【増食】
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*【増食】 [#c0d6027e] ●目次 #contents **概要 [#i28aec4e] [[十二神皇編 第1章]]より登場した新効果【[[増食]]】を軸としたデッキ。 [[【漂精】]]デッキのメインタイプであり、多くの[[「ペンタン」>名称:「ペンタン」を含むカード]]も所属するため[[【ペンタン】]]との複合デッキとしても構築が可能。 当初は数が少なく扱いづらかったが徐々にサポートが増え、[[バトスピ エクストリームゲーム]]をはじめ、大会などで結果を残している。 [[バトスピ エクストリームゲーム]]のミニ企画で、仮面女子の[[月野もあ]]VS楠木まゆ戦で、月野もあを5連勝でストップさせたデッキでもある。 しかし、[[【ハヌマーリン】]]([[【申増食】>#saru]])共々、一方的にコアブーストしてソリティアプレイする要素が強く、上記のように黄色デッキの展開の早さと安定度が目立つ結果になってしまったため、2017/9/1より重要なパーツである[[申の十二神皇ハヌマーリン]]、[[果物女王マンゴスティナ]]、[[庚の猿王ヴァーリン]]が[[制限カード〈1〉>禁止・制限カードリスト]]に指定され、ゲーム環境トップから退いた。 ***3on3バトルにおける【増食】の立ち位置 [#g4246f33] [[バトスピ エクストリームゲーム]]や[[バトスピチャンピオンシップ2017-3on3-]]においては、3人で組んだチーム内のデッキには同じカードは3人合計で3枚までしか投入できないというルールがある。(制限カードは1枚まで) そのため、各チームメイトが相談してデッキの内容が被らないようにする必要がある。 しかしこの【増食】というデッキは、突き詰めればほとんどの場合において他のデッキに採用されるカードが採用されない専用構築になる。 構築の段階で他のチームメイト2名のデッキ構築の幅を狭めることなく、その高い展開力・速攻性能・安定感を振るうことができるため、3人チームバトルでは特に採用されやすい。 また、単純な勝率の高さだけではなく、後続のチームメイトが使うデッキの種類を相手チームに絞らせないというメリットも生まれる。 [[バトスピ エクストリームゲーム]]において【増食】が使われる頻度が非常に高いのはこれに起因し、3on3バトルにおいては相手チーム内に【増食】を使うメンバーが1人はいるという前提で考えても良いほどである。 しかしあまりにも採用率が高すぎた結果、逆に仮想敵として必ず想定されるようになってしまったため、[[バトスピチャンピオンシップ2017-3on3-]]予選ではこのデッキに対する対策をした青デッキのあるチームが勝ち上がり、【増食】を組み込んだチームが負けてしまう逆転現象も起きた。 それも踏まえて予選後半では、【増食】が減ったという想定のもと、逆に青以外のデッキが増えたり、再び【増食】デッキが登場したりと読み合いの様相を呈していた。 **構築 [#bf1516fb] [[漂精]]を中心とし、それをサポートする[[楽族]]などをメインアタッカーとする、デッキの系統は【漂精・楽族】という形となる。 また[[果物王ドリアルバ27世]]のBP-効果は非常にコンボ性が高く、これを意識したBP-サポートを取り込むことも可能。 【[[増食]]】でオープンさえされれば召喚できるうえ、強力な耐性を付与する[[美食の妖精姫フロマージュ]]が登場したことにより、デッキ内のスピリットの比率を極限まで高める構築も可能になった。 -【[[増食]]】について 【[[増食]]】はめくる枚数が2枚と少なく、コストも厳しく制限されているため特に低コストのものは成功しにくい。 実用的な期待値を得るため、低コスト帯のスピリットを多めに採用したい。 一方でトラッシュ肥やしの能力としては優秀な部類に入るため、再利用を意識したカードを多く採用することでプレイングに幅を持たせることができる。 ***スピリット [#k1fcaf64] -【[[増食]]】スピリット --[[果物人ストロ・ベリィ]] コスト1の最軽量の【[[増食]]】スピリット。呼び出せるコストも2以下と範囲が狭い。 成功には期待せず、序盤の軽減要員や[[美食の妖精姫フロマージュ]]などをオープンするのに使いたい。 --[[クーリン]] コスト3以下を呼び出せるコスト2の【[[増食]]】スピリット。 [[果物人リンゴスター]]や[[果物人ブルブルベリィ]]、[[丙の道化トラペイズマウス]]など、呼び出せる範囲が一気に増える。 自他問わず破壊時にはトラッシュから[[漂精]]を回収できるため、【[[増食]]】で落としてしまった[[漂精]]の回収もできて無駄が無い。 --[[果物人リンゴスター]]、[[果物人ブルブルベリィ]] コスト4以下を呼び出せるコスト3の【[[増食]]】スピリット。 コアブーストと展開の要である[[果物女王マンゴスティナ]]や[[果物人キョ・ホーン]]のようなフィニッシャーを呼び出せるようになるため、このデッキにおける中核を成す。 また、[[果物人ブルブルベリィ]]は【増食】に失敗、もしくは召喚しない選択をした場合再度【増食】を発揮できるため【増食】全体の成功率や安定性を大幅に上昇させることができる。 --[[果物人ナナバ]] コスト2/4/6を呼び出せるコスト3の【[[増食]]】スピリット。 コストが指定されているため上記の[[果物人ブルブルベリィ]]などのような柔軟性には欠けるが、コスト6の[[果物王ドリアルバ27世]]を呼び出せる最軽量の【増食】スピリット。 [[果物王ドリアルバ27世]]を軸にする構築であればセットで投入したい。 --[[果物人レモネード]] コスト1/5を呼び出せるものの、対象コストのスピリットの少なさからほとんど成功する見込みのないコスト3の【[[増食]]】スピリット。 [[美食の妖精姫フロマージュ]]のようにオープンされることに意味のあるカードをめくるためのものだと割り切ってしまって良い。 破壊時には相手のスピリット/アルティメット1体のBPを1000に固定するため、[[火龍果ピタージャ]]で破壊して効果を発揮させる爆弾のような使い方がメインとなる。 --[[果物人ラ・フラン]] コスト5以下を呼び出せるコスト4の【[[増食]]】スピリット。 最大の特徴はフル軽減でノーコスト召喚できる点にあり、コア1個が非常に重要となるこのデッキにおいては見た目以上に機能する。 --[[果物人オレンジオ]] コスト6以下を呼び出せるコスト4の【[[増食]]】スピリット。 このコスト範囲になれば呼び出せない【[[増食]]】関連のスピリットの方が少なくなる。 ただしコスト6の漂精を投入しないならば上記の[[果物人ラ・フラン]]の下位互換となるため、[[果物人ナナバ]]と同じく[[果物王ドリアルバ27世]]を軸にする構築であれば投入したい。 --[[ボンタン]] コスト6以下を呼び出せるコスト5の【[[増食]]】スピリット。 範囲は上記の[[果物人オレンジオ]]と同じだが、相手による破壊時にも【[[増食]]】を発揮することができ、盤面を減らさないための保険をかけることができる。 --[[果物人スター・ルーツ]] コスト6以下を呼び出せるコスト5の【[[増食]]】スピリット。 [[ボンタン]]より軽減が1つ少なくコストを支払って召喚するのは少々厳しいが、[[漂精]]が5体以上いれば自身をBP+15000してシンボルも追加と、かなり攻撃的になる。 --[[BooBooマン]] コスト3のみを呼び出せるコスト3の【[[増食]]】スピリット。制限20。 最大の特徴はデッキに多数投入可能な点にあり、自身の効果で次のこのカードを連鎖的に召喚することで、すさまじい速度でデッキを掘り進めることが可能。 詳細はデッキの派生系の項目へ。 -低コスト --[[コリスタル]]、[[メロフーリン]] バトルで自壊するコスト0の[[漂精]]。 [[No.19 マウンテンペアー]]の回収効果を能動的に発揮するのにも適している。 [[子の十二神皇マウチュー]]を採用するなら[[メロフーリン]]が最優先だが、そうでないならどちらでもよい。 --[[妖精モスラ]] 【[[神速]]】を持つ[[緑]]の[[漂精]]。 軽減シンボルには使いにくいものの【[[増食]]】にも対応しやすく、また[[美食の妖精スィーツ]]のLv2からの効果と相性が良い。 --[[果物人モモピーチ]] デッキ破棄に対して非常に強く出ることのできる小型の[[漂精]]。 召喚しておくだけで、このデッキが苦手とする[[紫煙獅子]]の召喚を遅らせることも可能。 --[[ジャックオーランタン]] 召喚する際に相手のスピリットの効果を無効にするため、[[紫煙獅子]]に召喚を阻害されない[[漂精]]。 メインステップでも同様に相手スピリットの効果を消すことができるため、[[五聖童子]]を無力化することも可能。 仮想敵となる上記2枚がいずれも制限1カードとなってしまったため、特別意識しない場合は投入しなくても良い。 --[[レーシングペンタン]] 【[[アクセル]]】によるシンボル消去と、手元でのライフ保護ができる優秀な[[漂精]]。 --[[子の十二神皇マウチュー]] 《[[封印]]》を持つ[[漂精]]。 [[ドラフティングコール]]などの《[[封印時>カード効果:《封印時》]]》効果を主力とするデッキのキースピリットとなる。 ダメージを[[封印]]した[[ソウルコア]]で受け、再召喚し《[[封印]]》でライフを回復することで粘り強く戦える。 展開補助のために【[[増食]]】を採用するのは有効だが、【[[増食]]】そのものを軸とする速攻型デッキでは使用できるコアの総量が減ってしまうため相性が良いとは言い難い。 [[【コスト2ビート】]]も参照。 --[[丙の道化トラペイズマウス]] 消滅/破壊時に[[漂精]]を2体まで手札/トラッシュから踏み倒せる[[漂精]]。 召喚時効果も発揮されるため、2体の展開から【[[増食]]】により一気に展開することも可能。 --[[ハムタン]] 自分のスピリットすべてにコアシュート耐性を与えつつ、低コストスピリットのアタックを抑制できる優秀な[[漂精]]。 【[[増食]]】の関係上スピリットにコア1個ずつが限界となるこのデッキにおいては非常に役立つ。 -中コスト --[[果物女王マンゴスティナ]] [[ソウルコア]]を置いておけば、【[[増食]]】に成功するたびにコアブーストが可能。 このデッキに不足するコアを稼ぐことができる。 【[[アクセル]]】はおまけ程度ではあるが、小型のスピリットを潰すことができる。 --[[妖精神官アンドロメダ]](リバイバル) 【[[アクセル]]】や【トリガーカウンター】で[[黄]]のカードを回収可能。 [[黄]]単色になりやすいこのデッキでは実質どんなカードでも回収できる便利なカードと化す。 --[[丙の星獣スター・キャンベル]] 【[[アクセル]]】でトラッシュの[[漂精]]/[[想獣]]を3枚まで回収できる[[漂精]]。 手元にあればライフ保護ができるため使用後も腐らない。 --[[双天使メロディエル]] メインステップ中のみ互いのネクサスのLv1効果を無効化するスピリット。 [[軍港都市オステア]]などの召喚時効果を封じるネクサスを無効化し、【[[増食]]】に繋げることができる。 [[天霊]]なので系統のサポートを受けられない点には注意。 --[[果物人スイカドン]] 場合によってはワンショットも可能な[[漂精]]のメインアタッカー。 このデッキの展開力からシンボル2個なら安定して維持できるが、それ以上となると難易度は高い。 --[[美食の妖精姫フロマージュ]] 【[[増食]]】でオープンされるだけで召喚されるため、3枚投入しても事故を起こしにくい[[楽族]]スピリット。 [[漂精]]と[[楽族]]に効果破壊耐性を与え、場持ちを良くすることもできるうえ、【[[増食]]】を利用した手札補充も可能な、非常に便利な1枚。 //--[[美食の妖精シュゼット]] //ライフ減少後の【[[バースト]]】で、シンボルの無いブレイヴを手札に加えつつ召喚できる[[楽族]]。 //シンボルの無いブレイヴが召喚されるたびに自分のスピリットの【[[増食]]】を発揮させるが、【[[増食]]】に非対応のブレイヴと組み合わせる時点であまり効率的ではない。 //[[プリン魔神]]などを投入する場合は一考の余地があるカード。 //--[[歌姫ラクェル]] //[[果物王ドリアルバ27世]]と相性のいいBP-とそれに付随する蘇生効果を持つ。 //召喚時効果を妨げないので【[[増食]]】の再発揮による展開が可能。 //系統支援が一切受けられないのが難点だが、[[戦国トロフィー]]でネクサス除去要員として働けるのは利点といえる。 --[[悪戯の神皇マウジョーカー]] [[漂精]]であればコスト問わず《[[煌臨]]》できる[[漂精]]。 召喚/煌臨時にはコア移動によって上手くいけば相手のスピリットを消滅させることが可能。 相手による破壊時には煌臨元を召喚しつつ自身は手札に戻るため、召喚された【[[増食]]】スピリットの効果でさらに展開させつつ自身の《[[煌臨]]》に繋げることができる。 --[[美食の妖精パティシエール]] 消滅/破壊後の【Sバースト】で召喚できるドローソース。 バウンスにより厄介な[[紫煙獅子]]などをバーストにかからず一時的に除去できるほか、アルティメットにも触れられる。 --[[果物王ドリアルバ27世]] コスト6の[[漂精]]。 維持できた場合の拘束力が非常に高い反面、除去などへの耐性は持ち合わせないため対策が必要。 【[[装甲]]】よりは除去されてもトラッシュから再展開できるような構築にするほうが安定する。 各種耐性効果を警戒する場合、無理に採用する必要はない。 -高コスト --[[砲天使カノン]] 黄デッキのおなじみ汎用バースト。 [[果物王ドリアルバ27世]]の効果で自動除去が可能となるためLv2以上での維持を心がけたい。 【[[起導]]】を採用しない場合はリバイバル版である必要もない。 --[[美食の妖精スィーツ]] いざという時のアンブロッカブルアタッカー。 [[妖精モスラ]]との相性が良く、再利用によるアタッカー/ブロッカー増量が狙える。 --[[幻の果物人ポポ]] コスト7の大型[[漂精]]。「[[果物>名称:「果物」を含むスピリット]]」から《[[煌臨]]》できる。 【[[増食]]】の効果でデッキからオープンされればそのまま[[ソウルコア]]無しで《[[煌臨]]》でき、アタック時には煌臨元を破棄することで回復する。 召喚時効果を発揮し終えてバニラ同然となった小型の【[[増食]]】持ちスピリットに《[[煌臨]]》させてフィニッシャーとして運用したい。 --[[果物人キョ・ホーン]] コスト8のダブルシンボルと大型の[[漂精]]だが、【[[増食]]】でオープンされればコスト4として扱われるので召喚自体は非常に容易。 【[[増食]]】発揮をトリガーとしたバウンス効果や、相手のLvを参照したアンブロカッブル効果を[[楽族]]と[[漂精]]に与え、相手にプレッシャーをかけられるサブエース的スピリット。 手札に来ると途端に邪魔になるため、採用枚数は慎重に。 --[[火龍果ピタージャ]] 10コスト・ダブルシンボルの大型[[漂精]]。 召喚の際に[[漂精]]を破壊することで召喚コストを軽減し、さらに漂精を回収しつつ2度のアタック/ブロックができるフィニッシャー。 元コストの関係上【[[増食]]】からの召喚が実質不可能なので、入れすぎは事故の元。 ***ブレイヴ [#h73e333e] 基本的に低コストで並べる関係上、ブレイヴは多く入れすぎると合体先がおらず事故要因となる。 -シンボルなし --[[ハイドランディア]] コスト2スピリットの再召喚が行える。召喚時効果も無効にしないため【[[増食]]】等も妨げない。 特に[[クーリン]]との相性が良く、消滅を破壊に変更することで破壊時効果の発揮も助ける。 --[[ギョクジーグ]] 小型スピリット専用のバースト対策要員。 --[[プリン魔神]] コスト4以下のスピリットに合体できる[[異魔神]]ブレイヴ。 コスト3以下のスピリットを手札やトラッシュから続けざまに召喚することで手数を増やすことができる。 -シンボルあり --[[光翼の神剣エンジェリックフェザー]] 【[[強化]]】を持ち[[歌姫ラクェル]]や[[果物王ドリアルバ27世]]の効果を強化できる。 軽減が少なく、合体条件も重めなことに注意。 ***ネクサス・マジック [#ad99a83a] -ネクサス --[[No.19 マウンテンペアー]] 【[[増食]]】を補助するネクサス。 【[[増食]]】で落ちてしまった[[楽族]]も回収可能。 [[美食の妖精パティシエール]]や[[コリスタル]]らの自壊にも対応。 Lv2効果は連鎖できる可能性を高められ、強力な反面、多用はセルフデッキアウトの元。 --[[No.14 ゴッドアップルリバー]] 【[[増食]]】でオープンされれば配置できるネクサス。 デッキ破棄対策効果は[[果物人モモピーチ]]で十分だが、Lv2のドロー効果は下記の[[祝福されし大聖堂]]と同じく非常に扱いやすい。 単純に軽減シンボル要員としての運用のほか、【[[大煌海]]】を狙う際にもキーカードとなる。 --[[祝福されし大聖堂]] [[黄]]のスピリットが破壊されるたびにコアブーストとドローを行えるネクサス。 [[漂精]]スピリットは1体1体が非常に脆いうえ、【[[増食]]】によるコア不足を解消する意味でも相性は非常に良い。 --[[キッチンヘンジの遺跡]] [[楽族]]のバトル補助のほか、[[バースト]]によるライフの維持ができる。 --[[No.25 グロウセレブレーション]] アタックステップ中に【[[増食]]】できるギミックを搭載していれば、手軽にコアブーストできる。 自分のアタックステップ中で【増食】を連鎖的に召喚できれば、その数だけコアブースト可能。 --[[明星きらめく花園]] 【[[増食]]】でトラッシュを肥やすことでこのネクサス1枚から大型スピリットの軽減をすべて満たすことも可能。 --[[No.12 サウザンドリーフ]] 自分のデッキの上を確認、入れ替えを行う[[緑]]ネクサス。 【[[増食]]】発揮前の手助けとなる。軽減は[[妖精モスラ]]で満たすのが理想。 -マジック --[[とうせんぼウォール]]、[[シンフォニックバースト]]、[[跪いて エブリワン]]、[[アブソリュートゼロ]] 定番の黄の防御マジック。 --[[アルティメットウォール]]、[[ディメンションシールド]]、[[マギアゲフリュスター]] バーストで防御できるマジック。 コアが不足しがちなため、下手な防御マジックよりも優先される。 --[[舞華ドロー]] [[ソウルコア]]の利用はあまり行わないデッキのため、コストにソウルコアを支払っておくことで【[[増食]]】によってトラッシュに落ちても回収可能。 なお、[[果物王ドリアルバ27世]]などで既にBPが0になってしまっているスピリットには意味がないのには注意。 --[[イエローリカバー]] ビートデッキの定番マジック。 --[[螺旋ニードル]] [[Sバースト]]でデッキからスピリットを展開できる。 スピリットの割合が大きいデッキタイプゆえに相性が良く、召喚時効果を妨げないため【[[増食]]】の発揮も可能。 [[折神モンキー]]の【[[起導]]】にも対応。 --[[ネクロリバース]] 召喚時効果を妨げない蘇生マジック。 コストの捻出が難しいため、採用枚数は慎重に吟味したい。 --[[ボンビーム]] 消滅/破壊後の【[[バースト]]】で、[[楽族]]/[[歌鳥]]/[[漂精]]を2枚までトラッシュから回収できる。 フラッシュ効果はBP-による破壊効果と月並みだが、6000のマイナスはLv2の[[紫煙獅子]]を破壊できる数値なので馬鹿にできない。 --[[ドラフティングコール]] トラッシュから[[漂精]]スピリット1体を蘇生できるマジック。 召喚時効果は発揮されないため【[[増食]]】に繋ぐことはできないが、[[果物人キョ・ホーン]]や[[火龍果ピタージャ]]などの大型のフィニッシャーを召喚するにはちょうど良い。 --[[ネクサスコラプス]]、[[バスタースピア]](リバイバル) 対ネクサス用の赤マジック。 環境に召喚時効果を封じるネクサスが多い場合の対抗策として。 **デッキの動かし方 [#rfa585c2] 低コストを中心としたウィニーデッキとしてスピリットの数を並べていく。 序盤から低コストの【[[増食]]】スピリットからデッキを掘り進め、[[美食の妖精姫フロマージュ]]や[[果物女王マンゴスティナ]]に繋いでいくのが基本。 その最中に[[No.14 ゴッドアップルリバー]]などを配置し、次ターン以降のシンボル確保も行う。 [[美食の妖精姫フロマージュ]]による手札補充も行いつつ、1ターンでも早い短期決戦に備えるのが基本。 [[果物人キョ・ホーン]]や[[火龍果ピタージャ]]などのフィニッシャースピリットを召喚出来たら、それまで【増食】によって並べたスピリットと一緒に一気に相手のライフを奪う。 また、【[[増食]]】により手札1枚からでも立て直せる可能性があるため、リカバリー能力が非常に高い。 **弱点 [#c04fa3a5] [[美食の妖精姫フロマージュ]]による凄まじいデッキ回転力を誇るが、そのぶん自分のデッキもあっという間になくなってしまうため、デッキ破棄は[[果物人モモピーチ]]で防げるものの、各種遅延手段によるセルフデッキアウトには注意。 [[オリンスピア競技場]]、[[紫煙獅子]]などの効果召喚メタ、[[五聖童子]]などの召喚時効果メタといった流行のメタ効果にもかかりやすいため、スピリットに対しては[[ジャックオーランタン]]などで対処したいところ。 環境にそれらのカードを使うデッキが多い場合、[[ネクサスコラプス]]などを投入して対処したい。 【[[バースト]]】に対する対処札が無いことと、バウンスに耐性が無いことが合わさり、[[紅炎の戦姫ブリュンヒルデ]]の【[[バースト]]】効果を食らうと一瞬でフィールドが壊滅するため、環境に[[紅炎の戦姫ブリュンヒルデ]]が多いならば、多少なりともブレイヴを投入するのも手。 **デッキの派生系 [#mc7d7f49] ***【申増食】 [#saru] [[申の十二神皇ハヌマーリン]]を軸とした[[【ハヌマーリン】]]との複合デッキ。 [[申の十二神皇ハヌマーリン]]、[[猿道士オンコット]]、[[庚の猿王ヴァーリン]]を投入し、[[丙の星獣スター・キャンベル]]とのコンボでシンボルを増やすコンボを搭載する。 【[[増食]]】によって並べた[[漂精]]スピリットすべてをシンボル5つにし、1体でもアタックが通れば勝ちという状況を作るのが主な動かし方。 [[申の十二神皇ハヌマーリン]]を召喚するためのコアを確保する関係上、[[果物女王マンゴスティナ]]への依存度が高くなるが、その分一撃で勝負を決めることのできるデッキとなっている。 ***【アビス増食】 [#abyss] 【[[増食]]】でオープンされた[[幻の果物人ポポ]]を煌臨元として、[[海賊龍皇ジークフリード・アビス]]を【[[煌臨]]】し、ワンショットキルを狙うデッキ。 複数回《[[煌臨]]》した[[幻の果物人ポポ]]や[[No.14 ゴッドアップルリバー]]を元に、[[海賊龍皇ジークフリード・アビス]]を多シンボル化する。 ***【BooBooマン】 [#boo] デッキに何枚でも投入できる[[BooBooマン]]をフル活用するデッキ。 デッキのほとんどを[[BooBooマン]]で固め、自身の【[[増食]]:コスト3】で次の[[BooBooマン]]を連鎖的に呼び出し、コアの続く限り召喚し続けるデッキ。 先行1ターン目から召喚し、[[美食の妖精姫フロマージュ]]が出るまでデッキを掘り進めるなど、通常の【[[増食]]】では不可能な動きが可能。 [[美食の妖精姫フロマージュ]]か[[No.14 ゴッドアップルリバー]]で【[[増食]]】のたびに手札が増え、[[果物女王マンゴスティナ]]をドローできたら召喚し、[[果物人ラ・フラン]]の【[[増食]]】を起点に[[BooBooマン]]を再展開してコアと手札を増やし続け、盤面を埋め尽くし[[美食の妖精姫フロマージュ]]で破壊耐性を得た[[BooBooマン]]でライフをすべて奪う。 デッキがたとえ100枚や200枚を超えても構築が可能、むしろ入れれば入れるほど、【増食】の成功率が高くなるため盤面完成の成功率が上がる。 1枚1枚の入手難易度が非常に高いのが難点である一方、構築できれば、超高確率で一方的なプレイングを可能にしてしまう問題点があった。 そのため、2017年6月1日より、[[BooBooマン]]が制限カード<20>に指定され、従来の構築は不可能となった。 その後も[[幻の果物人ポポ]]や[[No.14 ゴッドアップルリバー]]との相性の良さから20枚フル投入という形で活躍している。 ***【リアス増食】 [#rious] 【[[増食]]】をトリガーとして[[[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン]]の効果でカウントを増やしていくデッキ。 【[[増食]]】の連続発揮で1ターンに召喚回数とカウントを大量に稼ぐ。 最終的に[[美食の妖精姫フロマージュ]]で回収した[[智慧の堕天使ラヴィエル]]に[[天数魔導フェルマ・シーラム]]を《[[契約煌臨]]》させてワンショットキルを狙う。 **参考レシピ [#y02d83fc] -[[本気バトル動画『弱果強食』デッキ>【弱果強食】]] -[[本気バトル動画『フルーツ☆バイキング』デッキ>【フルーツ☆バイキング】]] -[[【増食デッキ】]] -[[本気バトル動画『ピエネズ』デッキ>【ピエネズ】]] ***関連リンク [#q45a4647] [[デッキ集]]
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*【増食】 [#c0d6027e] ●目次 #contents **概要 [#i28aec4e] [[十二神皇編 第1章]]より登場した新効果【[[増食]]】を軸としたデッキ。 [[【漂精】]]デッキのメインタイプであり、多くの[[「ペンタン」>名称:「ペンタン」を含むカード]]も所属するため[[【ペンタン】]]との複合デッキとしても構築が可能。 当初は数が少なく扱いづらかったが徐々にサポートが増え、[[バトスピ エクストリームゲーム]]をはじめ、大会などで結果を残している。 [[バトスピ エクストリームゲーム]]のミニ企画で、仮面女子の[[月野もあ]]VS楠木まゆ戦で、月野もあを5連勝でストップさせたデッキでもある。 しかし、[[【ハヌマーリン】]]([[【申増食】>#saru]])共々、一方的にコアブーストしてソリティアプレイする要素が強く、上記のように黄色デッキの展開の早さと安定度が目立つ結果になってしまったため、2017/9/1より重要なパーツである[[申の十二神皇ハヌマーリン]]、[[果物女王マンゴスティナ]]、[[庚の猿王ヴァーリン]]が[[制限カード〈1〉>禁止・制限カードリスト]]に指定され、ゲーム環境トップから退いた。 ***3on3バトルにおける【増食】の立ち位置 [#g4246f33] [[バトスピ エクストリームゲーム]]や[[バトスピチャンピオンシップ2017-3on3-]]においては、3人で組んだチーム内のデッキには同じカードは3人合計で3枚までしか投入できないというルールがある。(制限カードは1枚まで) そのため、各チームメイトが相談してデッキの内容が被らないようにする必要がある。 しかしこの【増食】というデッキは、突き詰めればほとんどの場合において他のデッキに採用されるカードが採用されない専用構築になる。 構築の段階で他のチームメイト2名のデッキ構築の幅を狭めることなく、その高い展開力・速攻性能・安定感を振るうことができるため、3人チームバトルでは特に採用されやすい。 また、単純な勝率の高さだけではなく、後続のチームメイトが使うデッキの種類を相手チームに絞らせないというメリットも生まれる。 [[バトスピ エクストリームゲーム]]において【増食】が使われる頻度が非常に高いのはこれに起因し、3on3バトルにおいては相手チーム内に【増食】を使うメンバーが1人はいるという前提で考えても良いほどである。 しかしあまりにも採用率が高すぎた結果、逆に仮想敵として必ず想定されるようになってしまったため、[[バトスピチャンピオンシップ2017-3on3-]]予選ではこのデッキに対する対策をした青デッキのあるチームが勝ち上がり、【増食】を組み込んだチームが負けてしまう逆転現象も起きた。 それも踏まえて予選後半では、【増食】が減ったという想定のもと、逆に青以外のデッキが増えたり、再び【増食】デッキが登場したりと読み合いの様相を呈していた。 **構築 [#bf1516fb] [[漂精]]を中心とし、それをサポートする[[楽族]]などをメインアタッカーとする、デッキの系統は【漂精・楽族】という形となる。 また[[果物王ドリアルバ27世]]のBP-効果は非常にコンボ性が高く、これを意識したBP-サポートを取り込むことも可能。 【[[増食]]】でオープンさえされれば召喚できるうえ、強力な耐性を付与する[[美食の妖精姫フロマージュ]]が登場したことにより、デッキ内のスピリットの比率を極限まで高める構築も可能になった。 -【[[増食]]】について 【[[増食]]】はめくる枚数が2枚と少なく、コストも厳しく制限されているため特に低コストのものは成功しにくい。 実用的な期待値を得るため、低コスト帯のスピリットを多めに採用したい。 一方でトラッシュ肥やしの能力としては優秀な部類に入るため、再利用を意識したカードを多く採用することでプレイングに幅を持たせることができる。 ***スピリット [#k1fcaf64] -【[[増食]]】スピリット --[[果物人ストロ・ベリィ]] コスト1の最軽量の【[[増食]]】スピリット。呼び出せるコストも2以下と範囲が狭い。 成功には期待せず、序盤の軽減要員や[[美食の妖精姫フロマージュ]]などをオープンするのに使いたい。 --[[クーリン]] コスト3以下を呼び出せるコスト2の【[[増食]]】スピリット。 [[果物人リンゴスター]]や[[果物人ブルブルベリィ]]、[[丙の道化トラペイズマウス]]など、呼び出せる範囲が一気に増える。 自他問わず破壊時にはトラッシュから[[漂精]]を回収できるため、【[[増食]]】で落としてしまった[[漂精]]の回収もできて無駄が無い。 --[[果物人リンゴスター]]、[[果物人ブルブルベリィ]] コスト4以下を呼び出せるコスト3の【[[増食]]】スピリット。 コアブーストと展開の要である[[果物女王マンゴスティナ]]や[[果物人キョ・ホーン]]のようなフィニッシャーを呼び出せるようになるため、このデッキにおける中核を成す。 また、[[果物人ブルブルベリィ]]は【増食】に失敗、もしくは召喚しない選択をした場合再度【増食】を発揮できるため【増食】全体の成功率や安定性を大幅に上昇させることができる。 --[[果物人ナナバ]] コスト2/4/6を呼び出せるコスト3の【[[増食]]】スピリット。 コストが指定されているため上記の[[果物人ブルブルベリィ]]などのような柔軟性には欠けるが、コスト6の[[果物王ドリアルバ27世]]を呼び出せる最軽量の【増食】スピリット。 [[果物王ドリアルバ27世]]を軸にする構築であればセットで投入したい。 --[[果物人レモネード]] コスト1/5を呼び出せるものの、対象コストのスピリットの少なさからほとんど成功する見込みのないコスト3の【[[増食]]】スピリット。 [[美食の妖精姫フロマージュ]]のようにオープンされることに意味のあるカードをめくるためのものだと割り切ってしまって良い。 破壊時には相手のスピリット/アルティメット1体のBPを1000に固定するため、[[火龍果ピタージャ]]で破壊して効果を発揮させる爆弾のような使い方がメインとなる。 --[[果物人ラ・フラン]] コスト5以下を呼び出せるコスト4の【[[増食]]】スピリット。 最大の特徴はフル軽減でノーコスト召喚できる点にあり、コア1個が非常に重要となるこのデッキにおいては見た目以上に機能する。 --[[果物人オレンジオ]] コスト6以下を呼び出せるコスト4の【[[増食]]】スピリット。 このコスト範囲になれば呼び出せない【[[増食]]】関連のスピリットの方が少なくなる。 ただしコスト6の漂精を投入しないならば上記の[[果物人ラ・フラン]]の下位互換となるため、[[果物人ナナバ]]と同じく[[果物王ドリアルバ27世]]を軸にする構築であれば投入したい。 --[[ボンタン]] コスト6以下を呼び出せるコスト5の【[[増食]]】スピリット。 範囲は上記の[[果物人オレンジオ]]と同じだが、相手による破壊時にも【[[増食]]】を発揮することができ、盤面を減らさないための保険をかけることができる。 --[[果物人スター・ルーツ]] コスト6以下を呼び出せるコスト5の【[[増食]]】スピリット。 [[ボンタン]]より軽減が1つ少なくコストを支払って召喚するのは少々厳しいが、[[漂精]]が5体以上いれば自身をBP+15000してシンボルも追加と、かなり攻撃的になる。 --[[BooBooマン]] コスト3のみを呼び出せるコスト3の【[[増食]]】スピリット。制限20。 最大の特徴はデッキに多数投入可能な点にあり、自身の効果で次のこのカードを連鎖的に召喚することで、すさまじい速度でデッキを掘り進めることが可能。 詳細はデッキの派生系の項目へ。 -低コスト --[[コリスタル]]、[[メロフーリン]] バトルで自壊するコスト0の[[漂精]]。 [[No.19 マウンテンペアー]]の回収効果を能動的に発揮するのにも適している。 [[子の十二神皇マウチュー]]を採用するなら[[メロフーリン]]が最優先だが、そうでないならどちらでもよい。 --[[妖精モスラ]] 【[[神速]]】を持つ[[緑]]の[[漂精]]。 軽減シンボルには使いにくいものの【[[増食]]】にも対応しやすく、また[[美食の妖精スィーツ]]のLv2からの効果と相性が良い。 --[[果物人モモピーチ]] デッキ破棄に対して非常に強く出ることのできる小型の[[漂精]]。 召喚しておくだけで、このデッキが苦手とする[[紫煙獅子]]の召喚を遅らせることも可能。 --[[ジャックオーランタン]] 召喚する際に相手のスピリットの効果を無効にするため、[[紫煙獅子]]に召喚を阻害されない[[漂精]]。 メインステップでも同様に相手スピリットの効果を消すことができるため、[[五聖童子]]を無力化することも可能。 仮想敵となる上記2枚がいずれも制限1カードとなってしまったため、特別意識しない場合は投入しなくても良い。 --[[レーシングペンタン]] 【[[アクセル]]】によるシンボル消去と、手元でのライフ保護ができる優秀な[[漂精]]。 --[[子の十二神皇マウチュー]] 《[[封印]]》を持つ[[漂精]]。 [[ドラフティングコール]]などの《[[封印時>カード効果:《封印時》]]》効果を主力とするデッキのキースピリットとなる。 ダメージを[[封印]]した[[ソウルコア]]で受け、再召喚し《[[封印]]》でライフを回復することで粘り強く戦える。 展開補助のために【[[増食]]】を採用するのは有効だが、【[[増食]]】そのものを軸とする速攻型デッキでは使用できるコアの総量が減ってしまうため相性が良いとは言い難い。 [[【コスト2ビート】]]も参照。 --[[丙の道化トラペイズマウス]] 消滅/破壊時に[[漂精]]を2体まで手札/トラッシュから踏み倒せる[[漂精]]。 召喚時効果も発揮されるため、2体の展開から【[[増食]]】により一気に展開することも可能。 --[[ハムタン]] 自分のスピリットすべてにコアシュート耐性を与えつつ、低コストスピリットのアタックを抑制できる優秀な[[漂精]]。 【[[増食]]】の関係上スピリットにコア1個ずつが限界となるこのデッキにおいては非常に役立つ。 -中コスト --[[果物女王マンゴスティナ]] [[ソウルコア]]を置いておけば、【[[増食]]】に成功するたびにコアブーストが可能。 このデッキに不足するコアを稼ぐことができる。 【[[アクセル]]】はおまけ程度ではあるが、小型のスピリットを潰すことができる。 --[[妖精神官アンドロメダ]](リバイバル) 【[[アクセル]]】や【トリガーカウンター】で[[黄]]のカードを回収可能。 [[黄]]単色になりやすいこのデッキでは実質どんなカードでも回収できる便利なカードと化す。 --[[丙の星獣スター・キャンベル]] 【[[アクセル]]】でトラッシュの[[漂精]]/[[想獣]]を3枚まで回収できる[[漂精]]。 手元にあればライフ保護ができるため使用後も腐らない。 --[[双天使メロディエル]] メインステップ中のみ互いのネクサスのLv1効果を無効化するスピリット。 [[軍港都市オステア]]などの召喚時効果を封じるネクサスを無効化し、【[[増食]]】に繋げることができる。 [[天霊]]なので系統のサポートを受けられない点には注意。 --[[果物人スイカドン]] 場合によってはワンショットも可能な[[漂精]]のメインアタッカー。 このデッキの展開力からシンボル2個なら安定して維持できるが、それ以上となると難易度は高い。 --[[美食の妖精姫フロマージュ]] 【[[増食]]】でオープンされるだけで召喚されるため、3枚投入しても事故を起こしにくい[[楽族]]スピリット。 [[漂精]]と[[楽族]]に効果破壊耐性を与え、場持ちを良くすることもできるうえ、【[[増食]]】を利用した手札補充も可能な、非常に便利な1枚。 //--[[美食の妖精シュゼット]] //ライフ減少後の【[[バースト]]】で、シンボルの無いブレイヴを手札に加えつつ召喚できる[[楽族]]。 //シンボルの無いブレイヴが召喚されるたびに自分のスピリットの【[[増食]]】を発揮させるが、【[[増食]]】に非対応のブレイヴと組み合わせる時点であまり効率的ではない。 //[[プリン魔神]]などを投入する場合は一考の余地があるカード。 //--[[歌姫ラクェル]] //[[果物王ドリアルバ27世]]と相性のいいBP-とそれに付随する蘇生効果を持つ。 //召喚時効果を妨げないので【[[増食]]】の再発揮による展開が可能。 //系統支援が一切受けられないのが難点だが、[[戦国トロフィー]]でネクサス除去要員として働けるのは利点といえる。 --[[悪戯の神皇マウジョーカー]] [[漂精]]であればコスト問わず《[[煌臨]]》できる[[漂精]]。 召喚/煌臨時にはコア移動によって上手くいけば相手のスピリットを消滅させることが可能。 相手による破壊時には煌臨元を召喚しつつ自身は手札に戻るため、召喚された【[[増食]]】スピリットの効果でさらに展開させつつ自身の《[[煌臨]]》に繋げることができる。 --[[美食の妖精パティシエール]] 消滅/破壊後の【Sバースト】で召喚できるドローソース。 バウンスにより厄介な[[紫煙獅子]]などをバーストにかからず一時的に除去できるほか、アルティメットにも触れられる。 --[[果物王ドリアルバ27世]] コスト6の[[漂精]]。 維持できた場合の拘束力が非常に高い反面、除去などへの耐性は持ち合わせないため対策が必要。 【[[装甲]]】よりは除去されてもトラッシュから再展開できるような構築にするほうが安定する。 各種耐性効果を警戒する場合、無理に採用する必要はない。 -高コスト --[[砲天使カノン]] 黄デッキのおなじみ汎用バースト。 [[果物王ドリアルバ27世]]の効果で自動除去が可能となるためLv2以上での維持を心がけたい。 【[[起導]]】を採用しない場合はリバイバル版である必要もない。 --[[美食の妖精スィーツ]] いざという時のアンブロッカブルアタッカー。 [[妖精モスラ]]との相性が良く、再利用によるアタッカー/ブロッカー増量が狙える。 --[[幻の果物人ポポ]] コスト7の大型[[漂精]]。「[[果物>名称:「果物」を含むスピリット]]」から《[[煌臨]]》できる。 【[[増食]]】の効果でデッキからオープンされればそのまま[[ソウルコア]]無しで《[[煌臨]]》でき、アタック時には煌臨元を破棄することで回復する。 召喚時効果を発揮し終えてバニラ同然となった小型の【[[増食]]】持ちスピリットに《[[煌臨]]》させてフィニッシャーとして運用したい。 --[[果物人キョ・ホーン]] コスト8のダブルシンボルと大型の[[漂精]]だが、【[[増食]]】でオープンされればコスト4として扱われるので召喚自体は非常に容易。 【[[増食]]】発揮をトリガーとしたバウンス効果や、相手のLvを参照したアンブロカッブル効果を[[楽族]]と[[漂精]]に与え、相手にプレッシャーをかけられるサブエース的スピリット。 手札に来ると途端に邪魔になるため、採用枚数は慎重に。 --[[火龍果ピタージャ]] 10コスト・ダブルシンボルの大型[[漂精]]。 召喚の際に[[漂精]]を破壊することで召喚コストを軽減し、さらに漂精を回収しつつ2度のアタック/ブロックができるフィニッシャー。 元コストの関係上【[[増食]]】からの召喚が実質不可能なので、入れすぎは事故の元。 ***ブレイヴ [#h73e333e] 基本的に低コストで並べる関係上、ブレイヴは多く入れすぎると合体先がおらず事故要因となる。 -シンボルなし --[[ハイドランディア]] コスト2スピリットの再召喚が行える。召喚時効果も無効にしないため【[[増食]]】等も妨げない。 特に[[クーリン]]との相性が良く、消滅を破壊に変更することで破壊時効果の発揮も助ける。 --[[ギョクジーグ]] 小型スピリット専用のバースト対策要員。 --[[プリン魔神]] コスト4以下のスピリットに合体できる[[異魔神]]ブレイヴ。 コスト3以下のスピリットを手札やトラッシュから続けざまに召喚することで手数を増やすことができる。 -シンボルあり --[[光翼の神剣エンジェリックフェザー]] 【[[強化]]】を持ち[[歌姫ラクェル]]や[[果物王ドリアルバ27世]]の効果を強化できる。 軽減が少なく、合体条件も重めなことに注意。 ***ネクサス・マジック [#ad99a83a] -ネクサス --[[No.19 マウンテンペアー]] 【[[増食]]】を補助するネクサス。 【[[増食]]】で落ちてしまった[[楽族]]も回収可能。 [[美食の妖精パティシエール]]や[[コリスタル]]らの自壊にも対応。 Lv2効果は連鎖できる可能性を高められ、強力な反面、多用はセルフデッキアウトの元。 --[[No.14 ゴッドアップルリバー]] 【[[増食]]】でオープンされれば配置できるネクサス。 デッキ破棄対策効果は[[果物人モモピーチ]]で十分だが、Lv2のドロー効果は下記の[[祝福されし大聖堂]]と同じく非常に扱いやすい。 単純に軽減シンボル要員としての運用のほか、【[[大煌海]]】を狙う際にもキーカードとなる。 --[[祝福されし大聖堂]] [[黄]]のスピリットが破壊されるたびにコアブーストとドローを行えるネクサス。 [[漂精]]スピリットは1体1体が非常に脆いうえ、【[[増食]]】によるコア不足を解消する意味でも相性は非常に良い。 --[[キッチンヘンジの遺跡]] [[楽族]]のバトル補助のほか、[[バースト]]によるライフの維持ができる。 --[[No.25 グロウセレブレーション]] アタックステップ中に【[[増食]]】できるギミックを搭載していれば、手軽にコアブーストできる。 自分のアタックステップ中で【増食】を連鎖的に召喚できれば、その数だけコアブースト可能。 --[[明星きらめく花園]] 【[[増食]]】でトラッシュを肥やすことでこのネクサス1枚から大型スピリットの軽減をすべて満たすことも可能。 --[[No.12 サウザンドリーフ]] 自分のデッキの上を確認、入れ替えを行う[[緑]]ネクサス。 【[[増食]]】発揮前の手助けとなる。軽減は[[妖精モスラ]]で満たすのが理想。 -マジック --[[とうせんぼウォール]]、[[シンフォニックバースト]]、[[跪いて エブリワン]]、[[アブソリュートゼロ]] 定番の黄の防御マジック。 --[[アルティメットウォール]]、[[ディメンションシールド]]、[[マギアゲフリュスター]] バーストで防御できるマジック。 コアが不足しがちなため、下手な防御マジックよりも優先される。 --[[舞華ドロー]] [[ソウルコア]]の利用はあまり行わないデッキのため、コストにソウルコアを支払っておくことで【[[増食]]】によってトラッシュに落ちても回収可能。 なお、[[果物王ドリアルバ27世]]などで既にBPが0になってしまっているスピリットには意味がないのには注意。 --[[イエローリカバー]] ビートデッキの定番マジック。 --[[螺旋ニードル]] [[Sバースト]]でデッキからスピリットを展開できる。 スピリットの割合が大きいデッキタイプゆえに相性が良く、召喚時効果を妨げないため【[[増食]]】の発揮も可能。 [[折神モンキー]]の【[[起導]]】にも対応。 --[[ネクロリバース]] 召喚時効果を妨げない蘇生マジック。 コストの捻出が難しいため、採用枚数は慎重に吟味したい。 --[[ボンビーム]] 消滅/破壊後の【[[バースト]]】で、[[楽族]]/[[歌鳥]]/[[漂精]]を2枚までトラッシュから回収できる。 フラッシュ効果はBP-による破壊効果と月並みだが、6000のマイナスはLv2の[[紫煙獅子]]を破壊できる数値なので馬鹿にできない。 --[[ドラフティングコール]] トラッシュから[[漂精]]スピリット1体を蘇生できるマジック。 召喚時効果は発揮されないため【[[増食]]】に繋ぐことはできないが、[[果物人キョ・ホーン]]や[[火龍果ピタージャ]]などの大型のフィニッシャーを召喚するにはちょうど良い。 --[[ネクサスコラプス]]、[[バスタースピア]](リバイバル) 対ネクサス用の赤マジック。 環境に召喚時効果を封じるネクサスが多い場合の対抗策として。 **デッキの動かし方 [#rfa585c2] 低コストを中心としたウィニーデッキとしてスピリットの数を並べていく。 序盤から低コストの【[[増食]]】スピリットからデッキを掘り進め、[[美食の妖精姫フロマージュ]]や[[果物女王マンゴスティナ]]に繋いでいくのが基本。 その最中に[[No.14 ゴッドアップルリバー]]などを配置し、次ターン以降のシンボル確保も行う。 [[美食の妖精姫フロマージュ]]による手札補充も行いつつ、1ターンでも早い短期決戦に備えるのが基本。 [[果物人キョ・ホーン]]や[[火龍果ピタージャ]]などのフィニッシャースピリットを召喚出来たら、それまで【増食】によって並べたスピリットと一緒に一気に相手のライフを奪う。 また、【[[増食]]】により手札1枚からでも立て直せる可能性があるため、リカバリー能力が非常に高い。 **弱点 [#c04fa3a5] [[美食の妖精姫フロマージュ]]による凄まじいデッキ回転力を誇るが、そのぶん自分のデッキもあっという間になくなってしまうため、デッキ破棄は[[果物人モモピーチ]]で防げるものの、各種遅延手段によるセルフデッキアウトには注意。 [[オリンスピア競技場]]、[[紫煙獅子]]などの効果召喚メタ、[[五聖童子]]などの召喚時効果メタといった流行のメタ効果にもかかりやすいため、スピリットに対しては[[ジャックオーランタン]]などで対処したいところ。 環境にそれらのカードを使うデッキが多い場合、[[ネクサスコラプス]]などを投入して対処したい。 【[[バースト]]】に対する対処札が無いことと、バウンスに耐性が無いことが合わさり、[[紅炎の戦姫ブリュンヒルデ]]の【[[バースト]]】効果を食らうと一瞬でフィールドが壊滅するため、環境に[[紅炎の戦姫ブリュンヒルデ]]が多いならば、多少なりともブレイヴを投入するのも手。 **デッキの派生系 [#mc7d7f49] ***【申増食】 [#saru] [[申の十二神皇ハヌマーリン]]を軸とした[[【ハヌマーリン】]]との複合デッキ。 [[申の十二神皇ハヌマーリン]]、[[猿道士オンコット]]、[[庚の猿王ヴァーリン]]を投入し、[[丙の星獣スター・キャンベル]]とのコンボでシンボルを増やすコンボを搭載する。 【[[増食]]】によって並べた[[漂精]]スピリットすべてをシンボル5つにし、1体でもアタックが通れば勝ちという状況を作るのが主な動かし方。 [[申の十二神皇ハヌマーリン]]を召喚するためのコアを確保する関係上、[[果物女王マンゴスティナ]]への依存度が高くなるが、その分一撃で勝負を決めることのできるデッキとなっている。 ***【アビス増食】 [#abyss] 【[[増食]]】でオープンされた[[幻の果物人ポポ]]を煌臨元として、[[海賊龍皇ジークフリード・アビス]]を【[[煌臨]]】し、ワンショットキルを狙うデッキ。 複数回《[[煌臨]]》した[[幻の果物人ポポ]]や[[No.14 ゴッドアップルリバー]]を元に、[[海賊龍皇ジークフリード・アビス]]を多シンボル化する。 ***【BooBooマン】 [#boo] デッキに何枚でも投入できる[[BooBooマン]]をフル活用するデッキ。 デッキのほとんどを[[BooBooマン]]で固め、自身の【[[増食]]:コスト3】で次の[[BooBooマン]]を連鎖的に呼び出し、コアの続く限り召喚し続けるデッキ。 先行1ターン目から召喚し、[[美食の妖精姫フロマージュ]]が出るまでデッキを掘り進めるなど、通常の【[[増食]]】では不可能な動きが可能。 [[美食の妖精姫フロマージュ]]か[[No.14 ゴッドアップルリバー]]で【[[増食]]】のたびに手札が増え、[[果物女王マンゴスティナ]]をドローできたら召喚し、[[果物人ラ・フラン]]の【[[増食]]】を起点に[[BooBooマン]]を再展開してコアと手札を増やし続け、盤面を埋め尽くし[[美食の妖精姫フロマージュ]]で破壊耐性を得た[[BooBooマン]]でライフをすべて奪う。 デッキがたとえ100枚や200枚を超えても構築が可能、むしろ入れれば入れるほど、【増食】の成功率が高くなるため盤面完成の成功率が上がる。 1枚1枚の入手難易度が非常に高いのが難点である一方、構築できれば、超高確率で一方的なプレイングを可能にしてしまう問題点があった。 そのため、2017年6月1日より、[[BooBooマン]]が制限カード<20>に指定され、従来の構築は不可能となった。 その後も[[幻の果物人ポポ]]や[[No.14 ゴッドアップルリバー]]との相性の良さから20枚フル投入という形で活躍している。 ***【リアス増食】 [#rious] 【[[増食]]】をトリガーとして[[[ずっと一緒に]リアス・ウロヴォルン]]の効果でカウントを増やしていくデッキ。 【[[増食]]】の連続発揮で1ターンに召喚回数とカウントを大量に稼ぐ。 最終的に[[美食の妖精姫フロマージュ]]で回収した[[智慧の堕天使ラヴィエル]]に[[天数魔導フェルマ・シーラム]]を《[[契約煌臨]]》させてワンショットキルを狙う。 **参考レシピ [#y02d83fc] -[[本気バトル動画『弱果強食』デッキ>【弱果強食】]] -[[本気バトル動画『フルーツ☆バイキング』デッキ>【フルーツ☆バイキング】]] -[[【増食デッキ】]] -[[本気バトル動画『ピエネズ』デッキ>【ピエネズ】]] ***関連リンク [#q45a4647] [[デッキ集]]
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