*【紫速攻】 [#e199b5ae]
**概要 [#e84f26ee]
召喚時効果でドローができるものが多い[[紫]]スピリット。
それらのスピリットを多用してハンドアドバンテージを稼ぎ、素早く数で押し切るというのがコンセプトとなるデッキ。

軽量なスピリットの比率が高い紫のグッドスタッフの総称であり、その時代のカードプールによってとれる戦術の幅も違ってくる。
烈火伝の時代にはトラッシュからの再召喚を主軸とした構築が隆盛し、2015年度のスタンダード、マスター双方で優勝を果たした。
それ以降のシリーズでも形を変えながら環境に顔を出している、非常に安定したデッキの1つ。

2017年の煌臨編ではこのデッキをモデルにした[[メガデッキ【双黒ノ龍皇】]]が発売され、新たなデッキパーツとなれるカードが新規収録され、入手が困難だった主要パーツが再録された。

**構築 [#a2cc6073]
***スピリット [#o5e8ece6]
-低コスト
--[[ワンアイドデーモン]]、[[魂鬼]]、[[サンド・デーモン]]、[[オニグモン]]
--[[ワンアイドデーモン]]、[[魂鬼]]、[[クリスタニードル]]、[[オニグモン]]
[[紫]]の0コストスピリット。
系統としては[[式鬼神オブザデッド]]から展開できる[[呪鬼]]/[[霊獣]]を選択。
ネクサス対策やアルティメットの召喚補助、[[式鬼神オブザデッド]]への対応など、用途に応じて好きなものを。

--[[ソウルホース]]
赤としても扱う紫1コストスピリット
[[ボーン・トプス]]を採用するなら[[連鎖]]を発揮させる為にセットで採用したい。
[[双光気弾]]や[[騎士王蛇ペンドラゴン]]の軽減にも利用できる為、上記以外でも活躍できる。

--[[ガスミミズク]]
破壊時/消滅時のコアシュートに加え、[[式鬼神オブザデッド]]によるノーコスト召喚が容易なコスト1スピリット。

--[[シキツル]]、[[ボーン・トプス]]、[[バットナイト]]、[[ボーン・バード]]
このデッキの主役たちである召喚時効果がドローの[[スピリット]]。3種以上3枚づつ入っていてもおかしくはない。
追加効果やBP効率により選択が変わってくる。
--[[クルセイダードラゴン]]
【[[アクセル]]】で2コアシュートを行える小型スピリット。
軽減要員としても活躍できる。

--[[バイ・パイソン]](リバイバル前・リバイバル版のどちらを使うかは構築者次第)
--[[陰陽童]]
2コスト2軽減で軽く、場持ちが良い。
ただし[[ソウルコア]]を置いたままだとアタックもできないため、アタッカーに回す場合にはフラッシュタイミングでソウルコアを外すなどの工夫が必要。

--[[デスリターナー]]
コスト0/3の破壊を条件とする【[[不死]]】を持ち、チャンプアタックから一気に押しこむ事が可能。

--[[シキツル]]、[[蛇僧侶ハリム]]、[[紫骸旅団ゾンビドラゴン]]など
このデッキの主役たちである召喚時効果がドローのスピリット。
最も軽減が多く召喚しやすい[[シキツル]]を筆頭にしたい。

--[[魔界刃鬼アゴン]]
[[紫]]のスピリットになら何でも《[[煌臨]]》できるスピリット。
召喚/煌臨時に1ドロー、《[[煌臨]]》していれば追加で1ドローに疲労状態のスピリットを破壊と、1枚で取れるアドバンテージの量はコスト3としては破格。

--[[バイ・パイソン]]
アタック時ドロー。
BPは高くはないので多くの回数ドローできないことも。
1度きりと割り切って、2枚ドローできるリバイバル版を採用するのもあり。
BPは高くないので、基本的に使い切りとなるが、そのぶん【[[バースト]]】や[[幽騎士ナイトライダー]]の召喚を狙える。
[[第一弾]]版とリバイバル版が存在し、後者はソウルコアを要求する代わりにドロー枚数が多い。
どちらか片方を3枚採用するだけでなく、リバイバルを1枚、他を2枚という形で採用するのも手。

--[[ボーン・グラディエイター]](リバイバル版)
[[白]]と[[緑]]のスピリットからブロックされない軽量スピリット。
このデッキが苦手とする[[白]]の疲労ブロッカーをやすやすとすり抜けてアタックができる。

--[[魔具使いのカエルム]](リバイバル版)
【[[アクセル]]】でコアが2個以下のスピリット1体を破壊できる[[無魔]]。
序盤のスピリット破壊を任せることができ、召喚後もコアシュート効果で除去を行える。

--[[天鎌の勇者ザンバ]](リバイバル版)
相手のデッキ破棄効果に反応して召喚でき、デッキ破棄を止める紫のスピリット。
召喚後はデッキ破棄と多シンボルでのアタックを制限でき、バウンス耐性も相まってこのデッキに足りない防御面を補うことができる。
自分のデッキ破棄も封じてしまうため、[[戦鬼ムルシエラ]]などとの兼ね合いで採用枚数を吟味する必要がある。

--[[ブレイド・ジー]]、[[ホソアカクワガー]]
低コストの【[[神速]]】スピリット。攻守ともに相手のテンポを乱す事ができる。
[[紫煙獅子]]との相性は悪いがレベルを下げることで効果を解除できることもあり、プレイングが重要となる。
[[ブレイド・ジー]]は究極シンボルがあると0コストで召喚できるため、アルティメットと同時採用すると良い。

-中コスト

--[[鎧闘鬼ラショウ]]
デッキ破棄及びネクサスのコストアップによる除去と、紫で必要な要素を用意できる強力なスピリット。
デッキ破棄及びネクサスのコストアップによる除去と、紫で必要な要素を用意できる強力なスピリット。制限1。
[[ボーン・バード]]と異なり[[ネクロブライト]]の対象にならず最大軽減でも少々重いが、ドロー効果で元が取れる。
ネクサス除去は自分のトラッシュに[[ソウルコア]]を置かなくてはならないため、状況に応じて使うかどうかの判断が必要。

--[[マッハジー]]、[[クイック・モスキー]]、[[ブレイド・ジー]]、[[ホソアカクワガー]]
低コストの【[[神速]]】スピリット。攻守ともに相手のテンポを乱す事ができる。

-中コスト
--[[紫煙獅子]]
デッキから3枚までを破棄することで自身の召喚コストを軽減できるスピリット。
デッキから3枚までを破棄することで自身の召喚コストを軽減できるスピリット。制限1。
単純なトラッシュ肥やしに限らず、Lv2効果による【[[バースト]]】などの展開阻害も使える。

--[[魔界皇龍ダークヴルム・レガリア]]
コスト3以上の紫のスピリットに《[[煌臨]]》できる。
コスト3/4のスピリットを煌臨元にするときは[[ソウルコア]]を必要とせず、煌臨時効果で複数体の破壊とドローが可能。

-高コスト
これらのスピリットはあまり多く入れると手札事故の原因となるため注意が必要。

--[[幽騎士ナイトライダー]](リバイバル)
[[紫]]のスピリットが相手によって破壊されるだけで手札からノーコスト召喚できる大型スピリット。
手札に複数枚あればその分だけ展開でき、疲労状態のスピリットを破壊することによるアンブロカッブル効果もあるため使いやすい。

--[[戦鬼ムルシエラ]]
【[[アクセル]]】でコアが3個以下の相手のスピリット/アルティメットすべてを破壊する強力なダブルシンボルスピリット。
手元から召喚する際はデッキを破棄することでコスト下げることができ、1コストで召喚できる軽さを持つ。

--[[ベルゼブモン]]
コスト3以下のスピリットの破壊時に1コストで召喚できる。役割は[[幽騎士ナイトライダー]](リバイバル)に近い。

--[[冥府三巨頭ザンデ・ミリオン]]
無魔を持つスピリットを広範囲でサポートするスピリット。
【[[装甲]]/[[重装甲]]】で固められたデッキ相手だとアンブロッカブルにできる。

--[[龍面鬼ビランバ]]
相手のコアブーストに反応して召喚し、増やしたコアに応じてコアをボイド送りにする大型スピリット。
相手がコアブーストを行うデッキでなければ腐ってしまうが、[[選ばれし探索者アレックス]]をはじめ、[[【忍風】]]や[[【妖蛇】]]、[[【武装】]]といった強力なデッキは何かしらのコアブースト手段を持っているため、それらへの対策として投入できる。

--[[七海大名シロナガス]]
発動条件の緩い【[[Sバースト]]】を持つ。
相手の除去やこちらのチャンプアタックに反応して発動、[[主君]]/[[獣頭]]以外を一掃しつつアタックでライフを狙える。

***アルティメット [#k3cfd070]
--[[暗極天イブリース]]
召喚時のドローと【[[Uハンド]]】の効果を持つ。
前者はスピリットの召喚時効果が封じられた際にも有用なドローソースとして使え、後者は白や緑のバースト対策に対しての不意打ちが可能。
[[ネクロブライト]]や[[アルティメット・ザンデ・ミリオン]]の軽減シンボルにも数えられる。

--[[アルティメット・ザンデ・ミリオン]]
速攻の天敵、疲労ブロッカーなどをすり抜けることができる。
本家の[[冥府三巨頭ザンデ・ミリオン]]よりもブロックの条件を満たしづらく、軽減も多いので詰まった時用に入れても良い。

***ブレイヴ [#k3cfd070]
-シンボル無
--[[咲月帝アルティメット・ウィステリア]]
スピリットのLvコストを増やす【[[Uトリガー]]】を持つキーカード候補。
Lv5になると破壊耐性を得るので粘り強く戦える。

--[[騎士王蛇ペンドラゴン]]
制限1。除去兼ドロー。
召喚時バーストには気をつけよう。
--[[戦国六武将ムドウ]]
強力な【[[ソウルドライブ]]】を持つアルティメット。
Lv4になると無色化できるなど【ソウルドライブ】の他にも長所を持つ一方、[[魂鬼]]とのソウルコアの取り合いには注意が必要。

--[[アロンダイザー]]
覇皇/雄将/魔影と合体できる[[骸戦車ゲパルバート]]。
[[ストロゥ・パペット]]や[[シキツル]]に合体できるのはありがたい。
--[[獄土の四魔卿マグナマイザー]]
現在禁止カード。
Lv3から【[[TUトリガー]]】による手札/ライフ/フィールドへの広範囲の除去を行える大型アルティメット。
スピリットとアルティメットの混合構築で最大限の力を発揮でき、このデッキに足りない決定力を1枚で補えてしまう。
但し、現在は禁止カードに指定されているため使用できない。

--[[骸戦車ゲパルバート]]
剣刃編以前の【紫速攻】で使われていた1枚。
召喚時効果が[[旅団の摩天楼]]同様のコストによる1ドローに加え、特に紫の小型[[無魔]]は効果の記述を持たないスピリットが多いため合体が容易であった。
アタック時効果も無視できないが、【[[装甲]]:紫】には無力。
***ブレイヴ [#k3cfd070]
-シンボル無

--[[ヒヒ・ボーン]]
剣刃編での【紫速攻】で使われていた。
[[骸戦車ゲパルバート]]同様のcip効果に加え、やはりあちらと近似した合体条件と【[[呪撃]]】が強力。
--[[騎士王蛇ペンドラゴン]](リバイバル前後好きな方を)
【[[超装甲]]】を貫通できる除去兼ドロー用ブレイヴ。

-シンボル有

--[[妖刀ムラサメ]]
【[[Sバースト]]】の効果によるコアシュートで[[機巧武者シラヌイ]]などの【[[超装甲]]:紫】の対策ができる。
基本的にはスピリット状態のアタッカーとして運用されるが、[[紫煙獅子]]や[[幽騎士ナイトライダー]](リバイバル)を採用すれば合体も可能。

***ネクサス・マジック [#p84bb145]
--[[天冥銃アーミラリー・スフィア]]
こちらも【[[Sバースト]]】でコアシュートができるブレイヴ。
[[妖刀ムラサメ]]と比べコアシュート数は少ないが、追加のドローと【[[装填]]】で差別化できる。。

-マジック
--[[地球神剣ガイアノホコ]]
アルティメットの召喚に反応して召喚できる、アルティメット専用ブレイヴ。
相手の【[[バースト]]】への対処法としての採用となる。
決定力は上がるがその分事故率が上昇するため、採用は慎重に。

--[[ベヒーモス]]
[[ベルゼブモン]]や[[ベルゼブモン ブラストモード]]の召喚/入れ替わりに対応してトラッシュから召喚できる。

***ネクサス [#p84bb145]
-ネクサス

--[[旅団の摩天楼]]、[[No.32 アイランドルート]]、[[ディオニュソスの酒蔵神殿]]
配置時に1ドローを行うネクサス。
コストも軽く、速攻を邪魔せずにシンボルを供給する。

***マジック [#k50c9d9d]

--[[絶甲氷盾]]、[[リミテッドバリア]]、[[白晶防壁]]
こちらの手札やコアが整うまでの時間稼ぎ。
こちらの手札やコアが整うまでの時間稼ぎとしての防御マジック。
それぞれ効果が違うので仮想敵に合わせて選択する。

--[[双光気弾]]、[[ダークマター]]、[[マーク・オブ・ゾロ]]
手札を増やせ、ボードコントロールもできる定番の相手による自分のスピリット破壊後バースト。

--[[ソウルシュート]]
--[[アカシックブレイク]]
元コストは重いが軽減により軽く撃てるコアシュートマジック。
アルティメットも対象にでき、[[ソウルコア]]を支払えば2体からコアを外せる点など、柔軟に状況に対応できる。
アルティメットも対象にでき、メインステップ中に使用すれば手元のカードの除去ができたりと、柔軟に状況に対応できる。

--[[ネクロブライト]]、[[式鬼神オブザデッド]]
トラッシュの小型スピリットを召喚でき、アタッカーやブロッカー、召喚時効果の使い回しなどの多岐に渡る動作が可能。
[[ネクロブライト]]は2016年4月1日から制限カードとなっている。

**デッキの動かし方 [#kcc9ace8]
序盤、コスト0~1スピリットや召喚時ドロースピリットでアタックしライフを奪う。削りきれなかった際は[[アルティメット・ザンデ・ミリオン]]を召喚しとどめのアタックを行う。
序盤は召喚時ドロースピリットやネクサスで手札を整えつつ、【[[アクセル]]】で除去を行う。
中盤に差し掛かる頃には[[咲月帝アルティメット・ウィステリア]]によるLvコスト増加などで反撃策を潰しつつ、小型スピリットでライフを削り切るのが定石となる。

**デッキの派生 [#o944bd10]
***【無魔速攻】 [#yb391acc]
[[【無魔】]]からループ要素を薄くし速攻に寄せたデッキ。
系統:[[無魔]]には[[ブロンズメイデン]]、[[ダーク・ソードール]]、[[ボーン・トプス]]という3種類のドロー効果スピリットと最大軽減で0コスト召喚可能な優秀なスピリットが数多く揃っている。
系統:[[無魔]]には[[ボーン・トプス]]、[[バットナイト]]、[[ボーン・バード]]などのドロー効果持ちや、[[ソードール]]などの最大軽減で0コスト召喚可能なものに優秀なスピリットが数多く揃っている。
[[合体条件:無魔]]を持つ[[シャドウ・メイデン]]や[[旅団の摩天楼]]等も速攻に無理なく取り入れられるため系統を偏らせるメリットも大きい。
[[冥府三巨頭ザンデ・ミリオン]]の登場により、重装甲・疲労ブロッカーにも対抗が出来るようになった。

***【魔影速攻】 [#z2217ef7]
バニラ型[[【魔影】]]をより低コスト化させたデッキ。
[[魔影]]には[[ストロゥ・パペット]]、[[キャメロット・ポーン]]という2種類の[[コスト0スピリット]]が存在する。
[[黄昏のキャメロット城]]や[[六分儀天文台]]等の回収サポート、[[キャメロット・ナイト]]、[[闇騎士ガヘリス]]のような低コストをトリガーとする【[[不死]]】によりアドバンテージを得やすい。

***【紫白速攻】 [#ga0eca7b]
【紫速攻】に[[【紫白連鎖】]]の要素を取り込んだデッキ。
単色ではできなかった、コアブーストと守りを行えるのが特徴。

***【ネクロ速攻】 [#b06d3568]
[[魔界幻龍ジークフリード・ネクロ]]を軸としたデッキ。
【紫速攻】の特徴である[[呪鬼]]サポートを受けることができ、【紫速攻】に近い構築が可能。
【[[煌霊術]]】による展開とブロック制限効果で相手のブロックが追いつかないようにするのが基本的な戦術となる。

**弱点 [#j5aaef39]
召喚時効果を抑えられたり、手札操作を制限するカードには弱い。
また、[[一角魚モノケロック]]や[[機巧武者シラヌイ]]は天敵なので排除する術を考えておきたい。
また、[[一角魚モノケロック]]や[[機巧武者シラヌイ]]など耐性を持つ疲労ブロッカーは天敵なので排除する術を考えておきたい。

**参考レシピ [#w0d693a2]
-[[戦国チャンピオンシップ スタンダードクラス優勝デッキ>http://club.battlespirits.com/bsclub/mydeck/decksrc/201604/11460539611584_20160413.html]]
-[[戦国チャンピオンシップ マスタークラス優勝デッキ>http://club.battlespirits.com/bsclub/mydeck/decksrc/201604/11460540414076_20160413.html]]
**リンク [#b80e8170]
[[デッキ集]]




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