*【海賊】 [#o285dd6c]
**概要 [#oc385bdf]
[[煌臨編 第2章:蒼キ海賊]]で本格的なサポートが登場した、「[[海賊>名称:「海賊」を含むカード]]」を中心としたデッキ。
一般的には、[[ストロングドロー]]などでキーパーツを集めネクサスを展開、[[海賊龍皇ジークフリード・アビス]]で一撃でライフを削り切るコンボデッキを指す。

青のコンボデッキに共通することだが、一回のドローマジックのドロー枚数が多く、キーパーツの回収速度が速い。
このデッキに関しては早ければ先行2~3ターン目で勝負を決めに行ける。

そのためショップバトルや[[バトスピ エクストリームゲーム]]でも使用するプレイヤーは多い。

**デッキの変遷 [#qf3b4325]

***煌臨編期 [#s15cfda6]
[[海賊龍皇ジークフリード・アビス]]ら、「[[海賊>名称:「海賊」を含むカード]]」スピリットが複数登場により、【海賊】デッキが誕生。

[[龍皇海賊団 船長ホワイトジャック]]でネクサスを展開、強襲してそのまま[[海賊龍皇ジークフリード・アビス]]に煌臨、回復状態から2度のアタックを決めるのが基本的な勝ち筋。

その後も煌臨編全期にわたってサポートが継続的に出続けており、後期には[[海賊連合総長 フォージ・ロウ]]や[[海賊銛銃ゼーロイ・シューター]]で相手を妨害する戦法を取り入れている。


他に「[[海賊>名称:「海賊」を含むカード]]」を含んだデッキを参考にする場合は、[[【異合】]]・[[【剣獣】]]・[[【青緑】>【緑青連鎖】]]を参考のこと。


***アルティメットバトル期 [#lc1df75d]
アルティメットバトル期にも【[[招雷]]】を軸に戦う「[[海賊>名称:「海賊」を含むカード]]」スピリットは登場していたが、こちらのデッキタイプとは全く異なる。
→参考:[[【招雷】]]

**構築 [#bf1516fb]
「[[海賊>名称:「海賊」を含むカード]]」を中心に、[[青]]の汎用カードが脇を固める。
ネクサスを参照する効果を多用するため、他のデッキに比べネクサスの割合が多くなるのが特徴。


***スピリット [#k1fcaf64]
-低コスト
--[[小波童子]]、[[緑鳥童子]]
コスト0のスピリット。
序盤のシンボル稼ぎや[[マントラドロー]]での破棄枚数を減らすために採用する。

--[[巨人王子ラクシュマナ]]
【[[アクセル]]】で手札交換を行いつつ手元でシンボルを残す小型スピリット。

--[[龍皇海賊団 船員コバーン]]
最軽量の「[[海賊>名称:「海賊」を含むカード]]」。
召喚時に他の「[[海賊>名称:「海賊」を含むカード]]」にコアブーストを行えるが、軽減を持たず意外とコストがかかる。

--[[龍皇海賊団 音楽家のオナガ]]
「[[海賊>名称:「海賊」を含むカード]]」スピリットすべてにコアシュートとバウンス耐性を与える優秀な小型スピリット。
最序盤から展開を安定させつつ、[[海賊龍皇ジークフリード・アビス]]でのフィニッシュを確実なものとする。

//--[[龍皇海賊団 見張りのネコジャジャ]]
//ネクサスが配置されるたびに手札増強を行える強力な小型。
//ネクサスが配置される手段は問わないため、[[龍皇海賊団 船長ホワイトジャック]]や[[トレジャードロー]]での配置効果と組み合わせることでスムーズな手札交換を行える。

-中コスト
--[[龍皇海賊団 鉄拳のシュモクック]]
コアブーストと【[[強襲]]】を持つアタッカー。
ネクサスが配置されていることが前提となるため、見た目以上に扱いづらい面がある。

--[[海賊船喰いのハイドラ・クラーケン]]
[[青]]のスピリットか[[青]]のネクサスに《[[煌臨]]》できるスピリット。
相手のスピリットの召喚時効果を封じつつ耐性を持つため相手を徹底して妨害できる。

--[[大海賊ジンベイダー]]
「[[海賊>名称:「海賊」を含むカード]]」であればコストを問わず《[[煌臨]]》できるスピリット。
煌臨元を破棄することで「[[海賊>名称:「海賊」を含むカード]]」すべてのスピリットを2つに固定しつつ破壊耐性を与えるため、数で攻めるタイプのデッキであれば軸となる。
一方で[[海賊龍皇ジークフリード・アビス]]との相性は最悪なので、予め考えて投入する必要がある。

--[[龍皇海賊団 狙撃手ブルージョー]]
アタック時に手札交換を行いつつ破棄したコスト以下のスピリット/アルティメットを破壊できるスピリット。
継続的に手札交換を行えるが、コスト破壊はその場の状況次第になるためあまり安定しない。

--[[二丁拳銃の海賊ディー・ジョーンズ]]
召喚時に手札交換とコスト破壊を行えるスピリット。
シンプルながら最大で相手のスピリット2体を除去できるため、除去に乏しいこのデッキでは重宝する。

--[[龍皇海賊団 船長ホワイトジャック]]
召喚時に手札/トラッシュからネクサス2枚を配置しつつドローができるこのデッキのキーカード。
召喚時効果による莫大なアドバンテージの確保のみに留まらず、【[[強襲]]:2】により自身もアタッカーとして機能する。
[[海賊龍皇ジークフリード・アビス]]の煌臨元としても優秀。

--[[龍皇海賊団 大砲のシロバンニ]]
【[[アクセル]]】で手札とトラッシュから1枚ずつネクサスを配置できる。
[[龍皇海賊団 船長ホワイトジャック]]に比べコンボ性に劣るが、召喚時効果ではないため自身の[[青の聖遺物]]などと食い合わずに済むのが魅力。
スピリットとしての軽減が多いためネクサスでシンボルを稼げば少ないコアでの召喚も可能。
Lv1から【[[強襲]]:3】を持つためブレイヴと合わせたアタッカーとしても優秀。

--[[海賊連合総長 フォージ・ロウ]]
「[[海賊>名称:「海賊」を含むカード]]」すべてをアタック時に《[[煌臨]]》させられるようにするスピリット。1ターン内で何度も《[[煌臨]]》できるようになる。
強力な煌臨時効果を持つスピリットを相手の妨害を受ける前に《[[煌臨]]》できれば理想的。
アタック時にはブレイヴ/ネクサスをノーコストで召喚/配置できるため、ブレイヴを絡めた構築も容易になる。

--[[海賊将エドワード]]
召喚時に手札の[[光導]]/[[星魂]]を持つブレイヴを踏み倒し召喚できる。
合体時にはデッキ破棄を行いつつ相手の手札を封じることができ、[[天秤星鎧ブレイヴリブラ]]との組み合わせによるデッキ破棄での勝ち筋を作ることができる。

-高コスト

--[[海賊王レヴィアダン]](リバイバル)
ライフ減少後の【[[バースト]]】で召喚でき、効果を持つスピリットでのライフへのダメージを抑えるスピリット。このデッキにおける貴重な防御手段。
アタック時には手札の「[[海賊>名称:「海賊」を含むカード]]」を召喚しつつ回復するため、手札に「[[海賊>名称:「海賊」を含むカード]]」がある限りアタックを継続できる。

--[[癸の爆獣グリズクラッシュ]]
手札から破棄される際にノーコスト召喚できるスピリット。手札交換を頻繁に行うこのデッキでの召喚はたやすい、
召喚後はバニラ同然なので、[[海賊龍皇ジークフリード・アビス]]の煌臨元として運用できる。

--[[龍皇海賊団 副船長アオザック]]
[[神銃]]以外のブレイヴをノーコストで処理できるコスト7スピリット。
ノーコスト召喚メタが相手で召喚に失敗してもブレイヴ破壊そのものは発揮できるのが魅力。
スピリットとしての召喚時効果のコアブーストやアタック時効果のコスト破壊はネクサスが必要だが、状況に応じて早いターンから召喚してシンボル源や煌臨元として割り切ってしまっても良い。

--[[大海賊ジェットフィン・シャーク]]
コスト5以上のスピリットに《[[煌臨]]》できるスピリット。
煌臨時に相手の手札からマジックか【[[アクセル]]】を破棄させることができる。

--[[海賊龍皇ジークフリード・アビス]]
コスト6以上のスピリットに《[[煌臨]]》できるこのデッキのフィニッシャー。
煌臨時の【[[大煌海]]】でネクサスを煌臨元に追加しつつ相手のフィールドを更地にし、シンボルを5つ以上にして一撃で相手のライフを削るのが役目となる。
煌臨元には自力で回復できる[[龍皇海賊団 船長ホワイトジャック]]が適任。

--[[伝説王者タイタス・エル・グランデ]]
コスト8以上の青のスピリットに《[[煌臨]]》できるスピリット。
煌臨時に煌臨元を破棄して最大で30枚のデッキ破棄が可能。
[[海賊龍皇ジークフリード・アビス]]の【[[大煌海]]】で煌臨元の確保は楽に行えるため、多シンボルでのアタックを封じられた際のもう1つの勝ち筋として投入しておくと活躍するかもしれない。

***ブレイヴ [#q73930ce]
-シンボルなし
--[[天秤星鎧ブレイヴリブラ]]
[[海賊将エドワード]]とのセット運用が前提となる。
召喚時にトラッシュからネクサスを配置でき、アタック時にはデッキを1枚破棄してスピリットが破棄されれば回復できる。

-シンボルあり
--[[深淵の巨剣アビス・アポカリプス]]
召喚時にスピリットすべてを最高Lv化しつつ、合体時には相手のマジック/【バースト】を封じることができる。
[[海賊龍皇ジークフリード・アビス]]でのフィニッシュを確実なものにするのはもちろんのこと、[[龍皇海賊団 船長ホワイトジャック]]と合体させてアタッカーとして運用するなど用途の幅は広い。

--[[雷神砲カノン・アームズ]]
アタック時にデッキを1枚破棄し、その色と同じ手札のカードの使用を制限するブレイヴ。
《[[煌臨]]》や【[[神速]]】も封じることができる。

--[[海賊銛銃ゼーロイ・シューター]]
【[[装填]]】を持つ[[青]]の[[神銃]]。[[海賊龍皇ジークフリード・アビス]]などの煌臨元に。
合体時には[[マジック]]/【[[アクセル]]】に制限をかけることができるため、アタックを安全に通すことができる。

--[[煌龍銃剣ガンズ・バルムンク]]
【[[装填]]】を持つ[[白]]の[[神銃]]。
《[[煌臨]]》を持つスピリットとの合体時にはアンブロッカブルになるため、[[海賊龍皇ジークフリード・アビス]]のアタックを確実に通せるようになる。
色や軽減の都合上普通に召喚するのはほぼ不可能なので、[[光灯る三叉灯台]]や[[海賊連合総長 フォージ・ロウ]]などで踏み倒し召喚するのが基本となる。

--[[青魔神]]
ダブルシンボル異魔神ブレイヴ。コスト6スピリットで【[[強襲]]】することが多いこのデッキとの相性は抜群。

***ネクサス [#jcf92f8c]
-ネクサス

--[[デジタマ]]
コスト1でデッキに何枚でも投入できる全色のネクサス。
シンボルの色こそ[[赤]]だが、【[[大煌海]]】発揮のための下準備のために投入しても良い。

--[[夏はみんなで海水浴]]
青のスピリットすべてのLv2の維持コストを抑えるコスト2の青ネクサス。
期間限定で破壊耐性を与える効果を持つため夏場に本領を発揮する。

--[[宝の地図]]
「[[海賊>名称:「海賊」を含むカード]]」がアタックしたときにデッキからネクサスを補充できるが、発揮の代償として自壊してしまう。
Lv2になると破壊時にコアブーストできるが、なるべくネクサスを維持したいこのデッキとあまり相性は良いとは言いづらい。

--[[青玉の巨大迷宮]]
小型スピリットのアタックを牽制できるネクサス。
苦手なウィニーデッキ対策として。

--[[オリンスピア競技場]]
効果によるスピリットの召喚を封じつつ、アタックも制限できる優秀なネクサス。

--[[バトルスキー先生のバトスピ講座!]]
配置時にスピリット1体を最高Lvにできるネクサス。
[[海賊龍皇ジークフリード・アビス]]の煌臨元になるスピリットに対して使用するのが定石となる。

--[[俊星流れるコロッセオ]]、[[力奪う凱旋門]]
相手のマジックの使用を制限するネクサス。
[[白晶防壁]]など、色を問わずデッキに投入されやすい防御用マジックをある程度制限できるが、相手のデッキに依存してしまう。

--[[海帝国の秘宝]]
手札保護を行えるダブルシンボルのネクサス。
手札交換を頻繁に行うこのデッキでは手札保護はほぼ必須となる。

--[[進め! 海賊船ジークフリード号]]
配置時にコスト6以下の「[[海賊>名称:「海賊」を含むカード]]」を召喚できるネクサス。
[[龍皇海賊団 船長ホワイトジャック]]を召喚しつつ召喚時効果を発揮できれば理想といえる。
Lv2効果も「[[海賊>名称:「海賊」を含むカード]]」すべてのLvを上げるため、デッキ全体のコア効率を良くすることができ、このデッキにおける必須カードとなる。

--[[海底に眠りし古代都市]]
[[異合]]スピリットが召喚されるたびにコアブーストできる制限カード。
「[[海賊>名称:「海賊」を含むカード]]」スピリットはほとんどが[[異合]]なので、スピリットを多く採用するタイプのデッキであればコア不足の解消に一役買ってくれる。

--[[千間観音堂]]
ソウルコアが置かれているスピリットのデッキ破棄効果の枚数を+5枚する強力なネクサス。
[[海賊将エドワード]]と[[天秤星鎧ブレイヴリブラ]]とのセットが投入されている場合に採用し、デッキ破棄型として運用する場合に。

--[[海魔巣食う海域]]
相手の[[赤]]/[[緑]]/[[白]]の【[[バースト]]】を封じる青と赤のダブルシンボルネクサス。
ネクサスで【バースト】対策を行う場合はこのカードを採用すると良い。

--[[最後の優勝旗]]、[[阿弥陀如来像]]
配置時にコアブーストできるネクサス。
[[龍皇海賊団 船長ホワイトジャック]]の効果で配置し、手札とコアを同時に補充するのが主になる。
また、[[トレジャードロー]]で先攻1ターン目から配置できれば後の展開が非常に楽になる。
トラッシュからの配置を前提とすれば[[ストロングドロー]]などで真っ先に破棄できる。
なお、どちらもLv2効果はこのデッキでは活かしづらい。

--[[襲撃! 海賊船グリードッグ号]]
[[青]]と[[緑]]のダブルシンボルネクサス。
Lv2からは「[[海賊>名称:「海賊」を含むカード]]」スピリットに【[[バースト]]】封じを付与できる。

***マジック [#cdeacd93]

--[[ストロングドロー]]、[[マントラドロー]]
青定番の手札交換マジック。

--[[スワロウテイル]]、[[湧力招海]]
上記の2枚よりも効率が一段落ちる手札交換マジック。

--[[トレジャードロー]]
デッキから「[[海賊>名称:「海賊」を含むカード]]」を手札に加えつつネクサスをノーコストで配置できるこのデッキのキーカードの1種。
先攻で[[最後の優勝旗]]や[[阿弥陀如来像]]でのコアブーストや、[[進め! 海賊船ジークフリード号]]などで「[[海賊>名称:「海賊」を含むカード]]」を踏み倒し召喚を狙うことができる。

--[[マジックランプ]]
こちらもデッキからネクサスをノーコスト配置できる。
サーチが無い代わりに軽減が1つ多く、少ないコストで発揮できるのが魅力。

--[[トライアングルバン]]
コストを指定して【[[バースト]]】を封じるマジック。
[[海賊龍皇ジークフリード・アビス]]で一撃で相手のライフを削り切る場合の保険としての採用となる。
[[龍皇海賊団 見張りのネコジャジャ]]の効果で予め相手の【バースト】を確認していれば確実に封じることができる。

--[[マッシブアップ]]
Lv3を持つ青のスピリット1体を最高Lvにできるマジック。最大軽減でノーコストで撃てるのが魅力。
[[海賊龍皇ジークフリード・アビス]]はもちろん、[[龍皇海賊団 船長ホワイトジャック]]も対象となる。

--[[エクスキューションデストロイ]]、[[ハンマーインパクト]]
青には珍しいネクサス破壊用マジック。
相手依存になるため安定はしないが、最大軽減でコスト1で使用できるのは魅力的。

--[[バスタースピア]](リバイバル)
素直に安定してネクサスを破壊するための[[赤]]マジック。破壊できれば2枚ドローできる。
使い方としては非効率な面もあるが、配置時効果を持つ自分のネクサスを破壊して[[龍皇海賊団 船長ホワイトジャック]]で再配置する、という扱い方もできる。

**デッキの動かし方 [#lee97657]
序盤はひたすら[[ストロングドロー]]などの手札交換効果で手札に[[龍皇海賊団 船長ホワイトジャック]]と[[海賊龍皇ジークフリード・アビス]]を揃えつつ、トラッシュにネクサスを落としていく。

ゲームが中盤に差し掛かる頃には[[龍皇海賊団 船長ホワイトジャック]]からネクサスを大量展開し、[[海賊龍皇ジークフリード・アビス]]で相手のライフを一撃で削り切りたいところ。

**弱点 [#i9caba27]
青としては珍しくトラッシュ利用や召喚時/配置時効果を多用するため、同じく青のメタカードの代表格である[[軍港都市オステア]]や[[巨顔石の森]]などを配置されると動きが止まってしまう。
また、最終的には[[海賊龍皇ジークフリード・アビス]]での一撃がフィニッシュ手段となるワンパターンなデッキでもあるため、[[ガルガンドの城門]]や[[定規山脈]]などの多シンボルメタカードを配置されるとアタックが通らずジリ貧となる。

//**デッキの派生系 [#ke5f5720]


***関連リンク [#ua96f5b8]
[[デッキ集]]




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