青のスピリット戦闘獣ライノ・セーラスに大量のコアを乗せ破壊することで相手のデッキ破棄を狙うデッキ。
相手のライフではなくデッキ破棄を目的とする為、一切攻撃せず自分残りライフ1でも逆転が可能である。
『このスピリットの破壊時』でコアブーストが行えるスピリットの効果でコアを増加し、このスピリットにできるだけコアを乗せライフチャージやデッドリィバランスで自滅してデッキ破棄を狙う。
以前は漆黒鳥ヤタグロスとライフチェインのコンボがすさまじく大天使ヴァリエルの回収効果とのコンボでわずか10数個のコアが1ターンで100個を超えることすらざらであった。
しかしキーカードであるライフチェインが伝説カードに、大天使ヴァリエルが究極カード(1)となったため一撃必殺のコンボデッキとしての構築はほぼ不可能となった。
その後、調整版のライフチャージや【バースト】の登場による遅延性能の上昇などで以前とは形を変えつつもデッキ構築自体は可能となった。
現在では巨人猟兵オライオンや鉄の覇王サイゴード・ゴレム等のもっと効率の良いデッキ破壊スピリットが登場しており、わざわざこのデッキ組む必要はなくなってきている。
コアブースト効果を持つ緑、デッキ破壊を行う青を中心に自壊効果やドロー補助のために紫のカードがタッチされる。
また、バウンスによってループを行う場合は白のカードも採用される事がある。
序盤はミストウィゼルにライフチェインを打つなど、ひたすらドローとコアブーストを行う。
ライフチェインはあとで大天使ヴァリエルで墓地から複数枚回収できるため、
手札に来たら積極的にキャストしてきたい。
コアがふえてきたら大天使ヴァリエルの効果で墓地からライフチェインやストームドローなどの緑のマジックカードを大量に回収する。
まとめて手札にきたライフチェインやストームドローでさらに手札とコアを爆発的に増やしていく。
その過程で自壊効果を持つカードと戦闘獣ライノ・セーラスを集める。
中盤に漆黒鳥ヤタグロスにありったけのコアを乗せて破壊する事で爆発的にコアを増加させる。
最後に、相手の残りデッキ枚数以上のコアを乗せた戦闘獣ライノ・セーラスを破壊する事で勝利する。
1度の破壊でデッキアウトが望めなくともイビルグライダーがあれば2度3度の破壊時効果発揮が行えるので乗せるコアは20個ほどでも十分な破壊力を発揮する。
デッキ破壊以外での勝ち筋を持たないためデッキ破棄を阻止するカードによって簡単に止まってしまうため、他のフィニッシャーを用意しておくべき。
その場合、大量のコアブースト手段から他色やコアを大量に消費するカードも使用しやすい。
コンボの起点にはコアブーストが必須となるためコアブーストを制限するカードは天敵となる。
コアの数に依存するため、幻羅星龍ガイ・アスラやヘッジボルグの【合体時】効果で大量に乗ったコアを全てボイド送りにされたりするとその時点で敗北が決定してしまう。
コアを乗せたスピリットはなるべく自分のターン中に破壊できるようなプレイング、構築をするべきだろう。
身代之術のソウルコアを支払った場合の効果を使用した型。
星霊杖スピカの効果によりトラッシュのライフチャージをオープン、その後戦闘獣ライノ・セーラスに合体させる。
その合体スピリットをライフチャージで破壊すると身代之術の効果でブレイヴとともに手札に戻すことができるため、コアの確保さえできれば延々とデッキ破壊を続けることができる。