完全体)」との相性は悪い。
メインステップに召喚する事が多い完全生命体デストロイアなら大抵のブレイヴを扱えるが、合体先が少ないデッキであることに代わりはないため吟味は必要。
- 騎士王蛇ペンドラゴン
赤と紫の軽減を持つため召喚しやすい。
リバイバル版はこのデッキが苦手なアルティメット相手のコアシュートも可能。
- 蝦魔神
コスト4以下と合体できる異魔神。軽減は青と黄だが、元々のコストが3のため召喚は容易い。
【右合体時】で2枚の手札交換が可能。
ネクサス†
- 古の魔王城
デッキの特性上フィールドにスピリットが並ぶため、キーカードであるデストロイア(完全体)にバウンス・疲労への疑似耐性を与えることが出来る。
ただし、スピリット/マジックの効果しか防ぐことが出来ないため、過信は禁物。
- 主無き古城(リバイバル版)
スタートステップに自分の手札が相手の枚数以下の時、Lv2効果でトラッシュのコスト3以下のスピリットを好きなだけコストを支払って召喚できる。
赤シンボルを1つ用意しておけばデストロイア(幼体)を展開してアタックなり軽減なりに利用可能。
- 茂上家の晩餐
自身のスピリット破壊をトリガーにネクサスを破壊できる。
デストロイア(幼体)やデストロイア(完全体)の効果、チャンプアタック/ブロックなど発動機会はかなり多い。
コストが低く、軽減も多いため気軽に配置できる点も優秀といえる。
Lv2効果は対象が相手のデッキに左右されるためオマケ程度で考えて良い。
- 天火烈刀斬、双光気弾(リバイバル)
相手のネクサスを破壊するマジック。
前者はソウルコアを支払えばダブルシンボルのスピリット/アルティメットを処理できる。
- サジッタフレイム(リバイバル)、エグゼフレイム
1枚でスピリットとネクサスの双方を破壊できるマジック。
各種トラッシュ封じスピリット/ネクサスを1枚で始末したい場合に有効。
前者は合体でBPが上がると対処が難しくなり、後者は軽減こそ多いもののコスト8と重い。
- スケープゴート
相手ターンにしか使えないが、トラッシュの紫スピリットをノーコスト召喚し、さらにバトル終了時に自動的に破壊までしてくれるマジック。
デストロイア(完全体)を蘇生することで、高いBPで相手スピリットを迎え撃った上で自壊する、あえてLv1で召喚してチャンプブロックし破壊効果を発動するなど、一気に展開を図れる。
また、完全生命体デストロイアを召喚する際にトラッシュの「デストロイア」を手札に戻すリカバリー手段としても使える。
デッキの動かし方†
デストロイア(幼体)を召喚しながらトラッシュを肥やし、デストロイア(完全体)をトラッシュに落としていく。
速攻を狙えるようならデストロイア(幼体)で勝負を決めてしまっても良いが、最終的には場とトラッシュにデストロイア(完全体)を1枚ずつ揃え、ループコンボでとどめを刺す。
超時空重力炉やパンゴンでデストロイア(幼体)の展開を止められると非常に危うい。
トラッシュからの回収・再展開が主軸であるため、トラッシュのカードを封じる巨顔石の森やシルフィードハスキーにも要注意。
ネクサスを除去できるカードは複数用意しておきたい。
トラッシュに「デストロイア」が溜まっている状態で辛速の勇者ソニックワスプ・Aの召喚時効果を受けると壊滅的な被害に遭ってしまう。
デッキの大半が貧弱な小型スピリットであるため事故率は高く、相手に積極的に除去されるとひとたまりもなくなる。
特に白のバウンスに関してはデストロイア(完全体)であっても耐性はほぼ見込めない。
関連リンク†
デッキ集
【赤速攻】
【滅龍】