テキストのルールと発揮、使用、発動の概念について

●目次

可能な限り実行する

効果が発揮されるとき、その場の状況がどうであれ、効果に書かれたできる限りのことを実行する。
フィールドに効果を受ける対象がひとつも存在しなくても、カード効果は使用/発揮できる。(空打ち)

効果の対象

効果により複数の対象を選ぶ場合、その対象の数に満たないときにも可能な限り対象を選んで効果を適用する。

対象の選択

カードの効果で対象を選ぶのは基本的に効果の発揮前である。
ただし、効果の発揮中に対象を取る効果もある。

「~する」記述を持つ効果

効果を発揮するとき、必ず発揮させなければならない。(強制効果)
効果の発揮時に対象を選ぶ必要がある場合、可能な限り対象を選ぶ。

「~できる」記述を持つ効果

効果を発揮するとき、発揮させるかさせないかを選ぶことができる。(任意効果)
選ぶのは解決直前(誘発した効果の順番を決めてからその効果の解決の順番が回ってきたとき)である。
このとき、発揮させないことを選んだら、効果が発揮されなかったものとして扱われる。

「~することで、~する」記述を持つ効果

「~する」「~できる」記述の効果と違い、「~することで」と「~する」それぞれの対象選択・条件チェックを同時に行い、どちらか一方でも対象の数に満たないなど、完全に効果の適用ができない場合は発揮することができない。
また、「~できる」記述を持つ効果と同様、任意で効果の発揮の有無を選択できる。

「~する/できる。そうしたとき、~する」記述を持つ効果

「~する/できる」部分が解決されたとき、発揮される効果。
「~することで、~する」と異なり、「そうしたとき」の効果が解決できることはその前の部分を解決する条件にならない。
また、Lvが下がることで「そうしたとき」の効果が発揮されない場合がある。

「そうしたとき」の前の効果が「~し、~する」「~することで~する」の場合、効果全体を解決する必要がある。

「○○するとき、△△しなければ、○○できない」記述を持つ効果

「~する」「~できる」等のすべての効果の記述よりも優先される。
△△するかどうかは選べ、しない場合、○○できなくなる。カードを召喚する効果の場合、カードの持ち主が選ぶ。

「~できない」記述を持つ効果

「~しなければ~できない」「~する」「~できる」等のすべての効果の記述よりも優先される。

「効果を受けない」記述を持つ効果

「~できない」「発揮しない」よりも、「常時・このターンの間・特定のステップで“継続して”効果を受けない」や【装甲】などの耐性効果が必ず優先され、即座に発揮される。
例え相手の効果で「効果は発揮しない」状態になっているスピリットだとしても、Lvアップやアタック時効果で「効果を受けない」効果を得た場合、後だし先出しに関わらず効果を受けなくなる。
ただし、「効果を受けない」効果では、「防げない」効果は受けてしまう裁定となっている。

「防げない」記述を持つ効果

「効果を受けない」や「できない」効果よりも優先される、「効果の解決を防がれない」効果。

「お互いの~」と「お互い、~」の違い

カードテキストに「お互いの」と書かれている場合、効果を使用したプレイヤーがすべての対象を選ぶ。
カードテキストに「お互い、」と書かれている場合、各プレイヤーが自分の対象を選ぶ。

「残ったカード」と「それ以外」「他のカード」

手札を増やせない効果の発揮中にデッキからオープンされた対象カードを手札に加える強制効果が発揮した場合、続く記述によって対象カードの行き先が変わる。

発揮(誘発/解決)、使用、発動

カードに書かれた効果を適用するとき、それはそのカードが〝効果を発揮する〟と表現される。
効果の発揮は、〝誘発〟(『このスピリットのアタック時』「~したとき」等)して〝解決〟(「~する」「~できる」等)されるまでのひとまとまりを示し、誘発、または解決がない効果も存在する。
(参考:常在型効果等)

マジックカードを手札/デッキ/トラッシュ/オープンされた状態から、【アクセル】/【チェンジ】を手札から宣言し効果を適用しようとするとき、それは〝マジック /【アクセル】/【チェンジ】(の効果)の使用〟と表現される。〝マジック /【アクセル】/【チェンジ】の効果を使う〟こともこれに含まれる。
マジック /【アクセル】/【チェンジ】の使用は、宣言を行ってから、その効果を発揮させ終わるまでのことを示す。

バースト】としてセットされたカードが【バースト】条件を満たして【バースト】効果を適用するとき、それは〝発動〟と表現される。
その後、実際に発動した【バースト】の効果を適用する際に、〝効果を発揮する〟ことになる。
条件を満たしてから発動の宣言を行い、実際に効果を発揮させるまでを発動と呼ぶこともある。
発動宣言から発動直前までに満たした条件が不適正となった場合、【バースト】は発動せずに伏せた状態に戻る。

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Last-modified: 2023-05-13 (土) 08:07:49