【ゴッド・ゼクス】

概要

メガデッキ【魔王襲来】で登場した天魔王ゴッド・ゼクスを中心としたデッキ。

一般的には【紫白連鎖】などを足した3色で構成されるタイプと、天魔王ゴッド・ゼクス -終ノ型-をキースピリットとした6色デッキの二系統となる。
前者の3色のタイプは最終的には天魔王ゴッド・ゼクス及び天魔王ゴッド・ゼクス -ソウルドラゴンノ型-を召喚し、盤面を制圧するのが基本。
後者の4色以上はかつては構築が困難だったが、メガデッキ【魔王災誕】以後は現実的に狙いやすくなった。

スピリット/マジックへの耐性を持つが、アルティメットやネクサスへの耐性を持たないカードが多いのが弱点。

デッキの変遷

転醒編、真・転醒編

メガデッキ【魔王災誕】が登場。
6色・5色の【六天連鎖】の達成難易度が大幅に低下した他、青の比率が増えたことでストロングドローでデッキを掘り進む構築が開発され、環境トップクラスの速度と攻撃力を手に入れた。

しかし、転醒編後期に登場した6色メタの登場により、環境から急速に見かけることがなくなった。
一方その後、真・転醒編後期にオワリノ世界/天魔王ゴッド・ゼクス -焉ノ型-が予想外の活躍を見せたことから、制限入りすることとなった。

煌臨編・神煌臨編

煌臨》の登場でゲームスピードが加速。

更に、神煌臨編で天魔王ゴッド・ゼクスの耐性では対応できないブレイヴの【アクセル】、アルティメット創界神ネクサスによる除去効果も増加。
環境の一線からは退いている。

しかしその人気の高さもあって、天魔神皇ゴッド・ゼクス -神ノ型-という新規「ゴッド・ゼクス」や、ターンエンドだ虫けら。ターンエンドしろ大六天魔王といったサポートカードも追加され、より様々な構築が可能となっている。

十二神皇編期

十二神皇編 第1章では、6色のシンボルすべてを要求する【六天連鎖:6色】を持つ天魔王ゴッド・ゼクス -終ノ型-が登場。
このスピリットを組み込み、6色デッキ構築としたデッキが少数ながら存在。
天魔王ゴッド・ゼクス -終ノ型-天魔王ゴッド・ゼクス -破ノ型-などを採用する場合、他のデッキと違い入手が困難なXXレアのカードや、それらの【六天連鎖】を発揮させるための放浪者ロロ天魔王ゴッド・ゼクス -ロロノ型-のようなプロモーションカードを要求してくるため、構築以前にカード自体を集める難易度が非常に高いデッキとなっている。

ドリームブースター【炎と風の異魔神】の発売により炎魔神を組み入れた【炎魔神ゼクス】が登場。
【ゴッド・ゼクス】デッキとして、環境でよく見るタイプは(煌臨編期においても)もっぱらこちらのタイプとなる。

炎魔神の投入により、赤シンボルの確保が容易になったのが特徴。
ガーネットドラゴン己械獣士ブロッケイド・タイガーを召喚し序盤を有利に進め、炎魔神天魔王ゴッド・ゼクス天魔王ゴッド・ゼクス -ソウルドラゴンノ型-で盤面を制圧する。

アルティメット中心のデッキが烈火伝でのメタカード多数登場で衰退していたのもあり、強力な耐性と、炎魔神の高いボード・アドバンテージ確保力で、十二神皇編前期の環境のトップを担う。

後に、速度の速い【爪鳥】デッキや獄土の四魔卿マグナマイザーなどの登場により衰退。

ベースとなる【白紫】も参照のこと。

烈火伝期

メガデッキ【魔王襲来】の発売により登場。
同商品からして【白紫】のパーツが多く組み込まれており、デッキも【白紫】を基本としたもの。

戦国六武将ムドウ対策も兼ねて、牡羊星鎧アリエスブレイヴなども投入されていた。

構築

天魔王ゴッド・ゼクスの軽減色である//を中心として組んでいくため、【紫白連鎖】をベースに専用カードや他色のカードを加えていく構築が一番簡単。
とにかくドロー加速を行い天魔王ゴッド・ゼクスを召喚することを第一とするため、ドローカードはできるだけ多く詰め込む。

天魔王ゴッド・ゼクス及び天魔王ゴッド・ゼクス -ソウルドラゴンノ型-を主軸とする場合は上記3色で【六天連鎖】も十分満たせるが、4色以上の【六天連鎖】を採用する場合、達成するために他の色にもなれるスピリットを多数採用していく。
基本は/のスピリットで、はハイブリッドシンボルスピリットで、はブレイヴ、はネクサスでそれぞれ補っていくのが基本。

スピリット

アルティメット

ブレイヴ

ネクサス

創界神ネクサス

マジック

デッキの動かし方

序盤の基本的な動きは【紫白連鎖】と同じく、ボーン・ダイルなどからジャコウ・キャットなどを展開し1枚ずつドローしつつフィールドにシンボルを整えていく。
違うのは、イチバンスピアー天魔王ゴッド・ゼクスをいち早く手札に加え、フィールドに出して相手を制圧することにある。
他色になれるスピリットを展開しつつアタックを仕掛け、天魔王ゴッド・ゼクスの効果でコアシュートを行い除去していく。
同じくイチバンスピアーでコストを軽くして、相手のフィールドを壊滅させることのできる天魔王ゴッド・ゼクス -ソウルドラゴンノ型-でも可。

序盤で天魔王ゴッド・ゼクス -零ノ型-を召喚し、早期に天魔王ゴッド・ゼクス -終ノ型-のBPと耐性で押し切るという戦法も取れる。

余裕があれば天魔王ゴッド・ゼクス -破ノ型-を召喚し、オワリノセカイなどで揃えたシンボルを参照に効果破壊も行っていく。

弱点

キーカードの天魔王ゴッド・ゼクス及び天魔王ゴッド・ゼクス -破ノ型-が全色のスピリットなため、
装甲】を1色でも持っているスピリット/アルティメットに対し除去効果及び【六天連鎖】が効かないという致命的な弱点がある。
よってミラーマッチになった際は膠着状態が続くことになるため、シユウヒメネコなどのアンブロッカブル効果を持つブレイヴで補いたいところ。
さらに要塞都市ナウマンシティーなどの多色カードへのメタ効果も最大限受けてしまう。

また、スピリットとマジックに対し耐性のある天魔王ゴッド・ゼクスは当然ながらアルティメットに対しては効果への耐性が無く、バトルにおけるBPでも太刀打ちできない場合が多い。
コアシュート効果で除去できるとはいえ、相手のターンで召喚されてそのまま効果で破壊されては立て直すのに苦労する。
対アルティメットを想定するなら、牡羊星鎧アリエスブレイヴでアルティメットを疲労状態で召喚させ、その間にコアシュート効果で除去するか【六天連鎖】で縛り付けるなどの対策が必要。

デッキとしては【紫白連鎖】同様に、スピリット/ブレイヴの召喚時効果やネクサスの配置時効果でドローを行うため、それらを全て封じる軍港都市オステアなどを張られると一気に止まってしまう。
ネガ・テュポーンの効果も使えなくなるため、ネクサス破壊マジックを多く積むか、機巧獣ヨロイファントで除去するなど予め対策を練っておきたい。

デッキの派生系

【ゴッド・ゼクスアリエス】

【ゴッド・ゼクス -終ノ型-】

【炎魔神ゴッド・ゼクス】

参考レシピ

関連リンク

デッキ集



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Last-modified: 2024-04-04 (木) 00:33:40