【メフィストループ】†
聖魔皇メフィスト・フェレスはアタック時効果でデッキ上4枚の【バースト】効果を発揮できる。
導化姫ブラックスター等でデッキトップを操作する事で意図的に狙った【バースト】効果を発揮させ、使用したバーストカードを神閃月下で戻すことでループを起こすデッキ。
基本的な勝ち筋は退魔絶刀角のバースト効果によるデッキアウトになる。
一度フラッシュタイミングに入ればそのバトル中にループが起こりそのままデッキアウトになる強力なコンボデッキである。
ループ中に除去カードやメロディアスハープを好きなだけ使えるので場で効果を発揮するタイプのデッキ破棄対策カードが意味を成さないのも特徴。
一度マジックを発動した場合、相手にフラッシュ確認をいちいち行わなくてはならないのでループにある程度時間のかかるデッキでもある。
聖魔皇メフィスト・フェレスと神閃月下及びドローカードが主要パーツ。
残りの枠を防御・時間稼ぎ用のパーツで埋めることになる。
ソリティア系のデッキなので、スピリットの比率が低く、マジックの比率が高くなる傾向にある。
スピリット†
- ペンタン
ネイチャーフォースが禁止カードとなったことに伴いコアの補充が不可能となった。
そのため、軽減シンボルを付与してマジックをノーコスト化することでループを維持する。
- 選ばれし探索者アレックス
定番防御カード。
この構築の場合はバースト効果もシンボル確保も重要。
トラッシュでは一切の効果を受けないため、神閃月下の対象にならない点に注意。
- 放浪者ロロ
様々な色のマジックを投入するため、その軽減シンボルを稼ぐ。
相手の効果を受けないのである程度はブロッカーとしても使用できる。
- 天使ヘルヴィム(リバイバル)
【バースト】で召喚可能な戦線維持要因かつ召喚時効果でデッキ圧縮が狙える。
ノーコストでカードを手札に加えつつデッキ圧縮を行えるのは貴重。
- 導化姫ブラックスター
ループを最初に起動する際に神閃月下をデッキトップに戻すことで準備を行う。
また、軽減シンボルの色を黄に変更することで黄以外のマジックのコスト消費を抑えられる。
ブレイヴ†
このデッキではほぼ不要。
ネクサス・マジック†
- 星宿の障壁
序盤のスピリットを止めることができ、ライフ回復も可能である。
- 星空の冠
軽減シンボル兼ドローカード。
併せてコスト2以下のスピリットを採用する必要はない。
- 神閃月下
このデッキのキーカードその2。
1枚目の【バースト】効果発揮で2枚目のこのカードをデッキに戻し、次のバースト発揮へつなげる事で無限ループを引き起こす。
- ネイチャーフォース
ループ起動にはマジック発動が必要なため、そのコスト確保に使用されていた。
2015年4月1日付で禁止カードとなっている。
- マジックブック
マジック比率が多いので大量ドローが見込める。
ループで使用したいマジックをオープンしないように注意。
デッキの動かし方†
ループ起動までの手順は以下の通り。
- デッキの残り枚数が聖魔皇メフィスト・フェレスの効果発揮(手札のマジック次第では1回の発揮でなくてよい)で0にできる枚数までドローや手札交換でデッキを減らす。
- 導化姫ブラックスターまたは魂のリフレインで神閃月下をデッキトップに置く。デッキの残りに神閃月下があるならこの作業は不要な事もある。
- 聖魔皇メフィスト・フェレスを召喚し、アタック。
- 適当なマジックを使い、その後聖魔皇メフィスト・フェレスの効果でデッキの神閃月下をオープン。
- 神閃月下のバースト効果で、もう1枚の神閃月下と発揮したいバースト持ちカードがデッキ上4枚以内に収まるようデッキにカードを戻す。
- 4に戻る。
ペンタンなどで軽減シンボルを増やしマジックをノーコスト化することでコストを払わずにバーストを使用し続けることができる。
オープンする4枚の中に退魔絶刀角を入れる事で1ループ毎に相手のデッキを5枚破棄し勝利を目指す。
【姫ループ】と違い、デッキをある程度減らすまでドローループを起動できない。
そのため、多少ループ起動が遅いのでその間にライフを狙えば良い。
トラッシュからの回収を封じるカードならばループの起動を抑え込める。
また、聖魔皇メフィスト・フェレスはアタックを介さないと効果の発揮ができないのでフラッシュタイミングで先に除去マジックを使うかアタック後バーストの光速三段突で対処が可能である。
デッキの派生系†
【メフィストループ】は自分のデッキを削らないと起動できないことから【姫ループ】のギミックを利用してデッキを掘り下げるデッキ。
同じ黄のループ系デッキである事からカードを共有しやすく、単独での勝ち筋を持ちにくい【姫ループ】の欠点を補っているともいえる。
参考:【姫ループ】
関連リンク†