『新異界見聞録』 †
著者はアレックス。
煌臨編での放浪者ロロを探す冒険と虚無の軍団との戦いがつづられている。
- 前文 SD37-004 ロイヤルタイガーキッド [赤]
- 天変地異――そうとしか表現しようのない出来事だった。
これ以降の一時期は『大崩壊時代』と呼ばれ、
長くスピリットたちの記憶に刻まれることとなった。
―『新異界見聞録』前文より―
- 序節 SD37-006 ルビークロージャガー [赤]
- 文字通り天と地が引き裂かれた。
世界は六つに分断されてしまったのだ。
―『新異界見聞録』序節より―
- 序節 SD38-004 グラスワロー [緑]
- 一昔よりも果てしなく遠い昔、世界は6つに分かれていた。
世界がひとつになったのは、歴史すべての流れの中では
ほんの最近のことに過ぎない。
―『新異界見聞録』序節より―
- 第1部 赤の章 BS40-005 アサシンベアキャット [赤]
- 『大崩壊時代』の特徴といえば、世界が6つに分かれた
ことだが、それ以外にもまとまりある国家が崩壊し、
時代が巻き戻ったかのように原始的な争いが始まったのも
大きな変化といえるだろう。
―『新異界見聞録』第1部 赤の章より―
- 第1部 赤の章 BS40-012 デスツインズ [紫]
- 現在は赤の世界になったとはいえ、元はひとつの世界。
大崩壊当時、赤の世界を訪れていたよそのスピリットたちは
自分の世界に帰ることができず、取り残されている者も多かった。
―『新異界見聞録』第1部 赤の章より―
- 第1部 赤の章 BS40-014 イビルチャーチマン [紫]
- 大崩壊直後に赤の世界で起きた地竜と呪鬼による騒乱。
『第1次赤乱』は、探索者らの活躍により平定された。
護衛の一人が煌臨させし煌龍皇の力が大きかったという。
―『新異界見聞録』第1部 赤の章より―
- 第1部 赤の章 BS40-016 ヒャクメボア [紫]
- 『第1次赤乱』をおさめた探索者たちは、鳥の羽に導かれ、
別の世界へとつながる門へと向かった。
―『新異界見聞録』第1部 赤の章より―
- 第1部 赤の章 BS40-024 マスクドフウキン [緑]
- 鳥たちに導かれて、探索者アレックスは、赤き『起源の輝石』へ
たどりついた。そこには輝石の英雄とその従者たちが
待ち構えていたのだ。彼に重大な使命を渡すために……。
―『新異界見聞録』第1部 赤の章より―
- 第1部 緑の章 BS40-025 勇輝コブノハシ [緑]
- 赤の世界の門を突破し、到着したのは緑の世界だった。
彼らはそこで大切なことに気づくことになる。
―『新異界見聞録』第1部 緑の章より―
- 第1部 緑の章 BS40-055 ファランクス巨人部隊 [青]
- 緑の世界には青の海洋王国出身の人型スピリットたちが
多数取り残されていた。環境の激変についていけず、
彼らは自国に帰るべく、輝石の英雄にすがりついた。
―『新異界見聞録』第1部 緑の章より―
- 第1部 緑の章 BS40-058 チェーンド・ボア [青]
- 大跳躍で輝石の英雄のもとにたどり着いた護衛の一人は、
その場で双剣の皇をさらに煌臨させたのだ。巨人たちとの対決に備えて。
―『新異界見聞録』第1部 緑の章より―
- 第1部 緑の章 BS40-059 大地の巨人スタンレー [青]
- 「起源の輝石」の英雄は石を守り煌臨の力を導く。
他の世界にもその力は波及するが、世界をつなぐ門は
管轄外だ。しかし、巨人たちはその説明を信用しなかった。
―『新異界見聞録』第1部 緑の章より―
- 第1部 白の章 BS40-037 勇輝メカスマニアデビル [白]
- 緑の世界では、伝説の救世主につながるヒントは得られなかった。
アレックスは門を探し、次の世界へと足を踏み入れた。
そこは、時が止まったかのような白銀の世界だった。
―『新異界見聞録』第1部 白の章より―
- 第1部 白の章 BS40-044 天使キューリン [黄]
- 白の世界に取り残された天使たちは、大崩壊による重力の増加に
ついていけず、身動きがとれなくなっていた。煌臨すれば、
多少なりとも動けるようになる……その方法を教えるため、
アレックスたちはわがままな天使たちを白の「起源の輝石」のもとへ
導くことになったのだった。
―『新異界見聞録』第1部 白の章より―
- 第1部 白の章 BS40-050 果物人スター・ルーツ [黄]
- 一緒に行動することになった皇帝は、伝説の同行者を知っているという。
最大の手がかりをつかみ、次に目指すは黄の世界と決まった。
―『新異界見聞録』第1部 白の章より―
- 第1部 終 BS40-048 天使レムリエル [黄]
- 世界の異変を救えぬまま、アレックスたちは白の世界を後にする。
しかし、新たな敵の登場により、探索から闘争へと、
旅の質が大きく変わってしまうことを、まだ彼らは知らない。
―『新異界見聞録』第1部 終―
- 第2部 紫の章 BS41-015 勇輝ヘルソーサラー [紫]
- 瘴気立ち込める紫の世界では、それを糧とする者たちが、
その支配力を高め、それ以外の者を排除しようとしていた。
アレックスたちとて例外ではなく、よそ者を排除しようと動きだしたのだ。
―『新異界見聞録』第2部 紫の章より―
- 第2部 紫の章 BS41-017 トゥーバイトスネーク [紫]
- 驚くべきことに、蛇族たちはアレックスの到来を予期して、
鼻先に刃を持つ小さな蛇を案内役に仕立て、十月騎神の下に配していたのだ。
かくして、アレックスたちは黒龍神と呼ばれる蛇族の長から、
重大な知識を授かることになったのである。
―『新異界見聞録』第2部 紫の章より―
- 第2部 紫の章 BS41-028 勇輝鳥カスミライチョウ [緑]
- 呪鬼たちの監視の目からアレックスたちを隠してくれたのは、
紫の世界で同じく逃げ回っていた鳥たちだった。
彼らは瘴気の薄い日を選び、高空をゆくことで、アレックスたちを
十月騎神のもとへと送り届けてくれたのだ。
―『新異界見聞録』第2部 紫の章より―
- 第2部 紫の章 BS41-RV005 用心棒アントマン [緑]
- 鳥たちは警戒され、蛇族の下からの脱出に協力するのは無理だった。
かわりに導いてくれたのは、呪鬼に下ったと思われていた殻人たちだった。
―『新異界見聞録』第2部 紫の章より―
- 第2部 黄の章 BS41-001 恐龍同盟 マノブロウサウルス [赤]
- 門をくぐった先にあった黄の世界は、一面の砂漠だった。
ペンギンの王と同行していたことで想像していたのは
のどかな光景だったが、期待は見事に裏切られた。
天使たちと地竜たちの血みどろの戦いが繰り広げられていたのだ。
―『新異界見聞録』第2部 黄の章より―
- 第2部 黄の章 BS41-007 恐龍同盟 鉄面のダスプレトン [赤]
- 『第2次赤乱』と呼ばれる戦いは、黄の世界で繰り広げられることとなった。
―『新異界見聞録』第2部 黄の章より―
- 第2部 黄の章 BS41-050 天使リリエル [黄]
- 天使・星竜連合軍対地竜による『第2次赤乱』も、地竜たちの
敗北に終わった。しかし、歴史が記す通り、地竜たちの野望は
ここで完全に潰えたわけではなかったのである。
―『新異界見聞録』第2部 黄の章より―
- 第2部 黄の章 BS41-051 果物人レモネード [黄]
- トリックスターは救世主ロロの復活方法を知らなかった。
しかし、ロロの言葉を覚えていた。紫の蛇族なら、
いろいろなことを知っているはずだと……。
アレックスたちの次の目的地が決まった。
―『新異界見聞録』第2部 黄の章より―
- 第2部 黄の章 BS41-052 バランスのハネジーマウス [黄]
- おともにネズミを従えたトリックスターは、伝説の救世主のことを
記憶していた。伝説は真実だったのだ。
―『新異界見聞録』第2部 黄の章より―
- 第2部 青の章 BS41-004 サーバルランナー [赤]
- 海賊を中心にした必死の抵抗。しかし、虚神たちはさらに強大だった。
だが、海賊だけではなかった。皇獣をはじめ他の世界の住人たちも
すべてが戦いに加わってきたのだ。
―『新異界見聞録』第2部 青の章より―
- 第2部 青の章 BS41-024 アルファードン [緑]
- 蒼きジークフリード、海賊たち、赤や白、紫の援軍たち……。
すべての力を結集しても虚神たちの勢いを抑えきることはできない。
しかし、奇跡は起こった。アレックスの祈りが次元の扉を開き、
緑の獣たちとともに、八月皇帝アウグスターを決戦の地に呼び寄せたのだ。
―『新異界見聞録』第2部 青の章より―
- 第2部 青の章 BS41-036 AN-SO2 [白]
- 白の護衛はアレックスの盾となり、虚神の攻撃を7度受け止めた。
アレックスを守ろうと機械のスピリットたちが集まって来たのと
入れ替わるように、彼はその場にくずおれた。
手足がちぎれた無残な姿と対照的に、アレックスはまったくの無傷。
彼は主人を守るという使命を完璧に成し遂げたのだった。
―『新異界見聞録』第2部 青の章より―
- 第2部 青の章 BS41-037 アードワークス [白]
- 虚無の軍団はいったん手を引いた。紫、緑、青の虚神を葬ったものの、
海賊軍は団長を失い半壊、救援にかけつけた主だったスピリットも
いなくなってしまった。何より、白の護衛を失ったことが、
アレックスにはとりわけ大きかった。
―『新異界見聞録』第2部 青の章より―
- 第2部 青の章 BS41-060 龍皇海賊団 船員コバーン [青]
- あまりに巨大で、想像を絶する禍々しさをそなえた6体のスピリットが
次々と煌臨したのだ。島が吹き飛んだのは、その余波のためだった。
6体の名は虚神。狙うのはアレックスの命。
―『新異界見聞録』第2部 青の章より―
- 第2部 青の章 BS41-061 龍皇海賊団 音楽家のオナガ [青]
- アレックスたちももはやこれまでかと思われたその時、
彼らの元に駆け付ける一団があった。
それは、九月聖者ムーン・ジェナーロを連れた、海賊たちであった。
―『新異界見聞録』第2部 青の章より―
- 第2部 青の章 BS41-065 勇輝重装歩兵 [青]
- 青の世界にきて間もなくのことだった。
アレックスたちの前に紫の一団が立ちふさがった。
何者かを確認する間もなく、とてつもないことが起きた。
周囲の島々が吹き飛んだのだ。そこにいたスピリットたちもろとも。
―『新異界見聞録』第2部 青の章より―
- 第2部 終 BS41-038 アグレッサー・セロウ [白]
- 虚神の襲撃は完全な成功とはならなかったものの、
同行者の遺物探しを断念させるには十分だった。
護衛が減った状態で、再び襲撃を受けたりしたら……。
アレックスは白の世界に引き返すことにした。
その胸に、大いなる決意を秘めて……。
―『新異界見聞録』第2部 終―
- 第3部 赤の章 BS42-007 煌星竜スピキュールドラゴン [赤]
- アレックスたちが駆け付けた時には、すでに戦端は開かれていた。
―『新異界見聞録』第3部 赤の章より―
- 第3部 赤の章 BS42-037 槍機士フンディング [白]
- 恐龍同盟も黙ってはいなかった。青の世界を滅茶苦茶にした、
あの虚神の軍団を呼び出し、味方につけたのだ。
恐龍同盟が虚無の勢力とつながっていることが白日の下にさらされたのだ。
―『新異界見聞録』第3部 赤の章より―
- 第3部 赤の章 BS42-038 秩序軍E-N09 [白]
- 秩序軍は白の世界において緑の世界の難民を受け入れる
体制を整えていた。それは、緑だけではなく、他の世界で
同様なことが起こることも想定した大規模なものだった。
―『新異界見聞録』第3部 赤の章より―
- 第3部 赤の章 BS42-047 不思議王国ホワイ?ラビット [黄]
- アレックスたちの有利を引っ繰り返したのは、黄のジークフリード率いる
不思議王国民だった。そう、あのジークフリードが虚無側についたのだ。
―『新異界見聞録』第3部 赤の章より―
- 第3部 赤の章 BS42-049 不思議王国トランプの兵隊 [黄]
- 虚神に対抗するために、アレックスたちは赤、緑、青、そして
アレックス自らも白のジークフリードを煌臨させて戦っていた。
黄のジークフリードに対する隙はない。矢面に立ったのは秩序軍だった。
―『新異界見聞録』第3部 赤の章より―
- 第3部 赤の章 BS42-057 不思議王国トランプ・グリフォン [黄]
- 秩序軍司令官は決断を下す。それは撤退だった。
戦いに勝っても世界が滅んでは意味がない。戦闘の圧力が高すぎたのだ。
秩序軍は世界を守るために、敗戦を選択したのだ。
―『新異界見聞録』第3部 赤の章より―
- 第3部 紫の章 BS42-002 恐龍同盟ドロマエオー [赤]
- 星竜たちは多大な犠牲を払った。それでも彼らは怯まなかった。
後退しながらも一隊で戦線を引き受けていた星竜のもとに、
海賊団と蛇族を率いたアレックスたちが、やや遅れて秩序軍本体も合流。
戦況は一気にひっくり返るかに思われた。
……しかし、そううまくいかなかったのである。
―『新異界見聞録』第3部 紫の章より―
- 第3部 紫の章 BS42-014 傀儡兵 [紫]
- 一度逃げた虚無の軍勢が再び攻めてこないとも限らない。
魔界七将たちに紫の世界を任せ、智の伝承者たちを新たに迎えた
アレックスは決戦の地、赤の世界へと向かったのだった。
―『新異界見聞録』第3部 紫の章より―
- 第3部 紫の章 BS42-016 紫骸旅団ゾンビドラゴン [紫]
- 虚無の軍勢にも輝石の力を宿す者、『闇輝石六将』がいた。
緑の世界はそのために滅ぼされたのだ。赤の世界での大決戦を
隠れ蓑に、紫の世界も狙われていたのだ。
―『新異界見聞録』第3部 紫の章より―
- 第3部 紫の章 BS42-026 紫骸旅団 白竜エニグマドラゴン [紫]
- 虚無の軍勢の撤退は早かった。
アレックスたちの加勢をみて、すぐに逃げ去ったのだ。
―『新異界見聞録』第3部 紫の章より―
- 第3部 紫の章 BS42-027 王獣一族タケノコドコド [緑]
- 青の世界には緑の世界から来た避難民であふれていた。
この世界の真の敵が、最初に狙ったのは緑の世界。
すべての力は裏の輝石に吸収され、文字通り消滅したのだ。
―『新異界見聞録』第3部 紫の章―
- 第3部 紫の章 BS42-028 百刀衆 風来のベニカミ [緑]
- 緑の世界から切り離された、もうひとつの緑の地。
それは「忍の里」と呼ばれていた。
―『新異界見聞録』第3部 紫の章より―
- 第3部 白の章 SD39-001 SD0-L9 [白]
- 護衛の1人を失い、白の力を引き出せなくなったアレックスたちは、
再び白の世界へと向かった。白の輝石の守護者から、煌臨の力を
授かるために。
―『新異界見聞録』第3部 白の章より―
- 第3部 白の章 SD39-004 愛国の機士パトリオート [白]
- 白のジークフリードは、秩序軍にとって最高の切り札である。
ジークが動けば、秩序軍も行動をともにする。
だからこそ、彼らに認められなければ、ジークの煌臨は許されなかった。
―『新異界見聞録』第3部 白の章より―
- 第3部 黄の章 BS42-058 不思議王国バンダースナッチ [黄]
- 退いた全軍が向かったのは黄の世界。しかし、骨休めする猶予はない。
恐龍同盟と虚無の軍勢は瓦解寸前まで痛めつけたが、
敵には闇の輝石を操る軍団と不思議王国が残されているのだ。
―『新異界見聞録』第3部 黄の章より―
- 第3部 青の章 BS42-063 龍皇海賊団 航海士のラブ [青]
- 秩序軍司令官の命を受け、アレックスはいったん隊を離れた。
ロロ復活の支援のため、青の海賊と紫の伝承者に協力を仰ぐためだ。
まず向かったのは、青の世界だった。
―『新異界見聞録』第3部 青の章より―
- 第3部 青の章 BS42-068 三つ首海賊団ピットブル [青]
- 十二月終神の元にいたもうひとつの海賊団。
なんと彼らは探し求めていた聖遺物のひとつを所持していたのだ。
―『新異界見聞録』第3部 青の章より―
関連 †
『新異界見聞録』名所千選
背景世界