*【龍帝・竜騎】 [#o285dd6c]
#contents

**概要 [#oc385bdf]
[[第四弾:龍帝]]で登場した[[龍帝>龍帝(系統)]]/[[竜騎]]を中心としたデッキタイプ。
[[第八弾:戦嵐]]でのまとまった支援以来収録がなかった[[龍帝>龍帝(系統)]]だが、[[十二神皇編 第2章]]にて[[名称:「五賢龍帝」を含むスピリット]]の系統として突然の復活。
再び実戦級のデッキ構築が可能になった。

**デッキの変遷 [#p0d5932d]
***【初期龍帝・竜騎】 [#zd838557]
[[第四弾:龍帝]]、[[第五弾:皇騎]]で登場した[[龍帝>龍帝(系統)]]/[[竜騎]]を中心に構築した低速デッキとして登場。
新キーワード能力【[[転召]]】と初のダブルシンボルながら、その大きなデメリットからファンデッキの域を出なかった。

#listadd{{
BS04-X13
BS04-077
BS04-010
BS05-069
BS05-007
}}
***[[【ダーク・クリムゾン】]] [#ea37f849]
[[第八弾:戦嵐]]で強力な[[龍帝>龍帝(系統)]]/[[竜騎]]サポートが多数登場。
その最たる[[魔帝龍騎ダーク・クリムゾン]]の効果で[[龍帝>龍帝(系統)]]/[[竜騎]]を持つスピリットを大量に召喚するコンボを中心としたデッキ。
大型のスピリットと小型のスピリットとのバランスが難しく、また事故率も高い。
その一方で決まった時の爆発力は凄まじく、大量のダブルシンボルが並ぶ様は痛快の一言。

[[龍帝>龍帝(系統)]]及び[[竜騎]]は全色に存在し、強力な[[極帝龍騎ジーク・クリムゾン]]の存在から、混色での構築が多い。
[[天の城門]]や[[光帝竜騎アルカナジョーカー]]など、単色では成し得ないコンボも魅力の一つ。

#listadd{{
BS08-X29
X002
X003D
BS08-006
}}
***[[【五賢龍帝】]] [#b4393725]
[[十二神皇編 第2章]]で約6年ぶりに復活を果たした[[龍帝>龍帝(系統)]]である[[名称:「五賢龍帝」を含むスピリット]]を中心としたデッキタイプ。
[[龍帝>龍帝(系統)]]の例に漏れず高いコストは、自身の効果で引き下げることができるため事故率が大きく下がった。
また、そのすべてが[[古竜]]を併せ持つため、[[【古竜】]]のサポートカードの投入も検討できる。
当該項目ではこのデッキタイプを中心に扱う。

**構築 [#bf1516fb]
まずは[[五賢龍帝アウレリウス]]を中心に[[「五賢龍帝」>名称:「五賢龍帝」を含むスピリット]]を採用。

[[「五賢龍帝」>名称:「五賢龍帝」を含むスピリット]]は赤との混色スピリットであることから赤を中心に他色を取り入れることになる。
特に[[【赤緑連鎖】]]の存在から混色が容易で、重量級召喚のためのコア確保ができる緑との相性はいい。

[[「五賢龍帝」>名称:「五賢龍帝」を含むスピリット]]は本来のコストを支払うことで発揮する召喚時効果を持つ。
[[十二神皇の社]]などの召喚支援を同時採用すると召喚時効果が発揮不能になるため、同時採用は望ましくない。
しかしながらコスト5で召喚できるダブルシンボルというだけでも十分有用で、それを同時採用した召喚時効果に頼らない構築も可能。

スピリットが極端に中~高コストへ偏りやすい点も含め、序盤で使用可能なカードは構築段階で意識して採用したい。


***スピリット [#j8fefa6e]
-低コスト
--[[ライト・ブレイドラ]]、[[ドラゴンヘッド]]、等赤の[[コスト0スピリット]]
序盤のシンボル確保のためのスピリット。
サポートを共有できるものは存在しないため、効果が組み合わせやすいものから選択する。

--[[グラディエータードラゴン]]
[[「五賢龍帝」>名称:「五賢龍帝」を含むスピリット]]のサポートスピリット。
残ったスピリットは破棄であるため、[[ドラグノ祈祷師]]とも相性が良い。

--[[ボーン・バード]]
トラッシュ肥やしに。

--[[モダニック・ドラゴン]]
低コストの[[古竜]]。
シンボル供給役として[[「五賢龍帝」>名称:「五賢龍帝」を含むスピリット]]の召喚サポートが行え、自身も[[焔竜魔皇マ・グー]]などのサポートを受けられる。

--[[カメレオプス]]
同じくシンボルを供給できるスピリット。
本来のコストを参照するため[[「五賢龍帝」>名称:「五賢龍帝」を含むスピリット]]にも対応し、こちらは[[魔帝龍騎ダーク・クリムゾン]]の軽減も可能。


-中コスト
--[[ドラグノ祈祷師]](リバイバル)
トラッシュからの回収、または[[古竜]]の召喚が可能なスピリット。
[[ソウルコア]]を消費する効果があまりない点も含め、気軽に効果が使用できる。

--[[六分儀剣のルリ・オーサ]]
赤で採用しやすいコアブーストスピリット。
[[五賢龍帝ネルウァ]]などにより緑のシンボルも確保しやすい。

--[[魂武者リューガ]]、[[鎧闘鬼ラショウ]]
トラッシュ肥やしとハンドアドバンテージの確保が行える。
前者は[[Sバースト]]の防御カードを、後者は単純なドローが行える。

--[[雷帝竜騎レイブリッツ]]
赤のため軽減シンボルも確保しやすい[[竜騎]]。
【[[転召]]】サポートはあまり考えず、最高レベルにする効果を目当てに採用される。
[[五賢龍帝ハドリアヌス]]と違い、[[「五賢龍帝」>名称:「五賢龍帝」を含むスピリット]]以外のLvアップも可能。

--[[闇帝竜騎サブナ・ルーク]]
効果破壊に偏っているため、対効果破壊メタに。

--[[光帝竜騎アルカナジョーカー]]
序盤から対象のダブルシンボルを並べられるため、アンブロッカブルで早期決着が狙える。
【[[転召]]】が現環境に少ないのも追い風。

--[[極龍帝ジーク・ソル・フリード]]
6コスト6軽減という比較的軽い[[龍帝>龍帝(系統)]]。
逆に高コストスピリットの召喚サポートを受けることができない。
[[魔龍帝ジークフリード]]や[[極帝龍騎ジーク・クリムゾン]]を採用するならそのサポートとなる。

--[[極帝龍騎ジーク・クリムゾン]]
コアブーストと高いBPを持つ中型[[龍帝]]。
[[極龍帝ジーク・ソル・フリード]]/[[魔帝龍騎ダーク・クリムゾン]]で踏み倒し召喚が可能。

-高コスト
--[[魔帝龍騎ダーク・クリムゾン]]
召喚時効果によってデッキから[[「五賢龍帝」>名称:「五賢龍帝」を含むスピリット]]を大量に召喚できる。
召喚時効果は発揮されないが、ダブルシンボルのスピリットが複数並ぶだけでもゲームエンドに持ち込める可能性が高くなるため、このスピリットを軸としたデッキを組むことも可能。
このスピリット自体は[[古竜]]を持たないため、[[モダニック・ドラゴン]]などの[[古竜]]サポートを受けられない点に注意。

--[[焔竜魔皇マ・グー]]
赤では定番のコア確保用スピリット。
[[古竜]]へのシンボル追加はただでさえダブルシンボルである[[「五賢龍帝」>名称:「五賢龍帝」を含むスピリット]]の打点をさらに上昇させる。

--[[タイラントール・ネロ]]
ダブルシンボルを多数並べるため、防御手段を封殺できる。
自身のコストが高いのが難点。

--[[氷の覇王ミブロック・バラガン]]
ライフ減少後の【[[バースト]]】で召喚できる[[白]]のスピリット。
コストが非常に高い[[「五賢龍帝」>名称:「五賢龍帝」を含むスピリット]]を手札に戻し、その分相手のスピリットをバウンスすることで除去と防御を同時にこなすことが可能。
さらに手札に戻した[[「五賢龍帝」>名称:「五賢龍帝」を含むスピリット]]を本来のコストを支払って召喚することで、召喚時効果の再利用も可能となる。

--[[魔龍帝ジークフリード]]
[[「ジーク」>名称:「ジーク」を含むスピリット]]、[[龍帝>龍帝(系統)]]、[[古竜]]と支援に恵まれた重量級かつ元祖[[龍帝>龍帝(系統)]]。
踏み倒し召喚しやすく、大味な破壊効果は現在でも魅力。

-[[「五賢龍帝」>名称:「五賢龍帝」を含むスピリット]]

--[[五賢龍帝ハドリアヌス]]
サイクル中唯一コスト8未満であり[[彷徨う天空寺院]]のサポートが受けられない。
デッキを自分から破棄することが多いため、召喚時効果はネクサスをあまり多く採用していなくても腐りにくい。

--[[五賢龍帝ピウス]]
BP破壊に特化したスピリット。
しかしBP破壊効果は元から豊富なため優先順位はやや落ちる。

--[[五賢龍帝ネルウァ]]
ブレイヴ、ネクサス対策として重宝するスピリット。
特に[[軍港都市オステア]]などはこのデッキにとって天敵であるため優先度は非常に高い。
召喚時効果の全体疲労は効果破壊への耐性スピリットが多くなってきた昨今では、それをすり抜けてフィニッシャーとなりうる。

--[[五賢龍帝トラヤヌス]]
召喚時のライフ回復効果を持つがコアはトラッシュからの移動なためコアブーストにはならず、序盤は数が並ばないために扱いにくいため、あくまで[[五賢龍帝アウレリウス]]による召喚時の発揮が専ら。
特筆すべきは指定アタックで、効果破壊メタを序盤から潰していけるのが便利。
[[「五賢龍帝」>名称:「五賢龍帝」を含むスピリット]]中ではLv3になりやすく、[[シユウ]]などのLvを条件とした効果の対策にもなる。

--[[五賢龍帝アウレリウス]]
[[「五賢龍帝」>名称:「五賢龍帝」を含むスピリット]]をトラッシュから再召喚する[[「五賢龍帝」>名称:「五賢龍帝」を含むスピリット]]の元締めにしてキースピリット。
BP破壊効果も使いやすく、[[魔帝龍騎ダーク・クリムゾン]]との相互補完になっている。

***ブレイヴ [#a5e04fa7]
--[[裁きの神剣リ・ジェネシス]]
合体元が不足しにくく、破棄効果も転じてアドバンテージにしやすい。
相手の場を更地にするのも容易であり、ワンショットも十分に狙える。
--[[炎龍刀オニマル・真打]]
耐性を無視しやすい定番の防御向け[[バースト]]。
--[[炎魔神]]
説明無用の[[異魔神]]。
防御手段を封じることができる。

***ネクサス・マジック [#m11a95f0]
-ネクサス
--[[彷徨う天空寺院]]
高コストスピリットの召喚をサポートするネクサス。
コアを支払ったことにしてしまえるため[[「五賢龍帝」>名称:「五賢龍帝」を含むスピリット]]との相性が良い。
本来のコストを参照するため、[[「五賢龍帝」>名称:「五賢龍帝」を含むスピリット]]がコストを変更して召喚する場合にも効果が使用できる。

--[[侵されざる聖域]]
コスト変更効果により序盤から対応スピリットを並べやすい。
天敵である[[フォースクローク]]を防げるのも嬉しい。
自分からデッキを破棄していくため破棄対策も重要な効果となる。

--[[竜騎集う円卓]]
詰めに強いアンタッチャブルを与えるネクサス。
破棄したカードも[[五賢龍帝アウレリウス]]でリアニメイトできれば無駄がない。
地味にLv1効果も[[五賢龍帝アウレリウス]]と相互補完になっている。

--[[七龍帝の玉座]]、[[千識の渓谷]]
軽減シンボルを増やすネクサス。
「本来のコストを支払ったとき」の条件を満たしつつコストを減らすことができる。
シンボルを大量に確保できるこのデッキではフル軽減以上に軽くすることができるのも魅力。
特に前者は[[魔帝龍騎ダーク・クリムゾン]]も軽減できるほか、[[天魔王ゴッド・ゼクス]]などの耐性を無視できる破壊効果が魅力。

--[[十二神皇の社]]
コスト8以上のスピリットのコストを1下げることができる。
[[五賢龍帝ハドリアヌス]]以外の[[「五賢龍帝」>名称:「五賢龍帝」を含むスピリット]]すべてがその対象となるため、序盤から展開してダブルシンボルで攻めに行くことが可能。
注意点として、このネクサスを1枚でも配置してしまうと[[「五賢龍帝」>名称:「五賢龍帝」を含むスピリット]]の「本来のコストを支払う」ことができなくなってしまうため、召喚時効果を使わずに割り切って戦うタイプのデッキに入れると良い。

-マジック
--[[ストロングドロー]]、[[マントラドロー]]などの手札交換マジック
トラッシュ肥やしができるため、下手なドローマジックよりも優先される。

--[[双翼乱舞]]、[[三札之術]]、[[リバイヴドロー]]などドローマジック
赤がメインとなるため手札確保用のドローマジックは採用しやすい。
特に[[エンペラードロー]]はトラッシュ肥やしができるため、相性がいい。
[[ソウルコア]]依存度が低いので[[ソウルドロー]]なども採用しやすい。

--[[絶甲氷盾]]、[[白晶防壁]]、[[リミテッドバリア]]
定番の防御マジック。
[[ソウルコア]]への依存度も低く後者2枚も使いやすい。

**デッキの動かし方 [#a25c5927]
序盤は軽減シンボルの確保とコアブーストに専念する。
[[「五賢龍帝」>名称:「五賢龍帝」を含むスピリット]]は中盤にコスト5で召喚し軽減シンボルとして運用していく。
[[五賢龍帝アウレリウス]]や[[魔帝龍騎ダーク・クリムゾン]]の召喚時効果で大量のダブルシンボルスピリットを召喚、シンボルの数によって相手のライフを一度に奪い取る。

**このデッキの弱点 [#ga2974ed]
[[魔帝龍騎ダーク・クリムゾン]]、[[五賢龍帝アウレリウス]]は召喚時効果でスピリットを召喚するため、[[紫煙獅子]]や青の召喚時効果対策カードに妨害されやすい。
さらに後者はトラッシュ対策にも注意が必要不可欠。
また、除去方法が効果破壊に偏っており、効果破壊対策に弱いため、指定アタックや消滅が狙えるカードも採用したいところ。

ダブルシンボルを多数並べるため、[[フォースクローク]]に更地にされることもある。
自分の効果でデッキを破棄していくためデッキ破壊にも弱い。
特に召喚時効果発揮後バーストでコストをカウントする[[鉄の覇王サイゴード・ゴレム]]とは最高に相性が悪い。

** 主なカード [#vf3e7b5c]
#listadd{{
BS36-X01
BS08-X29
BS17-062
}}


**リンク [#b80e8170]
[[デッキ集]]



[PCサイト固定]
最終更新のRSS 最終更新のRSS